Ricoh GR Digital その2 ― 2006年04月11日 00時00分00秒

Ricoh GR Digitalの報告第2弾。
写真は、Kodak Kodachrome 64 Professional フィルム(135-36)と並べたところ。ご覧のように、GR Digitalは薄型で小さい。重さも本体のみで170g、SDカードや電池を入れても200gちょっとだ。軽いので、おいてある状態からひょいと持ち上げるときにするっと落としやすい感じだ。気をつけねば(笑)。
このカメラ、デフォルトで内蔵ストロボが「発光禁止」になっている。普通は「AUTO」になっていて明るさに応じて光ったり光らなかったりするものだが、このあたり非常にマニアックだ(笑)。それで、ひとつ気になるのは、内蔵ストロボを「AUTO」にしたときに、ストロボが光るのか光らないのかが事前に半押しで分からないということだ。普通はストロボ用のLEDか何かがあるのだが、このカメラはストロボチャージのLEDとオートフォーカスのLEDが兼用になっていて、半押しではオートフォーカスが合焦しているかいないかの表示になってしまう。オートフォーカスの合焦は液晶画面のフォーカスエリアの色でもわかるので、このLEDはストロボ表示専用にして欲しかった。どこかほかに表示がないか探しているのだが、なさそう。ご存知の方は教えてください。なので、今は「AUTO」は使わず、「発光禁止」と「強制発光」を手動で切り替えて使っている。
あと、実用上の問題ではないのだが、レンズ前のレンズバリヤーが、縦走りフォーカルプレーンシャッターみたいな4枚羽根になっていて、弱そうな感じだ。手で軽く触れると羽根が動いてレンズが少し見える。レンズ格納状態で胸ポケットに入れたりしたときにレンズバリヤーに何かが当たったりするとレンズまで影響しそうな感じである。もう少しがっちりした蓋にできなかったのだろうか。それから撮影可能状態でレンズの前玉のまわりに隙間があるのもなにかゴミが入りそうで感覚的に不安だ。前玉押さえ環みたいなものでカバーして欲しかった。
いきなり不満点にばかりになったが、最初のストロボの点は、ファームウェアの改良でなんとかなりそうなので、改良して欲しいなぁ。もっとも、ほかに表示があって私が分かっていないだけの可能性もあるので、もうちょっと調べてみるつもりだが。
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