NHK放送技術研究所「技研公開2011」に行ってきた2011年05月30日 00時00分00秒

NHK技研公開2011 スーパーハイビジョン単板撮像装置 + Carl Zeiss Distagon T* 2.8/25 ZF

2011年5月26日~29日にNHK放送技術研究所(東京都世田谷区)で開催されていた「技研公開2011」に行ってきた。

以前からNHK技研で高速度撮影や高感度撮影、スーパーハイビジョンなどのカメラにニコンFマウントのAi-Sニッコールレンズが付いている写真が公開されていたので、それが見たかったのだ。

一番上の写真は展示項目6番の「スーパーハイビジョン単板撮像装置」に装着されたコシナ・Carl Zeiss Distagon T* 2.8/25 ZFレンズだ。あれれ、ニコン純正じゃなくなってるなぁ。さらに接写リングPK-13とPK-11Aが付いているようだ。

NHK技研公開2011スーパーハイビジョン単板撮像装置 + Sigma 28-70mm f2.8 EX Aspherical DF

2番目の写真は、同じ展示の別の「スーパーハイビジョン単板撮像装置」なのだが、こちらにはシグマのSigma 28-70mm f2.8 EX Aspherical DFらしきレンズが装着されていた。Nikkorレンズはいずこに。どちらも絞り環付きレンズなので意を強くした(笑)。

AH-4410-A + AF-S DX NIKKOR 10-24mm f/3.5-4.5G ED

展示項目25番にあったAH-4410-AというJPEG2000 4Kカメラには待望のNikkorレンズが装着されていた。ところが…、これが絞り環のないGタイプレンズなのだ。装着レンズはAF-S DX NIKKOR 10-24mm f/3.5-4.5G EDと思われる(上から3番目の写真)。このAH-4410-Aというカメラはアストロデザイン社の市販モデルがベースのようで、アストロデザイン社のサイトを見ると、4K カメラヘッドAH-4410というのがある。1.25inch型 890万画素 CMOSでレンズマウントはNikon Fマウントとある。「カメラのコントロールは専用アプリケーションソフトでPCより操作」とあるのだが、絞りもカメラ側で操作できるのだろうか。

NHK技研公開2011 JPEG2000 4Kカメラ + AF-S NIKKOR 24mm f/1.4G ED

もう一台の型番不明のカメラにも絞り環のないGタイプレンズが装着されていた。こちらはマグカップじゃなかったAF-S NIKKOR 24mm f/1.4G EDだ。こちらのレンズはAH-4410-Aとは違ってマウントアダプターで装着されていた。見たところ、NOVOFLEXの「MFT/NIK」アダプター(ニコンFレンズ→マイクロフォーサーズボディ)と何かもうひとつ薄いアダプターを介してカメラに装着されているようだ。カメラのボディがもともとどういうマウントなのかは不明。Gタイプレンズを使うために絞り環を操作できるNOVOFLEXのアダプターを使っているのだろう。アダプターの絞りリングだとレンズの絞りリングに比べて絞り値が正確に制御できないと思うが、たぶんカメラがAEなので問題ないんだろう。

というわけで、見つけたニッコールレンズは全部Gタイプで、絞り環のあるのはサードパーティ製レンズというちょっと悲しい結果だった(笑)。

この技研公開は、展示の順路が決まっていて(戻っても怒られはしないが)一番最後にやっと休憩所がある。大阪の海遊館とか横浜のズーラシアなどがこういう一筆書き展示なのだが、疲れるので何とかして欲しい。7階の食堂が一般公開されていたのだが、技研公開のサイトには休憩所と食事の関係は書かれていなかったので、ちゃんと告知して欲しかった。食堂目的でいっぱい来られたら困るからかな(笑)。

前面のスピーカーだけで真横や後ろからの音も再現するという展示項目18番の「22.2マルチチャンネル音響再生技術」は横からは聞こえるように感じたが、後ろからは聞こえなかった。座る位置にもよるのかもしれない。

展示項目19番のスーパーハイビジョン用広ダイナミックレンジプロジェクターはたしかに黒の階調はよく出ていたが、高輝度部分の階調はよく分からなかった。でも普通のテレビやディスプレイよりもダイナミックレンジは明らかに広いのは実感できた。

全体に展示内容やガイドツアーは大人向け内容だった。一部体験型の展示は子どもも楽しめるという感じだった。来場者の大半は一人で来ているオッサンだった(笑)。

コメント

_ ノーネームしたん ― 2011年05月30日 21時35分47秒

>というわけで、見つけたニッコールレンズは全部Gタイプで、絞り環のあるのはサードパーティ製レンズというちょっと悲しい結果だった(笑)。

Gは絞り連動レバーで操作でしょうかねぇ、機械式MFフィルムカメラでもそういう後ろ側で操作する改造が出来れば・・、嗚呼F-2とかでGタイプが使えるようになる改造等が出来れば良いのに・・。

>食堂目的でいっぱい来られたら困るからかな(笑)。

AF-S NIKKOR 24mm f/1.4G EDのマグカップを持って食堂に・・。

>来場者の大半は一人で来ているオッサンだった(笑)。

番組とか何かのイベントなら他の客層も居るのでしょうが・・技術展示ですからねぇ、イベントでなく・・某所のベントとかなら退避で・・。

ここに書きますが

北海道でトンネル列車火災ですよ、
早く避難誘導してやれよ~、トンネルで煙出てるのに無茶苦茶や~。

>日本のソフトウェアはフリーも含めて壊滅しますね。
>ウイルス罪法案、バグ放置が提供罪に該当する事態は「ある」と法務省見解

「このソフトは開発が終わってます、バグ等は塞げません」という一文を書いておくとOKです(泣)、
まあ・・開発終わっても気まぐれでバグ塞ぐ事は有りますので・・というスタンスを表明しておくとベストです(泣)。

>普通の募集なら強制連行でもない限り嫌なら途中で帰ってくればいいとかで募集側にはお咎め無しなんですかねぇ。

シベリアの簡単なお仕事は・・嗚呼・・だれも”あの方”はお咎め出来ないですから・・、
現地の作業員の被曝は深刻になって行くのでは・・と、思いますが、今のいい加減な状態を見ると募集しても誰も志願しないのではないかと・・、”後で病気なっても知りません”とか・・もう・・、
急いでロボット開発で・・何とか・・。

_ Haniwa ― 2011年05月31日 08時53分20秒

ノーネームしたん様
AH-4410というカメラがGタイプレンズをどうやって絞り操作しているのかが気になりました。絞り環があればカメラ側はマウントだけで済むのですが、そうでないと絞り連動レバーを規定の位置に規定量制御できるように作り込む必要があります。かなり面倒だと思いますよ。

F2でGタイプが使える改造…無限遠が出なくていいのなら、NOBOFLEXのアダプターのように延長チューブに絞り環付ければなんとかなりますが、一般撮影に困りますよね。ニコマートのシャッターダイヤルのような絞り環をレンズマウント周辺に付けるとか。それもボディを元に戻せるような改造で済ますのは難しそうですね。

>AF-S NIKKOR 24mm f/1.4G EDのマグカップを持って食堂に・・。
と思ったら、持っていたのは展示のレンズでした、とか(笑)。AF-S NIKKOR 24mm f/1.4G EDは、ピントリングにテープが貼ってありましたね。それだったら、Carl ZeissのZF-Iレンズの方がいいような。ZF-Iレンズにはピントリング固定用のネジが付いています。絞り環にも固定ネジが付いてるんですよね。
ttp://haniwa.asablo.jp/blog/2007/11/09/1899958

オッサンでいいんです(笑)。私もその一人ですから(笑)。ただ、10代20代の人があまりいなくて、女性も少なかったです。子連れの人はお母さんがいなくてお父さんだけが連れている人が多かったです。「技研公開に家族で行こう」「あなたが連れて行ってよ、私は留守番してるから」といった悲しい会話が想像されます(笑)。年配のご夫婦は見かけました。全体を子ども向けにする必要はないですが、若い人がもっと来るようにするにはどうすればいいのか難しいですね。

輸送指令が融通効かなかったとか、運転士が火災だと認識していなかったとかいろいろあるようですね。乗客の自己判断で全員助かったのは良かったと思います。事故列車の車掌がインタビューで「運転士の方」と言っていたのが気になります。車掌と運転士ってそんなに格の違いがあるんですかねぇ。運転以外については車掌が「列車長」なのかと思っていました。火のないところに煙は立たないというぐらいですから、煙り出ていたら火があると判断して避難誘導して欲しいです。

>「このソフトは開発が終わってます、バグ等は塞げません」という一文を書いておくとOKです(泣)、
断り書きがあってもバグがあると認識しているのに配布したら成立するという解釈だそうです。バグ発見次第配布終了しないとウィルス配布罪です(泣)。

東電のオペレーターがかなりの内部被爆があったようですね。ヨウ素材飲むのが遅かったとか。「事故などない」という前提でやってしまうともう全部が後手に回りますね。ロボットは小泉政権時代に開発プロジェクトが終了させられたとか…。賛成した議員で順番に作業をお願いします(泣)。

_ こんどう ― 2011年06月02日 22時24分23秒

実験に使うハイスピードカメラなどはニコンマウントが多いですね。
無駄に50mmf1.2とか付いてて、どうせ絞って使うのに・・・と手持ちの1.4と取り換えたくなります(笑)
色々なレンズを使えた方が何かと便利なので、これからはGレンズも使えるようになっていくのでしょうね。

_ Haniwa ― 2011年06月03日 09時44分36秒

こんどう様
ニコンFマウントの機器って以前から多いですね。だからZF-Iレンズなども出てくるんでしょうね。

>無駄に50mmf1.2とか付いてて、どうせ絞って使うのに・・・と手持ちの1.4と取り換えたくなります(笑)
それは予算削減されたくないので、なるべく高いレンズを購入しているからです(笑)。手持ちの50mm F1.4と交換しても、誰も困らないと思います(笑)。

Gレンズも使えた方がいいのは確かです。ただ、ボディ側での対応は面倒じゃないのかなぁと心配になります。フランジバックを短くして、Gタイプレンズでも絞りが変えられるアダプター経由で使うのが一番コストも掛からないように思います。

_ たけぴょん ― 2011年06月13日 13時17分15秒

技研の公開はあまり来てほしくないという感じが多いですね。
十年以上前の公開は、専門家向けの展示、子ども向けの展示、一般向けの展示があり誰が行ってもそれなりに楽しめる内容でした。
今は無難に公開と言ったところでしょうか。

ニコンマウントは、計測用のカメラについている事は結構ある他、Cマウント変換して使う事も結構あります。
映像関係では35mmフィルムの8P(スチールと同じ)で撮影して70mmフィルム15P(いわゆるアイマックス規格)の大型映像として使う事があります。
ttp://members3.jcom.home.ne.jp/artisan/Vista%20Flex%20III/35mm8P.htm

列車事故
JRは「乗客の安全よりも運行を優先」とまではいかないものの「ダイヤ回復を優先」としている感があります。

車両の半分以上が駅のホームにかかって停止しているのに乗客を降ろそうとしない。
そんな事やしょっちゅうあります。
自分なら「Dコック」操作しちゃいますけどね。

_ Haniwa ― 2011年06月13日 14時03分41秒

たけぴょん様
そうですね、来て欲しいんですがあまりたくさん来たら困るという微妙な感じでしょうか(笑)。一応駅前にバス乗り場の案内看板もありましたし、歓迎はしているんですよね(笑)。

地下駐車場をうまくブースにしているなぁと感心しました。

Vista Flex Type III、なんかすごいですね。バズーカ砲ですか(笑)。ピントグラス:ニコンF4用(各フォーマット使用可)って書いてあるところがなんかすごいです。これ、手持ちで撮るのは辛そうですね。

JRは、現場の者が上層部に意見すると意見したこと自体を問題視するような風潮があるようですね。ダイヤ回復を優先するにしても、そもそもダイヤ回復しやすいように普段からダイヤを組んでおくとかそういう根本的なところに手を着けないので、いつも同じように混乱しますよね。私はなにかがあったときはJR以外の手段で移動できるようにいつも考えています。

>自分なら「Dコック」操作しちゃいますけどね。
ホームに掛かっているのなら危険も少ないですね。合理的な融通の利かない会社は色々な面で危険です。

_ たけぴょん ― 2011年06月15日 11時38分26秒

>Vista Flex Type III
良く知っている方が持っています。
見たい時、触ってみたい時はお知らせ下さい。

_ Haniwa ― 2011年06月15日 12時42分21秒

たけぴょん様
すごいものをお持ちの方がいらっしゃるんですね。

触りたくなったらお願いします。ってなんか誤解されそうな書き方ですが(笑)。ありがとうございます。

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