【インタビュー】今年はいよいよフォーサーズが面白くなる(デジカメWatch) ― 2006年03月28日 00時00分02秒
【インタビュー】今年はいよいよフォーサーズが面白くなる(デジカメWatch)
気になるライブビューについて、オリンパスE-330企画担当、堀田康夫氏がインタビューに答えている。
AFの方式とライブビューとが関係しているので、その辺の理解がないと分かりにくいが、ちょっと説明する時間がない(笑)。
デジタル一眼レフのフォーマットは色々あってよいと思うが、あまり小さいフォーマットは一眼レフとして適切ではないような気がする。フォーマットが小さいとレフレックスの光学式ファインダーに適さなくなるからだ。(小さいと肉眼でピントを判別できるファインダーにしにくいし、逆に4×5みたいに大きいとミラーやペンタプリズムが巨大になって様々な弊害がでる)
一眼レフという、ファインダーで見ることを最優先にした機構は、フォーマットに小さすぎず大きすぎずという制限があるようだ。そのことを私に気づかせてくれたファーサーズは偉大だ(笑)。ニコンがDXフォーマットの「優位性」と言っているのは、大きすぎず小さすぎずという点も含まれていると思う。フォーサーズは、ライブビューを完成させなければ一眼レフとしては苦しい規格だと思う。その辺をよく考えて決めた規格なんだろうか。決定当時の撮像素子の価格や供給体制だけで決めているような気がする。
しかしライブビューなりでファインダーの問題をクリアすれば可能性は広がるだろう。ライブビューそのものを否定するつもりはない。ただ、ピントの分からない一眼レフにするぐらいならコンパクトタイプで十分だし、コンパクトタイプでレンズ交換式にしてもいいと思う、というだけだ。現時点では、あちら立てればこちら立たず見たいな状況だから、どれかが解決すればそちらの方向が流れになる。どの方向が本流になるかわからないが、ブレークスルーを期待している。ライブビューで表示を拡大しなくても凝視すればピントが分かるようになる日は来るのだろうか。視線入力を応用して、凝視するだけでそこが拡大表示されたりして(自分で提案しておいてなんだが、そんなファインダー使いにくそうだなぁ。目ん玉が攣りそうだ-笑)。
自分としては、あまり多くを望まず、MFレンズで露出計が一応動く135サイズのニコンFマウント一眼レフデジカメが30万円ぐらいで出てくれれば満足なんだが(爆)。えっ、多くを望んでいる?(笑)
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