Ricoh GR作例2 ― 2015年10月16日 00時00分00秒
前回は画像設定をいじった作例だったので、今回は画像設定「スタンダード」のままの作例。京浜急行のぽってり艶々の赤の塗装がうまく表現されているか、日の当たるところと陰の部分の描写など。作例の画像サイズが小さいのでよく分からないかもしれないが…。
品川(京浜急行電鉄新600形):Ricoh GR、18.3mm(28mm相当)、F2.8開放AE、1/200秒、ISO100、画像設定スタンダード、NDフィルターOFF、AWB、中央1点「スポット」AF、マルチパターン測光、露出補正なし
AFはマルチだと思ったようにピントが来ないことがあるので、中央1点の「スポットAF」にした。それよりもAFターゲットの小さい「ピンポイントAF」というのもあるのだが、スポットが一番合焦が速いような気がするのでこれにしている。GR DIGITALの時は撮像素子が小さかったので被写界深度が深く、マルチAFにしてもそんなにピントを外すことはなかったのだが、APS-CサイズのGRだと被写界深度が浅いので、比較的近距離で明らかに違うものにピントが来ていることが目立つ。それでスポットAFにした。
作例はJPEG撮って出しで、リサイズのみ。個人的にはもう少しコントラストは低い方が好みだが、しばらく「スタンダード」で撮って傾向を掴みたい。
「普通 京急蒲田行き」って以前はなかったような。そんなことどうでもいいか(笑)。
コメント
_ みっち ― 2015年10月16日 10時26分07秒
_ Haniwa ― 2015年10月16日 11時06分58秒
GRの予め用意されている画像設定は「スタンダード」と「ビビッド」しかないんです。あとは「設定1」「設定2」という自分で設定したものを保存できるだけです。
GRDには「軟調」というのもあったんですが。私は「軟調」をベースにいじっていました。
雲一つ無い晴天で撮ってみると、彩度がやや低くてコントラストは高い感じで、全体の印象はリバーサルフィルムっぽい感じでした。富士で言えば彩度はアスティアでコントラストはプロビアという感じでしょうか。コダックで言えばEPNのコントラストを高めた感じでしょうか。ドキュメンタリーっぽい感じに撮れます。それを狙っているのかなぁ。
コントラストは設定で下げられますから、しばらくスタンダードで撮ってみて調子を掴んでからいじってみます。彩度はこのままの方が飽和しなくていいかもです。
画像設定とは別にEFECTに白黒、白黒(TE)、ハイコントラスト白黒、クロスプロセス、ポジフィルム調、ブリーチバイパス、レトロ、ミニチュアライズ、ハイキーかすか、シフトクロップが選べます。
ポジフィルム調ってまだ使ってないんですが、スタンダードとどう違うのか試してみます。
どうして軟調とかネガフィルム調とかないんですかねぇ。パリパリ、パキパキが風潮なんですかねぇ。「せっかくローパスフィルターレスなんだから、パキパキで行くぜぇ」みたいなノリでしょうか(泣)。
クロスプロセスとかブリーチバイパスとか使わないと思います。「かすか」ってなんやねん、という感じです(笑)。春日の間違いちゃうんか(笑)。
気になるデジカメ長期リアルタイムレポート
リコーGR【第5回】
追加された新エフェクト「かすか」を試す (2014/2/18 13:01)
ttp://dc.watch.impress.co.jp/docs/review/longterm/20140218_635600.html
_ めがねのパイロット ― 2015年10月16日 17時48分03秒
D700も、ピクチャーコントロールユーティリティーを落として、なんとなく色合いを見ながら、設定をチマチマしています。
コントラストは、デジタルで落としたのとフィルムでのそれとは、やはり感じが違ってしまい、そういうところをうまく再現してくれるメーカー、早く出ないでしょうかね。
ハッキリくっきりは、確かに見栄えは良いですが、見ていて疲れます。
鑑賞したい写真は、やはりそういう路線とは、違うかなぁ~
_ いつもとおりすがり ― 2015年10月16日 21時25分25秒
私が言うことではないかもしれませんが、世間ではDxOのFilm Packなどのソフトで「フィルム調」に仕上げるのがデフォルトなのかもしれません、デジタルの「カッチカチ」の画像は。無料お試し版もあるようですし。
インクジェットプリントの場合、マットやラグ調のテクスチャーを持つ印画紙が流行ったのも納得です、なんせ、デジタルは「カッチカチ」ですから。笑
まあ、写真業界、印刷業界の従来のニーズとしてポジ調が重宝されるのもわかりますが、ネガユーザーにとっては単調すぎるというか、味気ない感じですね。
_ ノーネームしたん ― 2015年10月17日 16時02分04秒
写真マニア以外の風潮がこういう傾向なんでしょうかね?、
マニア以外の人でコントラストも彩度も高めのパッと見て明るい派手な写真好む人とかもわりといますけどね、
まあ個人の好みですから…、
あとでPCとかで弄ってプリントしたのをそれぞれ見比べるとかだと、また違った意見出て来るのでそういう楽しみ方が出来たんだとおもえばそこは良いんですけどね。
>「普通 京急蒲田行き」
キャスター付きのカバン持ってる人もいますけど温泉行でしょうかねぇ…、そのカバンで毎日痛勤とかだとおもいやられるなぁ。
>「かすか」
かすか=人間のカスなのか!、
という意味です。
↓リコー ↓Haniwa氏
カーッ(゚Д゚≡゚д゚)、ペッ (ノД`)・゜・。
_ -saba ― 2015年10月23日 01時44分13秒
Haniwa様のブログは毎日のように見させていただいております。
フィルムカメラ2年生の私にとってはHaniwa様の写真は作例一つをとっても非常に参考になります。
それにしてもGRの画質は圧縮されても素晴らしいですね。
レンズの良さや階調の良さがひしひしと伝わってきます。
毎日が金欠の学生としては本当にうらやましい限りです(泣)
そして近年はフィルムの銘柄の削減と値上げが連続しておりますが
ヨドバシではローライのフィルムが新発売されたので
CS5011-Cinestill-50D-カラーでも買おうかなって思っています。
秋は何かと撮るものが多いので重宝しそうです。
長文&駄文失礼いたしました
_ いつもとおりすがり ― 2015年10月27日 15時01分43秒
スマホやPCはどちらも細かい文字をみなければならないのでこのようなことに気をつけなければならない時代のようです。
「スマホ老眼」 20、30歳代に増加
ttp://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151027-00010001-yomonline-life
デジカメでも同様のことが言えるでしょうね。「目の酷使」、「脳の酷使」ですから。
_ とんかつ ― 2015年11月04日 16時02分03秒
撮像素子が大きくなり、画素数も多くなるとレンズにお構いなしに経年で受光側がスペックアップしていく。撮像素子側の発色もセンサーサイドが握っている。
リコーは光を受ける側がスペックアップしたために、レンズを一新するしかなかったのですよ。
エッジやシャドウがきいているという感じ。
リコーは、GRのレンズに手を抜けない。
焼きなおしのもやもやレンズだったら、めちゃめちゃ言おうかと思ったけれど、リコーは手を抜かない。
年末にかけて、高感度を使う機会が増えるでしょうから楽しみです
あと一つだけ。私にはカメラはフィルムカメラです。恰好がにていますがデジタルはデジタル映像機器でくくります・
コダックが英国の会社欧州はに移って良かった。イルフォードなどと同様欧州には300年たっても変わらないまちなみ文化が有ります。(エクターを現像に出すたびエクター現像にしますかと聞かれる)
コメントをどうぞ
※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。
※投稿には管理者が設定した質問に答える必要があります。
お久しぶりです。
ほぅ、これで「スタンダード」ですか。ちょっと彩度ないしコントラストが高いような。
ニコンもD800からD810に変わるとき、「スタンダード」がちょっと派手になりました。(メーカーも認めています)
こういうのって、世間の風潮なんですかね。(汗)まあ、気になる人は自分で調整しなさいということなんでしょう。