WiFiルーターAterm MR04LNからSIMアダプターが出てこない ― 2020年02月03日 00時00分00秒
荒野の故障ブログへようこそ(泣)。
去年の7月にHUAWEIのP20 liteを格安で手に入れたので、タブレットやPCとともに持ち歩いていたWiFiルーターのAterm MR04LNはお蔵入りとなっていた。P20 liteの1台でタブレットとWiFiルーターの2役をこなすからだ。しかし、なにかあったときにはいつでも使えるようにとAterm MR04LNの電池は70%に充電しておいて、SIMアダプターも揃えておいた。
Aterm MR04LNはSIMのサイズがMicro SIMなので、nano SIMで使うにはアダプターが必要なのだ。ただ、問題点があって、Aterm MR04LNはSIMアダプターを使うと引っ掛かって出てこなくなる弱点がある。
それで、うちにあるSIMはもうすべてnano SIMにしているので、急にAterm MR04LNの出番となった時にSIMアダプターを探すのは面倒なので、MR04LNにSIMアダプターを入れておいたのだ。段差に引っ掛かってSIMアダプターが出てこなくならないように、段差のところにはテープを貼っておいた。
それで、so-netには0SIMという月に499MB以下ならば0円の通信費で使えるSIMがあるというので、それを申し込んでAterm MR04LNに入れて使おうと思った。
ところが、Aterm MR04LNからSIMアダプターを取り出そうとしたら途中までしか出てこない。やっちまったぜ。どうやら貼ってあったテープがはがれて接点端子がアダプターの段差に引っ掛かったようだ(泣)。
WiFiルーターAterm MR04LNからSIMアダプターが出てこない♪
WiFiルーターAterm MR04LNからSIMアダプターが出てこない♪
やめられないこのままじゃ♪
(『ハートのエースが出てこない』の曲に合わせて:違)
本当ならSIMアダプターは奥まで差し込まないで軽く差しておきたいところなのだが、Aterm MR04LNの蓋の裏にはわざわざ突起が作ってあって、半差しのSIMだと蓋が閉まらないようになっていたのだった。余計なことを。
それでテープを貼ってSIMアダプターを奥まで挿入していたのだった。
抜けなくなっているのは仕方ない。抜き方を調べてみよう。
検索すると薄いプラスチック片を挿入して、接点とSIMアダプターの間にうまく入れられればSIMアダプターは抜けるという。
しかし、何時間やってみてもSIMの接点があるらしきところよりも奥には入らない。
諦めてMR04LNを分解することにした。MR04LNは裏蓋を開けるとそこに6個のY型ねじがあり。これを回す特殊ねじ回しがあれば開けられそうだ。
Y型ねじ回しで6個のねじを取った。しかし、それだけでは簡単に中蓋が取れない。側面の両側に突起があってそれがきつくはまっているので、爪を入れて外側に膨らませるようにしてなんとか中蓋は外れた。
SIMスロットはむき出しになったが、やっぱりプラスチック板を挿入して引き出す以外に方法はなさそう。これもかなりの時間試行錯誤したが、どうやってもSIMアダプターと接点らしいもののあいだにプラ板を入れることはできなかった。
Aterm MR04LNにはSIMスロットが2個あるから片方は諦めるかと思った。諦めるんなら壊れてもいいから引き抜いてしまえと思ってラジオペンチで一気に引き抜いたらスコッと取れた。壊れたのかは分からない。0SIMが届いても、もう片方のSIMスロットを使うことにする。
試そうと思って使えるSIMを入れて抜けなくなってかつ通信もできなかったら困るからだ。
とりあえずSIMアダプターは抜けたのでよかった。Aterm MR04LNはAterm MR05LNよりも少し安いのと、2Gの対応周波数が多い(外国に行ったときに繫がりやすい)のがメリットのだが、Micro SIM仕様でアダプターを使うと抜けなくなるというのがデメリットだ。
Aterm MR04LNを常用していた時はSIMは抜かないようにしてアダプターの段差にはテープを貼っていた。それでなんとかなっていたのだが、空のSIMアダプターはたとえテープを貼っても段差はあるので入れない方がよいですな。Aterm MR04LNは裏蓋の表面がギザギザになっていてSIMアダプターをテープで貼り付けておいたりしにくいのもこういう結果を招きやすい。電池もMR04LNとMR05LNとでは形が違うので、今買うならnano SIMのMR05LNの方がいいかもね。
【追記】
ながいことMR04LNはDWR-PGのようにリモートからWiFiで起動できないから不便だと思っていた。しかし、Aterm MR04LNユーザーズマニュアル ECO機能を使うをみると、「電源設定」の「自動省電力設定」のところで初期値の「休止状態」ではなく「ウェイティング」にすると、「子機との接続の無い状態で一定時間経過したあと、自動的にウェイティングになります。Wi-Fi接続するだけで、本商品をすぐに起動することができます。」とある。「休止状態」の「子機との接続の無い状態で一定時間経過したあと、自動的に休止状態になります。(初期値) スマートフォン/タブレットなどの端末で、専用アプリ(Aterm Mobile Tool)やBluetoothが搭載されている機器から起動の操作ができます。」の方はうまく起動しないことが多々あり、結局カバンの中のAterm MR04LNの電源ボタンを押していたのだ。
「ウェイティング」だと「休止状態」よりも電池は減るだろうが、Bluetoothでなかなか起動しないMR04LNにイライラしなくて済みそう。
この設定に気づかなかったのは、MR04LNの液晶画面からは設定できず(メニューにない)、ブラウザでMR04LNの設定画面にログインして初めて設定変更できる仕組みだからだ。なんだDWR-PGのようにカバンに入れっぱなしで使えたんじゃないか。これは非常に重要な機能なのでちゃんとアナウンスしてほしかったな。
コメント
_ ノーネームしたん ― 2020年02月03日 15時31分25秒
_ Haniwa ― 2020年02月03日 21時47分11秒
>押すなよー、絶対押すなよーー!!、
>状態ですやん(笑)、
>ちゃんと抜ける対応アダプター無いんでしょうか?。
一番上の写真にもありますように、中蓋に「SIM変換アダプタは使用しないでください」と刻印されています。まさに「押すなよ、絶対に押すなよ」状態です(笑)。
このSIM挿入口が駄目なんですよね。ちょうどnanoSIMとMicroSIMの大きさの境目にピンが来るようになってるんです。ですからアダプタを使う以上は必ず引っ掛かる危険性があります。はがれない薄いテープで段差をなくすしかないのです。設計している時点と言いますか部品を使うことを決めた時点でその危険性は分かっていたんでしょうね。
ところで、0SIMを申し込む時にSIMのサイズを選ぶように要求されたのでnanoSIMにしたのですが、いまはマルチサイズSIMになっているはずなので、標準SIMから切れ目が入っていてMicroSIMとnanoSIMにできるようになっているはずなんですよねぇ。もし、マルチSIMが届いたらMicroSIMサイズにカットして使います。それが一番トラブルが少ないです。といいますか、SIMもSDカードも短期間に3サイズも作るなよと言いたいです。
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>段差のところにはテープを貼っておいた。
押すなよー、絶対押すなよーー!!、
状態ですやん(笑)、
ちゃんと抜ける対応アダプター無いんでしょうか?。