写真家田中希美男氏のGR DIGITALの設定 ― 2006年06月07日 00時00分00秒
またまたGR DIGITALネタですまん。
写真家田中希美男氏といえば、「GR DIGITALパーフェクトガイド」(ISBN: 4797333944)でも京都の作例を掲載されていたが、氏のBlogでGR DIGITALの撮影設定について書かれている。
GR DIGITALのぼくの設定 (Photo of the Day 2006年6月6日)
カメラの縦吊り (Photo of the Day 2006年6月3日)
私も露出補正は-1/3をデフォルトにしている。コントラストは-1。そしてズームレバーに露出補正ダイレクト機能を割り当てていると、親指が当たっていつのまにか-2補正とかになってドアンダー写真ができてしまう。最近ズームレバーに何も割り当てない設定にした。「JPEGのファインモード。アスペクト比は4:3だけで3:2で撮影したことはない。」というのも同じ。35mmフィルムと同じ3:2の方が好みなのだが、GR DIGITALで3:2にすると、4:3の画面の横位置で上下が切られて対角線画角が28mm相当よりも少し小さくなって、なんか損したみたいな気分になるので(笑)、ずっと4:3で撮っている。
田中希美男氏は、「軟調」設定にされているようだが、「軟調」にすると色の濃さまでマイナスになるので、私はコントラスト-2、シャープネス-1、色の濃さ+-0にしてみた。これでしばらく使ってみよう。
カメラの縦吊りはあまり好きではない、と前に書いたが、田中希美男氏とリコー公式のGR BLOGとで縦吊りしているところを紹介されると、影響されそうだ(笑)。
【雨の日のちょっとした工夫】(リコー公式GR BLOG)
このGR BLOGの写真では、37mm径のフィルターではなくステップアップリングで少し大きい黒枠のフィルターを使っているようだ。
雨の日といえば、嵩張ってもいいから、GR DIGITAL用の防水ケース出してくれないかなぁ。
Leica M型、デジタル化への布石開始 ― 2006年06月07日 00時00分01秒
Leica M型と言えば、レンジファインダー型カメラの代名詞。R型のほうはデジタルモジュールが発売されて、デジタルカメラとして使えるようになっているが、M型の方はまだ銀塩だけである。EPSONからライカMマウント互換のレンジファインダーデジタルカメラ、R-D1と改良型のR-D1sが発売されているだけである。
そのライカMマウントのレンズバヨネットに、デジタル化したときにレンズタイプが分かるように識別記号を付することになったようだ。
Leica M lenses now optimized for ditgital use (Leica Camera AG)
The Leice M lenses will be equipped with a new code on the bayonet ring in future to enable the planned digital Leica M camera to recognize the lens type.
と、はっきり書いているので、ライカM型のデジタルカメラが出るのも近いということだろう。これで35mmフルサイズだったらすごいんだけど、最初からそれはないか。ライカM型デジタルカメラは、私に買えそうな値段でないことが確実なので、心配しないで済んでいる(笑)。
【追記:2006年6月8日】
上記リンク先にあるPDFファイルに、デジタルライカMは1.33倍の焦点距離相当の画角になることが仄めかされている。これは、エプソンR-D1の1.53倍相当になる撮像素子よりも大きい。21mmレンズで28mm相当の画角なので、現行レンズラインナップでも広角撮影により対応していると言える(R-D1だと18mmレンズを使わないと28mm相当にならない)。R型ライカ用のデジタルモジュールRは、1.37倍相当なので、その撮像素子よりもデジタルライカMの撮像素子の方が少し大きいことになる。
2年前のフォトキナでデジタルモジュールRを発表したときに、M型のデジタルは次回のフォトキナ(2006年)で製品を展示すると言っていたので、今年の9月26日~10月1日の間にライカM型のデジタルカメラが発表されるのだろう。
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