SONY ICF-R350の液晶画面が…、ICF-R354Mこんにちは ― 2018年04月24日 00時00分00秒
荒野の故障ブログへようこそ!(泣)
今日の故障は、名刺サイズラジオSONY ICF-R350だ(泣)。先週、ふとみると、液晶画面にクラックが…(泣)。
ICF-R350は、2008年に買ったものと記憶する。出かけるときはカバンに放り込んでいつも持ち歩いていて、夜寝付けないときに聴きながら寝たりしていた。ICF-R350はOFFタイマーがあるので寝ながら聞くのに最適なのだ。
SONY ICF-R350(FM/AM・TVアナログ1-12ch)PLLシンセサーザーラジオ(現行品ICF-R351) ― 2008年12月04日
SONY ICF-R350のイヤホンを修理に出した、が… ― 2016年09月23日
それが、先週バイクに乗る時に使っているウエストバッグの底から液晶画面が割れた状態で発見された(泣)。おそらくその前にバイクに乗ったときに携帯電話か何かの角が当たって割れたんだと思う。行った先の駐車場でUターンするときにウエストバッグにハンドルがギューっと当たった記憶がある。そのときかも。
ただ、この割れた透明プラスチック部分は、液晶とは別の筐体部分らしく、液晶はちゃんと表示されていて、ほかの動作も問題ない。何か保護シールを貼っておけばよかったなぁ。今さらだが、保護シールを貼って使い続けようと思う。どこかでICF-R350のジャンク品があったら筐体を交換してみたい。
割れていて見てくれは悪いがICF-R350は問題なく使えるので、新しい名刺サイズラジオを買うつもりはなかった。
しかし、SONYのサイトをみるとこの数ヶ月でどんどんラジオが販売終了になっている。新製品も出てはいるが、無くなっていく機種の方が多い。
ICF-R350の後継品ICF-R354Mも販売終了在庫限りのようだった。ICF-R354Mの後継品そのものはないようで、FMがステレオのSRF-R356が新製品としてラインナップされている。
ただ、新しい機種ほど電池駆動時間が短くなっていて、しかも単4形1本だったものが2本になっていたりする。うーん。だったら、家族用に以前買ったICF-R354Mを在庫がなくなる前にもう1台買っておくか、と思った。以前、ICF-SW23やICF-SW22(JE)を買うかどうか迷っているうちに販売終了になって後継品がないままになってしまったのも背中を押した。ICF-SW23ってアナログ表示だけれどもカセットケースサイズで高感度でキャンプなどに最適だったんだよね。買っておけばよかった。
ICF-R354Mの単体はヨドバシカメラでは販売終了だったので、割高だが(だからまだ売れ残っている)、充電台付きの方を買った。ACアダプターはICF-SW7600GRに流用しようかと思う。
【追記:2018年4月26日】ICF-R354MK付属のACアダプタAC-ET603はICF-SW7600GRで使えなかった ― 2018年04月26日参照・【追記ここまで】
さて、ICF-R350は名刺サイズの小ささなのに、高感度で、夕方以降は関東地方南部で大阪朝日放送ラジオ1008KHzとか普通に聴けてしまう。鉄筋コンクリートの場合でも窓際に行けば朝日放送ラジオが聞こえる。東北放送ラジオ(1260KHz仙台)やSTVラジオ(1440KHz札幌)なども聞こえる。RCC中国放送(1350KHz広島)も聞こえる。
ラジコで遠方のラジオ局が雑音無しで聴けるこの時代にわざわざ中波の電波で聴く必要性がどこにあるかといわれれば、それはタイムラグのないリアルタイムで聴けるところにあると答える。
たとえば、横浜ベイスターズの試合中継は、東京のキー局が巨人の中継に重点を置いているので、なかなか放送されない(横浜の放送局であるはずのRFラジオ日本1422KHz(旧ラジオ関東)は読売系)。横浜スタジアムで行われている試合なのに関東地方では中継が放送されていないということが普通にある。ところが相手チームの地元局では横浜スタジアムから試合を中継しているのである。
だから、広島カープ対横浜ベイスターズの試合を横浜スタジアムで観戦しながら広島のRCCラジオを聴くのである。これがラジコだと何十秒から1分以上遅れているので、観戦しながら聴くのには向いていない。電波は光と同じ速度(約30万km/秒)で進むのでほとんどタイムラグがないのである。横浜から広島に送って広島からの電波を横浜で受信してもアナログなら事実上タイムラグがない。
ICF-SW7600GRで横浜の試合観戦しながら広島からの電波で聴く ― 2015年05月22日
ということで、ICF-R350とICF-R354Mの感度が同じぐらいなのかどうかなど聞き比べてみたいと思う。いままでうちにあったICF-R354Mは家族が使っているので比べられなかったのである。
【追記:2018年5月21日】SONY ICF-R354MとICF-R350の感度は同等だった ― 2018年05月21日
ICF-R354Mは、山ラジオICF-R100MT とICF-R350・ICF-R351系の統合後継品なので、「山エリアコール」機能も搭載している。また、親送信所の電波が届きにくい箇所にある「中継局」を簡単に選べる機能もある。さらに、メモリーボタンの「1」が必ずそのエリアのNHK第一になるようになっているらしい。基本機能はICF-R350と同じでさらにいろいろと進化しているようだ。
【追記】
なお、ICF-R350もICF-R351もICF-R1000MTもICF-R354MもFMは76~108MHzの受信範囲なので、FM補完放送(AM放送局が90~95MHzの範囲で送信している新サービス)は受信可能。欧米ではもともと108MHzまでがFM放送の範囲であるため、これらのラジオは海外で使うことを考慮して76~108MHzになっていた。
コメント
_ ノーネームしたん ― 2018年04月24日 15時40分15秒
_ Haniwa ― 2018年04月25日 08時33分12秒
少し見づらいですが、実用上の問題はなかったのでよかったです。
なにかよい液晶保護シールを貼りたいと思います。
>災害の時に便利なんですけどね、
>スマホつけっぱなしでどれだけ電池持つのかとか考えればラジオの方が良いんですが、普段そこまで考えないし…。
そうなんです。災害時を考えて名刺サイズラジオを持ち歩いています。
バイクに乗るときも聴きながら乗るわけではないですが、なにか大きな災害等が起ったときにすぐに聴けるように持って行きます。
スマホやタブレットは電池の持ちやネットワークの問題など、放送局をラジオで受信するのに比べたら不確定要素が多いですからね。
バイクのヘルメットにはインカムとスピーカーを付けているので、Blutoothアダプタを買えばラジオの音をインカムに飛ばせるのですが、AMはエンジンのノイズできれいに聴けないかもしれませんね。FMなら大丈夫でしょうが。FMラジオの聴けるインカムが減ってきているのが気になります。あんまり売れないのかなぁ(インカムは海外メーカー製が多く日本と海外でFMの周波数がずれてますし)。
>Haniwa氏向け特別協力放送送信中!。
ありがたいです(笑)。ベイスターズ戦中心に中継して欲しいです(違)。
混信がなく50KW級の放送局は夜なら室内でもよく聞こえますね。
_ みっち ― 2018年04月25日 08時35分13秒
ほほぉ、Haniwa氏にも眠れない夜があるのですか。(驚)
ははぁ、かって犯した重罪に、慚愧の思いに堪えない、ってやつですね。(違)
ひょっとして、あれですか、『アラビア中の香水を集めても、この手の血の臭いは落ちないのよ』、って奴ですか。(大違)
一方、みっちは、もう人生それほど先はないので(笑)、このたび、ほとんどのカメラ/レンズを処分して、ミラーレスへ移行しました。
D810からα7RIIIです。ここはミニマリストでいこうと考え、レンズも軽いズームを2本だけ(16-35/4と70-300/4.5-5.6)に限定しております。(←いつまで持つか、笑)
α7RIIIは...おおむね想像どおりですね。当然ですが、良いところと悪いところがあります。一言で言えば、カメラというよりは、コンピュータを触っている感じです。「絞り環」どころの話ではありません。(爆)
_ Haniwa ― 2018年04月25日 09時21分44秒
>ほほぉ、Haniwa氏にも眠れない夜があるのですか。(驚)
毎日悔しくて眠れません(違)。
あのときアイツを葬っておけば…(違)。
「アラビア中の香水を集めておけ」(違)。
>一方、みっちは、もう人生それほど先はないので(笑)、このたび、ほとんどのカメラ/レンズを処分して、ミラーレスへ移行しました。
>D810からα7RIIIです。
おお、すごいですね。おめでとうございます!\(^o^)/\(^o^)/\(^o^)/
>ここはミニマリストでいこうと考え、レンズも軽いズームを2本だけ(16-35/4と70-300/4.5-5.6)に限定しております。(←いつまで持つか、笑)
た、たしかにいつまで持つのか心配であります(笑)。
マウントアダプターが気になり出すボディだと言っておきます(笑)。
>一言で言えば、カメラというよりは、コンピュータを触っている感じです。「絞り環」どころの話ではありません。(爆)
カメラ界隈が直面している問題ってここにあるんだと思いますよ。
もうお便利方向に行くのなら徹底してくれ、そうじゃないならちゃんと楽しみ残しておけ、ということなんだと思います。質感も触る楽しみもないのに便利さもまだまだとか、外観だけ古いカメラのマネしているとか…。
でも、α7,9シリーズは、マウントアダプターで如何様にもできるところがいいんだと思いますよ。コンピューターを触るようなのに、マニュアルフォーカスで絞り環あるレンズが使える。これが多く人が移行していくポイントなんでしょうね。もうニコンの訳の分からない「互換性」を知りたくもない人は多いんじゃないでしょうか。かつてカメラ雑誌も互換表とか特集していましたが、いまはそういう特集ないのをみても飽きられているいや呆れられているんだと思います。もう時代はSONY αなんでしょうね。まだまだ荒削りなんでしょうけど。
_ kgr2007 ― 2018年04月25日 19時01分07秒
個人的に、ICFと聞いて連想するのは “スカイセンサー”…なんとイイ響きだこと、もう一度 “スカイセンサー” (笑)。
ラジオ・オーストラリアが割と拾えたので、ワライカワセミのベリカードを何枚か持っていました。って、御存知です? もう40年も昔の話ですが、あの頃のSONYは勢いがありましたねぇ。
_ Haniwa ― 2018年04月26日 09時04分44秒
スカイセンサー、いい響きですよね。
ICF-5800が売れ、ICF-5900が爆発的に売れましたね。
ICF-5900は周波数が10KHz単位で正確に読めましたから、当時としてはすごかったと思います。
JJYの標準電波がなくなったいまだとどう校正するんでしょうね。JJYの標準電波が無くなるなんて想定外でしょうね。
ICF-5900で思い出しましたが、ICF-SW23やICF-SW22(JE)を買い損ねたのは、周波数が読めない昔ながらの目盛りだったので、面倒だなと思っていたからです。ああいう目盛りでも使い慣れればどこが何KHzなのかは分かるようになるんですが、分かるようになるまで使いこなす必要があります。名刺サイズラジオでさえ1KHz単位でデジタル表示されているこのご時世にちょっとなぁ…と思っていたら買い損ねました。ICF-SW23は1万円ぐらいのラジオなので躊躇せずに買っておけばよかったと思いました。もうあんなラジオは出ませんものね。
スカイセンサーってICF-6000(1975年)、スカイセンサーカセットCF-5950(1976年)で打ち止めだったんですね。ずっと後継のICF-SW7600GRってダイヤルぐるぐるで放送局を探せないのでストレス溜まります。1KHz単位でボタン押したりサーチさせたりはイマイチです。500Hz単位のステップでもいいからダイヤルで連続っぽく周波数変えられればなぁと思います。
ラジオオーストラリアはよく聞いていました。周波数まで覚えています(笑)。9760KHzでしたっけ。ベリカードも探せば家のどこかにあるはずです。日本語放送もあり、安定して受信できたので人気の放送局でしたね。
>あの頃のSONYは勢いがありましたねぇ。
ウォークマンとかすごかったですよねぇ。初めて見たとき、カセットケースとほぼ同じ大きさだったのでどうなってるんだろうと思いました。小型化に命懸けてる感じでしたよねぇ。
コメントをどうぞ
※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。
※投稿には管理者が設定した質問に答える必要があります。
まあ一応見えるので見なかったことにして黙殺…。
>SONYのサイトをみるとこの数ヶ月でどんどんラジオが販売終了になっている。新製品も出てはいるが、無くなっていく機種の方が多い。
災害の時に便利なんですけどね、
スマホつけっぱなしでどれだけ電池持つのかとか考えればラジオの方が良いんですが、普段そこまで考えないし…。
>大阪朝日放送ラジオ1008KHzとか普通に聴けてしまう
Haniwa氏向け特別協力放送送信中!。