Ricoh GR Digital ファームウェアVer.2.022006年04月28日 00時00分00秒

昨日更新できなかったので、1日情報が遅れたが、リコーは4月27日、GR Digitalの新しいファームウェアを公開した。バージョンは2.02。改良点は、「AFターゲット移動機能」という画面内のどこにでもオートフォーカスの対象となる点を移動させることのできる機能でのAF精度が向上するというもの。これで2,3,4月と毎月ファームウェアの更新があったことになる。

リコー GR Digital ソフトウェアダウンロード一覧

Ricoh GR Digital その6 外部フラッシュ2006年04月28日 00時00分01秒

Ricoh GR Digital and Nikon Speedlight SB-30

Ricoh GR Digitalリポート第6弾。今回は外部フラッシュについて。GR Digitalにはホットシューがついていて、指定のTTLフラッシュでTTL調光ができる。指定の推奨フラッシュは、シグマのEF-500 DG SUPERとEF-500 DG STのSA-STTLだ。SA-STTLはシグマのSAシリーズ用のものだが、SAシリーズは持っていないのでちょっと買う気がしない(笑)。手持ちのニコンのスピードライト(ストロボ)で使えないか試してみた。

一番確実に使うには、カメラのX接点とフラッシュのX接点をコードでつなぐことだが、GR DigitalにはISOのシンクロ接点がない。あるのはアクセサリシューのX接点だ。そこで問題となるのはX接点の周囲にあるリコー(シグマ)独自仕様のTTL調光用接点が、ニコンのスピードライト(ストロボ)側のニコン独自のTTL調光用接点と干渉してしまわないかということだ。干渉する場合にはテープで塞ぐなどの処置が必要になる。

そこで、アクセサリシュー(ホットシュー)にニコンSB-30を装着してみた。すると、真ん中のX接点以外の独自接点は互いに微妙に位置がずれているようで、接触しないみたいだ。ためしに外部自動調光で発光させてみたがうまく発光する。SB-30の自動調光もばっちりだ。もちろん、主要被写体が小さい場合などはアンダー目に発光するように自分で調節する必要はあるが、主要被写体が画面内を大きく占める場合はそのままで問題なく調光されていた。こういうメーカー推奨外のアクセサリ使用はもちろん自己責任で。心配な方は独自接点部分をテープで絶縁するなどされた方がいい。

GR Digitalには内蔵フラッシュがあるのに、わざわざ外部フラッシュを使うのは、ワイドコンバージョンレンズを使用した時に、フードで内蔵フラッシュがケラレて影ができてしまうからだ。SB-30をつけた場合にはワイドコンバージョンレンズ + フードでも影ができない(マクロは試していない、というかマクロ時はコードでカメラから離してシンクロさせるだろう)。

推奨品以外の外部フラッシュ使用時は、説明書にもあるように、ISO感度は手動設定、AまたはMモードで絞り値を手動設定、フラッシュ側も基本はカメラ側と同じISO感度絞り値に設定して、外部自動調光を選択する。また内蔵フラッシュは発光禁止に。なお、スレーブで発光させる場合には、GR Digitalの内蔵フラッシュは2回発光なので、2回発光に対応した外部フラッシュでないと、1回目の発光だけにスレーブ発光して終わってしまうので、失敗してしまう。外部フラッシュでスレーブ発光するときは注意。Nikon SB-30は2回発光のスレーブにも対応している。

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