カテゴリ名を「Carl Zeiss」から「Carl Zeiss_Voigtlander」にしました ― 2025年06月03日 00時00分00秒
これまでコシナの話題もすべて「Carl Zeiss」表記のカテゴリに入れていましたが、今日から表記を「Carl Zeiss_Voigtlander」にしました。URLの一部はzeissのままです。過去の「Carl Zeiss」カテゴリ記事はすべて「Carl Zeiss_Voigtlander」カテゴリに表示が変更になります。
COLOR-SKOPAR 21mm F4 P 作例(実質その4) ― 2025年06月03日 00時00分01秒
COLOR-SKOPAR 21mm F4 Pの作例を貼っておきます。ちょっと忙しくて、いまは焦点工房のLM-NZ II マウントアダプターを装着しているのだが、そのまえのLomography Leica M - Nikon Z クローズアップマウントアダプターのときの作例ですまん。
【写真】Piano Bar Lyon(ピアノバーリヨン)とRock Bar Lobby(ロックバー ロビー)(横浜市中区野毛町):Nikon Z6、Voigtlander COLOR-SKOPAR 21mm F4 P、F8、絞り優先AE、1/125秒、ISO-AUTO(ISO 100)、AWB(5550K)、マルチパターン測光、 マニュアルフォーカス(MF)、手ぶれ補正ON(ノーマル)、高感度ノイズ低減:標準、ピクチャーコントロール「オート」、手持ち撮影、Lomography Leica M - Nikon Z クローズアップマウントアダプター、Kenko PRO1D plus プロテクター(W)、専用フード、JPEGをリサイズ
以前Carl Zeiss Biogon T* 21mm F2.8 + KIPON CONTAX G-NIK Z マウントアダプター作例その2 ― 2024年01月16日とCornerFixでBiogon T* 21mm F2.8とニコンZ6での周辺色被りを解決 ― 2024年10月07日で同じ被写体を撮っているので比較すると分かりやすいかも。Biogon T* 21mm F2.8は、球面平凸レンズで像面湾曲を補正してこんな感じだが、COLOR-SKOPAR 21mm F4 Pはそうした補正無しでZ6に装着した状態で、こんなミラーレス機のセンサー前ガラスによる像面湾曲の影響状態だ。色被りもこんな感じなのでCornerFix使わなくても我慢できるかも。
隣の「ジャズ喫茶ちぐさ」の工事が全然進展していない感じだ。
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COSINA USERs にレンズの購入年月日等登録した ― 2025年05月24日
COLOR-SKOPAR 21mm F4 Pを新品で購入したが… ― 2025年05月25日 11時05分
COLOR-SKOPAR 21mm F4 P 交換品無事に届く ― 2025年05月25日 19時06分
富士フイルム、フィルム現像をスマホで完結できるアプリ「写ルンです+」を公開 ― 2025年05月29日
↑COLOR-SKOPAR 21mm F4 Pの作例1枚目
焦点工房のLM-NZ II マウントアダプター購入 ― 2025年05月29日
↑COLOR-SKOPAR 21mm F4 Pの作例2枚目
COLOR-SKOPAR 21mm F4 P 作例(3枚目) ― 2025年05月30日
Rayqual LM-NZマウントアダプターが出荷された ― 2025年06月04日 00時00分00秒
COLOR-SKOPAR 21mm F4 Pを新品で買ったら、前玉内側に傷があって交換してもらったところから、Lomography Leica M - Nikon Z クローズアップマウントアダプターの精度が悪いことが発覚し、レンズ自体も無限遠が出てるのか疑心暗鬼になり、焦点工房のLM-NZ II マウントアダプターを買ったのだが、さらにRayqual LM-NZマウントアダプターを注文するという無間地獄ならぬ無限遠地獄に陥っている話は既にした。
それで、ヨドバシドットコムで「お取り寄せ」になっていたRayqual LM-NZマウントアダプターが発送されたとメールが来た。午前4時半に「新東京(ヨドバシ)」で引受とあるが、指定時間帯「指定しない」となっている。この場合、追加で時間指定した方がよいのか迷う。というのは、ゆうパックは普通は関東地方間でも翌日に配達が普通なのに、ヨドバシからのゆうパックは時間指定無しでなぜか当日に配達されることがあるからだ(特にお取り寄せやプリンターインクの場合)。郵便局のサイトで「お問い合わせ番号」から受取時間指定をすると、やはり翌日以降しか指定できない。ここは今日宵のうちまでに荷物がどう動いているかみて、今日中に配達がなさそうなら、明日の都合のよい時間に指定することにしよう。
【追記:12:25】
中継局に午前11時頃到着しているようだ。これは今日中に配達されますな。
【追記:19:34】
Rayqual LM-NZマウントアダプター、届いています。「お届け希望日:最短日お届け 時間帯:指定無し(終日便)」と伝票にある。この「終日便」と書いてあるものは本当に数時間で届くようだ。さて、マウントアダプターの噂通りの精度は、カメラに装着したりレンズを装着するだけでもわかる。どちらも填めてからすーっと気持ちよく回転してカチッという小さな音で固定される。ガタもなくかといってきついわけでもなく、本当にすーっという感じ。素晴らしい。
写真は、Lomography Leica M - Nikon Z クローズアップマウントアダプター使用時のものだ。
【写真】野毛(横浜市中区):Nikon Z6、Voigtlander COLOR-SKOPAR 21mm F4 P、F8、絞り優先AE、1/40秒、ISO-AUTO(ISO 140)、AWB(8180K)、マルチパターン測光、 マニュアルフォーカス(MF)、手ぶれ補正ON(ノーマル)、高感度ノイズ低減:標準、ピクチャーコントロール「オート」、手持ち撮影、Lomography Leica M - Nikon Z クローズアップマウントアダプター、Kenko PRO1D plus プロテクター(W)、専用フード、JPEGをリサイズ
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↑COLOR-SKOPAR 21mm F4 Pの作例1枚目
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↑COLOR-SKOPAR 21mm F4 Pの作例2枚目
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Rayqual LM-NZマウントアダプター + COLOR-SKOPAR 21mm F4 P ― 2025年06月06日 00時00分00秒
精度が高いというRayqual LM-NZマウントアダプターが、爆速で出荷当日中に届いた。それでRayqual LM-NZマウントアダプターとCOLOR-SKOPAR 21mm F4 Pの組み合わせで撮ってみた。
懸念点は、Lomography Leica M - Nikon Z クローズアップマウントアダプターを使っても、焦点工房のLM-NZ II マウントアダプターを使っても、COLOR-SKOPAR 21mm F4 Pの絞りをF8に絞って2mの指標に合わせると、遠方にピントが来ていないことだ。COLOR-SKOPAR 21mm F4 Pの被写界深度表示に寄れば、2mに合わせると無限遠マークは「8」の表示よりも中心側にあり、被写界深度に入っているはずである。しかし、さきの2つのマウントアダプターだと無限遠どころか遠方の被写体にピントが来ていない。
それで、例の定点撮影場所、秋葉原の和泉橋からRayqual LM-NZマウントアダプター + COLOR-SKOPAR 21mm F4 Pの組み合わせで撮ってみた。
【写真1】秋葉原・神田川(和泉橋から神田ふれあい橋方向を望む):Nikon Z6、Voigtlander COLOR-SKOPAR 21mm F4 P、F5.6、絞り優先AE、1/250秒、ISO-AUTO(ISO 100)、AWB(5820K)、マルチパターン測光、 マニュアルフォーカス(MF)、手ぶれ補正ON(ノーマル)、高感度ノイズ低減:標準、ピクチャーコントロール「オート」、手持ち撮影、Rayqual LM-NZマウントアダプター、Kenko PRO1D plus プロテクター(W)、専用フード、JPEGをリサイズ、ピントは「神田ふれあい橋」に合わせてある
これまでこの場所からはF5.6で撮ることが多かったので、今回もF5.6で撮った。ピントはいつも通りに神田ふれあい橋に合わせたつもり。
球面平凸レンズ無しでこんな風に撮れるので、ミラーレス機のセンサー前ガラスの厚みによる像面湾曲の影響はあまりなく、ブルーグレイの色被りがあるぐらいだ。これはCornerFixでなんとかなる。
【写真1-1】中心部等倍切り取り:秋葉原・神田川(和泉橋から神田ふれあい橋方向を望む):Nikon Z6、Voigtlander COLOR-SKOPAR 21mm F4 P、F5.6、絞り優先AE、1/250秒、ISO-AUTO(ISO 100)、AWB(5820K)、マルチパターン測光、 マニュアルフォーカス(MF)、手ぶれ補正ON(ノーマル)、高感度ノイズ低減:標準、ピクチャーコントロール「オート」、手持ち撮影、Rayqual LM-NZマウントアダプター、Kenko PRO1D plus プロテクター(W)、専用フード、JPEGをリサイズ、ピントは「神田ふれあい橋」に合わせてある
【写真1-2】画面左等倍切り取り:秋葉原・神田川(和泉橋から神田ふれあい橋方向を望む):Nikon Z6、Voigtlander COLOR-SKOPAR 21mm F4 P、F5.6、絞り優先AE、1/250秒、ISO-AUTO(ISO 100)、AWB(5820K)、マルチパターン測光、 マニュアルフォーカス(MF)、手ぶれ補正ON(ノーマル)、高感度ノイズ低減:標準、ピクチャーコントロール「オート」、手持ち撮影、Rayqual LM-NZマウントアダプター、Kenko PRO1D plus プロテクター(W)、専用フード、JPEGをリサイズ、ピントは「神田ふれあい橋」に合わせてある
ここまではよい。
それで、F8で2mというスナップ的な使い方をするとどうなるか、だ。
【写真2】秋葉原・神田川(和泉橋から神田ふれあい橋方向を望む):Nikon Z6、Voigtlander COLOR-SKOPAR 21mm F4 P、F8、絞り優先AE、1/125秒、ISO-AUTO(ISO 100)、AWB(6550K)、マルチパターン測光、 マニュアルフォーカス(MF)、手ぶれ補正ON(ノーマル)、高感度ノイズ低減:標準、ピクチャーコントロール「オート」、手持ち撮影、Rayqual LM-NZマウントアダプター、Kenko PRO1D plus プロテクター(W)、専用フード、JPEGをリサイズ、ピントはレンズの2mの指標に合わせてある
F8・2mだと無限遠にピントが来ていないどころか、10~15mぐらいのところにもピントが来ていないぞ。なんてこった(泣)。
【写真2-1】中心部等倍切り取り:秋葉原・神田川(和泉橋から神田ふれあい橋方向を望む):Nikon Z6、Voigtlander COLOR-SKOPAR 21mm F4 P、F8、絞り優先AE、1/125秒、ISO-AUTO(ISO 100)、AWB(6550K)、マルチパターン測光、 マニュアルフォーカス(MF)、手ぶれ補正ON(ノーマル)、高感度ノイズ低減:標準、ピクチャーコントロール「オート」、手持ち撮影、Rayqual LM-NZマウントアダプター、Kenko PRO1D plus プロテクター(W)、専用フード、JPEGをリサイズ、ピントはレンズの2mの指標に合わせてある
【写真2-2】画面左等倍切り取り:秋葉原・神田川(和泉橋から神田ふれあい橋方向を望む):Nikon Z6、Voigtlander COLOR-SKOPAR 21mm F4 P、F8、絞り優先AE、1/125秒、ISO-AUTO(ISO 100)、AWB(6550K)、マルチパターン測光、 マニュアルフォーカス(MF)、手ぶれ補正ON(ノーマル)、高感度ノイズ低減:標準、ピクチャーコントロール「オート」、手持ち撮影、Rayqual LM-NZマウントアダプター、Kenko PRO1D plus プロテクター(W)、専用フード、JPEGをリサイズ、ピントはレンズの2mの指標に合わせてある
荒野の故障ブログへようこそ(泣)。
ヨドバシドットコムで買ったレンズのピントがおかしいのって、やっぱり電話して交換してもらうしかないのかなぁ。参ったなぁ。これ、当たりが来るまで交換し続けるってこと?前のレンズに傷があったものとシリアルナンバー1番違いだから(同じ時に同じメンバーで製造した可能性が高い)嫌な予感がしたんだよなぁ。ヨドバシドットコムに電話してみるか(泣)。なんかこのブログ、皆様の期待を裏切らないよな(泣)。
ちなみに、同じコシナ製のCarl Zeiss Distagon T* 2/28 ZFは、ニコンZ6にFTZマウントアダプターで、無限遠突き当てて絞り開放で星にピントが合う。ボディ内手ぶれ補正があるので手持ちで星が撮れてしまう。だからボディがおかしい可能性は低いと思う。
【追記】ああ、でも、Distagonで星撮って以降にボディが狂っている可能性もあるから、いま他のレンズでも試してみる必要があるなぁ。MマウントはほかにLomoしかないので、FTZ経由で各種Fマウントの距離指標や置きピンで被写界深度内にピント来るかなど試しておく必要があるなぁ。いい加減ちゃんと写真撮らせてくれ~(泣)。
【さらに追記:19:23】
この記事のコメント欄でみっち様が、「許容錯乱円」がフィルムとデジタルとでは異なる可能性を指摘されて、試算してくださっています。
被写界深度考察 2016.04.21 Written by... FUJIFILM にも以下のように書かれている。
どこにピントを置くか、それは重要だ。どこまでピントを合わせるか、それも重要だ。しかしその基準は、きちんとあなたの目的・感覚に合わせてあるだろうか?
X-Pro2では、”被写界深度スケール”を”ピクセル基準 / フィルム基準”という2つの基準から選択できるようになった。これこそは、あなたの目的・感覚とカメラ設定をアジャストさせるための項目なのだ。
厳密なことをいうと、光学的にはピントが合っているは場所は、レンズ平面軸と平行なある一つの平面しかない。そこから1mmずれただけでもピントは合っていない。その面以外は”ボケ”ている。理論上は。しかし実際は、このボケ量が無視できるほど小さい場合は、ピントがあっているように見える。 そう”被写界深度”とは、ピントがあっている面とその前後にある(理論上はボケているのだが)、ボケてないように見える部分のことなのだ。
また、ピントから外れた面で発生するボケを”錯乱円”と呼んでいるが、ピントがあってるように見える程度の小さなボケを”許容錯乱円”と定義している。”許容錯乱円”が大きいほど、”被写界深度”は深くなる。つまり、”被写界深度”は”許容錯乱円”に比例する。
問題は、この”許容錯乱円”が、イメージャーの解像度や鑑賞媒体によって変わってくるということなのだ。
事実、昨今のデジタルセンサーは銀塩フィルムの解像力を超えており、許容錯乱円は小さくなっている。それに加え、ピクセル等倍表示がポピュラーになり、”許容”される錯乱円はさらに厳密になった。”浅く”なった”被写界深度”は、より厳密なピント位置・ピント範囲を追求するようになったとも言える。”ピクセル基準”の被写界深度は、そういった用途のためにある。
ということで、Rayqual LM-NZマウントアダプター + COLOR-SKOPAR 21mm F4 Pの組み合わせで絞り開放で無限遠が出ていれば故障ではないということだろう。無限遠が出ているのか確認できたら、あとはどの辺に距離を置いたらF8で自分の思う「ピントが合っている」になるのかを探す旅に出ればよいのだろう。
みっち様ご指摘ありがとうございました。
【さらに追記ここまで】
【関連追記】
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