COLOR-SKOPAR 35mm F3.5 Aspherical VM、3月発売予定 ― 2025年03月10日 00時00分00秒
今頃になって2月14日発表のニュースを取りあげる。
コシナ、レトロスタイルの広角単焦点レンズ「COLOR-SKOPAR 35mm F3.5 Aspherical VM」についてだ。
めがねのパイロット様とのコメントのやりとりで、オリンパスXAのお話が出てきて、アサヒカメラ1979年11月号ニューフェース診断室が「オリンパスXA」で、2001年刊行の「アサヒカメラニューフェース診断室オリンパスの軌跡」に再録(121~127ページ)されていることに気づかせて戴いた。
そこでずっと探していた、オリンパスXAのレンズ構成図が載っていたことも気づいた(嬉)。検索するとやはりネット上にはなかなかオリンパスXAのレンズ構成図は見つからないようで、糸崎公朗 氏もTwitter(X)で以下のように書かれている。https://x.com/itosaki4/status/1890580200787714368
糸崎公朗(写真家・美術家)
@itosaki4
レンズ構成がオリンパスXAのオマージュっぽいんですが、ネット検索だと余計な画像ばかり出てきてXAの構成図が出てこない・・・どなたか比較を投稿していただけないでしょうか(笑)赤城耕一
@summar2
外観デザインはエルマー35を意識していますが、エルマーは3群4枚。こちらは4群6枚構成、色収差補正の硝材の選択。気合いを感じますね。
コシナ、レトロスタイルの広角単焦点レンズ「COLOR-SKOPAR 35mm F3.5 Aspherical VM」 - デジカメ Watch
https://dc.watch.impress.co.jp/docs/news/1662687.html
アサヒカメラのオリンパスXAのレンズ構成図を勝手に転載してよいものか分からないが(※)、コシナのCOLOR-SKOPAR 35mm F3.5 Aspherical VMのレンズ構成図はコシナのサイトに載っている。
COLOR-SKOPAR 35mm F3.5 Aspherical - 株式会社コシナ
※【追記:2025年3月11日】みっち様がコメントでオリンパスXAのレンズ構成図の載っているサイトを教えて下さりました。Camera Review: The Olympus XA - Everything You Need to Know and Images – Cameras By Max Ltdです。みっち様ありがとうございます。【追記ここまで】
見ていると、ページトップの西武鉄道池袋線高麗(こま)駅の夜景の写真も素晴らしく(※)、COLOR-SKOPAR 35mm F3.5 Aspherical VMが欲しくなってしまう。※【追記】作例写真は、加納 満 氏撮影のようだ。【追記ここまで】
しかし、希望小売価格がシルバー11万2,200円(税込)、ブラックペイント11万5,500円(税込)というのを見て、萎えてしまった。
それだったら、同じコシナ製のCarl Zeiss C Biogon T*2,8/35 ZM(コシナ)を買いたくなる。
ZEISS C Biogon T* 2.8/35 ZM
C Biogon T* 2.8/35 ZMは、希望小売価格がシルバー・ブラックともに85,800円(税込)なのだ。大きさや重さが違うとか、COLOR-SKOPAR 35mm F3.5 Aspherical VMは、フロントキャップ、リアキャップ、専用フード、保護フィルター、フードキャップが付属しているが、C Biogon T* 2.8/35 ZMはフードが別売でそのフードも希望小売価格8,250円(税込)という違いはある。それでも、COLOR-SKOPAR 35mm F3.5 Aspherical VMはなんか高くないか?コシナはCarl Zeiss製品以外のフォクトレンダーブランドではMTFやディストーショングラフや周辺光量低下率グラフを公表していないので、「やっぱりCOLOR-SKOPAR 35mm F3.5 Aspherical VMだよ」という決め手を欠く(APO-LANTHARシリーズのみMTFを公表しているようだ)。
オリンパスXAのお話から、COLOR-SKOPAR 35mm F3.5 Aspherical VMが気になり、「その値段出すなら…」でC Biogon T* 2.8/35 ZMが気になりだしてしまった(笑)。ヨドバシで新品(お取り寄せだが)が¥85,500(税込)で10%還元のようだ。
[PY] フォトヨドバシ "RANGEFINDER" | Carl Zeiss C Biogon T* 2.8/35 ZM
めがねのパイロット様、ご教示ありがとうございました。
【関連追記:2025年3月12日】
赤城耕一氏のデジカメWatchのBiogon作例が非常に参考になる(CornerFixでの補正作例追記) ― 2022年06月07日
【関連追記ここまで】
写真は記事とは関係ない。谷健ビル(名古屋市中村区本陣通):Nikon Z6、SG-image 18mm F6.3 ウルトラシンレンズ、18mm(35mm版換算27mm相当)、絞り優先AE(F6.3固定、1/640秒)、ISO-AUTO(ISO 100)、AWB(5500K)、APS-C(DX)フォーマット、マルチパターン測光、マニュアルフォーカス(MF)距離●2m、ピクチャーコントロール:最新のピクチャーコントルール[LS]風景、手ぶれ補正ON、高感度ノイズ低減:標準、手持ち撮影、フィルターなし、フードなし、Jpegをリサイズのみ
Distagon T* 2/28 ZFとかBiogon T* 2.8/28(CONTAX G)とかの作例だとまだよかったのだが、またまたSG-image 18mm F6.3ですまん。
裏側の勝手口のいかつさが気に入って撮った写真。表に回ると普通に谷建材という会社なのだが、どうして裏口がこんなごついのか気になる。2階はいまは空き室になっているようだ。コンクリート関連の会社なのかな。中村区はこういう渋い建物が多くて撮影意欲が湧きますなぁ。
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