デジカメWATCH「紅葉直前! 京都撮影ガイド」 ― 2006年11月16日 00時00分00秒
ちょっと忙しくて小ネタですまん。 今日はデジカメWATCHの【特別企画】紅葉直前! 京都撮影ガイド ~南禅寺から銀閣寺へと「哲学の道」を歩くの紹介だ。
内容はリンク先を見ていただくとして、注目はここだ。
高校時代の愛機はニコンF2フォトミックS。モータードライブやアクションファインダー他、かなりマニアックなアクセサリーまで揃え、ニコンオリジナルグッズのバッグで登校していた。
筆者の木村英夫氏のプロフィールなのだが、「ニコンオリジナルグッズのバッグで登校していた」って(笑)。どんな高校生だ(笑)。
ニコンD40キター、しかし… ― 2006年11月16日 00時00分01秒
ニコンが新型のデジタル一眼レフ普及機、Nikon D40を発表した。
http://www.nikon-image.com/jpn/products/camera/slr/digital/d40/index.htm
最大の特徴は、AF-S,AF-Iレンズでしかオートフォーカスが効かないことだ。なんということだろう。普及機でもマニュアルフォーカスレンズでも露出計が働くようにしろ、と言ってきたのに、ニコンの出した回答はこれか。とほほ。
これは普及機だから、というなかれ。普及機での新しい仕様はニコンの目指す方向であって、かならず5年後10年後には上級機もその仕様になっていく。これはニコンがボディ内モーター路線*レンズ内超音波モーター路線に舵を切ったことを示すと思う。もちろん逃げ道は残されているが、ニコンはそうしたいと言うことだろう。
*2007年1月29日訂正。すまん、2ヶ月以上も間違いに気付かなかった(^ ^;
AF-S、AF-Iレンズでしかオートフォーカスは出来ず、ファインダースクリーンではピントは確認できない(実機を見ないと分からないが)、そんなカメラはニコンFマウントである必要があるのか。F5.6よりも明るいレンズでは非CPUレンズでもフォーカスエイドができるのがせめてもの救いだ。
ニコンには失望した。ますますボディと使えるレンズの関係を複雑にした。複雑になっても使えるレンズが増えるのならいいが、そうではないのだ。Ai以降なら中央重点でも露出計が働き、AFレンズはF3AF用以外はすべてAFが働く、そういう単純な組み合わせにできないのだろうか。そんなに機械連動が嫌なのか。絞りリングのないレンズは他で使えないし、ベローズにもつけて使えない。そんなレンズばかりにするならばキヤノンやソニーαの方がすっきりしている。キヤノンはアダプター経由で様々なレンズが使えるし(もっと重要なのはフルサイズがあって広角に困らないということ)、ソニーには天下のカールツァイスレンズが控えている。ニコンは何がウリなのか?ボディ内手ブレ補正もなければゴミ取りもない。レンズは種類が複雑で何が使えるのか素人には分からない。単焦点の広角レンズのラインアップは少ない。D40でAFが効くレンズって何本あるんだ?
怒り心頭に発してキヤノンEOS KISS Digital Xとマウントアダプターを買ってしまいそうだ。しかし、冷静に考えるとあの乱視の入ったようなキヤノン普及機のうねうねしたファインダーには耐えられそうもない。ペンタックスでニコンレンズがコンバージョンレンズなしで使えればなぁ。
【関連:2007年3月28日】
ニコン、ボディ内AFモーター廃止のまとめ(2007年3月28日)
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