念願の毛無峠に弾丸ツーリング(その5)フィルム撮影編 ― 2019年09月05日 00時00分00秒
今回の毛無峠ツーリングには、ニコンF3とAi Nikkor 20mm F2.8Sも持っていった。Ai Nikkor 20mm F2.8Sは、黴びさせてしまい光学系全交換になった例の奴である(泣)。Ai Nikkor 20mm F2.8Sはレンズ全交換\(^o^)/ ― 2018年11月29日参照。
フィルムは、Fujifilm ASTIA100Fで撮影期限2012年5月がのもの。冷蔵庫で保管していたが、2019年4月にニコンF3に詰めてからはカメラ内で常温保管になっている。フィルムの感度はISO100なのだが、感度低下を懸念してカメラ側の設定をISO64にして撮影したが、ちょっとやり過ぎだったようだ(やや露出オーバー)。ただ、ASTIA100Fというフィルムはもともとリバーサルフィルムにしては露出オーバーに強いフィルムだったので、なんとかなっている。
Ai Nikkor 20mm F2.8Sの方は、光学系を全部交換しているので、コーティングも最新のものになっている。ファインダーを覗いただけでも、以前よりもゴーストが目立たなくなっているのが分かる。光学交換前は、2001年末に新品で購入したもので、ニコンスーパーインテグレーテッドコーティングになっているもののはず。当時は黄色いゴーストが出ていた。
2018年に光学系を全交換してからは、ゴーストは薄い水色のものとなった。空の場合は目立ちにくい。
期限切れのフィルムで撮ったので色味の傾向はよく分からない(なんか黄色っぽく写っている-スキャン時に少し修正)。こんど、ストックでなく新規に店舗でプロビア100Fでも買って色味が変わっていないか確かめたい。あるいは、黴が生えたことが発覚した前光学系の最後の撮影がKodak EKTACHROME E100だったので、E100で撮った方が色味は分かりやすいかもしれない(以前常用していたASTIA100Fはもう販売終了なので)。
ということで、わざわざ重たくて嵩張るNikon F3とAi Nikkor 20mm F2.8Sを持っていったのに、あんまり参考になる作例でなくてすまん。こういう未舗装林道をバイクで走るときにどうやって一眼レフなどのカメラを持っていくのかは課題だ。今回はカメラバッグにクッションケースなどの厳重な対策をした上で、バイクの後ろのトップケースにそのバッグを入れて、さらにそのバッグがトップケースの中で踊らないように着替えなどを詰め込んだ。このため転倒してもカメラには全然影響はなかったのだが、お土産などを積んで帰ることができなかった。
デイパックなどにクッション材で保護したカメラを入れて持っていくという手もある。しかし、それは肩が凝ったり、転倒時にカメラも身体も危ないという問題がある。それにリュックを背負うと夏は暑いのだ。学生時代はカメラは持っていかなかったが、リュックを背負ってバイクに乗っていたが、リュックにはあまり重量物や固い物を入れていなかったからなぁ(通学時を除く)。友人がたしかペンタックスのESPIOを持ってきていたが、ウエストバッグに入れていたにも拘わらず振動で故障したことがある。それで撮影は私が写ルンですを持っていったりしていた。写ルンですはどんなときでも壊れなかった。ただ、日影などではあまり綺麗に写らなかったが。それに走り中心だったので、ほとんど写真は撮らなかったなぁ。
ともかく、次のツーリングもフィルムカメラを持っていきたいが、どういうカメラをどのように積載するのかはちょっと課題だ。リコーGR1シリーズとかいいよなぁ。
【写真上】毛無峠(長野・群馬県境)から東方向を撮影:Nikon F3、Ai Nikkor 20mm F2.8S(2001年12月新品購入、2018年12月に光学系全交換)、F8AE、中央重点測光、L37Cフィルター、Fujifilm ASTIA100F(2012年5月期限)、Nikon SUPER COOLSCAN 5000ED、ICEありROCなしGEMなしDidital DEEなし、Nikon Scan 4 Ver.4.0.3、Windows 7 Professional SP1(64bit)
画面上部に絞りの形をした薄い水色のゴーストが出ている。光学系交換前はゴーストは黄色だった。
【写真下】毛無峠(長野・群馬県境)から北方向を撮影:Nikon F3、Ai Nikkor 20mm F2.8S、F8AE(2001年12月新品購入、2018年12月に光学系全交換)、中央重点測光、L37Cフィルター、Fujifilm ASTIA100F(2012年5月期限)、Nikon SUPER COOLSCAN 5000ED、ICEありROCなしGEMなしDidital DEEなし、Nikon Scan 4 Ver.4.0.3、Windows 7 Professional SP1(64bit)
リモコングライダー?を飛ばしている人がいたので、その飛行機が飛んでいるところを撮った。飛行機の大きさは両翼1mぐらい。エンジン音はしないので、グライダーかモーターでプロペラが回っているのだと思う。
毛無峠の手前で道が大きく曲がっているので、以前書いた記事の写真の方角は間違っていたかもしれない。あとで確認して間違っていたら修正します。
【関連追記:2022年6月13日】
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