コダクローム64プロ(PKR)で桜2006年04月06日 00時00分01秒

桜 / Kodak Kodacrome 64 Pro (PKR)
桜4 / Kodachrome 64 Pro

コダクローム64プロ(PKR)で撮った写真がようやく現像から上がってきた。コダクロームは、皆様ご存知のように、他の内式のリバーサルフィルムとは違って、外式でK-14という現像プロセスを使う。世界でコダクロームの現像ができるところはアメリカとスイスと日本の3箇所しかない。日本では、この間までコダックダイヤミックと堀内カラーの2社が現像していたが、現在は堀内カラーのみになっている。ヨドバシカメラでコダクロームを現像に出すと、コダックダイヤミック送りになっていた。ダイヤミックの現像は堀内に比べて、色が転んだりくすんだりしてイマイチだった。今は全部堀内になってよかった。しかし、ヨドバシに出すと経路が複雑なのか、中3日掛かる。間に土日が挟まるとさらに2日余計に掛かる。

普段、Nikon SUPER COOLSCAN 5000EDでスリーブをスキャンするときは、SA-21という取り込み口を使っているのだが、コダクロームのスリーブの両端(1コマ目と最終コマを含むスリーブ)のスキャンはMA-21にストリップフィルムホルダFH-3を使ってスキャンしている。というのは、コダクロームは「シネ現」という現像の仕方をしているらしく、両端にガムテープみたいなものがくっついて返ってくるからだ。「シネ現」というのは、シネすなわち映画のフィルムのように、写真のフィルムをいっぱいつなげて現像機に通す現像のやり方らしい(見たことないので間違ってたらご指摘ください)。なので、そのつなげた跡が両端に残っているということらしい。そのガムテープ分が分厚くなっている(表裏2枚付いているのでかなり分厚い)ので、念のためホルダに挟んでスキャンしている。試しにSA-21に入れてスキャンしてみても大丈夫のようだが(ガムテープの方を前に入れると飲み込み難そうでスキャナのゴムローラとか傷みそうなのでやっぱり止めておこう)。なお、コダクロームは36枚撮りで36枚よりも多く撮ると、最後のコマがガムテープでちょっと塞がれてしまうことがあるので、37枚目以降は要注意だ。というか規定枚数以上撮ると本当に危ない。

じゃ、他のE-6現像のリバーサルはどうやって現像しているのかといえば、1本分ずつ現像機(タンク?)に通しているらしい。ハンガーみたいなのに逆U字型にぶら下げているらしい(これも見たことないので間違ってたらご指摘ください)。なので、E-6現像のフィルムは1本の真ん中辺が少し曲がったクセが残って返ってくる。

ちなみに、ISO64のコダクロームにはKRとPKRがある。KRの方が安いのだが、PKRを使っているのは、PKRの方が色が安定しているからだ。以前はコダックダイヤミックで現像していたこともあって、KRは怖くて使えなかった。ただ、乳剤によってはPKRよりもいいものがあるので、ネット上で情報を調べるとKRも安心して使えると思う。今は堀内カラーが現像しているし。いまどき乳剤ロットごとに色が変わるようなフィルムは珍しい。それもKodachromeの楽しみのうちか。

と、写真の中身にはなんの関係もないお話であった(笑)。

写真上は、ぱにー様が話題に加われるように電車が写っているのを選んでみました(笑)。ガード下の工事用フェンスとかイマイチな写真で、すまん。

写真上:Nikon F3,Ai AF Nikkor 28-105mm F3.5-4.5D(IF),PKR,1/125,F5.6,35mm付近
写真下:Nikon F3,Ai AF Nikkor 28-105mm F3.5-4.5D(IF),PKR,1/125,F5.6,28mm

フィルムデータシートKODACHROME 25, 64, and 200 Professional Film(PDF)
  ・フィルムデータシートKODACHROME 25, 64, and 200 Films(PDF)
なお、Kodachrome 25(KM),Kodachrome 25 Professional(PKM),Kodachrome 200 Professional(PKL)は、既に生産終了である。Kodachrome 200(KL)は、生産はされているが、日本国内での販売は終了している。

【関連追記:2007年11月22日】
コダック コダクローム200フィルムが国内販売中止 ― 2005年12月21日
コダクローム64・コダクローム64プロ、ついに国内販売終了 ― 2006年12月13日
コダック、再度コダクロームフィルムの国内処理終了を告知 ― 2007年11月01日
コダクローム、現像受付明日11月5日から再開 ― 2007年11月04日
Kodachrome 海外現像は3507円で納期2~3週間 ― 2007年11月22日

この記事当時アサブロでは大きな画像がアップできなかったが、関連リンク追加のついでに下の写真だけ拡大画像をリンクした。写真をクリックすると大きくなります。アサブロの仕様上、上の写真にリンクを張るためには一旦画像を削除しなければならず、画像のURLが変わってしまうことになるので、上の写真には拡大画像をリンクしなかった。
【関連追記ここまで】

コメント

_ りー ― 2006年04月06日 15時55分44秒

営業行って手ごたえなくて、膀胱炎じゃなくて某公園で散り際の桜を楽しみつつビールを飲んで、ついでに写真も撮って帰ってきました。うーん戦意喪失。ぱにーさまぁ。散り際の桜っていいですね。そこの公園は湖があって、桜の花びらが湖面に絨毯のようになってましたよ。

Haniwaさまぁ。下の写真の雲と桜の立体感が素晴らしそうです。ルーペで覗くとドキドキものでしょ?PKRのスリーブを防湿庫から引っ張り出してみました。2001年撮影。テーマ「冬の光」16本。ほっほー。あーいいなあ。原宿の同潤会アパートが写ってますよ。冬の陽射しだ。このドアのペンキが禿げてる感じ。現在の表参道ヒルズをまたコダクロームで撮ってみようかな。

_ Haniwa ― 2006年04月06日 16時45分04秒

バブル期ならば、ビールじゃなくてリゲインでも飲んでみたいな感じですけど、こんな世の中ですからねぇ。
意外に桜持ってますねぇ。

おお、りー様銀塩解禁近いか(笑)。表参道、しばらく行っていません。PKRの立体感、ぞくぞくします。こればかりは大きい画像にしたとしてもWeb上ではお伝えできないですね。もう、使ってみてくれ、としかいいようがないですよね(笑)。PKRで撮るとノスタルジックな感じになりますね。スキャン画像だから彩度上げたりいじれないこともないんですけど、なるべくポジを目で見たときに近くなるようにスキャンするとこんな感じになります。ただ、コダクロームは非常にシャープなフィルムなので、アンシャープマスクとかほとんど不要ですね。

こどもが坂のところでダンボール使って滑って遊んでました。自分も昔よくやりました。こんな景色のいいところではなかったですけど。そんな昔にふっと引き戻されるフィルムです。

_ ぱにー ― 2006年04月06日 23時29分14秒

Haniwaさまぁ。 太字になってて読み飛ばすことなく、食いつけました。ご親切、謝謝(笑)。
でんちゃ~。でも何線かもわかりましぇん。

りーしゃまぁ。 しゃくら~。はらはらと散るはかなさも、ごーごーと吹き荒れる激しさもLOVEです。しゃくら~。

_ Haniwa ― 2006年04月07日 10時17分53秒

やっぱりJRでないと食いつき(失礼)悪いのかなぁ(笑)。
はうっ\(^o^)/

_ ぱにー ― 2006年04月07日 14時53分33秒

だってぇ色見て乗ってないもん。
「何番線のどこ行き」これが重要~だもん。

_ Haniwa ― 2006年04月07日 15時32分23秒

「何番線のどこ行き」これが重要、なんていいながら、乗り過ごしたりするくせに(笑)

_ ぱにー ― 2006年04月08日 14時37分11秒

いゃぁん(u_u*)

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