Ricoh GR 21mm相当の作例 ― 2022年01月22日 00時00分00秒
CONTAX G用Biogon T* 21mm F2.8とAi Nikkor 20mm F2.8S(AI Nikkor 20mm f/2.8S)の歪曲収差の比較ついでに、Ricoh GRにワイドコンバージョンレンズGW-3を装着して21mm相当の作例もおみせしたい。
【写真】:Ricoh GR、13.7mm(35mm版21mm相当)、F5.6、1/400秒、プログラムAE、ISO-AUTO(ISO 100)、AWB、画像設定:スタンダード、ワイドコンバージョンレンズGW-3、専用花形ラバーフード
Nikon Z6作例4(CONTAX G Biogon T* 21mm F2.8) ― 2021年11月24日とNikon Z6作例7(AI Nikkor 20mm f/2.8S) ― 2022年01月19日とほぼ同じ場所だが、撮影日時は違う。
リコーGR + GW-3ワイコンは、CONTAX G Biogon T* 21mm F2.8ほどではないが、AI Nikkor 20mm f/2.8Sよりは歪曲収差が目立たない。しかも素直な樽型だ。これだと画像編集ソフトで修正もしやすい。
ただ、ニコンZ6を使い始めると、GRの空の色の渋さが気になる。個人的には富士フイルムのアスティア100FやセンシアIIIのような青空が好きだったので、GRのコダックの忠実系のような地味な青空は苦手だ。これも、GRのボディ内RAW現像で画像設定を「ビビッド」にすると、似たような青空にはなる。その代わりほかの色もケバくなってしまうが。
【追記】
リコーGRのカメラ内RAW現像で、「ビビッド」に変更したものを下に追加しておく。リサイズのみ(写真・写真2とも)。
【写真2】:Ricoh GR、13.7mm(35mm版21mm相当)、F5.6、1/400秒、プログラムAE、ISO-AUTO(ISO 100)、AWB、画像設定:カメラ内RAW現像でビビッドに変更、ワイドコンバージョンレンズGW-3、専用花形ラバーフード
【追記ここまで】
リコーGRは歪曲の少なさと、そのコンパクトさとが両立していて、これはこれでZ6入手後でも使いでのあるカメラだと思う。
リコー・ペンタックスもがんばって生き残って欲しい。
【関連追記】
Nikon Z6作例1(CONTAX G Biogon T* 21mm F2.8) ― 2021年11月13日
Nikon Z6作例4(CONTAX G Biogon T* 21mm F2.8) ― 2021年11月24日
Nikon Z6作例5(AI Nikkor 20mm f/2.8S) ― 2021年12月09日
Nikon Z6作例6(AI Nikkor 20mm f/2.8S) ― 2022年01月18日
Nikon Z6作例7(AI Nikkor 20mm f/2.8S) ― 2022年01月19日
Ricoh GR 21mm相当の作例 ― 2022年01月22日
コメント
_ ノラ猫軍将軍山本ミケ六 ― 2022年01月23日 15時07分16秒
_ Haniwa ― 2022年01月29日 10時21分50秒
お返事が遅れてすみません。m(_ _)m
>きちんと使いたい目標があってきちんと開発してるカメラだからですよねぇ、
>撮影側の要求に答える良いカメラを開発できる社風は生き残れるのでしょうか…。
GRシリーズ、よいカメラだと思います。ただ、GR IIIは値段が下がりませんね。その値段ですとレンズ交換式ミラーレスのカメラが買えてしまいます。この大きさに意義を見いだせる人が買うのでしょうね。
GRは水準器の表示も見やすく、こういう作例のときに重宝します。端に単に棒が出て傾いてると色と棒のズレで示してくれます。ニコンの円形の変な水準器がど真ん中に出る奴って、あれ、スナップでは使えません。嫌がらせかと思いますよ(泣)。
リコーGRは色々な点で、さっと撮れる工夫のされたよいカメラだと思います。
生き残って欲しいですね。
ニコンのZ6と比べますと色が地味に見えますから、RAW現像が必要かもしれませんね。
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これはこれでZ6入手後でも使いでのあるカメラだと思う。
きちんと使いたい目標があってきちんと開発してるカメラだからですよねぇ、
撮影側の要求に答える良いカメラを開発できる社風は生き残れるのでしょうか…。