石廊崎へ行ってきた(その1)2017年03月12日 00時00分00秒

石廊崎:CASIO G'zOne TYPE-X、4.60mm、F2.8、1/1333.3sec、感度不明、レンズ表面に保護シールあり

最近、ふとしたきっかけで伊豆半島南端の石廊崎へ大昔に行ったことを思いだして、再び行きたいと思っていた。Ricoh THETAあれこれ続き ― 2017年03月03日で、石廊崎でRicoh THETAで撮影された写真の件などもそうしたことと関連している。それで、この2ヶ月ほどあまり乗っていないバイクを動かすために、バイクで石廊崎に行くことにした。

大昔に行ったときは、友人達と西伊豆にツーリングに行った帰りで、そのまままっすぐ帰るのがもったいなくて、西伊豆の海岸沿いをずっと走って石廊崎に寄ったのだった。そのときは石廊崎ジャングルパークがまだ営業中だったので、ジャングルパーク近くの無料駐車場にバイクを止めてジャングルパークの横を通って石廊崎の先端まで行った。このルートだと徒歩での高低差が少なくて楽だった。

しかし、石廊崎ジャングルパークは、2003年(平成15年)9月30日で閉園し、無料駐車場も閉鎖になっているらしい。今は、石廊崎漁港にある有料駐車場に車やバイクを駐めて、坂道を登って石廊崎先端に行くルートしかないようだ。この石廊崎漁港を目指して行くことにした。(ちなみに石廊崎漁港にある駐車場の料金は、普通自動車500円、バイク100円だった。時間制限は無いようだった。)

ただ、、石廊崎までは片道200kmほどある(かなり丸めた数字です)。往復約400km。しかも高速道路は伊豆半島の付け根までしかない。あんまり早起きはしたくないが日が暮れるまでには帰宅したい(笑)。そうなると途中でいろんなものを撮影したりする時間はない。それで、カメラはRicoh GRにワイドコンバージョンレンズGW-3を付けたものだけを持って行くことにした。Nikon 1 V1に1 NIKKOR 10mm f/2.8とRicoh GW-1付けたものとどっちを持って行くか迷ったが、Ricoh GR + GH-3 の方がNikon 1 V1 + 1 NIKKOR 10mm f/2.8 + Ricoh GW-1よりも軽かったので、GRとワイコンを持って行くことにした。カメラをウエストバッグに入れる関係上少しでも軽い方がよいというのと、Nikon 1よりもGRの方が圧倒的に画質がよいからだ。

しかし、大失敗をしてしまった。石廊崎に着いてGRのシャッターボタンを押すと、メモリーカードが入っていないと警告が出るのだ。接触不良か何かかと思って蓋を開けると、そこにはカードを入れる空間が…。

なんとメモリーカードを入れ忘れていたのだ。

うーん、これは初めての失敗だ。昨晩、メモリーカードに残っていた画像をPCに転送した際にカメラに戻し忘れたのだった。敗因は、前の晩にバイクのバッテリーを充電したり、最近整備したブレーキ関係の再確認やタイヤの空気圧チェックなどの方に気を取られていたからだろう。まあ、バイクの方が命に関わるので重要なのだが(カメラで失敗しても死なないし、よそ様に迷惑も掛けない)。

Ricoh GR 設定画面(Nikon 1 V1 + 1 NIKKOR 10mm f/2.8 + Ricoh GW-1で撮影)

それで、このところGRではRAW + (JPEG)Lサイズで撮っていたので、これをJPEGのみにすれば内蔵メモリーで何枚か撮れるはず、と設定を探した。Ricoh GRはこれが分かりにくいんだよなぁ。まず、メニューの文字が小さい。その上、設定項目名が「撮影画像フォーマット」と長くて漢字が多い。「画像サイズ」でいいじゃないか。しかも、その設定内容が、四角で囲った中に「RAW」とか「L」とか書いてある。これを晴天下の背面液晶で探さないといけないのだ。帰宅してから家族に四角に囲った中にある「RAW」とか「L」のメニューの文字を見せたら「小さっ。これは見づらい!」と言われてしまった。それでなくても小さい設定の字をさらに四角で囲ってもっと小さい字にする必要があるのか分からない。とっさにさっと設定変えるのに屋外で見えないんだよ(自分で保護ガラス貼ってあるから反射で余計に見えない)。

さらにJPEG Lで2枚撮ったら容量に空きがないと言われてしまった(あとで帰宅後に見たら、前の晩に撮った最後の2枚がRAW + Lで記録されていてそれが容量を圧迫していた)。LではなくMやSにすればもう何枚か撮れるかもと思ってメニューを押したら、さっきと違うところにカーソルがきている。前回使ったメニューを表示する設定にしていたはずなんだが。それで、晴天下で画像サイズを設定する項目が探せなくて撮るのを諦めた。携帯電話のカメラで撮ることにした。Ricoh GRってGR DIGITALのときとメニューなどがすっかり変わっていて、合理的でなくなったと感じる。GR DIGITALって設定も直感的にできたよなぁ。なんで新しくなると使いにくくなるんだよ。設定項目の字を大きくする設定とかあってもいいと思うけどなぁ。GR DIGITALってメニューではないが、撮影時に背面液晶に出る撮影設定の表示文字を大きくする設定があった。これで昼間の屋外に高感度設定にしたままざらざら画像を量産するミスがなくなった。Ricoh GRにはそういう配慮がない。

ということで、冒頭の写真はガラケーのCASIO G'zOne TYPE-Xで撮った画像だ。G'zOne TYPE-Xのカメラはなんかシャープネス処理が強いんだよなぁ。1295万画素CMOSなのだが、拡大すると細部はぐだぐだである。不必要に画素数だけが多い。それをシャープネスなどで誤魔化してよく解像しているようにみせているんだろう。しかし、撮影できないよりはマシだ(泣)。ちなみにG'zOne TYPE-Xのカメラの最大の欠点は、カメラの撮影レンズが液晶モニターの背面になく、キーボード側の裏面にあることだ(G'zOne TYPE-Xは折りたたみ式のフィーチャーフォン)。しかも折りたたみ式の部分が180まで開かないので、液晶モニターを被写体に正対させると撮影レンズが少し横を向く。真正面に撮るのがすごく難しいカメラなのだ。ウェストレベルファインダーで動きものを撮るのよりも難しいかもしれない。

つづく(つもり)。

【関連追記:2017年3月13日】
石廊崎へ行ってきた(その2) ― 2017年03月13日


【写真】石廊崎:CASIO G'zOne TYPE-X、4.60mm、F2.8、1/1333.3sec、感度不明、レンズ表面に保護シールあり

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