Ricoh GRのピント2019年09月28日 00時00分00秒

Ricoh GRピンぼけ現象の作例)JR久留里線下郡駅(2018年2月撮影):Ricoh GR、18.3mm(35mm版28mm相当)、F5.6、1/500秒、プログラムAE、ISO-AUTO(ISO 100)、AWB、画像設定:スタンダード、マルチAF

なかなか更新できなくてすまんです。

今日はやっとカメラネタだ。コンパクトで胸ポケットに入るAPS-CサイズセンサーのデジカメRicoh GRを愛用しているのだが、一番の不満点はオートフォーカス(AF)だ。

実焦点距離18.3mm(35mm判換算28mm相当)で被写界深度は深いといっても、センサーサイズがAPS-Cサイズなので、スマホに比べると十分に被写界深度は浅いとも言える(特に近距離)。

この、Ricoh GRは、5mや10m、さらには無限遠に近い距離でも大幅にピントを外してしまうことがある。Ricoh GRには、フルプレススナップという、シャッターボタンを一気押ししたときにAFをキャンセルして既に設定してある距離にピントを合わせる機能がある。ピントを大幅に外すときはこのフルプレススナップのせいなのかと思って、シャッターボタンを半押ししてからゆっくり押してみたり、フルプレススナップ設定を解除してみたりしてみたが、やはりときおり大幅にピントを外す。

この大幅にピントを外すというのが、少しピント位置が違うというものではなく、いったいどこにピント合わせてるのか分からない全部ピンぼけというのがあるのだ。【写真上参照】←このピンぼけ画像をブログトップに持ってくるのは躊躇したが、内容の順番上仕方なかった。

【写真中】上信越自動車道東部湯の丸SAのガソリンスタンドにて:Ricoh GR、18.3mm(35mm版28mm相当)、F5.0、1/125秒、プログラムAE、ISO-AUTO(ISO 100)、AWB、画像設定:スタンダード、マルチAF

ほかにピントが合わなくて困るのは、バイクのメーターを写すときにメーターの表示ではなく、そこに反射して写っているものにピントを合わせてしまうことだ。これはかなり高確率で起こる。中央1点にしてもマルチAFにしても起こる。【写真中参照】

なんのためにバイクのメーターパネルを撮っているかというと、バイクの燃費を計算するのに、何km走って給油したかを記録するためだ(いわゆる満タン法)。Honda CRF250Lにはオドメーターが2つ付いていて、それをうまく使えば、給油時に記録していなくてもあとで2つのオドメーターの差し引きで直近の給油時の走行距離は分かるのだが、ツーリングのように一日に何回も給油するときにはこの技は使えない(※)。それで給油時にメーターパネルのオドメーターを撮影しているのだ。
※この件とは別にCRF250Lのガソリンタンクは10Lぐらいにして欲しい(CRF250Rallyは10Lになっている)。あるいは15Lとか20Lの特別バージョンを出して欲しい。7.7Lしかないので、燃費が良くても予防的に5Lぐらい消費するまでに給油しないといけない(30km/Lとして150km走る頃には給油している)。最近はガソリンスタンドも減っているし、夜間や休日にしまっているところも多いし。どうせトレールの中では重いバイクなんだから少しぐらい重くなっても大丈夫だ。

ガソリンスタンドが空いているとき(後ろに待っている人が居ないとき)は、給油したその場で撮影している。混んでいるときは、給油機の前から少し移動してガソリンスタンドの敷地内でさっと撮って出発することにしている。GRはコンパクトでウエストバッグに入れていても邪魔にならないから便利なのだ。

ところが、上記のピンぼけでまったく数字が読めないことがある。たいていは総走行距離とオドメーターAとオドメーターBの3回撮る(CRF250Lの距離計は切り替え式なので同時にそれらが表示されない)ので、どれか一つがピンぼけでもほかの距離情報から給油間の走行距離を割り出せたりする。ところがこのあいだ毛無峠に行って途中で給油したときの写真で総走行距離・オドメーターA・オドメーターBの3枚とも大幅ピンぼけのものがあったのだ。その回の給油走行距離は分からないので、次の給油と合算して平均の燃費を出さざるを得なかった。注意してメーターの枠に中央1点のAFターゲットを合わせたり、マルチAFの時はメーターパネルの枠のところに合焦枠が緑色になっていることも確認しているのだが。GRのAFもっとがんばれよ。

それで、それ以降被写界深度の深いスマホ(HEAWEI P20 lite)のカメラで撮ることにした。これだとメーターパネルに写っている自分や景色(たいていはガソリンスタンドの屋根)にピントが来ていても、被写界深度が深いのでメーターパネルの数字も読めるのだ。

【写真下】(HUAWEI P20 liteピンぼけの作例)CRF250L可倒式シフトペダル:HUAWEI P20 lite(ANE-LX2J)、3.81mm(35mm版26mm相当)、F2.2開放、1/50秒、ISO125、プログラムAE、AWB

しかし、被写界深度が深いといって油断していると、このような写真も出来てしまう【写真下参照】。CRF250L(MD38)の非可倒式シフトペダルを、CRF250L(MD44)の可倒式シフトペダルに交換直後に撮ったら、地面にピントが合っていた。ありゃりゃ。

P20 liteのカメラは画面にタッチするとそこにピントを合わせてくれる機能があるので、画面をタッチすればいいだけの話なのだが、作業中で手が油汚れしていたのでそれをしなかったのだ。とほほ。

Ricoh GRにはそういう欠点がありつつも、胸ポケットに入る大きさでAPS-Cサイズセンサーのちゃんとした画像が撮れるので、これからも愛用したい。それに新しいGR3は内蔵フラッシュが廃止されてしまったからね。スマホでさえも内蔵フラッシュがあるのに、GR3はなんでフラッシュなくすかね。私はGRのフラッシュを使っていたぞ。以前のGR DIGITALよりもフラッシュ調光は大幅に後退していたけれども。胸ポケットに入る大きさでフラッシュまで内蔵しているのがGRのすごいところだ。

ということで、GRとスマホはうまく使い分けていきたい。GR3でもAFはあんまり芳しくない噂なので、リコーはAFの進化に力を注いで欲しい。


【写真上】(Ricoh GRピンぼけ現象の作例)JR久留里線下郡駅(2018年2月撮影):Ricoh GR、18.3mm(35mm版28mm相当)、F5.6、1/500秒、プログラムAE、ISO-AUTO(ISO 100)、AWB、画像設定:スタンダード、マルチAF

【写真中】上信越自動車道東部湯の丸SAのガソリンスタンドにて:Ricoh GR、18.3mm(35mm版28mm相当)、F5.0、1/125秒、プログラムAE、ISO-AUTO(ISO 100)、AWB、画像設定:スタンダード、マルチAF

【写真下】CRF250L可倒式シフトペダル:HUAWEI P20 lite(ANE-LX2J)、3.81mm(35mm版26mm相当)、F2.2開放、1/50秒、ISO125、プログラムAE、AWB

コメント

_ いつもとおりすがり ― 2019年09月28日 13時53分25秒

フィルムカメラ女子 「私は一眼レフよりコンパクト」 デジタルでは撮れない写真を求めて 最新フィルムカメラ最前線(上)
2019/9/26
ttps://style.nikkei.com/article/DGXMZO49663850R10C19A9000000/?page=3

抜粋ここから

当時はコイデでもフィルム関係を縮小し始めていた時期で、店舗からどんどん現像機が撤去されていました。でも僕は、感度のいい女優さんたちがフィルムカメラで写真を撮ってSNSに上げていたりするのを見ていて、「これは絶対にウチにしかできないことだ」って思ったんです。

現像ってうちのような「写真屋」しかできないんですよ。スマホやデジカメなら最初からデータだし、コンビニエンスストアでもプリントできます。けれどフィルムは写真店に行かないと何もできない。「これは敵のいない仕事になる」と思いました。

――周囲に反対する人はいなかったんですか?

今野 いなかったですね。そもそも反応がなかった(笑)。

実は、最初はフィルムカメラを使うお客さんの数は減っていたんです。新しく始める人もいたけれど、やめていくベテランの方のほうが多かったですから。

それが変わったのは、2016年にフィルムをスキャンしたデータをスマホに転送するサービスを始めてからです。

データをCDで渡すサービスは前からあったけど、CDだとパソコンを使わないとスマホに転送できないから、すぐにSNSに上げられなかった。でもスマホ転送ならば、会計の時に渡されたQRコードをスマホで読むだけで、すぐに転送されるので、その日のうちにSNSにあげられるんです。SNSは旬じゃないと意味がないじゃないですか。それが口コミで広がってお客様が一気に増えたんです。

抜粋ここまで


橋本愛 ロルバーンのノートで気付いた書くことの魔力
2019/2/8
ttps://style.nikkei.com/article/DGXMZO40899060V00C19A2000000?page=3

抜粋ここから

橋本さんがデビューして10年。その間に世の中のケータイはスマートフォンが主流になったが、橋本さんは「ガラケーに変える計画をしている」と笑う。

「デジタルとの付き合い方を自分でコントロールしないと、原始的なものが奪われてしまう気がするんです。私はそこまで、この人に心を許してない(笑)。

今は漫画も小説もケータイで読めますけど、私はできるだけ紙の本で読みたいです。映画もそうですけど、作り手は媒体のサイズを意識して、狙っている表現があるはず。それを、そのまま狙い撃ちされたい」

お気に入りの趣味のモノは、FUJIFILMのコンパクトフィルムカメラ「NATURA CLASSICA」。生産中止となった幻の名機で、オートで味のある写真が撮れることが特徴だ。

「買ったのは5、6年前。駄々をこねている子供をそっと撮って、一人で眺めてほくほくしています。NATURAはピントを合わせるのも簡単なので、撮りたいと思ったとき瞬時に撮れるのがいいですね。

私は自分で撮るならフィルムがいいです。例えば、おばあちゃんが何かを食べている。フィルムだとそれだけでも物語が宿るんです。そんな風に日常がドラマチックにアップデートされるのがたまらなくて。デジタルも深く知れば面白さがあると思いますが、肉眼に近い解像度のものを残すことに今は興味が湧かないです。詳しい人に力説されたら、はまってしますかもしれませんが(笑)。

抜粋ここまで

_ めがねのパイロット ― 2019年09月28日 18時36分08秒

 Haniwa様

 なかなか厄介な問題ですね。
 私のX100Fも、ピントはややテンション下がるときありますね。

 基本が絞り込みで作動なので、屋内などの少し暗いところで絞り込んで撮ろうとすると、ピント合わせがスムーズではないですね。
 一眼レフのようなスパッという感じではなく、ヴヴヴという感じで合わせていく。

 Z6では、絞りはF5.6までしか絞り込まれず、それ以上は撮影時またはプレビューボタンを押したときのみ作動、となっています。
 暗所での合焦作動はZ6の方が(以前持っていたX-T3よりも)いいですね。

 撮影時に絞り込む、という設定にできればまた違うのでしょうけれど(できないのかな?)

_ Haniwa ― 2019年10月01日 12時42分58秒

■ いつもとおりすがり様
>でも僕は、感度のいい女優さんたちがフィルムカメラで写真を撮ってSNSに上げていたりするのを見ていて、「これは絶対にウチにしかできないことだ」って思ったんです。

>現像ってうちのような「写真屋」しかできないんですよ。スマホやデジカメなら最初からデータだし、コンビニエンスストアでもプリントできます。けれどフィルムは写真店に行かないと何もできない。「これは敵のいない仕事になる」と思いました。

>それが変わったのは、2016年にフィルムをスキャンしたデータをスマホに転送するサービスを始めてからです。

機動力ありますね。フィルムの弱点はすぐにシェアできないことだったのですが、スキャンデータもいつまでもCDとかDVDに拘ってないでネット上で受け渡しというのがいいですね。これで現像依頼から1時間とか2時間でOKならフィルムの弱点克服ですからね。

ただ、問題はスキャンデータがどのレベルなのかですね。
私が以前に同時スキャンサービスを試したときは、満足できませんでしたし、値段も高かったです。

コイデカメラの「スマホへ送信できます!」は、
>現像機のある店舗は、現像料+1,100円(税込)(学割600円)です。
のようですね。うーん、ちょっと高いような…。画質が良ければ自分でスキャンしなくて1100円なら時間給考えたら安いかもですね。

現像料金は、35mmカラーネガフィルム現像(同時プリント/CD書込み/スマホ送信) 1本660円、35mmカラーネガフィルム現像(現像のみ) 1本880円で、なぜか現像のみの方が高いんですね。

これだったら660+1100=1760+税で、頼む気になる値段かもですね。まあ画質次第ですが。

橋本愛さんはいい女優さんですよね。
NHKのいくつかのドラマでしか見ていない上での感想ですが。

NATURA CLASSICAを愛用とのこと。いいですねぇ、コンパクトなフィルムカメラ。
最近は写りのいいフィルムコンパクトカメラは高騰気味なので、手が出ません。

とりあえずツーリングの時はコニカ現場監督28HG持っていくかなぁ。
防水・防塵・耐ショックなのはツーリング向けなのですが、ちょっと筐体が大きめなんですよねぇ。ウエストバッグに入れるには少し大きい。それだったらCONTAX G1とあんまり変わらない。

でも、一眼レフやCONTAX G1積んでいって転ぶよりはよいので、次は現場監督持っていってみます。CONTAX G1は振動が不安なのもありますね。あれ、オートの「レンジファインダー」なんですよね。ピントが狂いやすい機構のような気がします。現場監督も赤外線で測距していますが、用途上設計段階で耐ショック考慮していますからね。

情報ありがとうございました。

■ めがねのパイロット様

急いでなければちゃんと撮れてるか確認すればいいだけの話なんですがねぇ。ガソリンスタンドって、店員さんが合流まで付き添ってくれるところが多いので(高速のSAはそれはないですが)、写真撮ってると店員さん待たす感じになるんですよね。
それでぱぱっと撮るとあとで見たらガソリンスタンドの屋根にピント合っててメーターの数字が読めないというのが結構あります。新しいバイクはメーターパネルもタブレットみたいになってきているので、そのうちメーターパネルのスクリーンショットが撮れるようにはなると思いますが。

>基本が絞り込みで作動なので、屋内などの少し暗いところで絞り込んで撮ろうとすると、ピント合わせがスムーズではないですね。
>一眼レフのようなスパッという感じではなく、ヴヴヴという感じで合わせていく。

そうですね、一眼レフは開放測光・測距ですものね。

GRは絞り込み測距なのかなぁと思って確かめてみました。
なんと開放測距でした!

シャッターボタンを半押ししますと一瞬絞りが開放になって設定の絞りになりますね。
既定(絞り羽根が待機している状態)はF4.0のようです。それが一瞬F2.8開放になって、設定がF5.6ならF5.6になります。長く使ってて気が付かなかった(笑)。
だからあんまりAFが早くないんですね。いや、絞り込んだままよりは早いんでしょう。

>Z6では、絞りはF5.6までしか絞り込まれず、それ以上は撮影時またはプレビューボタンを押したときのみ作動、となっています。
>暗所での合焦作動はZ6の方が(以前持っていたX-T3よりも)いいですね。

さすがニコンはよく考えていますね。

>撮影時に絞り込む、という設定にできればまた違うのでしょうけれど(できないのかな?)

既定で撮影時に絞り込む設定のようです。開放測距であれですから、まあこれ以上仕方なかったんでしょうね。使う側が気をつけろというものなんだと思います。EVFだったらピンぼけに気づくとは思いますが、背面液晶なので難しいですね。

GRの代わりはGRしかないので、もし壊れたらまたGRかGR2買うことになるでしょうね。GR3は内蔵フラッシュがないのでちょっと…。GR5ぐらいで内蔵EVFにならないかなぁ。そうしたらフラッシュ無しでも仕方ないかなぁ。

_ みっち ― 2019年10月01日 15時40分57秒

遅まきながら、戯言を少々。

>いったいどこにピント合わせてるのか分からない全部ピンぼけというのがあるのだ...

ほほぉ、このピントの外し方は見事ですなぁ、十分「故障ブログ」級の実力者であると認定いたします。(笑)

しかし思えば、デジタル時代となって、ピント、ピントと世間は煩くなりました。メーカーのエンジニアも、昔は良かったと、さぞ慨嘆していることでしょう。かってフィルム時代は28mmレンズであれば、F5.6からF8も絞れば、あとは距離3mなり5m固定で、十分常焦点で通りました。京セラ・コンタックスのコンパクト・カメラなど、Haniwa氏もよくご存じのとおり、あんなエー加減な測距で、別段リコールの嵐となることもなかったのです。
それが昨今では20mmレンズでも、いや16mmでさえも、ピントがどうのこうのですからね。

>バイクのメーターを写すときにメーターの表示ではなく、そこに反射して写っているものにピントを合わせてしまう...

あっ、これは仕方ないです。(きっぱり)カメラがピントを合わせようという、まさにその時にですよ、Haniwa氏がメーターを覗き込んでいいるわけですよ。カメラにしてみれば、せっかく気を落ち着けて、静かにオドメーターにピントを合わせようとしている大事な時にですよ、突如禿げ茶瓶の大入道の顔が、反射して大写しになるのです。(違)これは、そっちにピントを合わせちゃいますよね、仕方ないです、仕方ない...('◇')ゞ

>そうですね、一眼レフは開放測光・測距ですものね。
>GRは絞り込み測距なのかなぁと思って確かめてみました。
>なんと開放測距でした!

ここに各社ミラーレスの測距時絞り動作を調べた方のまとめが載っています。なかなか興味深いです。
ttps://ponkoshu.com/sony-canon-nikon-aperture-blades-work/#toc10

_ めがねのパイロット ― 2019年10月02日 20時51分04秒

 Haniwa様、みっち様

 興味深いサイトですね、ありがとうございます。

 個人的には、富士のX-T3も実絞りで、かつ絞り込むことで暗くなり、屋内ではEVFが粗くなってしまうのがとても残念でした。
 手放したのは、このあたりの問題もありました。

 露出を反映しない?ような設定もありましたが(未使用)、そもそもX-T3にはプレビューボタンがなく・・・

 総じて、Z6は良くまとまっていると思いますが、いかんせん一眼レフの代わりにならないですから、どうすみ分けて使うのかということがまだしばらくは続くと思います。

_ kgr2007 ― 2019年10月05日 16時11分17秒

こんにちは。
メーターの写真ですが、こういう時はもう指ですね。まずはメーターに指を当て、それにフォーカスして撮ると。あ、指を当てたまま撮っちゃダメですよ(笑)。

_ Haniwa ― 2019年10月07日 13時02分48秒

■ みっち様
>ほほぉ、このピントの外し方は見事ですなぁ、十分「故障ブログ」級の実力者であると認定いたします。(笑)

すごい外し方ですよねぇ(泣)。でも故障じゃなさそうなんです。たまにしかなりませんし(前回なったのはこの去年の作例)、GR DIGITAL初代でもこのピンぼけ現象はありましたから、たぶんリコーのお家芸なんだと思います(泣)。

>しかし思えば、デジタル時代となって、ピント、ピントと世間は煩くなりました。メーカーのエンジニアも、昔は良かったと、さぞ慨嘆していることでしょう。かってフィルム時代は28mmレンズであれば、F5.6からF8も絞れば、あとは距離3mなり5m固定で、十分常焦点で通りました。京セラ・コンタックスのコンパクト・カメラなど、Haniwa氏もよくご存じのとおり、あんなエー加減な測距で、別段リコールの嵐となることもなかったのです。
>それが昨今では20mmレンズでも、いや16mmでさえも、ピントがどうのこうのですからね。
京セラがカメラ事業から撤退したのはそういうのもあるんだと思います。「こんなん付き合ってられまへん」と。とはいうものの、18mm F2.8でなんであそこまでボケさせられるんだとリコーには文句は言いたいですが(泣)。

>あっ、これは仕方ないです。(きっぱり)カメラがピントを合わせようという、まさにその時にですよ、Haniwa氏がメーターを覗き込んでいいるわけですよ。カメラにしてみれば、せっかく気を落ち着けて、静かにオドメーターにピントを合わせようとしている大事な時にですよ、突如禿げ茶瓶の大入道の顔が、反射して大写しになるのです。(違)これは、そっちにピントを合わせちゃいますよね、仕方ないです、仕方ない...('◇')ゞ

いやいや、ヘルメット被ってるんですっ、素の頭じゃないんですよっ(泣)。

>ここに各社ミラーレスの測距時絞り動作を調べた方のまとめが載っています。なかなか興味深いです。

各社工夫しているんですね。
まあ、リコーGRの場合、はやく合焦させようとして見切りが早すぎるんだと思いますね。
それもなぜか至近距離で合焦したと判断してしまうんでしょうね。

■ めがねのパイロット様
>個人的には、富士のX-T3も実絞りで、かつ絞り込むことで暗くなり、屋内ではEVFが粗くなってしまうのがとても残念でした。
>手放したのは、このあたりの問題もありました。

>露出を反映しない?ような設定もありましたが(未使用)、そもそもX-T3にはプレビューボタンがなく・・・

富士には富士の考え方があるんでしょうが、なにか特許の絡みもあるんでしょうかねぇ。
プレビューは難しいですね。GRは半押しする前はF4の画像で示しているだけですし。GRのプレビュー画像で半押し時にときどきぱっと露出オーバーみたいになるのはF4→F2.8になってるからなんでしょうね。それぞれ一長一短あるようです。

>総じて、Z6は良くまとまっていると思いますが、いかんせん一眼レフの代わりにならないですから、どうすみ分けて使うのかということがまだしばらくは続くと思います。

なかなか一眼レフの代わりにはならないでしょうね。DSLRもファインダーがフィルム一眼レフの代わりにならないならないと言い続けられていましたが、マシになったころにはミラーレスが主流になっていましたし。きっとユーザーの望む方向とは違う方向に行くんだと思います。

■ kgr2007様
ありがとうございます。その手がありましたかっ。
ガソリンスタンドでオドメーターを撮るときはどうも慌てていてそういう発想が浮かびませんでした。ありがとうございます。次にはそうしてみます。

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