ニコン、フィルムカメラ事業の「撤退」を否定(asahi.com) ― 2006年03月30日 00時00分03秒
アサヒコムによると、ニコンは30日に開いた中期経営計画説明会でフィルムカメラ事業について「『最後のメーカーになるつもりだ。完全にはやめていない』と強調した」そうだ。
ニコン、フィルムカメラ事業の「撤退」を否定
↑そもそも撤退じゃないのに「撤退」と報道したのは朝日新聞じゃないか。何が「『撤退』を否定」だよ。(by Haniwa)
ニコンは30日に開いた中期経営計画説明会で、大幅縮小を決めたフィルムカメラ事業について「最後のメーカーになるつもりだ。完全にはやめていない」と強調した。「事実上の撤退」と受け止めたファンから意見や問い合わせが相次いでおり、火消しに躍起だ。木村真琴専務は「新機種を出す可能性はある」とも述べた。
太字強調は引用者のHaniwa
最後のメーカーになるつもり、新機種を出す可能性、とはなかなか心強いお言葉。しかし、一方で、生産終了になったばかりのカメラやレンズのアクセサリーがすぐに生産終了になるという仕打ちも行っている。例えばさきごろ生産終了したばかりのAi AF Nikkor 28mm F1.4D用のフードHK-7はもう販売終了になっている。http://shop.nikon-image.com/product.cfm?prodcd=JAB60701先月に新品で買った人はもうフードは買えないし、既に持っていた人もなくしたらもう買えない。アクセサリーはしばらく継続するのが筋なんじゃないのか。フードぐらい在庫してもたしいたコストじゃないと思うのだが。
今回の発表も「つもり」「可能性」という逃げの言葉があるのでそのまま信用するわけにはいかない。
【関連】
・ニコングループの中期経営計画(06年度~08年度)キター!(2006年03月30日)
・ニコンがフィルムカメラ継続についてアナウンス(2006年02月03日)
・有力情報:ニコン、フィルムカメラ全面撤退はせず(2006年01月20日)
・朝日新聞、報道遅すぎ(2006年01月13日)
・ニコンがフィルムカメラ製品のラインアップ見直しについてアナウンス(2006年01月11日)
コメント
_ 上り急行うおの ― 2006年03月31日 23時05分34秒
_ Haniwa ― 2006年04月01日 01時26分17秒
仰るとおり、新機種を出す可能性を言うのなら、U2やFM3Aをなぜ生産終了にしたのか、ですよね。新機種なんかいらないからFM3A残せ、という声の方が大きいと思います。フィルムの新機種の可能性は低いですね。高価な復刻F2ぐらいしか考えられません(笑)。
28mmF1.4Dはいつかは…と思っていたのに、フードがもう新品で手に入らないなんて。アクセサリーの早期打ち切りは、中古対策のように思えてなりません。でも新品で買いたくても、欲しい単焦点レンズがなければ買いようがないですよねぇ…。
※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。
※投稿には管理者が設定した質問に答える必要があります。
>今回の発表も「つもり」「可能性」という逃げの言葉があるのでそのまま信用するわけにはいかない。
そうですよね。デジタル一眼より安く買えるAF機であるU2あたりをラインナップに残していたら多少は信用できるのですけどね。最上位機種だけ残してそんなことを言われても…。(苦笑)
>Ai AF Nikkor 28mm F1.4D用のフードHK-7はもう販売終了になっている。
これでは、新機種が出るとは普通は考えにくいですよね(^^;