顔文字件名でランサムウェア添付付きのメールが再び2020年02月08日 16時05分16秒

しばらく来なくなっていた、顔文字の件名で差出人が外国名で添付ファイルがおそらくランサムウェアのメールが久々に来た。半年ぐらい来てなかったように思う。最後に来たのは2019年6月あたり。

【追記】メールを開けないので、件名もなにもコピペできないのだが、手入力で写すと件名が「;-)」「8-)」「:-D」で、差出人が「Deanne Nelson」「Hugh Smith」「Ted Clark」だ。いまのところ3通。【追記ここまで】

以前使っていたWindows LiveMailだとメールを開かないでメールのソースを見られたのだが、今使っているThunderbirdだとメールを開かないとソースを見るというメニューが出ないので、メールを開けないでいる。メールを開かないで簡単にメールのソースを見ることができたのがOutlookExpressとその後継のWindowsLiveMailだった。ウィルスが来たときにこの仕様は便利だったんだけどねぇ。

Thunderbirdもただ開いただけだと画像も読み込まない設定になってはいるが、どういうセキュリティホールがあるかもわからないので、WindowsLiveMailの仕様の方がありがたいな。なんでそういうメーラーは少ないんだろう。

なお、Thunderbirdは、メールをまとめてダウンロードするのではなく、1通ずつダウンロードして保存する設定にしてある。そうしないとメールをダウンロードした時に常駐しているアンチウィルスソフトがスキャンできないからだ。今回のこの顔文字で外国人名差出人の添付ファイル付きメールは受信時にはWindows Defenderは反応しなかった。でも、おそらくランサムウェアかランサムウェアをダウンロードするマルウェアが添付されていると思う。メールを開いていないので添付ファイル名も分からない。

ということでお気を付けくだされ。

【追記:2020年2月10日】
【2020/2/8】ばらまき型攻撃メール(表題が顔文字)に関する注意喚起(国立大学法人 電気通信大学情報基盤センター)
【2020/2/10 5:00】ばらまき型脅迫詐欺メールに関する注意喚起(国立大学法人 電気通信大学情報基盤センター)
【追記ここまで】


今日は朝からバイクの整備しようと思っていたのだが、tb_free.exeのウィルス判定や、Windows10のエクスプローラーでファイルが検索できないなどのパソコンの相手してたら、バイクの整備ができなかった。そうしたら今度は久々にランサムウェアのご到着だよ。

ちなみに、1本だけお取り寄せになっていてなかなか届かないタイヤレバー ロングタイプ 350mm デイトナ64211は、ヨドバシドットコムで今見ると在庫が復活して「在庫僅少」になっている。だったらそれを俺のところに送ってくれよ。まだ入荷しましたとか発送しましたメールは来ていない。

0 SIM nuroモバイルは手数料目当ての事業なのか?2020年02月08日 17時29分42秒

0 SIM nuroモバイルのSIMをAterm MR04LNに入れて2.4GHzのWi-Fi接続で自宅で測定した回線速度。ダウンロード0.04Mbps、アップロード4.40Mbps

去年Let's note CF-SX2をWindows10にするにあたり、SSDに換装したらものすごく快適になったので、中古でもう1台CF-SX2を購入した話はした。それで、そのCF-SX2は自宅などで使う分にはよいのだが、外に出た時に回線がないので、以前使っていたWi-FiルーターのMR04LNにnuroモバイルの「0 SIM」 というサービスを使って外で使おうと目論んだ。

このnuroモバイルの「0 SIM」 というサービスは、月に499MBまでなら料金が0円で済むというものだ。バイク関係のブログなどでもナビ代わりに使う古いスマホに「0 SIM」 を入れて使うと、週末のツーリングに使うぐらいなら499MB以下に収まるという話は結構見かけた。

その「0 SIM」が届いた。SIMはドコモのものらしいがマルチSIMではなかった。申込時に選んだnanoSIMサイズにしかカットできないものだった。IIJmioの場合、去年の8月に申し込んだものはすでにマルチSIMになっていた。

MicroSIMのMR04LNにはまたまた仕方なくSIMアダプターで使うことになる(泣)。WiFiルーターAterm MR04LNからSIMアダプターが出てこない ― 2020年02月03日参照。

さて、この「0 SIM」が届いて設定してつないでみると、まずNHKのニュースサイトがいつまで経っても表示されない。5分ぐらいしたらよれよれと表示され始める。表示され始めても全部は一気に表示されない。ところどころぽつぽつと表示されていく。ブラウザの読み込みは終わっているようなのだが、表示は一気には進まない。まるでメモリの足りないWindowsMEでリッチなサイトにアクセスしたときみたいな感じだ(懐)。

それで、このHaniwaブログを表示してみると、そこそこすんなりと表示される。あるいは気象庁の天気予報ページもすぐに表示される。要するにテキスト主体で画像もあんまり大きくなければ普通に表示できるが、ある程度以上に画像が多いとか大きいとかだと全然表示されないということだ。

スピードテストは性に合わないのだが、テストすることにした。ググったらGoogleのスピードテストがあったので、それを使ってみた。

最初に測定された値は、ダウンロード0.04Mbps、アップロード4.40Mbpsだった。0.04Mbpsってマジか。こんなに遅い回線は見たことがない。0 SIMは遅い、遅いと聞いていたが、こんなの実用に耐えないじゃないか。

設定をPAPやCHAPに変えたりIPv4/6にしてみたりしたが、あんまり変わらない。なんどかやってやっとダウンロード0.1Mbps台になることが分かった。測定中に0.3とか0.4Mbpsが表示されることはあっても最終的には0.1xMbpsだ。あんまり測定しまくるとそれだけでデータ量を使い切ってしまうので、この辺でやめた。MR04LNとの接続は2.4MHzのWi-Fiだ。

他方、常用しているIIJmioの方は、ダウンロード1.45Mbps、アップロード12.0Mbpsなどで、ダウンロードはだいたい1.xxMbpsぐらいだった。約10倍ぐらいダウンロード速度が違う。IIJmioの方は3GBまでで990円/月だ。測定はHUAWEI P20 liteにSIMを入れたまま2.4MHzのWi-Fiテザリングで同じPC(レッツノートCF-SX2、Intel Core i5-3320M vProプロセッサー、メモリ8GB、SSD 500GB、Windows10 Pro 64bit、Firefox 72.0.2)で測定した。場所も自宅のリビングの真ん中あたりでほぼ同じ条件だ。

いくら499MBまでは無料とはいっても0 SIMのこの回線速度では実用に耐えない。ここでやっぱりIIJmioのSIMを1枚増やそうかなどと考えると、IIJmioの思う壺ではなく、nuroの思う壺ではないかと思った。この0 SIM0 SIMの申し込みには、登録事務手数料3,000円とSIMカード準備料 400円の合計3,400円掛かっているのだ。申し込んですぐにやめると、これがnuroすなわちソニーネットワークコミュニケーションズ株式会社の儲けになってしまう。日本中のクレジットカード保持者が一回は0 SIMを申し込むまで続く商法なんじゃないかと思った。

ちなみにこの0 SIMを使う羽目になる家人にこのことを話すと、ノートPCで作成した文書をスマホに移してからメール送信するのが面倒だっただけなので(auの格安スマホプランなのでテザリングが別料金になっているため)、メールが直接ノートPCから送れれば十分だよとのこと。いやそれだったら、ノートPCとスマホをUSBケーブルでつなぐとかWi-Fiでファイル転送するなどしてスマホから送ればいいんじゃないかと思う。

auのテザリングといい、0 SIMといい、これって日本の様々な発展を妨げていると思うぞ。いっそのことドコモに移ってしまおうか。

話を元に戻すと、この0 SIMってラジコ聴くのもきついんじゃないのかなぁ。スマホをナビ代わりにしている人はちゃんと地図が表示されているのだろうか。それとも郊外に行くともっと回線速度があがるんだろうか。いずれにしても街中でノートPCの回線として使うのにはきつい回線だと思う。「手数料詐欺」とまでは言わないが、手数料とうっかり499MB超過した人から儲けるビジネスモデルなんだろうと思った。ちなみにMR04LNにはデータ量の上限設定ができるようになっているので、設定した期限に設定したデータ量まで使うと、警告したり回線接続をやめたりできる。多少の誤差があるかもと思ってAterm MR04LNでは480MBで通信を止める設定にしている。【追記】あと、Windows10の方でもWiFiのプロパティのところから「従量制課金接続」の設定が可能なので、二重に設定している。そのPCでしか使わないのならWindows10の「従量制課金接続」設定でもよいが、ほかにもつなぐのであればWi-Fiルーターで上限を設定した方が安全だろう。【追記ここまで】

【さらに追記】
なお、0 SIMの申込に際してクレジットカードの番号は必要だったが、本人確認書類は必要なかった。しかも、SIMが届くときにはヤマト運輸ではあったが封筒に「投函」とあり、ポストに投函されていた。このSIMはいろんなことに悪用できる隙があるんじゃないかなぁ。【さらに追記ここまで】

【関連追記:2020年2月18日】
0 SIMが2020年8月31日でサービス終了を発表 ― 2020年02月18日

【関連追記:2020年2月18日】
0 SIM 終了で2020年2月使用開始の人は登録事務手数料・SIMカード準備料を返金することに ― 2020年02月18日 15時00分00秒
突然のサービス終了発表と交渉の末事務手数料は徴収されないことにはなったが、記事執筆時点で実用性の低い回線速度などからそういう疑問をもったことはたしかなので、記事タイトルはこのままにさせていただく。2月使用開始の人に対して登録事務手数料・SIMカード準備料を取らないという判断をしてくださったソニーネットワークコミュニケーションズ株式会社には感謝している。

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