富士・カラーネガフィルム「PRO400H」120の出荷終了時期を“予想以上の注文のため”前倒し2021年05月19日 00時00分00秒

旧神奈川県中央衛生試験所・現神奈川県埋蔵文化財センター管理(横浜市南区):Ricoh GR、18.3mm(35mm版28mm相当)、F5.6、1/200秒、プログラムAE、露出補正+1.0、ISO-AUTO(ISO 100)、AWB、画像設定:スタンダード、スポットAF中央1点、DNGファイルをSILKYPIX Developer Studio 6.0で現像

デジカメWatchによると、富士フイルム、カラーネガフィルム「PRO400H」120サイズの出荷終了時期を前倒しするとのことだ。“予想以上の注文のため”だそう。
富士フイルム、カラーネガフィルム「PRO400H」120サイズの出荷終了時期を前倒し。“予想以上の注文のため”(デジカメWatch)

富士フイルムは5月18日、カラーネガフィルム「フジカラー PRO400H プロフェッショナル 12枚撮 5本パック」の出荷終了時期について案内した。同製品の販売終了が決まった1月の時点では2022年3月の出荷終了を見込んでいたが、2021年6月終了に前倒しするという。

販売終了の案内後に予想以上の注文があり、終了時期を大幅に前倒しせざるを得ない状況になったためだとしている。なお、同製品の135サイズは2021年3月に出荷を終了している。

ということは、生産量は最初から決まっていて、需要が増したからって増産はしないということなんだな。

「フジカラー PRO400H プロフェッショナル」は、もう何度も書いているが、「PRO400」と比べてどうも好きになれなかった。PRO400Hをまだ日本で正式に発売する前に逆輸入品を買って使ってみたのだが、期限内のフィルムを買ってそんなに時間をおかないうちに撮影して現像に出したら「色調不良」という現像結果で、悲惨なプリントが上がってきたからだ。当時国内のミニラボ等にはPRO400の設定はあってもPRO400Hの設定はなかったからかもしれないが、それにしても酷かった。
富士フイルム PRO 400Hフィルム試写してみたが… ― 2009年02月05日

その後、PRO400が終売になって、PRO400Hが国内正式発売になってからも、よそ様の作例をみても好きな色調ではなかったので、買うことはなかった。日本と海外とで色の見え方が違うのかもしれないが、PRO400が終わってなんで代わりにPRO400Hになるんだよとずっと思っていた。よくここまで持ったなという印象だ。ちなみにこの頃以降KodakのPORTRAシリーズを愛用するようになった。

ということで、感慨深くもないが、せっかく最後の需要が増しているのに富士フイルムはそっけないなという印象だ。こういうフィルムに関しての富士フイルムへの印象が、デジタルカメラで富士フイルム製品に目が行かない原因になっていると思う。このブログでは富士フイルムのデジタルカメラはほとんど触れたことがないと思う。ほしいと思わないどころか、記事があっても見ようともしていない。どうしても富士フイルム製品を避けてしまう。富士フイルムは損をしているよね。食わず嫌いのオレが駄目なのか?

【追記】記事のタイトルを初出のときよりも短くした。記事単体で表示したときに次の行に被るため。【追記ここまで】

【さらに追記】タロウカジャ様情報ありがとうございました。m(_ _)m

【関連追記】
富士フイルム、カラーネガフィルム「PRO400H」を販売終了。135/120ともに ― 2021年01月16日
フジカラーPRO400Hを試写する(赤城耕一のフィルムカメラパラダイス) ― 2013年07月01日
富士フイルムPRO 160C、PRO 400H、PRO 800Zがヨドバシで売っていた ― 2009年06月05日
富士フイルム PRO 400Hフィルム試写してみたが… ― 2009年02月05日
あけましておめでとうございます。富士PRO 400Hゲット! ― 2009年01月01日
富士フイルム PRO 160C、PRO 400H、PRO 800Zネガカラーフィルム ― 2008年09月22日
【関連追記ここまで】


写真は記事とは関係ない。旧神奈川県中央衛生試験所・現神奈川県埋蔵文化財センター管理(横浜市南区):Ricoh GR、18.3mm(35mm版28mm相当)、F5.6、1/200秒、プログラムAE、露出補正+1.0、ISO-AUTO(ISO 100)、AWB、画像設定:スタンダード、スポットAF中央1点、DNGファイルをSILKYPIX Developer Studio 6.0で現像

オールドレンズの雰囲気重視、レイクォール国産マウントアダプター(Impress Watch) ― 2021年05月06日の作例の浦舟水道橋を渡った先にある建物。現在は表札も外されて何の建物か分からなくなっている。同じ敷地内に神奈川県埋蔵文化財センターがあり、そこの倉庫として使われているらしい(南区中村町にある廃墟のような建物の正体とは!?(はまれぽ 2012年07月22日))。古い地図には「神奈川県第2衛生試験所」と書かれている時代もあった。Google mapでは「神奈川県立高等学校教職員組合」と書かれているが、既に退去しているようで看板も外されていた。ちなみに神奈川県埋蔵文化財センターのホームページの地図にはこの建物のことを「古い建物」と書いてある。なんか正式の名称ないのかよ(笑)。なかなか趣深い建物なので、ちゃんと保存してほしい。

iPad Air(第4世代)とApple Pencil(第2世代)を購入2021年05月13日 00時00分00秒

iPad Air(第4世代) 10.9インチ Wi-Fiモデル 64GB + Apple Pencil 第2世代 + ELECOM TB-A20MPLFDTN

iPad Air(第4世代)とApple Pencil(第2世代)を購入した。Haniwa家初のApple製品である。

といっても自分用ではなく、家人が使うものだ。家人がPDFファイルにペンで細かい字で書き込みをしたい、それも電車の中とかでというので、タブレットを調べた。そうしたら、タブレットにペンでPDFにデジタルに書き込みするのはどうもAppleが優秀なようで、iPadをみてみると、iPad (第8世代) Wi-Fiモデル 10.2インチ 32GBがたとえばヨドバシで¥38,280(税込)だという。

32GBはNexus7と同じだからそれだったらiPad (第8世代) Wi-Fiモデル 10.2インチ 128GBのほうがいいやん。¥49,280(税込み)か。Apple Pencilは¥11,870(税込)か、ちと高いな。しかし、合わせて税込み61,150円か。まあこれで電車やバスの中やどこでもさっとPDFやJPEGなどにメモ書きができるんならいいんじゃないかとGOサインを出そうとした。

ところが、そのときはiPad (第8世代) Wi-Fiモデル 10.2インチ 128GBが品切れというかお取り寄せになっていて、ヨドバシのレビューを見ると1ヶ月待っているみたいな書き込みもあった。うーん。

こういうとき、ヨドバシよりもビックカメラの方が在庫あるんだよなと思って、ビックカメラドットコムにいくと、ゴールドという名の薄いピンク色のiPad (第8世代) Wi-Fiモデル 10.2インチ 128GBの在庫はあった。

これでiPad (第8世代) Wi-Fiモデル 10.2インチ 128GBとApple Pencil 第2世代をカートに入れたのだが、よくよく見るとApple Pencil 第2世代は素のiPadには対応していないらしい。

Apple PencilとApple Pencil 第2世代とどこが違うのか調べたら、書き心地などはほとんど変わらず、ペンの形状と充電の仕方が違うだけらしい。しかし、そのペンの形状がApple Pencilが丸で、Apple Pencil 第2世代は一部が凹んでいて転がりにくくなっている。

しかも充電方式が、Apple Pencil はペンの先のキャップを取ってそれをiPadに突き刺すらしい。タブレットの下部にあるLightningコネクタにブスッと刺すんだよ。これ、変だし、不安定だし場所取るし、こんな充電方法ないだろ。しかもキャップを電車の中でなくしそうだし、電車の中でApple Pencil落としたらどんぐりころころどんぐりこになるだろ。うーん。

かたや、Apple Pencil 第2世代は、磁石でiPad AirやiPad PROの横にくっつけておくだけで充電されるらしい。どうみても外で使うんならApple Pencil 第2世代のほうがいいでしょ。Apple Pencil は¥11,870(税込)で、Apple Pencil 第2世代は¥15,930(税込)。まあ4千円ちょっと高いだけの値打ちはあるよね。

しかし、そうするとApple Pencil 第2世代に対応しているのは、iPad AirかiPad PROしかない。iPad Air(第4世代) 10.9インチ Wi-Fiモデル 64GBだと¥69,080(税込)か。128GBが64GBになってしまうな。その上は…iPad Air(第4世代) 10.9インチ Wi-Fiモデル 256GB¥87,780(税込)。

なんかどんどん値段の高いのに誘導されてないか。なに、この絶妙なスペックの違いと価格差は。256GBもいらないけど、64GBは心許ないな、しかし、Apple Pencil 第2世代使いたければiPad Air(第4世代)以上を買うしかない。

ここまで見てくると、Wi-FiモデルにはGPSが内蔵されていないとか見えてくる。さらに絶妙なスペック。やるなぁアップル。

ここで正気に返り、必要なのはApple Pencil 第2世代だと決めて、それに見合う一番安い(安くもないが)iPad Air(第4世代) 10.9インチ Wi-Fiモデル 64GBを買うことにして、ビックカメラのカートに入れた。

ビックカメラドットコムのサイトは、ヨドバシカメラドットコムと違って、色違いのものが同一ページに出てこないとか、同時に買うアクセサリーの提示がないなど使いにくい。ヨドバシで色違いや同時購入品の品番などを確認していたら、iPad Air(第4世代) 10.9インチ Wi-Fiモデル 64GBならヨドバシでも在庫あるやん。

だったら、ヨドバシで買おう。ビックカメラのカート内を全削除して、ヨドバシでiPad Air(第4世代) 10.9インチ Wi-Fiモデル 64GBとApple Pencil 第2世代とを購入した。翌日にはもう届いていた。なお、ヨドバシドットコムでのポイント還元は1%だった。

あと、液晶保護シールはエレコムのペーパーライクフィルム(反射防止、上質紙タイプ)というのを買った。iPad Air上でApple Pencil 第2世代で字を書くとカツカツいうし、滑って書きにくいからだ。これでPDFに紙に書くように細かいメモ書きできる。私が使うんじゃないけど(泣)。

あとはエレコムの手帳型ケースも買った。

ちなみに、iPad Air第4世代は、Lightningコネクタではなく、USB Type-Cだった。ここも素のiPadと違うところ。

いいなぁ、私もiPadほしくなったぜ。素のiPadでApple Pencil 第2世代使えるようになったら買いたいが、もしかして永久に対応しない?

オールドレンズの雰囲気重視、レイクォール国産マウントアダプター(Impress Watch)2021年05月06日 00時00分00秒

浦舟水道橋(横浜市南区):Ricoh GR、18.3mm(35mm版28mm相当)、F5.0、1/125秒、プログラムAE、露出補正+1.0、ISO-AUTO(ISO 100)、AWB、画像設定:スタンダード、スポットAF中央1点

Impress Watchにオールドレンズの雰囲気重視、レイクォール国産マウントアダプターという記事が載っている。デジカメWatchの方ではなくてなぜかImpress Watchの方だ。

とくにどうということのない紹介記事なのだが、これを取りあげたのはSONYのAマウントが海外で「終了」扱いになっているという情報に関係している。
ソニーが海外の公式サイトからAマウントカメラを削除、Aマウントシステムは終了か?
Sony removes remaining DSLRs from its website suggesting the A-mount is all but dead

まあ、SONYはミラーレスの方に注力しているというかもう一眼レフは新製品もないから時間の問題だという感じはしていた。しかし、SONYは、一眼レフのAマウントを終了させる前にAFカップリング&絞り駆動レバー搭載のAマウントアダプター「LA-EA5」を発売しているんですな。
ソニー、AFカップリング&絞り駆動レバー搭載のAマウントアダプター「LA-EA5」発売予定 ― 2020年09月04日

ソニーは過去のAマウントレンズをEマウントできちんと使えるようにしたアダプターを発売した上でAマウントを終わらせようとしている。

さて、我等がニコンはニコン、ZシステムでAF-DレンズがAF可能なアダプターに否定的 ― 2021年03月07日だものなぁ。「いや、まだ終わりませんから」とか言い訳しそうだけれども、じゃ、終わるまでにソニーのLA-EA5みたいなのをニコンは発売するのかというと、しないだろうね。いままでそういうことはなかったし、やるつもりなら上記のようには言わないだろうからね。

ミノルタユーザーはいいなぁ。コニカに吸収合併されて、ソニーに部門売却されてもちゃんと扱ってもらえる。


写真は記事とは関係ない。
浦舟水道橋(横浜市南区):Ricoh GR、18.3mm(35mm版28mm相当)、F5.0、1/125秒、プログラムAE、露出補正+1.0、ISO-AUTO(ISO 100)、AWB、画像設定:スタンダード、スポットAF中央1点

浦舟水道橋は、横浜市南区役所(2016年2月に移転後の現庁舎)や横浜市立大学附属 市民総合医療センター(旧十全医院、旧横浜市立大学医学部附属浦舟病院)の近くの中村川に掛かる橋。トラス部分は1893年にイギリスのシェルトン社製の鋼材を使用して西之橋として作られたものを1927年に翁橋に転用され、1989年に現在地に転用されたらしい。なかなか渋い。

川の上に首都高が被さるように通っているところが残念ですな。しかも、川幅が狭くて上下線を平面に作れないので、首都高が上下二段になっている。

ガンガン乗るのはもう古い? ホンダ CRF250RALLY(開発者編・その2)(日経ビジネス)2021年05月04日 00時00分00秒

米軍根岸住宅東側入口(横浜市中区、根岸森林公園脇)Huawei P20 lite(ANE-LX2J)、3.81mm(35mm版26mm相当)、F2.2開放、1/1203.4秒、ISO50、プログラムAE、AWB

なかなか更新できずすまんです。今回はバイクネタだ、すまん。

日経ビジネスに「フェルディナント・ヤマグチの走りながら考える」という連載があり、ほとんどが自動車の話なのだが、最近筆者のフェルディナント・ヤマグチ氏がバイクに凝りだしたのでバイク記事が増えている。それで今回は祝!連載600回! ガンガン乗るのはもう古い?第600回 ホンダ CRF250RALLY(開発者編・その2)について取りあげたい。
F:フェルディナント・ヤマグチ氏
杉:本田技研工業 二輪事業本部 ものづくりセンター 商品開発部 商品開発課 ACE 杉山 栄治氏

杉:お客様に対してもそうなんですが、実は開発陣に向けても同じ話をことあるごとに何度も何度もしてきました。これはホンダのマルチパーパスモデルなんだよ、完全なオフ車じゃないよ、「オン・オフ」なんだよ、と。

F:どういうことでしょう?

杉:オフロードに特化しちゃイカンのですよ。これは一般の人が乗るオン・オフなんだから。でもオフ側に振ると開発のチーム員はみんな喜ぶんですよね。だってみんなオフをガンガン走る人たちですから。放っておくと、とことんオフロード側に行ってしまうんです。そうなると、メーターなんかもっとちっこくていいよね、足つきなんかチョンチョンと爪先だけつけばいいよね、シートも三角木馬にして前後左右にポジションを自在に移動できたほうがいよね……と、どんどんソッチ系に走ってしまうんです(苦笑)。

F:なるほど。分かりやすい(笑)。

杉:僕もオフ車に乗るからその気持ちはよく分かります。分かるんだけど、これは会社の仕事じゃないですか。自分の趣味のバイクを造っているんじゃないんです。メンバーの逸る気持ちに歯止めをかけつつ、一般のお客様はそうじゃないんだよ、ターゲットユーザーの要望を明確にして進めようよ、というのが開発において一番注意したところですね。

開発者がオフをガンガン走る人たちっていうのはいいね。でもそういう人たちに好きに作らせちゃ駄目なんだ。へー。

F:杉山さんよりももう少し世代が上で、オフをガンガン攻めるような方から、「いや杉山よ、お前なにヌルいこと言っているの? もっと凄いの造れよ。もっとバリバリのオフ車にしちゃえよ」というような声は出ませんでしたか?

杉:いや、それはないですね。そんな意見は出ませんでした。なぜかと言うと、ホンダにはソッチ系に特化したものを造ったが故に、市場をシュリンクさせてしまったという過去があるからです。諸先輩方もそれはよく覚えておられるので。

F:バイクを始めたばかりなので、そういう過去の知識が全くないんです。ホンダにはオフに振り過ぎて、お客にそっぽを向かれた過去があるんですか?

杉:実はそんな時期があったんです。僕が入社したころなんかはまさにそうでした。当時はウチだけでなく、極端なトレールバイクが大流行していました。それこそ各メーカーから凄いモデルが次々に出てきて。○色のバイクなんてバランスも取れていなくてひどかったし。

ホンダにはオフに振り過ぎて、お客にそっぽを向かれた時期があるんだ。知らなかった。自分は90年代前半にはもうバイクを降りてたからたぶんその時期よりも後なのかなぁ。ホンダのオンオフモデルでいえば、レーサーのXRとトレールのXLRが途中から境目がなくなってきた辺りかなぁ。でもそれって、いまでもユーザーには歓迎されてたんじゃないのかねぇ。違うのかな。歓迎している人はコアな人だけだったのか。オフにふりすぎてそっぽを向かれたというよりも、日本経済がどんどん悪くなっていって、若い世代がクルマやバイクを買えなくなったというのが市場のシュリンクの原因だと思うけどなぁ。自分がバイクを降りたのは、年齢的なものや、走れる林道がどんどんなくなっていったことなどが重なったからで、オフに振りすぎたバイクに飽きたわけではない。

話は変わるが、これの前の回のモデルチェンジで剛性低下、それってバイクじゃ当たり前?第599回 ホンダ CRF250 RALLY(開発者編・その1)には、CRF250Lの旧モデルオーナーには聞き捨てならない(笑)ような情報がある。

F:前モデルと比べて、オフロードの走破性が良くなったと感じたのですが、その要素はどこにあるのでしょう?

杉:やはり一番の要素は軽量化です。僕は入社してからずっとオン・オフをやらせてもらっているのですが、諸先輩方からは「軽量化こそ正義である」という思想を叩き込まれてきましたので。

F:軽量化こそ正義なり。

杉:はい。実は旧モデルも僕が担当していたのですが、「同じ人間が開発して、よくもここまで変えたよね」と言われてしまうほど変えたつもりです。と言うのも、前のモデルでは「遠くなった林道」をなんとかしたいという思いがあったからです。

F:遠くなった林道、ですか?

杉:はい。都心部に住んでいると、走れる林道がどんどん減ってきていますよね。関東だったら、長野や伊豆に行かないと思い切り走れなくなってきた。河川敷なんて勝手に走ると怒られちゃう。仕方がないから高速に乗って遠くに行くわけです。それまでのバイクは高速性能があまり良くなかったので、現地に着く頃にはもうヘトヘトに疲れてしまっていたんです。

F:それは旧モデルのCRFよりさらに前のバイク、ということですね?

杉:そうです。高速道路を走っているオン・オフ。例えばCRMなんかを見ても、こう車体をぶるんぶるん横に振らせながら走っているのをよく見かけました。当然くたびれてしまう。そこをなんとかしようと。「もっと林道を近くしよう、ラクに林道に行けるようにしよう」。そういう思いでやってきたモデルが旧CRF250なんですね。

杉:(略)
で、新型のCRF250LとRALLY。旧モデルではそうした背景からオンロード性能を上げていたのですが、お客様の声を分析すると、「高速はいいけれど、楽しみで来た林道に着いたときに思うように走れない」という声が多かったんです。これはもう少し中間を狙うべきだったのかなと。“中間”という言葉が適切かどうかは分かりませんが、何にしても目的地に着いてから楽しめないバイクじゃダメだよね、と。

F:そりゃそうです。

杉:そこでもう少しオフロードに振ったバイクを目指したわけです。お客様が求められている方向がそちらであるならば、軽さと柔らかさの方向に振ろうと。

F:軽いと乗りやすいというのは分かるのですが、柔らかいと乗りやすくなるのですか? クルマなんてモデルチェンジの度にどんどん車体の剛性が上がっていくじゃないですか。剛性50%アップとか、元のクルマは何だったんだよ、というくらいに剛性数値のインフレが起きている(笑)。

杉:バイクの場合は、硬くシャキシャキし過ぎたフレームは明確に乗りにくくなりますね。スポーツ走行で目を三角にして、バシッと決めて走る分にはいいかもしれませんが、公道や高速、そして林道といろいろな道を走るオン・オフのバイクだと、ある程度の柔らかさがあって、いなしてくれないと楽しめません。

F:今回のモデルチェンジで、フレームの横剛性を25%もダウンさせたと伺いました。何と4分の1。これには非常に驚きました。モデルチェンジというと、何でもかんでも数値を向上させて、「前モデルと比較して○○%アップ!」と言って性能向上、機能向上を高らかに謳うのが業界のセオリーだと思っていたのですが、バイクの世界ではよくある話なのですか?

杉:そうですね。モトクロスさん(先に例として出た競技用バイクのこと。同じ会社の二輪製品でも、他の人が開発したものなので杉山さんは“モトクロスさん”とさん付けで呼んでいた)の450Rなんかも、今年のモデルは剛性を下げましたよね。過去においては、1990年ごろにやはりフレーム剛性が足りない時代があったんです。走ってふらふらする、ハンドルが振れるという市場の声が多くあって、ウチはそこでアルミニウムのツイン・チューブ・フレームというのを採用したんです。ぶっといメインパイプが2本あるようなフレームで、大きく剛性を上げたんです。

F:ヤワ過ぎるとの声が多かったので、イッキに上げた。そんな時代があったんですね。

杉:そうなんです。こう太いパイプがポーンと通っていて、イッキに剛性を上げたんです。でもそれは上げ過ぎで、ゴツゴツ乗りにくいバイクになってしまった。バイクには適正な剛性というのが必要で、そこからは徐々に下げてきている感じですね。歴史的に見ると。

F:面白い! ホンダ二輪フレーム黒歴史(笑)。

二輪広報・及川氏(以下、及):黒くないです、別に黒いことじゃありませんから! そういう言い方はやめてください。

やっぱりCRF250L/M/Rallyの前モデルMD38やMD44のフレームはカチカチの剛性なんだ。乗ってて太い丸太にまたがっているような感じがするなぁと思っていたのだ。以前の記事に書いたことがある(石廊崎へ行ってきた(その2) ― 2017年03月13日)。それでいてサスペンションは柔らかくないからガチガチの感じがした。なんかずるいなぁ。最初からMD47みたいなフレームで出してほしかったなぁ。

ということで、CRF250L(MD47)は買いですな。私ゃ買い換え(られ)ませんが(泣)。あと、金属製で10Lぐらい入るCRF250L用のガソリンタンクがサードパーティでいいから出ませんかねぇ。樹脂製のものは揮発するので、ずっと乗らない期間がある私には向いてないんですわ。


写真は記事とは関係ない。
米軍根岸住宅東側入口(横浜市中区、根岸森林公園脇)Huawei P20 lite(ANE-LX2J)、3.81mm(35mm版26mm相当)、F2.2開放、1/1203.4秒、ISO50、プログラムAE、AWB

バイクにまたがったままスマホで撮ったものだが、以前だとここには自動小銃を持って迷彩服を着た人が一人立っていたので、ここまでバイクで乗り入れる勇気はなかった。いまはほぼ撤収済みで、こことは別の1箇所のゲートのみ通行できるようになっている(銃を持った人はおらず受付の人のみ)。なお、外側の市道からここの門までの道路も米軍の管轄下で、周囲の住人や逐次返還された公園利用者のために通行が黙認されている状態だった。そのため放置自動車などがあった。日本側も米軍側もきちんと管理しなかったためと思われる。九龍城みたいだな。占拠しておけばよかったか(笑)。でも占拠でもしようものなら、米軍は本気出したろうな(怖)。

ここは返還後は横浜市立大学医学部と附属病院が移転する計画があるようだ。丘の上だから交通の便とかどうなんだろうね。

Ai Nikkor ED 180mm F2.8SのMF旧製品メンテナンスサービス見積りが来た2021年04月23日 00時00分00秒

【写真】ハニワニワのカラスノエンドウ(&蟻):Nikon D300S、、Ai Nikkor ED 180mm F2.8S (35mm判換算270mm相当)、F2.8開放、1/200秒、ISO-AUTO(200)、AI オート接写リング PK-13、AWB、ピクチャーコントロール:ポートレート、マルチパターン測光、マニュアルフォーカス 、高感度ノイズ低減:標準、三脚使用

ブログ読者の方から戴いたAi Nikkor ED 180mm F2.8Sを丁度2021年5月14日まで実施している【期間限定】MF旧製品メンテナンスサービスに送ったその見積りが来た。
Ai Nikkor ED 180mm F2.8Sを戴いた ― 2021年04月20日参照

すぐに送ったのは、もうすぐ大型連休(GW)が始まるので、休み中は見積りなどの作業も止まるだろうし、【期間限定】MF旧製品メンテナンスサービスは2021年5月14日必着だから、もたもたしているとメンテナンスの機会を失うと思ったからだ。

前回記事にも追記したが、この【期間限定】MF旧製品メンテナンスサービスはネットから申し込もうと思ったら、ネットからの修理申し込みは現在正規サポート中のカメラやレンズしかメニューに出ず、【期間限定】MF旧製品メンテナンスサービス対象のMFカメラやMFレンズは申し込めない。先へ進まないのだ。

結局「修理申込票」のPDFをダウンロードして手で書いて、自分で梱包して(レンズを下さったAさんが送って下さった資材を一部使わせて戴きました、ありがとうございました)、横浜市鶴見区のニコン修理センターに送った(アポ無し)。

その見積りがいつ来るのかと思っていたら(修理票にはSMSでの見積り連絡希望欄もあったので、SMSで来るのかと思っていた)、今日いきなり普通郵便の封書が届いた。

見積り内容は以下の通り。

品名:ニッコール ED 180/2.8S #
製品No.:内緒
技術料:¥19,200
部品代:¥0
運送料:¥1,200
消費税:¥2,040
計:¥22,400
区分:一般修理

【期間限定】MF旧製品メンテナンスサービスは、ニコンイメージング会員割引は利かないそうで、それで区分が一般になっている。

ただ、気になるのが今回のメンテナンスは「【期間限定】MF旧製品メンテナンスサービス」なのに、お見積もり連絡票には「F&ニッコール限定メンテナンス」と書いてある点だ。それって随分前の名前だよね。システムを改修するのが面倒なので「昔の名前で出ています」なのか。

それで、今回の総額2万2千440円のメンテナンスだが、もちろん「進行」指示をした。FAXでニコン修理センターに「お見積もり連絡票」の「進行」に丸を付けたものと、「F&ニッコール限定メンテナンス外観チェックシート」に署名したものをFAX送信した。

「F&ニッコール限定メンテナンス外観チェックシート」というのは、レンズの外観みたいなのが印刷されていて、そこにレンタカーを借りる前のチェックみたいに「ここにキズ」みたいな書き込みがある。書いておかないとあとから「こんなキズは修理前にはなかった」みたいなトラブルになるんだろうな。鏡筒やフードには「キズ」と何箇所か指摘があったが、前玉や後ろ玉には傷の指摘はなかった。よいレンズを戴きました。m(_ _)m

F&ニッコール限定メンテナンス依頼書兼承諾書

本メンテナンスをご依頼いただく際は、以下の項目についてご承諾いただく必要がございます。
ご承諾いただけない場合は、本メンテナンスのご依頼をお受けすることが出来ません。
本書へのご署名とご提出をもって、記載事項をご承諾いただいたものといたします。

【F&ニッコール限定メンテナンス承諾事項】

1.本メンテナンス完了までの納期は、受付状況により3か月程度お待ちいただくことがございます。

2.本メンテナンスは、基本部品の交換を不要とする作業に限られ、写真を撮るための機能を点検したり、可能な限りの機能回復を図りますが、各種精度や外観上の不具合が現状のままとなる場合がございます。

3.本メンテナンスは、作業時点で調達が可能な代替部品またはリサイクル部品を使用することがございます。

4.作業中、ごく稀にレンズにキズやヒビが発生したり、お預かり機材の外観部品にキズや汚れが生じることがございますが、交換用部品が無い等の理由により、元の状態に復旧することができない場合がございます。

5.カビ取りの清掃によってもカビ跡が残る場合、またはコーティングが剥がれる場合がございます。なお、レンズの貼り合わせ内部に発生したカビ等に関しましては取り除くことができません。

6.本メンテナンスは、作業完了後の保証はございません。

7.別紙のF&ニッコール限定メンテナンス外観チェックシートの【受付時状態確認】で記録したキズや凹み等は、そのままの状態で返却となります。

8.作業完了の通知日から1年間、ご依頼製品をお引取りいただけない場合、弊社で廃棄処理となります。また、廃棄および保管期間中に生じた不具合について、弊社は一切の責任を負いかねます。

9.本書でご提供いただいた個人情報は、本メンテナンスの実施の目的で利用する他、「株式会社ニコンイメージングジャパン個人情報保護方針」に従い取り扱います。
(URL略)

これの裏面にレンタカーの傷確認みたいな図示がある。

さて、気長にメンテナンス完了を待ちますか。


【写真】ハニワニワのカラスノエンドウ(&蟻):Nikon D300S、、Ai Nikkor ED 180mm F2.8S (35mm判換算270mm相当)、F2.8開放、1/200秒、ISO-AUTO(200)、AI オート接写リング PK-13、AWB、ピクチャーコントロール:ポートレート、マルチパターン測光、マニュアルフォーカス 、高感度ノイズ低減:標準、三脚使用

シャッターを切ったときは気づかなかったのだが、花の下に蟻がいる。このあとちょこちょこと動いていったので気づいた。

Ai Nikkor ED 180mm F2.8Sを戴いた2021年04月20日 00時00分00秒

戴いたAi Nikkor ED 180mm F2.8S
戴いたAi Nikkor ED 180mm F2.8S

Ai Nikkor ED 180mm F2.8S をブログの読者の方(以下Aさん)から戴いた。赤城耕一の「アカギカメラ」 第19回:春のアポランター祭り ― 2021年04月06日をご覧になってメールをくださったのだ。

Aさんが有名中古カメラ屋さんに宅配買取で査定を依頼したところ、クモリ有りとの事で、査定額100円との回答があって買取をキャンセルをして手元に戻ってきたところにその記事をご覧になって、私に下さる気になったのだそうだ。「気に入らなければ売払うなり、ハニワニワに埋めてしまうなりしても、何の問題もございません」とまで仰っていただいている(笑)。

それで匿名での受け渡しというお申し出だったのだが、自分の探し方が悪くてうまい方法が見つからず、10日ぐらいお返事をしないままでいた。文面からも誠実さ伝わってくるので何かお返事をせねばと「ありがたく頂戴したいのだがうまい受け渡し方法が見つからない」と率直にお返事してみた。

そうしたら、「ゆうパックスマホ割」だと発送元が町名まで出てしまうが、受け取る側は任意の郵便局を指定できるという。また、せめて送料ぐらいは私が負担したいという件に関してはpaypayの匿名送金を提案して戴きそれを利用することにした。どちらの方法もお互いに初めて利用したのだが、なんとかうまくいった。送料は590円であった(paypayのリンクで送金の方法でメールでリンクを送った)。

「ゆうパックスマホ割」は受け取る私の方もandroidのスマホに「スマホ割」という日本郵便のアプリをインストールした。発送者のAさんの方からゆうパックスマホ割アプリで発送後にリンクをメールで送って戴き、それを「スマホ割」で開けて、受取の郵便局を指定した。この郵便局は別に居住の管轄郵便局に限らず、全国どこでも指定できるようだ。

そうしたら、発送しましたというメールを戴いた翌朝には「スマホ割」に「届きました」とのメッセージが表示されていた。さっそく指定した郵便局に受け取りに行き、Ai Nikkor ED 180mm F2.8Sをゲットした(「スマホ割」アプリにはQRコードもバーコードも表示されなかったので、受け取り時に紙に書いたり、職員の方がスマホ画面を見ながら手で番号を入力したりしていた。これは別途書きたい)。

一応、爆弾が入っていないかとかノビチョクが付着していたら…とかも考えたが(違)、まあ私はそこまでするほどのメリットがある人物ではないので大丈夫と判断した(笑)。

戴いたAi Nikkor ED 180mm F2.8Sは【写真1】【写真2】のとおりだ。レンズキャップは金属製のねじ込み式が付いていた。前玉や後ろ玉には傷もなくきれいな光学系だと思った。某有名カメラ店の指摘する曇りは、普通に前や後ろから覗いたり試し撮りした場合には分からなかった。ただ、後ろ側からLEDで照らすとおそらく2枚目の4面目の中央あたりに口径の半分ぐらいの直径の薄い曇りが見られた。LEDで後ろ側から照らしたときだけ分かるぐらいの曇りで、ファインダーで強い光源を覗いても、強い光源を撮っても分からないぐらいだ。Aさんが買取りに出すまで曇りに気づかなかったのも無理もないと思った。Ai Nikkor 20mm F2.8Sレンズが曇った ― 2018年11月11日のとき(泣)とは全然違う。

それで、ちょうどいま【期間限定】MF旧製品メンテナンスサービスが2021年5月14日(金)までで実施されているので、メンテナンスに出してみようかと思う。戴いたときに【期間限定】MF旧製品メンテナンスサービスをしているのも何かの縁かもしれないし。ただし、見積りがあまりに高額だったらちょっと考えてみる。

【追記:12:00】【期間限定】MF旧製品メンテナンスサービスを申し込もうと思ったらネットからだと通常サポート中のレンズしか選べず、MF旧製品メンテナンスサービスの対象レンズをネットから修理受付できないようだ。ピックアップサービスを使いたかったら電話するしかないみたい。しかも「修理申込票」のPDFが書き込み禁止、注釈禁止、Wordで開いて記入しようとすると「このドキュメントの作成者が設定した権限により、アプリケーションでのコンテンツの再利用は許可されていません」と出た。要するにプリントアウトして手で書け、と。アホか。こんなことやってるから日本企業はどんどん衰退していくんだぞ。終わってるよ。【追記ここまで】

憧れのAi Nikkor ED 180mm F2.8S を戴けて幸せである。ピントリングのスムーズだが重みのある感触や絞りリングのカチカチという感触、金属鏡胴のひんやりとした感触、吸い込まれそうな前玉。素晴らしい。試写した結果も素晴らしい。

Aさん、本当にありがとうございました。m(_ _)m

【参考】ニッコール千夜一夜物語 第十夜 AI Nikkor ED 180mm F2.8S

【写真3】ハニワニワのカラスノエンドウ:Nikon D300S、、Ai Nikkor ED 180mm F2.8S (35mm判換算270mm相当)、F2.8開放、1/125秒、ISO-AUTO(250)、AI オート接写リング PK-13、AWB、ピクチャーコントロール:ポートレート、マルチパターン測光、マニュアルフォーカス 、高感度ノイズ低減:標準、三脚使用

【写真3】ハニワニワのカラスノエンドウ:Nikon D300S、、Ai Nikkor ED 180mm F2.8S (35mm判換算270mm相当)、F2.8開放、1/125秒、ISO-AUTO(250)、AI オート接写リング PK-13、AWB、ピクチャーコントロール:ポートレート、マルチパターン測光、マニュアルフォーカス 、高感度ノイズ低減:標準、三脚使用

PK-13を使用して繰り出しているのでAi Nikkor ED 180mm F2.8Sの設計そのものの性能ではないかもしれないが、ボケがきれいで柔らかい描写だと思った。しかし細部はきっちりと解像している。マクロアポランター125mm SLが妙にコントラストが高い(なにか強調される感じ)ので、それに比べるとAi Nikkor ED 180mm F2.8Sは落ち着いたいい感じで色もすっきりとした感じだと思う。ポートレートなどにはMacro Apo-Lanthar 125mm F2.5SLよりもAi Nikkor ED 180mm F2.8Sの方が向いてそうだ。

ちなみにハニワニワの野草は、このカラスノエンドウを除いて全部抜いてしまったのでしばらく作例に困るかもしれない(泣)。なかなか「雑草」を抜く気にならなかったのは、このところずっと週末土日のどちらかが必ず雨だったからだと気づいた。先々週に土日とも晴れた日に草抜きをした。カラスノエンドウを残したのはもうすぐ花が咲きそうだったからだ。


戴いたコメントのお返事はもう少しお待ちください。m(_ _)m

カメラ雑誌「日本カメラ」が2021年5月号で休刊、会社清算のため2021年04月16日 00時00分00秒

「DO NOT THROW ROCKS 石を投げるな」(横浜市中区・米軍住宅門前):Huawei P20 lite(ANE-LX2J)、3.81mm(35mm版26mm相当)、F2.2開放、1/593.8秒、ISO50、プログラムAE、AWB、トリミング

アサヒカメラが休刊してまだ1年経っていないが、「日本カメラ」も2021年4月20日発売の2021年5月号で休刊だそうだ。しかも、ただ日本カメラが休刊になるだけではなく、日本カメラ社そのものが精算するということだ。
カメラ雑誌「日本カメラ」が休刊。会社清算のため(デジカメWatch)
タロウカジャ様情報ありがとうございます。m(_ _)m

【日本カメラ休刊のお知らせ】

「日本カメラ」は、この2021年5月号をもって休刊いたします。

1948年10月の「アマチュア写真叢書」、1950年3月に「日本カメラ」と改題して創刊以来、長きにわたり、ご愛読いただきました皆様に、心より、お詫びと御礼を申し上げます。

創刊当初より、多くの写真家、アマチュア写真愛好家にご愛読いただき、カメラの最新情報、第一線で活躍する写真家の作品紹介とともに、写真コンテスト等を実施してきました。

カメラの魅力と写真撮影の楽しさを多くの方に伝えたいとの思いから、これまで力を尽くしてまいりましたが、雑誌媒体の出版を継続することが困難となり、通巻964号となる今号をもって、残念ながら休刊することになりました。

73年間、「日本カメラ」を愛読してくださったみなさま、本当にありがとうございました。

(以下略)

https://www.nippon-camera.com/news.php?i=40

ご案内

書店様各位

日頃は弊社出版物にご高配をいただき、誠にありがとうございます。

このたび、弊社は4月30日をもって会社を解散させていただくこととなりました。
長年にわたり多大なるお力添えをいただきました書店の皆様には心よりお礼申し上げます。
また、この度の事業終了に伴い、ご迷惑をお掛けしますことを深くお詫び申し上げます。
何卒ご理解をたまわりますようお願い致しますr。

ご注文や返品につきましては下記の通りとなります。

◇ご注文について
4月14日の弊社承り分までで出荷を終了しております。

◇ご返品について
返品入帳については、下記の通りとさせていただきます。書店様におかれましては、店頭の在庫をご確認いただきますようお願い申し上げます。

書籍:常備寄託品「常備A 一括常備セット25点25冊」がございます。
返品期限はトーハン様、日販様は2021年6月30日取次会社様必着分まで、楽天BN様は2021年7月31日取次会社様必着分までです。
※2021年度に出荷予定だった常備セットは中止します。
・上記商品以外の返品はお受けできませ。

定期雑誌 :各号ごとの返品期限、取次会社枚到着分まで。委託期間外商品は受付けません。

ムック  :継続してご販売をお願いいたします。
上記期限終了後のご返品についてはお受けできませんのでご了承下さい。

抹式会社日本カメラ社

https://www.nippon-camera.com/news.php?i=41

書店様へのご案内以外には会社清算に関する説明は見あたらないようだ。

日本カメラという月刊誌は存続は難しくても、写真関係の出版でも存続は難しいのだろうか。まあよく考えると、自分も月刊「日本カメラ」はときどき買うことはあっても、カメラ関係のムックは長いこと買っていない。ただ、これから写真を始める人には写真の入門書などは必要なので、日本カメラ社が精算してしまうのは惜しい。これから写真業界はどうなってくのだろうね。

唐田えりかさんの連載が見られなくなるのも寂しい。

【関連追記】『アサヒカメラ』が2020年7月号で休刊 ― 2020年06月01日
アサヒカメラ2020年7月号で休刊、広告収入激減で終わる ― 2020年06月22日
【関連追記ここまで】


「DO NOT THROW ROCKS 石を投げるな」(横浜市中区・米軍住宅門前):Huawei P20 lite(ANE-LX2J)、3.81mm(35mm版26mm相当)、F2.2開放、1/593.8秒、ISO50、プログラムAE、AWB、トリミング

Velbonスーパーマグスライダーとマクロスライダーとを比較2021年04月13日 00時00分00秒

【写真】端からつまみを1回転させたところ。ベルボンマクロスライダーは25mm進む。ベルボンスーパーマグスライダーは4mm進む。

最近携帯電話ネタが多くてすまんです。やっとカメラネタだ。Velbonスーパーマグスライダーを新品で買った。

えっ?去年ベルボンマクロスライダーを中古で買ったばかりじゃないの?
ベルボンマクロスライダーを中古で買った ― 2020年08月11日

そうなのだ、去年ベルボンマクロスライダーを中古で買ったばかりなのに、Velbonスーパーマグスライダーを新品で買ったのだ。
Velbon(ベルボン) スーパーマグスライダー(ハクバ写真産業)

それは、ベルボンマクロスライダー買ってから、現行品のスーパーマグスライダーの良さが分かったからなのだ。

ベルボンマクロスライダーを中古で買った ― 2020年08月11日で、スーパーマグスライダーの方は、ロックねじを締めないでもスライダーが止まるのが大きなメリットだと書いた。しかし、それ以外にもスーパーマグスライダーのメリットはあったのだ。

スーパーマグスライダーの製品情報には「操作つまみ1回転で4mmのスライドが可能。つまみを回すと精密微動し、離すとカメラ台が固定される簡単操作なので、撮影に集中できます。」とある。前回はこれの後半部分がスーパーマグスライダーのメリットだと書いた。

旧型のベルボンマクロスライダーは1回転で何mmスライドするのかというと、なんと1回転で25mm(実測)も動くのだ。これは全然違う。ピントの薄いレンズでピントリングではなくスライダーの方で前後してピント位置を動かそうとすると、現行のスーパーマグスライダーだと可能だが、旧型のマクロスライダーの方では無理なのだ。ガバッと動いてしまってピントなんか微妙に合わせられない。そういう用途には旧型ベルボンマクロスライダーは向いていないのだ。

【写真】端からつまみを1回転させたところ。ベルボンマクロスライダーは25mm進む。ベルボンスーパーマグスライダーは4mm進む。

ということで現行品のベルボンスーパーマグスライダーを買おうと思ったが、ヨドバシカメラでは販売終了になっている。ベルボンを引き継いだハクバのサイトでは在庫切れになっている。しかし、ビックカメラのサイトでは在庫ありになっていたので、ビックカメラドットコムで購入した。送料無料で11,800円 (税込)だった。ただし買ってから届くまで4日掛かった。購入日の翌々日午後には発送しましたとメールが来たのに、3日目には近所の佐川急便の営業所預かりになって、4日目に配達となった。最初から最短日はその日にちになっていたが、実際にはもう1日早く配達可能だったのにそうはなっていなかった。ヨドバシドットコムとの違いである。

届いたベルボンスーパーマグスライダーを見ると、軽い。うちのタニタのはかりで測ったら、旧型ベルボンマクロスライダーは676.5g、現行品のベルボンスーパーマグスライダーは451.0gで225.5gも軽いのである。ぱっと持っただけで重さの違いが分かる。

また、製品写真を見るとプラスチックっぽく見えるが、コルクやメッキしたネジやつまみ以外は全部マグネシウムに塗装である。これも見た目損をしていると思う。

ベルボン 重さ つまみ1回転の移動量 ロック
マクロスライダー(旧型) 676.5g 25mm ロックネジを締め込む
スーパーマグスライダー(現行品) 451.0g 4mm 自動

ほかにも、旧型マクロスライダーと現行品スーパーマグスライダーとは、つまみ(ノブ)の位置が左右逆とか、カメラを載せる雲台部分が真ん中に位置するのか前方に位置するのかの違いもある。スーパーマグスライダーの方が右手でつまみを操作しやすいし、三脚に載せたときに三脚の足がマクロな被写体に邪魔になりにくいと思う。色々と改良されている。マクロ撮影にスライダー使うならば最初から現行品のスーパーマグスライダーをお勧めしたい。

【追記】このベルボンスーパーマグスライダーは実売価格とその性能のバランスがよいので、ハクバ写真産業はスーパーマグスライダーをこのまま終わらせないで欲しい。ベルボンのように微動するのではなく、ただスライドしてネジで締めるだけのレールでこれよりも値段の高い製品がたくさんある。ハクバはもっともっとスーパーマグスライダーの良さをアピールして売って欲しい。

IIJmioの長得クーポンをギガプランに適用する方法2021年04月11日 00時00分00秒

戴いたコメントやメールへのお返事ができておらずすみません。もう少しお待ちください。m(_ _)m

IIJmioの分かりにくいところメモ。IIJの従来プランで長期契約特典(長得)があるが(1GB×3のクーポン/年)、新しいギガプランには長期契約特典(長得)はない。しかし、従来プランで取得した長得のクーポンをギガプランに適用することは可能だ。

IIJmioプレミアム特典[長得] の下の方に「長得対象チェック&お申し込みはこちら」をクリックして、クーポンを取得する。そこで発行されたクーポンコードを従来プランに適用するリンクが出てくるが、そうではなくてギガプランに適用したい場合は従来プランにクーポンを適用してはいけない。

控えたクーポンコードを、IIJmioプレミアム特典[長得] の下の方、「よくある質問」の中に、以下のように書いてある「ギガプランにクーポンコードを適用させる場合」のリンク先に入力する。

[ 特典1 ] データ容量1GB分×3枚プレゼントに関するご質問

(略)

Q 発行したクーポンコードはどこから入力すればよいですか?

A こちらからご確認ください( 会員専用ページへのログインが必要です)。
※ギガプランにクーポンコードを適用させる場合は「こちら」から入力してください。

要するに「長得」のクーポンをギガプランに適用するサイトはhttps://www.iijmio.jp/service/setup/hdc/couponcode/だということだ。ギガプランは長得の対象ではないが、他のプランで得た長得のクーポンはギガプランに適用できる。さっそく今日開通したギガプランにとりあえず1GBのクーポンを適用した。残り2GBも従来プラン(ミニマムスタートプラン)を解約する前にギガプランに付与したい。

これを分かりにくくしているのは、IIJは従来プランのクーポンをギガプランに使って欲しくないのかね。私ゃIIJmioと9年近く契約しているんだけどね。いままで年に3GBのクーポンを一度も使ってこなかった。そんなにデータ量使わなかったからだ。最後ぐらい使わせてよ。あと、同一ID内のデータ量シェアは2021年6月かららしいが、サービス開始の4月からやってほしいな。まあ菅政権が急に携帯料金を安くしろと3大キャリアに要求して決まった3大キャリアのプランに対抗したプランだから、IIJも対応が後手になるのは仕方ないかもしれないが。

赤城耕一の「アカギカメラ」 第19回:春のアポランター祭り2021年04月06日 00時00分00秒

【写真】フォクトレンダー マクロアポランター125mm F2.5 SL(Macro Apo-Lanthar 125mm F2.5 SL):Nikon COOLPIX 2500で撮影(2002年6月)

写真家の赤城耕一氏がデジカメWatchに赤城耕一の「アカギカメラ」第19回:春のアポランター祭りを書かれている。取りあげないわけにはいかない(笑)。

私はアポランターはマクロアポランター125mm F2.5 SL(Macro Apo-Lanthar 125mm F2.5 SL)のニコンFマウント用を持っているだけだが、他のアポランターシリーズもかなり気になる。

さて、今回は手元にある一部のアポランターレンズを使用してみようという企画なんだけど、調べてみるとコシナ・フォクトレンダーブランドのアポランター銘のレンズって、最も古いもので2001年に登場するアポランター90mm F3.5でした。ライカスクリューマウント互換のVLマウントレンズですね。つい最近のことだと思っておりましたが、なんともう20年前ですよ。

そしてすぐに一眼レフ用のマクロアポランター125mm F2.5 SLが出ますが、この当時、まったく不勉強だったので、レンズの描写の実力は理解できても“アポランター”名のブランド力がよく理解できていなかったふしがあります。

マクロアポランター125mm F2.5 SLは最短撮影距離0.38m。単体で等倍撮影できるという素晴らしいレンズで、そのスペックと描写性能ばかりに目を奪われておりまして、個人的にも当時でもMFレンズとしては珍しいEFマウント用を入手、後にFマウント用も使いはじめて、現在アサインメントにも使用して重宝しています。

MACRO APO-LANTHAR 125mm F2.5 SL

太くて重めのレンズですが、単体で等倍撮影できてしまうという仕様が素晴らしいですね。いま使用しても驚くべき高性能を誇ります。フォーカシングするのが楽しくなるレンズです。

(作例略)

すでに手元にはデジタルのEOS一眼レフがないので、アダプターでEOS R5に装着して撮影しましたが、カメラは自動的にMFレンズであることを理解し、フォーカスエイドも自動的に機能しました。背景は地面に落ちた桜の花びらですが、シャープネスとボケ味の両者を満足させています。
EOS R5 MACRO APO-LANTHAR 125mm F2.5 SL(F4・1/800秒)ISO 400

(作例略)

MFであることにストレスを感じさせない造りが見事ですね。EFマウントこそ「不変」ではないかと感じる瞬間でして、こうなるとコシナ・フォクトレンダーやコシナ・ツァイスのEFマウント用レンズが欲しくなるわけです。
EOS R5 MACRO APO-LANTHAR 125mm F2.5 SL(F4・1/2,000秒)ISO 400

(作例略)

絞り開放ですが、20年前の設計のレンズとは思えないクリアさで驚かされます。ライブビューを拡大しなくてもMFがラクに行えるのは、開放からレンズ性能が高い証。ボケ味の美しさも感激ものです。
EOS R5 MACRO APO-LANTHAR 125mm F2.5 SL(F2.8・1/3,200秒)ISO 200

(作例略)

前ボケも生かしてフレーミングしてみましたが、125mmレンズって、35mmフルサイズのフォーマットではあまり経験のない画角で当初は戸惑います。が、マクロ撮影からポートレートまで万能的に使えますね。
EOS R5 MACRO APO-LANTHAR 125mm F2.5 SL(F2.5・1/5,000秒)ISO 400

赤城耕一氏は、MACRO APO-LANTHAR 125mm F2.5 SLをキヤノンEFマウント用とニコンFマウント用の2本も持っておられるのか。すごい。

そしてMACRO APO-LANTHAR 125mm F2.5 SLは、赤城氏の仰るようにたしかにフォーカシングしやすいレンズだ。マニュアルフォーカスの感触がよいのは当然として、光学系の特性がピントの山が掴みやすいものなのだ。D300sのようなAPS-Cのファインダーでもちゃんとピントの山が見える。

私のマクロアポランターの作例は、以下で見て欲しい。
カールツァイス(株)、ケンコー・トキナー/サイトロンジャパンと提携。交換レンズや双眼鏡の販売・修理を移管 ― 2021年03月01日
楽天モバイル Rakuten WiFi Pocket 契約してみた ― 2021年03月05日
ニコン、ZシステムでAF-DレンズがAF可能なアダプターに否定的 ― 2021年03月07日
遂に携帯電話キャリアメールを捨てて格安ブランドに行く決意をする ― 2021年03月14日
ニッコール千夜一夜物語 第七十七夜 NIKKOR-S 50mmF1.4に見るローパスフィルターと光学性能 ― 2021年04月03日
まずはauガラケー1台をMNPでIIJmioに転入させた ― 2021年04月05日

最後のまずはauガラケー1台をMNPでIIJmioに転入させた ― 2021年04月05日の作例はちょっと2線ボケっぽくなっているが、これは珍しいことだ。いままでマクロアポランター125mm F2.5 SLで撮った中でこういうボケ方は初めてだ。撮影距離とボケた被写体の距離の関係でこういうボケ方をすることもあるのだろう。【追記】フィルム時代の作例も結構あるのだが、ニコンオンラインアルバムが終わるときにニコンの指示した方法でバックアップできなかったので、元のスキャン画像からまた閲覧用のJPEGを作ったりしないといけない。いずれまたどこかに再アップしたい。【追記ここまで】【さらに追記】ニコンオンラインアルバムにアップしていたフィルム撮影の写真(スキャン画像)はHDDから簡単に見つかったが、サイズは小さいしそもそも撮影データが分からなくなってしまっている。ニコンオンラインアルバムにアップしていたときは覚えていたのでそこに書き込んでいたのだが…。ニコンオンラインアルバムのサイトコピーデータとかどこかに残してないかなぁ。時間があったときに探してみる。【さらに追記ここまで】

マクロアポランター125mm F2.5のスペック等はVoigtländer Macro Apo-Lanthar 125mm F2.5SLに書いた。皆さんにお勧めしたいレンズなのだが、今ちょっと高騰していてお勧めしにくい。

4月5日19時20分に追記されたAPO-LANTHAR 180mm F4 SL Close Focusは、発売されたときにちょっと気になったレンズなのだが、180mmならまずAi Nikkor ED 180mm F2.8Sを買うべきだし、APO-LANTHAR 180mm F4 SL Close FocusはF4だからなぁと思っているうちに AI AF Zoom-Nikkor 80-200mm f/2.8D ED <NEW>を買ってしまって焦点距離がかぶるし使い道が思い浮かばないので結局APO-LANTHAR 180mm F4 SL Close FocusもAi Nikkor ED 180mm F2.8Sも買わなかった。APO-LANTHAR 180mmがF2.8とかF2.5だったら買っていたかもしれない。

しかし、さりげなく写っているNikon Dfがそそりますなぁ。

他のレンズ、たとえばAPO-LANTHAR 35mm F2 Aspherical VMなんかかっちり写ってそそりますなぁ。こういう作例をみると、 AF-S DX NIKKOR 10-24mm f/3.5-4.5G EDなんか使うの嫌になってくるなぁ。 AF-S DX NIKKOR 10-24mm f/3.5-4.5G EDって画角が広いけど、なんか細部が甘いんだよね。これだったらスマホの作り出した画像の方がマシとおもってしまうレベル。超広角の写りのよいレンズがほしいなぁ。


【写真】フォクトレンダー マクロアポランター125mm F2.5 SL(Macro Apo-Lanthar 125mm F2.5 SL):Nikon COOLPIX 2500で撮影(2002年6月)。COOLPIX 2500で撮った製品写真なのでリサイズしないでこのサイズだった。Exif削除。別のカメラ・レンズで新しく撮り直すか。

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