Office365の代わりにLibreOfficeをインストールしてなんとか解決2020年04月18日 00時00分00秒

Internet Explorerで窓の杜のLibreOfficeの「窓の杜からダウンロード」をクリックしたのちの画面

緊急事態宣言全国拡大とOffice365 ― 2020年04月17日の顛末。皆様、いろいろとアドバイスありがとうございました。結局LibreOfficeをインストールすることで解決しました。

といっても一筋縄ではいかなかった(泣)。まず、LibreOfficeのインストールファイルをダウンロードするところから躓いた(泣)。

親戚のPCのメールアドレスあてに、窓の杜のLibreOfficeのダウンロードサイトのアドレスをメールした。そして相手のPCが32ビットということも確認の上で、LibreOfficeの安定板の32ビットをダウンロードして実行するように説明しておいた。

ところが、電話がかかってきて「TeamViewerのインストールでいいんだよね?」という。TeamViewer?なにそれ?

自分のPCでも窓の杜のLibreOfficeの安定板32ビットのダウンロードを押すが、TeamViewerなんてどこにもない。

「それ、インストールしないでください」

どうやら下の方にある広告をクリックしてしまったようだ。LibreOfficeの公式サイトではなく、窓の杜にしたのは、公式サイトの方は英語と日本語がごちゃごちゃとしていて、すぐ下に何ドル払うみたいな表記があって怪しさ満点だからだ。支払いは寄付なのにお金を払わないといけないような風に誘導しているところがちょっと嫌だったので、窓の杜の方を紹介した。それが裏目に出た。自分のFirefox環境では広告ブロックが効いていてTeamViewerの広告なんて出ないので気づかなかった。ちなみにうちの環境ではInternet Explorerでも広告の出ない端末があった(謎)。

画面の下に「dforest.impress.co.jpからLibreOffice_6.3.5_Win_x86.msi(282MB)を実行または保存しますか?実行 保存 キャンセル」が画面の下に出ていないか?ときいてもないというのだ。では「LibreOffice_6.3.5_Win_x86.msiをダウンロードしています。」のファイル名のところをクリックしてしてもらっても、何も変化がないという。

インストールするためのファイルをダウンロードするところでもう躓いているのだ。下の方に「dforest.impress.co.jpからLibreOffice_6.3.5_Win_x86.msi(282MB)を実行または保存しますか?実行 保存 キャンセル」がないかと何度聞いてもないというのだ。困ったなぁ。

CD-ROMに焼いて送るかと思っていたところ、下の方にあったというので、保存を押すように言った。

前から思ってたんだが、Internet Explorerってこういう大事なダイアログをどうしてこんな端っこに小さく出すかな。Windows98のころには、どうでもいいような内容に対して、どん!「不正な操作がされました」とかど真ん中に出してたくせに。

それでダウンロードが終わった後にファイルをダブルクリックしてインストールを進めてもらった。

インストール終了後にPCを再起動して、何かエクセルファイルを開いてほしいと言った。そうすると、「サブスクリプションの期限が終了しました」と出るというのだ。おかしいな、関連付けができていないのかな。そういえばLibreOfficeをインストールしたときに、これこれのファイルをLibreOfficeで開くようにするかどうか聞いてきたかと尋ねると、そんな画面はなかったという。LibreOfficeはお行儀のいいソフトなんだな。インストールした時に勝手に関連付けを自分に変えてしまうソフトもあるのに、まったくしないのか。

仕方ないので、LibreOfficeのCalcを起動してもらった。そうするとインストールが完全に終了していないというメッセージが出て、関連付けを聞かれたので、全部をLibrteOfficeに関連付けてPCを再起動してもらった。

再起動後にもう一度なにかエクセルファイルを開いてもらうと、また「サブスクリプションの期限が終了しました」と出るという。おかしいな。Office365ってランサムウェアみたいな挙動をするのか?

仕方ないので、Office365をアンインストールしてもらうことにした。

PC再起動後にもういちどエクセルファイルを開いてもらった。

「リンク先が移動したか削除されています」といわれるという。ん?

何のファイルを開こうとしているのか聞いていてようやくわかった。この親戚はエクセルファイルを開くのに、そのファイルをダブルクリックするのではなく、まずデスクトップのExcelのショートカットを開いてMicrosoft Excelを起動してそれからファイル → 開く で該当のファイルを開くという使い方をしていたのだ。だからさっき関連付けを変えた後もExcelを起動するから「サブスクリプションの期限が終了しました」と言われるのだ。アンインストールしてよかった。

そういう使い方をするのであれば、デスクトップにLibreOfficeのショートカットを作っておけばよかったのに、わざわざデフォルトのLibreOfficeのショートカットをデスクトップに作るのチェックを外してインストールしたようだ。既定の通りにインストールするように言ったのに。

仕方ないので、スタート → LibreOfficeの各プログラムを右クリックして「スタートにピン留めする」を左クリックしてもらって、タイルのところにショートカットを並べることにした。しかし、このスタートからLのところに行ったら右のタイルのところにショートカットができるというのがなかなか電話では伝わらなくてすごく時間がかかった。

それで、LibreOfficeのCalcを起動してファイルからなにかのエクセルファイルを開いてもらって使えることを確認した。そのときに表を作ったファイルを開けと言ったが伝わらなかった。文書じゃダメなのかと何度も聞いてくる。いや表になったやつ。やりとりしているうちにわかったのは、なんとその親戚は文書もエクセルで作っているというのだ。うわっ…。

なんか前途多難なような気がする。だからやっぱりOffice365に金払った方がいいんじゃないかなぁ。

あと気になるのは、Office365でクラウドに保存したファイルがあったんじゃないかというのが気になる。確認した限りではローカルに保存していたようなのだが、なにせ電話で聞いているだけなので。

だから本当はOffice365はお金を払わないにしてもアンインストールはしたくなかったのだ。大丈夫かなぁ。無料のOneDriveのアカウントは消えないとは思うんだが、Office365をアンインストールしているときにOneDriveもアンインストールされてしまったようだし。

そう考えるとOffice365ってちょっと怖いな。サブスクリプションってランサムウェア(身代金ウィルス)のにもなりうる危険な存在だと思った。

なお、自分の環境にもLibreOfficeをインストールした。MS Officeがあるから不要なのだが、何か聞かれた時に自分の環境にもあったほうがよいからだ。なお、もう20年近く前になるがLibreOfficeの前身のOpenOffice.Orgは使っていたことがある。

なお、20万円の一体型デスクトップはちょっと時間を置いたので落ち着いたのかあっさりと諦めてくれた。よかった。テレビなどが付いていて割高だといったら(それも4K放送に対応していないし)、簡単に思い直しててくれた。

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