新フィルム、プロビア400X買ってみた2006年04月06日 00時00分00秒

富士フイルム PROVIA 400X

昨日発売の、富士フイルムのISO400のリバーサルフィルム(ポジフィルム)、プロビア400X(PROVIA 400X)を買ってみた。

とりあえず3本パック買ったのだが、ヨドバシカメラで3400円だった。3本にしては大きい箱だなぁ、なんかおまけでも付いているのか、と思ったら、キャンペーンの空箱が付いてるだけだった。キャンペーン応募はがきがついていて、「プロお薦めの日本の景勝地とお宿」へご招待が50組100名、RIMOWAトローリーケースが50名、ブック型スライドプロジェクター「アカデミカ」100名となっている。応募締切は2006年7月31日当日消印有効。

PROVIA400X フィルムデータシート(PDF 935KB)

写真は、デジカメが修理中なので、フラットベッドスキャナでスキャンした。

コダクローム64プロ(PKR)で桜2006年04月06日 00時00分01秒

桜 / Kodak Kodacrome 64 Pro (PKR)
桜4 / Kodachrome 64 Pro

コダクローム64プロ(PKR)で撮った写真がようやく現像から上がってきた。コダクロームは、皆様ご存知のように、他の内式のリバーサルフィルムとは違って、外式でK-14という現像プロセスを使う。世界でコダクロームの現像ができるところはアメリカとスイスと日本の3箇所しかない。日本では、この間までコダックダイヤミックと堀内カラーの2社が現像していたが、現在は堀内カラーのみになっている。ヨドバシカメラでコダクロームを現像に出すと、コダックダイヤミック送りになっていた。ダイヤミックの現像は堀内に比べて、色が転んだりくすんだりしてイマイチだった。今は全部堀内になってよかった。しかし、ヨドバシに出すと経路が複雑なのか、中3日掛かる。間に土日が挟まるとさらに2日余計に掛かる。

普段、Nikon SUPER COOLSCAN 5000EDでスリーブをスキャンするときは、SA-21という取り込み口を使っているのだが、コダクロームのスリーブの両端(1コマ目と最終コマを含むスリーブ)のスキャンはMA-21にストリップフィルムホルダFH-3を使ってスキャンしている。というのは、コダクロームは「シネ現」という現像の仕方をしているらしく、両端にガムテープみたいなものがくっついて返ってくるからだ。「シネ現」というのは、シネすなわち映画のフィルムのように、写真のフィルムをいっぱいつなげて現像機に通す現像のやり方らしい(見たことないので間違ってたらご指摘ください)。なので、そのつなげた跡が両端に残っているということらしい。そのガムテープ分が分厚くなっている(表裏2枚付いているのでかなり分厚い)ので、念のためホルダに挟んでスキャンしている。試しにSA-21に入れてスキャンしてみても大丈夫のようだが(ガムテープの方を前に入れると飲み込み難そうでスキャナのゴムローラとか傷みそうなのでやっぱり止めておこう)。なお、コダクロームは36枚撮りで36枚よりも多く撮ると、最後のコマがガムテープでちょっと塞がれてしまうことがあるので、37枚目以降は要注意だ。というか規定枚数以上撮ると本当に危ない。

じゃ、他のE-6現像のリバーサルはどうやって現像しているのかといえば、1本分ずつ現像機(タンク?)に通しているらしい。ハンガーみたいなのに逆U字型にぶら下げているらしい(これも見たことないので間違ってたらご指摘ください)。なので、E-6現像のフィルムは1本の真ん中辺が少し曲がったクセが残って返ってくる。

ちなみに、ISO64のコダクロームにはKRとPKRがある。KRの方が安いのだが、PKRを使っているのは、PKRの方が色が安定しているからだ。以前はコダックダイヤミックで現像していたこともあって、KRは怖くて使えなかった。ただ、乳剤によってはPKRよりもいいものがあるので、ネット上で情報を調べるとKRも安心して使えると思う。今は堀内カラーが現像しているし。いまどき乳剤ロットごとに色が変わるようなフィルムは珍しい。それもKodachromeの楽しみのうちか。

と、写真の中身にはなんの関係もないお話であった(笑)。

写真上は、ぱにー様が話題に加われるように電車が写っているのを選んでみました(笑)。ガード下の工事用フェンスとかイマイチな写真で、すまん。

写真上:Nikon F3,Ai AF Nikkor 28-105mm F3.5-4.5D(IF),PKR,1/125,F5.6,35mm付近
写真下:Nikon F3,Ai AF Nikkor 28-105mm F3.5-4.5D(IF),PKR,1/125,F5.6,28mm

フィルムデータシートKODACHROME 25, 64, and 200 Professional Film(PDF)
  ・フィルムデータシートKODACHROME 25, 64, and 200 Films(PDF)
なお、Kodachrome 25(KM),Kodachrome 25 Professional(PKM),Kodachrome 200 Professional(PKL)は、既に生産終了である。Kodachrome 200(KL)は、生産はされているが、日本国内での販売は終了している。

【関連追記:2007年11月22日】
コダック コダクローム200フィルムが国内販売中止 ― 2005年12月21日
コダクローム64・コダクローム64プロ、ついに国内販売終了 ― 2006年12月13日
コダック、再度コダクロームフィルムの国内処理終了を告知 ― 2007年11月01日
コダクローム、現像受付明日11月5日から再開 ― 2007年11月04日
Kodachrome 海外現像は3507円で納期2~3週間 ― 2007年11月22日

この記事当時アサブロでは大きな画像がアップできなかったが、関連リンク追加のついでに下の写真だけ拡大画像をリンクした。写真をクリックすると大きくなります。アサブロの仕様上、上の写真にリンクを張るためには一旦画像を削除しなければならず、画像のURLが変わってしまうことになるので、上の写真には拡大画像をリンクしなかった。
【関連追記ここまで】

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