海外でのメガネ型電源ケーブル100~240V(追記あり)2026年04月01日 00時00分00秒

【写真1】Nikon MH-25a のめがね型ソケットと電源プラグ(日本国内仕様)

今回は、前から気になっていた、カメラ付属の充電器の240V対応についてだ。

台湾は、大半が110V・60Hz・Aタイプなので、100Vで50/60Hz・Aタイプの日本の機器をほとんどそのまま使えるようだ。ただし、使用する機器が100V対応の場合は厳密に言うと1割電圧が違うから問題があるのかもしれない。機器が100~240Vと書かれていれば問題なく台湾で使える。

だから、ニコンZ6のEN-EL15系電池を充電するMH-25a充電器(100~240V対応)も110Vの台湾に持って行ってそのまま充電できた(【写真1】)。

気になっていたのは、220Vなどの国や地域で、MH-25aをそのままあるいはコンセントアダプターで電圧変更無しで使えるのかだった。MH-25aは機器本体から直接コンセントの金属が出ているのではなく、めがね型のコネクタで電源プラグが交換式になっていて(【写真1】)。この電源プラグには「125V 7A」と書かれているからだ。

調べると、デジタルカメラ用本体充電 AC アダプター/バッテリーチャージャー/AC アダプターを日本国外で使用する場合の注意点について(ニコンイメージング)で、AC アダプター/バッテリーチャージャーは100~240Vに対応していても、たとえばMH-25aだと、

家庭用電源の AC100~240V 、50/60Hz に対応しているため日本国外でも使えますが、 電源プラグ(直付け型)は国内専用となるため、日本国外でお使いになる場合は、別売の専用電源コードが必要です。

各国に適合する電源コードは下記のとおりです。
● 電源コード PW-EH30U:アメリカ(生産終了)
● 電源コード PW-EH30E:ヨーロッパ(イギリスを除く)および
             アジア(日本/韓国/中国を除く)(生産終了)
● 電源コード PW-EH30UK:イギリス(生産終了)
● 電源コード PW-EH30J:日本

● 電源コード PW-EH30K:韓国(生産終了)
● 電源コード PW-EH30AS:オーストラリア(生産終了)
● 電源コード PW-EH30AR:アルゼンチン(生産終了)
● 電源コード PW-EH30CH:中国(生産終了)
デジタルカメラ用本体充電 AC アダプター/バッテリーチャージャー/AC アダプターを日本国外で使用する場合の注意点について(ニコンイメージング)

とある。なんで全部生産終了やねん(泣)。ただ、このメガネ型電源ケーブルは共通規格なので、ニコンが生産終了にしていても、他社から100~240V対応のケーブルは発売されている。

なお、D300やD300sのEN-EL3eを充電するMH-18aはものすごく細いメガネ型電源ケーブルで125V 7A表記、EN-EL4a/EN-EL4を充電するMH-21のメガネ型電源ケーブルは、MH-18aのものよりは太いが、2.5A 250V表記の他社のメガネ型電源ケーブルよりは細い7A 125V表記のものだった。いずれにしても日本向けのニコンの充電器に付属しているものはすべて100V用だ。

今回の台湾(110V)行きには必須でなかったが、今後ベトナムコーヒーに魅力を感じてベトナム(220V)に行くかもしれないので、240V(250V)対応のメガネ型電源ケーブルを探してみた。

【写真2】ミヨシMBC-TA215 メガネ型電源ケーブル100~250V対応

ミヨシMBC-TA215というものが、100~250V対応のメガネ型電源ケーブルで、0.5mのと1.5mのがあったので、長い方の1.5mをヨドバシドットコムで買ってみた(【写真2】)。ミヨシMBC-TA215なら、220Vの国や地域でもMH-25aを問題なく使える。コンセント形状はAタイプなので、形状が違う場合は別途アダプターが要るが、変圧器は要らない。

ただ、このミヨシMBC-TA215は、袋には100~250Vと書かれているのだが、ケーブル本体にはどこにも250Vの表記はない。むしろ125V 7Aとだけ書かれている(【写真2】)。書かれてはいるが、ちゃんと250Vで使えることは公設試験研究機関で耐電圧試験をしていると袋には書かれている。テプラか何かで100~250Vと書いた方がよさそうだ(※)。どうも日本の法規で125V 7Aと記載しないと日本国内で使用できないらしい。だから100~250V対応のものでも「海外専用」と書かれているものがある。
※【追記:2026年4月23日】
テプラPRO ケーブル表示ラベル ― 2026年04月23日参照
【追記ここまで】

【追記:2026年4月3日】

Q.[MBC-TA/06][MBC-TA/15] [MBC-TA2]ケーブルの被覆に7A/125Vという表記があるが、200V電圧の国や地域で使えるのですか。

A.使用可能です。
電源ケーブルを日本国内でも使えるようにするためには、7A/125Vという表記を製品に入れる必要があるため、本製品には7A/125Vの表記を被覆に記載しております。本製品は250V地域でも使用できるよう試験を行っており、問題なく使用できることを確認しています。

Q.[MBC-TA/06][MBC-TA/15] [MBC-TA2]ケーブルの被覆に7A/125Vという表記があるが、200V電圧の国や地域で使えるのですか。(mco.jp)

【追記ここまで】

【写真3】Panasonic レッツノートCF-SR3付属のACアダプターCF-A6412A M4のメガネ型電源ケーブルK2CA2Y0033322070300、「2.5A 250V~」と記載がある

気になって、レッツノートCF-SR3付属のレッツノートCF-SR3付属のACアダプタCF-A6412A M4のメガネ型電源ケーブルを確認したら、片面には125V 7Aと書いてあるが、裏側には2.5A 250V~と書いてある(【写真3】)。同じ機種の同じACアダプタを220Vの海外で使っている人に聞くと、220Vでも問題なく使えているそうだ。ただし、Panasonicのサイトには海外でパソコンを使用する際の注意事項と準備・確認事項(Panasonic)とあって、

使用国向けの「ACコード」または「変圧器」の準備
当社製レッツノートパソコンのACアダプター(USB Power Delivery対応も含む)につきましては、AC100V~240Vに対応いたしております。
しかしながら、ACコードにつきましては、100V専用となっております。
そのため、海外でご利用の際には、当該国で利用可能なACコードをご用意の上で取り替えていただくか、 変圧器でAC100Vまで降圧してお使いいただく必要がございます。
※当社では、海外対応のACコード、変圧器は販売いたしておりません。
海外でパソコンを使用する際の注意事項と準備・確認事項(Panasonic)

と書いてある。CF-SR3のACアダプタCF-A6412A M4のメガネ型電源ケーブルも100V専用ということになっているようだ。だったらあの250V表記はなんなのだろう。気になる人は、パナソニックのいうとおりにミヨシMBC-TA215などを使うとよいのだろう(多分自分が220Vの国に行くときはそのまま使うと思う)。

それで、機器本体が100~240V対応のACアダプタなどで、メガネ型電源ケーブルも250Vに対応しているのか手元のものを調べてみた。ニコンは国内販売のものは100Vまでだというのは先に書いた。パナソニックも100Vまでだといいつつ一部250Vに対応してそうな感じだったが、以前使っていたCF-SX3に付属していたACアダプターCFAA6412C M1についていたメガネ型電源ケーブルには250Vの表記はなかった。

ソニーについては、ビデオカメラを持っていたので調べると、海外で使用するときのご注意(SONY)に以下のようにある。

充電するときの注意点
付属のACアダプターやバッテリーチャージャー (充電器) は、全世界の電源 (AC100V~240V・50/60Hz) でお使いいただけます。よって、変圧器を使わずに110Vや220Vの地域で充電ができますが、充電前にコンセントの形状を確認してください。
海外で使用するときのご注意(SONY)
【写真4】SONY HDR-CX590V付属のACアダプターAC-L200Dのメガネ型電源ケーブル、「2.5A 250V~」の記載がありソニーも海外でも使えると言っている

とある。偉い。手元のHDR-CX590V付属のACアダプターAC-L200Dのメガネ型電源ケーブルを見ると、2.5A 250V~と表記がある(【写真4】)。レッツノートCF-SR3付属のメガネ型電源ケーブルと同じだ。おそらくこの2.5A 250V~があるメガネ型電源ケーブルだとほぼ世界中で使えるのだろう。ソニーって偉いなぁ。こんなところでコストダウンはしないんだ。このビデオカメラHDR-CX590Vはほとんど使わなくなっているので、2.5A 250V~表記のメガネ型電源ケーブルはほかに転用できそう。これもテプラで250V対応が分かるように目立つようにしておこう。

変圧器の要否でいえば、先に書いたようにいまほとんどのACコンセントに挿す機器は本体部分が100~240V対応なので、変圧器は要らないことが多い。ニコンのMH-25aもそうだし、レッツノートCF-SR3付属のACアダプタCF-A6412Aも100~240Vと書かれているし、自分が持ち歩いているAnkerのPower Port III (A2667)も入力100-240Vだ(レッツノートCF-SR3はUSB PD(USB Power Delivery)に対応しているので、最近はACアダプタではなくこのUSB充電器を持ち歩いている)。

これらの100~240V対応のACアダプタやUSB充電器は、220Vのコンセントに(形状がAタイプ以外はアダプター経由で)直接挿しても問題ないが(機器とコンセントの間のケーブルの電圧は上述のように要確認)、ホテルなどではコンセントの数が限られているので、延長コードとかテーブルタップがほしい。しかし、自宅にあるテーブルタップ(主にパナソニック製やサンワダイレクト製)は全部125Vまでの対応だった。

【写真6】カシムラ電源タップAC-045(入力電圧AC100-240V 50/60Hz)

そこで100~240Vの電源タップとしてカシムラAC-045を買ってみた(【写真6】※)。台湾では110Vなので125V対応のもので十分なのだが、今後のことを考えて台湾にもカシムラAC-045を持って行った。国内旅行でも使えるし。
※【追記:2026年4月2日】なんか忘れてるなと思ったら、【写真6】カシムラ電源タップAC-045(入力電圧AC100-240V 50/60Hz)の写真が入っていなかった。追加した。
【追記ここまで】

カシムラAC-045は、100~240VのAタイプの電源を1.2m延長して、ACコンセント4口使えるのと、USBポート2つで合計 最大15W (5V 3A)が使えるので、持って行くUSB充電器を減らせる。急速充電に対応していないスマートウォッチのようなあまり電気を食わない機器はこのカシムラAC-045にUSBケーブルを挿して使うとよい。TypeーCの方がよいのなら別の機種がある。【追記:2026年4月2日】ただ、Type-C付きのものもUSB PDのW数は高くないので、W数の高いUSB PDを使いたいのならば、別途USB充電器を用意することになる。それで安いType-Aの方にしたが、持っているUSBケーブルが両端Type-Cの方が多い人は、Type-Cの方を買った方がよいだろう。
カシムラ 電源タップ コード付き 一覧
【追記ここまで】

カシムラAC-045は、ACに関しては変圧機能はないので、220Vのコンセントに挿すとそのまま220Vで4口のコンセントになるので、これに挿すACアダプタなどは100~240V対応であることを確認する必要がある。前にも書いたが、いまほとんどの機器は、機器自体は100~240V対応なのでカシムラAC-045にAnkerのPower Port III (A2667)を挿して使える。

【写真5】海外対応 電源ケーブル Aタイプ [MBC-TA]の説明図 https://mco.jp/products_travel/mbc-ta/ から

テーブルタップ、めがね型電源ケーブル、ACアダプターなど機器本体がすべて240Vないし250Vに対応しているならば、ソニーがいうように「全世界の電源 (AC100V~240V・50/60Hz) でお使いいただけます」となる(【写真5】のMCOの解説図参照)。

ニコンに関していえば、コストダウンで100V用のケーブル(プラグ)にしてさらに海外対応のケーブル(プラグ)を生産終了にするのであれば、せめてパナソニックのように「他社製のめがね電源ケーブルをお求めください」ぐらい書いてもいいんじゃないかな。一番下まで読んだら「各国に適合する電源コードは、市販の電源コードをお使いください。」って書いてあるんだけれども、自分の知りたいアダプターの機種欄には「生産終了」って並んでるからね。せめて※でも付けて最後に書いてあるんだと分かりやすいんだけれども(デジタルカメラ用本体充電 AC アダプター/バッテリーチャージャー/AC アダプターを日本国外で使用する場合の注意点について(ニコンイメージング))。

めがね型が共通規格だと知らない人も多いし、250V対応の他社製品があることを知らない人も多い。レッツノートユーザー(私物)の知り合いで、このめがね型電源ケーブルが共通規格で色々売っていることを知らない人が「このACアダプタのここ(めがね型電源ケーブル)が接触不良なんだよね。ACアダプタ買い直すの高いし、中古品でも探すか」と言っていて、「このめがね型電源ケーブルだけでいろんなメーカーから出ていて共通で使えるんですよ、千円もしないですよ」と教えてあげたらびっくりしていた。

そして、ソニーは偉いなぁ。「全世界の電源 (AC100V~240V・50/60Hz) でお使いいただけます。」と言い切っている。

さて、これでいつでもベトナムに行ってベトナムコーヒーのSang Tao 3をスーツケースいっぱいに詰めて帰ってこれるゾ。誰ですか、税関で捕まればいいのにとか言っているのは(泣)。Sang Tao 3ってなぜか日本で売っていないんですよ。売っていてもすごい値段だったりする。
ベトナムコーヒーTRUNG NGUYEN「SANG TAO 3」をもらった ― 2025年10月16日

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