ICF-R354MK付属のACアダプタAC-ET603はICF-SW7600GRで使えなかった2018年04月26日 00時00分00秒

ICF-R354MK付属のACアダプタAC-ET603

SONY ICF-R350の液晶画面が…、ICF-R354Mこんにちは ― 2018年04月24日のつづき。ICF-R354Mが販売終了なので慌てて購入しようとしたが、ラジオ単体のものは手に入らず(探せばあるんだろうがヨドバシのポイントを使いたかった)、仕方なく充電台とセットになったICF-R354MKの方を買ったのは書いた。

それで、使わない充電台のACアダプタがDC6Vなので、おなじくDC6VのICF-SW7600GRに流用できるのではないかと考えていた。私のICF-SW7600GRは北米版なのでACアダプタは付いていなかったのである。
SONY ICF-SW7600GR北米仕様ゲット ― 2012年09月14日

ICF-R354MKに付属していたACアダプタの型番はAC-ET603で、

INPUT:AC 100V~
50/60Hz 4W

OUTPUT:DC 6V 300mA

とある。

コンセントにAC-ET603を挿して、DC側のジャックをICF-SW7600GRのジャックに差し込んだ。どちらも中央が+極の仕様だ。

あらら、NHKラジオ第一(594KHz)の声が震えている。NHK第二にしてみたが同様に声が震えている。DCジャックを抜いたら、内蔵のエネループに切り替わりちゃんと音は普通に聞こえる。もう一度AC-ET603を繋ぐ。やはり声が震えている。駄目だな。ICF-SW7600GRも販売終了になっていて壊れたら困るのでこれ以上は試さなかった。

テスターでAC-ET603の出力電圧を測ってみた。デジタルテスターではDC 10.05Vとでた。アナログテスターでは9.6Vぐらいを挿している。デジタルとアナログとでなんか誤差が大きいな。アナログテスターでは特に針が震えたりはしていないようにみえる。定格ではDC 6Vとあるのだが10V前後あるのは、無負荷なので電圧が高いのかもしれない。

何が原因なのか分からないが、AC-ET603はICF-SW7600GRには流用できないようだ。300mAとあるので、AC-ET603では出力が足りないのかもしれない。

ICF-SW7600GRの国内版に付属しているACアダプタの型番はAC-E601で、ヨドバシカメラだと税込5940円もする。
ソニー SONY AC-E601 [ラジオ用 ACアダプター 147612215](ヨドバシドットコム)

AC-E601がなぜこんなに高いのかというと、AC-E601は100~240V対応なのだ。海外でもトランス無しでコンセント用のアダプタのみで使えるように100~240V対応になっているのだろう。だからACアダプタAC-E601等が付属していない北米版ICF-SW7600GRは安かったのだろう。

ということで、ICF-SW7600GRはこれまでどおり単3形エネループ4本で使うことにする。エネループ運用で困るのは、電池が減ったときに警告マークが出ないで、いきなり終了してしまうことぐらいだ。いきなり終了したときに電池マークが点く。これはアルカリ電池で使うことを予定している機器でニッケル水素電池を使うとよくあることなので、常に横に予備の単3形エネループ4本を置いてある。なお、電池警告マークはエネループでは役に立たないが、電池が切れる直前は音が少し小さくなって、ボリュームを上げても満充電の時と比べてあまり音が大きくならない。これがICF-SW7600GRをエネループで使っていて電池が空になりそうな予兆である。

【追記】
なお、ICF-SW7600GRの取扱説明書には「ACパワーアダプター(日本国内モデル、ワールドモデルはAC-E601(付属)、他地域はAC-E60HG(別売り))をDC IN 6V端子につなぎます。」(日本語版10ページ)とあるので、AC-E60HGもICF-SW7600GR用ACアダプタのようだ。でもAC-E60HGって国内では売ってないっぽいなぁ。【追記ここまで】

コメント

_ ノーネームしたん ― 2018年05月08日 15時37分23秒

>声が震えている

特性に合わせたACアダプタなんでしょうね。

>AC-E60HG

社外の万能に使えるきれいな出力の奴ならいけるかもですが、
故障すると遺憾なのでもうエネループ専用の方が…、
確かにニッ水の特性のせいで残量表示突然なんですよね…対応言ってない機器は。

_ Haniwa ― 2018年05月14日 08時43分26秒

ノーネームしたん様

お返事が遅れてすみません。

>>声が震えている

>特性に合わせたACアダプタなんでしょうね。

AC-ET603は、電力消費が多い機器につなぐと出力が安定しないんですかねぇ。ICF-SW7600GRは結構電気食うラジオなので。
そういう意味では、アナログで電池持ちがよくコンパクトなICF-SW23(またはICF-SW22(JE))も買っておけばよかったなぁと思いました。
どんどんラジオが増殖する道ですね。

これらのMade in Japan表記のSONYラジオの製造委託先の十和田オーディオがAIWAブランドを買ったそうなので、AIWAブランドでよいラジオを出してくれないかなぁと思いますね。

>社外の万能に使えるきれいな出力の奴ならいけるかもですが、

100Vのみ対応のSONY製で使えるものがいくつかあるようなので、値段の高いAC-E601を買いたくない人はそれで済ませているようですね。
ただ、最近のSONYはいろんなものを販売終了にしているので、ACアダプタも種類が減っているようですが…。

社外の万能に使えるきれいな出力の奴も買ってみたくなりますね。

残量突然表示は結構困りますよね。ラジオ聞いてると急にOFFになるんですから。
使い慣れてくると、「そろそろかな」と分かりますから、事前に充電済みのものと交換しておくのがよいのでしょうね。

_ bloodberry ― 2021年02月02日 20時06分00秒

ICF-SW7600GRにはオーム電機AV-DR605E 6V/500mA トランス式 ヨドバシで931円が使えました。

_ Haniwa ― 2021年02月23日 16時16分44秒

bloodberry様
お返事が遅くなってすみません。m(_ _)m

情報ありがとうございます。

>オーム電機AV-DR605E 6V/500mA

931円とは安いですね。買ってみます。

ICF-SW7600GRの純正アダプターって高いんですよね。
アメリカではACアダプター同梱とせずに値段を抑えて売っていたのは正解かもと思います。

情報ありがとうございました。これで7600GRがまだまだ使えますね。

コメントをどうぞ

※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。

※投稿には管理者が設定した質問に答える必要があります。

名前:
メールアドレス:
URL:
次の質問に答えてください:
私がよく言う「ニコンはレンズの○○環を無くすな」の○○とは?
aperture(stop)の日本語

コメント:

トラックバック

Google
WWW を検索 haniwa.asablo.jp を検索
asahi-net.or.jp/~sp5j-hys/ を検索
※ブラウザで「保護されていない接続」「安全ではありません」などの表示が出る場合はSSL対応のhttps://haniwa.asablo.jp/blog/の方にアクセスしてください。お気に入り・ブックマークもSSL対応の方に変更をお願いします。(2021/02/23)