Ai AF Nikkor 18mm F2.8Dやテレコンバータなど生産終了リストに2006年04月12日 00時00分00秒

4月11日、ニコンの生産終了リストに以下のレンズ等が新たに掲載された。

  • SB-22s
  • AF Zoom Nikkor 28~100mm F3.5~5.6G
  • Ai AF Micro Nikkor 105mm F2.8D
  • Ai AF Nikkor 18mm F2.8D
  • Reflex Nikkor 1000mm F11
  • Reflex Nikkor 500mm F8
  • Ai Micro Nikkor 200mm F4S(IF)
  • Ai Nikkor ED 800mm F5.6S(IF)
  • Ai Micro Nikkor 200mm F4S(IF)
  • PC Nikkor 28mm F3.5
  • Ai Nikkor 15mm F3.5S
  • Ai Zoom Nikkor 28~85mm F3.5~4.5S
  • Ai TC-201S
  • Ai TC-301S
  • Ai TC-14AS
  • Ai TC-14BS
  • ニッコールSW 150mmF8(シャッターNo.1付)
  • ニッコールSW 120mmF8S(シャッターNo.0付)
  • ニッコールSW 90mmF4.5S(シャッターNo.0付)
  • ニッコールSW 75mmF4.5S(シャッターNo.0付)
  • ニッコールSW 65mmF4S(シャッターNo.0付)
  • ニッコールW 300mmF5.6(シャッターNo.3付)
  • ニッコールW 210mmF5.6(シャッターNo.1付)
  • ニッコールW 105mmF5.6S(シャッターNo.0付)
  • ニッコールM 300mmF9(シャッターNo.1付)
  • ニッコールM 200mmF8S(シャッターNo.0付)
  • ニッコールAM ED210mmF5.6(シャッターNo.1付)
  • エル・ニッコール50mm F2.8N

Ai Micro Nikkor 200mm F4S(IF)が2つあるのは、ニコンの元の一覧になぜか2つ書いてあるため。元のページが修正されたら、こちらも直す予定。

テレコンバータが生産終了になったのだが、このテレコンバータは汎用性が高く、AFレンズにつけてもMFで使えたのだが、 現行のAF用のテレコンバータはAF-S・AF-Iレンズ専用なので、それ以外のレンズには使えない。

Gタイプレンズもそうだが、どうしてこういう汎用性の低いものばかりにしていくのか分からない。 AF-S VR Micro Nikkor ED 105mm F2.8G (IF)にしても、絞りリングのないGタイプでなく、絞りリングのあるDタイプにしておけば、ベローズや接写リングにつけて使えるのに、Gタイプにしたばかりにボディに直接付けて使うほかなくなる。 AF-SやVRという付加機能が使えなくても、ベローズや接写リングを用いた使い方をしたいときにGタイプだとできないのである。電気的に連動したベローズや接写リングを用意しているのならよいが、そうでないのにマクロレンズをGタイプで出す真意がわからない。

そういうニコンのラインナップの疑問は、Ai AF Nikkor 18mm F2.8Dの生産終了にもある。このレンズはAPS-Cサイズの撮像素子を持つニコンDXフォーマットのデジタルカメラで、27mm相当の画角のレンズである。 高価なレンズなので、買う人も少ないかもしれないが、DXフォーマットで28mm付近の単焦点レンズがないというのがわからない。 Ai AF Nikkor 18mm F2.8Dを生産終了にするのなら、手に入りやすい価格の"AF DX Nikkor 18mm F2.8G"とか出すべきだと思う。

Ai AF Nikkor 28mm F1.4Dの生産終了にしたって、42mm相当のF1.4の高性能レンズがなくなってしまうことになり、何を考えているのだろう?と思ってしまう。 SIGMA 30mm F1.4 EX DC HSMは、ニコンのAi AF Nikkor 28mm F1.4Dにはとても及ばない性能であり、しかも、シグマは135フルサイズ用の各社50mmF1.4と比較してコマ収差が少ないとか言っている。 シグマの28mmF1.8シリーズ(現行品はSIGMA 28mm F1.8 EX DG ASPHERICAL MACRO)のコマ収差の無さからすると疑問のレンズ構成だ。そういう意味でもAi AF Nikkor 28mm F1.4Dは、いつかは買うぞ、という目標のレンズだったのに。
ニッコール千夜一夜物語第二十八夜:~ノクトの思想を受け継いだレンズ~「Ai AF Nikkor28mm F1.4D」参照

そんなわけでニコンのレンズラインナップに疑問があるので、Nikon D50を買わずに、リコーのGR Digitalを買ったのだ。

ニコンは、DXフォーマットを続けるつもりなら、超広角から広角に相当する手に入りやすい価格のDX単焦点レンズをラインナップすべきだし、する気が無いのなら、135フルサイズのデジタル一眼レフを出すべきだ。このあたりを誤魔化しているとどんどんユーザーはキヤノンに流れると思う。キヤノンの135フルサイズデジタル一眼レフにアダプターを使えばMFニッコールもAEで使えて手持ちの広角・超広角レンズが活かせるのだから。

Ricoh GR Digital その3 ファームウェア2006年04月13日 00時00分00秒

先週末に購入したRicoh GR Digitalだが、ファームウェアは3月24日に公開されたVer.2.0ではなく、その一つ前のVer.1.09だったので、ファームウェアを更新することにした。

やり方は、リコーのサイトをよく見ていただくとして、この機能拡張ファームウェアVer.2.0で新規に追加になった機能をみてみよう。
機能拡張ファームウェアVer2.0(Ricoh GR Digital)

新規に追加になった機能は、

  • シンクロモニターモードのON/OFF
  • シャッターボタンでの設定確定
  • ダイヤルの回転方向の選択

の3点。

【シンクロモニターモードのON/OFF】
最初のシンクロモニターモードは、外部ファインダーを使用するときなどに背後の液晶モニターをOFFにできる機能だが、以前の仕様では、シャッターボタン半押しで液晶モニターが点灯した(シンクロモニターモードON)。新機能は半押しでも全く液晶モニターを点灯させないこともできるようになった(シンクロモニターモードOFF)。

これはいいと思ったのだが、液晶モニターは構図以外にも様々な情報が表示されるので、全く点灯しないとシャッタースピードも絞りもなにも分からなくなってしまう。この点古い銀塩フィルムカメラでは、ダイヤル式でシャッターや絞りを設定していたので、ダイヤルを見れば設定状況が分かる。GR Digitalも前後の二つのダイヤルでシャッタースピードと絞りの設定ができるが、ダイヤルは様々な機能と兼用で、ダイヤルにシャッタースピードや絞り値が書かれているわけではない。なので、この新機能は使う場面が限定されるだろう。できれば黒バックでシャッタースピードと絞り値などの設定情報のみをシャッターボタン半押しで表示させるような機能が欲しい(白バックだと明るくなってしまうので夜間撮影時に困る)。あるいは、他のボタンを押すと押している間だけ各種設定値が液晶モニターで確認できるようなものでもいいと思う。

【シャッターボタンでの設定確定】
これも便利だと思ったのだが、シャッターボタンを押すと、設定変更が確定すると同時にオートフォーカスも「シャーピシッ」と機能してしまうので、なんだか鬱陶しい(笑)。まあ、設定変更から即座に撮影に移れるという点を評価すべきなのだろう。この機能は使わないかも(笑)。ADJ.ボタンで設定変更するのだから、ADJ.ボタンを押すと確定という機能があってもよいと思う。

【ダイヤルの回転方向の選択】
これはいい。絞り値を変更するアップダウンダイヤルの回転方向がデフォルトではニコンのレンズの絞りリングと逆なので使いにくかった(というかニコンやペンタックスが世間と逆なのだが)。

さっそく変更したのだが、変更すると背面のADJ.ダイヤルのシャッタースピード変更の回転方向も反対になる。シャッタースピードはデフォルトの回転方向が手持ちのニコンのダイヤル回転方向と同じなので、同時に変更されると困る。絞り値を変更するアップダウンダイヤルとシャッタースピードを変更するADJ.ダイヤルとを独立に回転方向の決定ができるようになればありがたいのだが。しかし、GR Digitalにはマニュアル露出と絞り優先露出はあっても、シャッタースピード優先露出はないし、手持ちのニコンの一眼レフも絞り優先露出の機種なので、絞り値をニコンと同じ方向にすることでよしとした。 まあ、いまのところほとんど露出はオートでそれに露出補正を加えているだけなのであまり問題ないといえば問題ない。

こういうふうにこまめにファームウェアを改良してくれるのはありがたい。バグを直す消極的なファームウェアのバージョンアップはよくあるが、機能を拡張するファームウェアのバージョンアップはそうそうあるものではない。リコーのGR Digitalに対する意気込みが感じられてよい。コンパクトデジタルカメラにもかかわらず、リコーは2~3年のタームで販売したいと言っているようなので、ますます今後のアップデートが期待できそうだ。

なお、4月13日付でMac OSX/OS9用の新しいソフトウェアが公開されている。
ソフトウェアダウンロード>GR DIGITAL

ニコンから「ニコンF」が新発売!2006年04月13日 00時00分01秒

おお、ついにニコンから「ニコンF」が新発売だぁ!
http://www.nikon.co.jp/main/jpn/whatsnew/2006/0413_f-frame_01.htm

と思ったら、

株式会社ニコン(社長:苅谷道郎)の子会社、株式会社ニコンアイウェア(社長:羽中田政樹)は、高品質、高級感を追求した、紳士向け最高峰コレクション「ニコン F(エフ)」メガネフレームを、2006年4月15日から発売します。

め、メガネかよぉ。

商品名の「ニコン F」は、ニコンブランドの礎である一眼レフカメラ「ニコンFシリーズ」の名を冠したものです。「ニコンFシリーズ」は、1959年に「ニコンF」を発売して以来、現在も「ニコンF6」を販売している一眼レフカメラのフラッグシップモデルです。その高品質、高級感が、今回発売する紳士向けメガネフレーム「ニコン F」のコンセプトと合致することから、ネーミングしました。

紛らわしいからやめて(笑)。

PROVIA 400X早く使わなければ2006年04月14日 00時00分00秒

GR Digitalを購入したので、毎日ネタがGR Digitalばかりになってしまいそうなので、フィルムネタを無理やり(笑)。

先週新発売の富士フイルムの新しいISO400リバーサルフィルム、PROVIA 400Xを、この週末に頑張って使うつもり(ついGR Digitalばかり使いたくなる気持ちを抑えて-笑)。ただ、天候や行き先によっては使うカメラがコニカ現場監督28HGになってしまうかもしれない。

GR Digitalと現場監督。同じ画角の単焦点コンパクトカメラ持って行ってどうする?いーんです!(川平慈英風に) わたしゃ、28mmが好きなんですよ。 ついでにF3にAi Nikkor 28mm F2.8S、F-501にSIGMA 28mmF1.8 Asphericalも持って行ったりして(笑)。ちなみに、一族郎党(笑)から、「同時に2台以上の一眼レフを首から下げるのは、みっともないからやめてくれ」と言われている(笑)。

ところで、GR Digitalを買って何が危ないかというと、外部ファインダーや21mm相当のワイドコンバーターなどのアクセサリーを揃えたくなるということではなくて(それは購入時に織り込み済み)、銀塩GRシリーズに目が行ってしまうこと(笑)。GR1とGR Digitalの2台体制。うーん、考えないことにしよう(笑)。

ニコン、AF-S DX VR Zoom-Nikkor ED 18-200mm F3.5-5.6Gの製品供給不足に関するお詫びを発表2006年04月14日 00時00分01秒

デジタル一眼レフカメラ専用DXニッコールレンズ「AF-S DX VR Zoom-Nikkor ED 18-200mm F3.5-5.6G」の製品供給不足に関するお詫び(ニコン)

これの供給不足のせいで随分と損をしていると思う。私も一瞬、D50とAF-S DX VR Zoom-Nikkor ED 18-200mm F3.5-5.6Gを買おうと心が動いたが、レンズの「納期二ヶ月」を見て正気に返ったもの(笑)。

他にもAi AF Nikkor 35mm F2Dとか品薄気味の商品の供給も頼みますよ。こんな状態じゃ、"AF DX Nikkor 18mm F2.8G"とか"AF-S DX Nikkor ED 18mm F2G"とか当分出なさそうだなぁ。

頑張れニコン。

【追記】
インプレスデジカメWatchにもう少し詳しく出ていた。
ニコン、「AF-S DX VR 18-200mm F3.5-5.6」の供給不足を発表~需要に追いつかない状況、5月以降にも増産(デジカメWatch)

生産は計画通り進んでおり、製品の品質や生産工程に問題があるわけではないとしている。

Ricoh GR Digital その4 ファインダー2006年04月17日 00時00分00秒

Ricoh GR Digital with GV-1

Ricoh GR Digital報告第4弾。今回は、外部ファインダー。

GR Digitalにはファインダーが無くて、背面の液晶モニターで撮影する。上部にアクセサリシューがあるので、そこに光学式外部ファインダーをつけられる。このアクセサリシューに各種ファインダーが取り付け可能だが、左にポップアップ式の内蔵ストロボがあるので、純正オプションのGV-1以外は内蔵ストロボと干渉しないか要確認だ。GV-1はストロボに干渉しないように少し右にオフセットされている。ストロボを使わない人は干渉を気にしなくてよいが。(左右の表記は撮影時に撮影者側からみた状態)

そして、この外部ファインダーGV-1の見えだが、21mm対応のファインダーとしては価格も抑えてあり、見えも悪くない。しかし、個人的には、アルバダ式ファインダーは苦手で、周囲のギラギラした枠はちょっと好きではない。そして実際の写りとの差だが、近距離で外部ファインダーで見た範囲よりも実際に画面下部がかなり多めに写るぐらいで、使いやすいと思う(近距離では横位置で下方にずれるイメージで撮ればOK)。

この外部ファインダーがなぜ必要かといえば、それはGR Digitalの背面液晶モニターが、明るい戸外ではハイライト部分以外見えにくいからだ。これはモニターの明るさを最大にしても改善しない。以前ニコンから出ていた高額なコンパクトデジカメで、反射式兼用の液晶モニター搭載の機種があったように思う(*)が、最近はそういう液晶はないのだろうか。GR Digitalに限ったことではないのだが、こういう液晶は改良を求めたい。
* 例えばNikon Coolpix 5400高透過アドバンスト液晶というのが、それ。このCoolpix 5400は28mm相当からのズームで、後継機種が出ないかと思っていた。Nikon Coolpix 8400が後継なのだろうが、これも生産終了。これらは当時値段が高くて手が出なかった。ニコンの現行コンパクトデジカメの液晶モニターは「高透過アドバンスト液晶」といった表記がなくなっているのだが、晴天下でどうなのだろう。

なので、晴天戸外で撮影するときには、外部ファインダーがあったほうがよい。液晶モニターフードがハクバから出ているのだが、どれぐらい効果があるのか気になるところだ。しかし、液晶フードを開いてかさばる状態で胸からカメラを提げるのはちょっと嫌だなぁ。あと、逆にものすごく暗いところでも、外部ファインダーはよく見える。明るい戸外と、ものすごく暗いところでは、外部ファインダーは大活躍。

外部ファインダーの問題点は、価格が高いことと、もうひとつ、せっかくコンパクトで胸ポケットにも入るGR Digitalが、ファインダーをつけると胸ポケットに入らなくなってしまうこと。そしてむきだしで出っ張ったファインダー前面(対物)ガラスも傷つきそうで怖い(笑)。

いまのところ、気合を入れて撮りに行くときは外部ファインダーありで、カメラもついでに持っていくというときはGR Digital単体で、という使い分けをしている。専用ケースも、外部ファインダーつきで収納できるものがあればいいなぁ。カバンに入れるときは、ニコンの本革製レンズポーチNo.62(既に生産終了)に突っ込んでいる。

なお、この外部ファインダーGV-1にも1年間の保証書がついているので、購入する際に販売店印を押してもらうのを忘れないように。私は、ヨドバシカメラで本体と一緒に買ったときに押し忘れがあった(笑)。あとでレシートと保証書を持って行って押してもらったが。

ニコン、中期経営計画(06年度~08年度)説明会の主な質疑応答をサイトに掲載2006年04月17日 00時00分01秒

株式会社ニコンは、2006年4月17日、3月30日に開催した「中期経営計画(06年度~08年度)説明会」の主な質疑応答をサイトに掲載した。
http://www.nikon.co.jp/main/jpn/profile/ir/event/midtermbusiness/index.htm#2

抽象的なので、これを読んだだけで今後のニコンの方向性がすぐ分かるわけではないけれど…。行間を読めば見えてくるかも(笑)。

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DXニッコールの将来を考える2006年04月18日 00時00分00秒

ニコンはデジタル一眼レフカメラでは、DXフォーマットという23.7x15.7mmサイズの撮像素子を使っている。このDXフォーマットでは、同じ焦点距離のレンズでも、従来の135(35mm版)用レンズよりも画角が狭くなる。1.5倍相当になる。例えば28mmレンズをDXフォーマットのカメラで使うと、135で42mmレンズを使ったときの画角に相当する。なので、広角側を写したければより焦点距離の短いレンズが必要となる。

そこでニコンはDXフォーマットに特化した、イメージサークルの小さい「DXニッコール」を発売している。DXニッコールは、最初からデジタル一眼レフ用に開発しているので、デジタル一眼レフで性能を発揮できるのだが、弱点がある。それは、DXフォーマットよりも大きいフォーマットに対しては、当たり前だが周辺が写らないことだ。だから銀塩の135システムにDXフォーマットは基本的に使えない。

問題は、ニコンのデジタル一眼レフのフォーマットがDXフォーマットよりも大きくなったときに、DXニッコールではイメージサークルが足りずに使えなくなるということだ。実際にはニコンはキヤノンのように中途半端なサイズをそろえたりはしないだろうから、「135フルサイズ」の撮像素子を持つニコンデジタル一眼レフが出たときに使えなくなって困るのではないか、というのが不安要素だ。

ニコンは「135フルサイズ」を出すとも出さないとも言っていないから、出るのか出ないのか分からない。しかし、実際にKodakからかつて135フルサイズのニコンFマウントデジタル一眼レフが発売されていたことから、ニコンFマウントでの135フルサイズは全く不可能というわけではないはずだ。可能性はある。

そこで、もし、ニコンが135フルサイズデジタル一眼レフを出してきた場合に、DXニッコールは使えなくなってしまうのか。いや、ニコンは救済策を持っていると私は思っている。それは、ニコンD2Xで搭載されたクロップ高速機能だ。このクロップ高速機能は、撮像素子の中央部6.8メガピクセルを使用して、8コマ/秒の高速連続撮影を可能にする機能で、装着レンズの焦点距離2倍相当の画角で撮影できるものだ。

このクロップ高速機能を、135フルサイズ撮像素子搭載デジタル一眼レフの中央部のDXフォーマット相当部分だけをクロップするようなものとして搭載すれば、フルサイズデジタル一眼レフにDXニッコールを装着しても快適に使用できるはずだ。135フルサイズ機にDXニッコールを装着したときにはクロップ高速機能を使うようにすれば、135フルサイズデジタル一眼レフも従来のDXフォーマットのデジタル一眼レフのように使える。クロップ高速機能はそういう可能性を秘めた技術だと私は思っている。もっとも、これは私の憶測であって、実際にはそうならないかもしれないし、なにか技術的な制約があるかもしれない。

はてさて、ニコンは135フルサイズのデジタル一眼レフを出してくるのか。出すとしてそれはいつのことなのか。私には分からない。135フルサイズのカメラが必要なのかどうかも、他社との関係や撮像素子供給元との関係やDXフォーマットの広角側レンズラインアップなど複数の要素が絡み合っているので、簡単には予測できない。ただ、言えるのは、DXニッコールはそんなに先の無いレンズシリーズじゃないよ、ということなのだ。私の願望と妄想かもしれないが(笑)。

富士フイルム、黒白ペーパー製品の一部サイズを販売終了2006年04月18日 00時00分01秒

プロラボ・日本発色のサイトによれば、富士フイルムの黒白ペーパー製品の一部サイズの販売終了の通知がメーカーから来ているそうだ。このサイトの更新日が分からないので、いつの時点の話か分からないのだが、「ニコンFマウント用プラナーT*1.4/85ZFレンズ発売延期」の情報よりは新しい情報のようだ。

まとめると、販売終了の白黒印画紙は、

  • フジブロ WP 全紙50枚入FM2:007414
  • フジブロ WP 14.5×21.0cm100枚入FM3:007803
  • フジブロ WP 18.6×22.7cm100枚入FM3:007810
  • フジブロ WP 全紙50枚入KM2:236814
  • フジブロ WP 7.6×11.2cm1,000枚入KM2:236890
  • フジブロ WP 9.0×13.0cm500枚入KM4:243706
  • フジブロマイド レンブラントV ライカ全紙(38.1×56.0cm)20枚入(F[薄手]2号)213075

富士フイルムの白黒印画紙のサイトには上記製品はまだ載っている。

ニコン、Nikon View ProとCapture NXの発売を延期2006年04月18日 00時00分02秒

ニコンは、4月18日、高速画像閲覧ソフトウェア「Nikon View Pro」とフォトフィニッシングソフトウェア「Capture NX」の発売日変更をアナウンスした。

高速画像閲覧ソフトウェア「Nikon View Pro」、フォトフィニッシングソフトウェア「Capture NX」の発売日変更のお知らせ(ニコン)

  • 高速画像閲覧ソフトウェア「Nikon View Pro」 4月28日発売予定 → 発売日未定
  • フォトフィニッシングソフトウェア「Capture NX」 5月発売予定 → 発売予定日:7月

発売日変更(延期)はニコンのお家芸か(笑)。

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