Wacom Intuos Small CTL-4100WLペンタブを買ったがドライバとサイトがアレだった2020年04月13日 00時00分00秒

Wacom Intuos Small CTL-4100WLの特典ソフトウェアのダウンロードができずループしているときの画面

初めてペンタブレットを買った。WACOM CTL-4100WL/E0 (Wacom Intuos Small ワイヤレス ピスタチオグリーン)だ。1万円ちょっとのものだ。

買ったはいいが、説明書は、「wacom.com/start/intuosでドライバをダウンロードしてください。そのあとで登録し、ソフトウェアをお受け取りください」と各国語で書いた紙が入っているだけ。もうちょっと続きも書いとけよと思った。

ドライバをダウンロードしてからインストールしてCTL-4100WLをUSBでつないだ。ウィザードが始まって登録までいって新規登録した。

デスクトップセンターいうアプリケーションで付属の特典ソフトウェアをダウンロードできるはずなのだが、クリックして開いたブラウザではログイン後になんどもなんども「デバイスを登録する」という画面に飛ばされて、登録を押すとこの機種は自動登録だから登録できませんと言われる。ずっとそのループだ(Windows10 Pro 64bit)。

それで気になるのがワコムのサイトにはクッキーの同意がうるさく出てきて、そこをクリックするとワコムとは関係のなさそうなドメインがずらずらと書かれていて、それらが必要なのだという。そういえばどのブラウザでもサードパーティのクッキーは拒否にしていたな。と思って既定のFirefiox 75.0 (64bit)を見たが、そんな設定にはしてなかった。

これはFirefoxというマイナーなブラウザを既定にしているのが駄目なのかな、とChrome 80.0 (64bit)にしてみたりEdge 44.18362.449.0にしてみたが、同じループになる。

Internet Explorer 11にしても同じクループ。インターネットオプションでまずはクッキーに列挙されたサードパーティを許可してみた。変わらず。そういえばセキュリティのゾーンをカスタム設定していたな。すべて既定の甘い設定に。

それでもどのブラウザを規定にしてもずっと、デスクトップセンターの特典ソフトウェアダウンロード → 登録しろ → 自動登録機種だから登録できません デスクトップセンターから登録しろ → …はじめに戻るの繰り返し。

それと同時に、デスクトップセンターから「ペンの設定」「ファンクションキーの設定」「オンスクリーンコントロール設定」を押しても何にも変化がしないのだ。一回だけInternet Explorerのセキュリティを規定にしてデフォルトブラウザをInternet Explorer 11にしたときにデスクトップセンターの「設定」からタブレットの設定が呼び出せたのだが、一回きりだった。

そもそもこのデスクトップセンターなるもの、どうもなにかのブラウザコンポーネントを利用しているっぽい。だとしたらInternet ExplorerかEdgeのコンポーネントを利用しているはずだ。インターネットオプションですべて規定値にしたからちゃんと使えるはずなんだけどなぁ。

ここまで2時間、あれこれブラウザの設定や規定ブラウザを変えてOS再起動を繰り返していた。それでこのブログに顛末書いてやろうと別PCでアサブロにログインして書き始めて、状況を詳しく書くためにワコムのタブレットを接続したPCを見てみたら、あら不思議、ログインしたままのワコムIDのサイトがリダイレクトされて特典ソフトウェアがダウンロードできるというページになっていた(Firefox)。今までのは何だったんだ。もしかしたら登録が反映するまで2時間ぐらいかかるのかもしれないのと、インターネットオプションのゾーン設定が厳し過ぎたことの合わせ技だったのか。

こういうInternet Explorerのコンポーネント使った「アプリ」は本当に迷惑だ。Internet Explorerのセキュリティ設定を厳しくしていたらちゃんと動かないんだもの。ワコムのデスクトップセンターのためにインターネットオプション全体のセキュリティを下げなければならない。本当にやめてほしい。規定値にしたら糞みたいな消えるまで30年物のクッキーとかいっぱい食わされるし変なJavaScriptとか動かされてしまうんだよ。

相変わらずデスクトップセンターの「ペンの設定」を押しても変化がなく、設定は「ワコムタブレットのプロパティ」という別の「アプリ」からしかできないが、特典ソフトウェアはダウンロードできたからよいか。

特典ソフトウェアは、Corel Painter Essentials 7、Corel AfterShot 3、 CLIP STUDIO PAINT PRO(2年ライセンス)の中から2つダウンロード可能。CLIP STUDIO PAINT PROは有能なソフトらしいのだが、2年しか使えないのと、複数のPCにインストールする際に制限があるようなので、Corel Painter Essentials 7、Corel AfterShot 3をダウンロードした。自宅で複数のPCにこのWacom Intuos Small CTL-4100WLをつなぎかえて使うつもりなので。

あと、ピスタチオグリーンにしたのは、全部真っ黒だとカバンに入れた時に探しにくいかなと思ったからだ。

使い心地などはまたいずれ。

【追記】
ある特殊なアプリケーション上で画像上にペンタブで書き込みをしようとしたらスクロールしてしまい書けない(Windows10のMS-IMEのIMEパッドの手書き入力も)。サイドスイッチの上ボタンを押しながらだとスクロールせずに書けるが、上ボタンを押しているとこんどはペン先とタブレットが浮いていても書けてしまうという現象が起きていた。そのアプリケーション上ではボタンを押したり離したりしながらでないと使えないという状態だった(MS-IMEの手書き入力ではボタンを押しながら書くとかすれてきれいに書けない)。調べたら次のサイトの方法で解決した。ペンタブの不調の改善方法(Maromaro blog)

「ワコムタブレットのプロパティ」でWacomの設定→ペン→マッピングの「Windows Inkを使う」のチェックを外すと直った。ペンをタブレットに押し付けているときだけ描画されて、離すと書かれない。鉛筆やペンを持って紙に書いているときと同じ状態で書けるようになった。記事には「デジタルインク機能を使う」とあるが、うちの環境では同じ場所に「Windows lnkを使う」という項目のみがある。ドライバのバージョンは6.3.38-2だ。

ちなみに最初"Windows lnk"だと思っていた。大文字のIではなく小文字のLだと思った。書体によっては区別つかないし、"Windows lnk"でも検索できるからしばらく気づかなかった(苦笑)。

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