ニコンがフィルムカメラ継続についてアナウンス2006年02月03日 16時12分00秒

ニコンが2006年1月11日にフィルムカメラのラインナップ縮小を発表したが、一部報道で「事実上の撤退」などと書かれていた。

先ほどニコンが、フィルムカメラ製品ご愛用の皆様へ(2006年2月3日 株式会社ニコン)というアナウンスをした。

フィルムカメラから撤退するのかというお問い合わせも少なからずいただいておりますが、1月11日にご案内申し上げました通りF6とFM10、そしてそれを支えるニッコールレンズ群40本以上、アクセサリー群については今後とも生産を継続し、フィルムカメラへの強い需要、皆様からのご支援がある限り、基本的に本事業を継続していくことを改めてお知らせ申し上げます。引き続きフィルムカメラへのご愛顧、お引き立ての程宜しくお願い申し上げます。
時代の流れに合わせデジタルカメラに経営資源を重点的に投入し今後の新しい写真文化向上に貢献していくことはもちろんですが、弊社はニコンカメラのルーツであり、独特の豊かな表現力、質感、奥深さを持つフィルム写真をこれからも大切にしてまいります。そして業界のリーディングカンパニーとして映像文化を支えて来た誇りを持ち続け、様々な写真展支援やフォトコンテストへの協賛といった活動を通して、写真文化全般の振興にも引き続き注力してまいります。

頼むぜ、ニコン。でもフィルムがなくなったら意味ないけど…。そうなったら、フィルム製造設備買い取ってくれ(笑)。ついでにいうなら、FM10とF6のアクセサリだけでなく、最低限他のフィルムカメラの視度補正レンズも供給して欲しい。視度は変わってくるから、今必要なくても後で必要になる。

・有力情報:ニコン、フィルムカメラ全面撤退はせず: "Haniwaのページ"作者のblog(2006年01月20日)
 ・朝日新聞、報道遅すぎ: "Haniwaのページ"作者のblog(2006年01月13日)
 ・ニコンがフィルムカメラ製品のラインアップ見直しについてアナウンス: "Haniwaのページ"作者のblog(2006年01月11日)

コメント

_ りー ― 2006年02月03日 17時28分35秒

なんか必要最低限のことだけは言わなきゃ。って感じで今ひとつ力強さがないなあ。「基本的に本事業を継続していく」の「基本的に」ってなんだ。若い人が意味もなく格好つけてるしゃべり方みたいだ。

しかし報道の力は大きいですからね。フィルムはもう終わりという風潮を後押しした罪は大きい。

アイピースや視度補正レンズやスクリーン、それから電池の蓋(FM用が錆びてて買い換えたことがある)あたりはサービスセンターで多めに持ってて欲しいなあ。

_ Haniwa ― 2006年02月03日 17時40分41秒

りー様、
おっしゃるとおり、なんか条件付で、言質取られないようにという感じがしますね。

F3アイレベルの視度補正レンズは在庫限りのようですよ。FM3Aのが使えるんですが、これもいつまでもつか。

ツァイスイコン用の視度レンズがF3やFM3A系に使えるようです。視度表示がひとつずつずれてますが(合成視度と単体視度の違い)。ツァイスの-1dpt買えばニコンの-2dptの代わりになります。こっちは、FM系と違ってゴム付きです。

もう、頼りはコシナ様(笑)ツァイス様(笑)だけなんですかねぇ。

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