Windows 10を1年間延命できる「ESU」の登録をしてみた ― 2025年10月02日 00時00分00秒
いよいよWindows10のサポートが2025年10月14日で終了する。Windows11のハードウェア要件を満たすPCはWindows11に移行すればよいが、満たさないPCは買い換えるしかない。それで、Windows10のサポート期限までに買い換えるつもりでいた。しかし、一向に仕事が一段落せず、次にどんなPCを買うのか全く検討しないままに10月になってしまった。高い買い物なのに慌てて変なものを買ってしまいそうだ。
それでどうしたものかと思っていたら、タダで「Windows 10」を1年間延命できる「ESU」の登録が開始されたので試してみました 一般的な環境ではお盆以降にも利用できるようになるはず 樽井 秀人 2025年7月25日 06:45という記事を見つけた。
「拡張セキュリティ更新プログラム」(Extended Security Update:ESU)は、サポートが終了したOSに対して有償でセキュリティパッチを提供する取り組みです。大量のデバイスを抱えていたり、動作検証などに膨大な手間がかかる組織では、後継OSへ移行したくてもすぐには難しいことがあります。ESUはそうした環境向けに時間的猶予を与えるもので、本来は基本的に法人向けですが、「Windows 10」に関しては特別に、個人向けにも提供されます。個人向けの価格は年間30米ドルに設定されていますが、以下の条件のいずれかを満たせば、無償で1年間利用できるとのこと。
・「Windows バックアップ」で設定をクラウドに同期する
・「Microsoft Rewards」のポイント1,000と引き換え後者は日頃から「Bing」などを利用しなければ達成できませんが、前者はそれほど難しくないので、実質無料と言えるでしょう。
なお、ESUへデバイスを登録するには以下の要件を満たす必要がある点には注意してください。
・「Windows 10 バージョン22H2」のHome、Professional、Pro EducationおよびWorkstationエディションを実行しているデバイス
・最新のアップデートがインストールされていること
・「Microsoft アカウント」にサインインしたデバイス(ESUライセンスは「Microsoft アカウント」にに紐づけて管理される)条件を満たした環境ならば、「設定」アプリの[更新とセキュリティ]-[Windows Update]ページに、ESUへの登録を案内するメッセージが表示されるはずです。[今すぐ登録]をクリックして、ESUへの登録を開始しましょう。
我が家のリビングの共用PCは、もはや骨董品のDELL Vostro 430 Intel Core i5 750、RAM 16GB、Cドライブ 500GB SSD、Dドライブ 12TB HDD、NVIDIA GeForce GT220 973MB、Windows10 PRO 22H2だ。
Microsoft Rewardsは1000ポイントいってなかったが、Windows バックアップでOneDriveにバックアップを取ったら、ESUの条件を満たした。なお、OneDriveはMicrosoft 365 Familyに入っているので、家族が各自1TBのOneDriveを使えることになっている。今回のバックアップにどのくらい容量を使っているのかわからないが、OneDriveの使用ファイル量が全然増えていないので、どこにバックアップを取っているのかよくわからない。わからないが、必要なファイルは自分で外付けHDDにバックアップを取っているので問題なしだ。
ということで、2026年10月13日までWindows10の拡張セキュリティ更新プログラムが提供されることになった。時間ができ次第次のデスクトップPCを選定したい。
【関連】
Windows 10 コンシューマー向け拡張セキュリティ更新 (ESU)(マイクロソフト)
写真は記事とは関係ない。
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コメント
_ タロウカジャ ― 2025年10月02日 12時10分41秒
_ Haniwa ― 2025年10月02日 17時07分38秒
>別に故障していなくてもセキュリティに穴が開くとネットで使えなくなるのであれやこれやで面倒な話です。
そうなんです。普通にWordやExel使って読み書きしたり、あるいはメールやブラウザでネット閲覧とか何の問題もなく動きます。さすがに動画編集とかはきついと思います。
Z6の2400万画素ぐらいの画像ならば、NX-StudioでのRAW現像も若干遅いですが処理可能です。
自宅でファイルサーバーとかに使うのであれば、このスペックでも問題ないでしょうね。
>もはやネットが使えないパソコンではないという時代ですね。
>爺世代のボヤキですね。
そうなんですよね。ネットにつなぐ以上はセキュリティアップデートは必須で、それが終わると危険ですよね。以前サポート終了後のWindows2000を直接ネットにつないだらどうなるかみたいな動画がありましたが、瞬く間にコンピューターウィルスにやられたり侵入されたりボロボロでした。Windows2000は軽くて好きなOSだったのですが。
このPCも、「壊れていないのに」と言えば半分は嘘になります。2010年購入(!)ですが、メモリは何回も静電気で飛んで差し替えていますし(Memtestのお世話になりました)、電源も壊れて玄人志向のに入れ替えていますし、起動ドライブもSSDにしています。グラフィックカードは当初のままですが、これも基板の脚が壊れて接触不良でブラックアウトしたので、ビニル被覆の針金で縛って接触を保っています。あと、DVDマルチドライブは、トレイを動かすゴムが駄目になっているのでイジェクトの穴にクリップを刺さないとトレイが出てきません。あとから追加したPioneerのBlu-ray兼DVDマルチ内蔵ドライブも同様です。そういえば、電源スイッチが壊れて、Aliexpressで純正パーツを買って修理したのも懐かしいです。これだけしょぼいCPUとグラボでも、起動ディスクをSSDにしたら普通に使えてしまうのがすごいですよね。
もうこれぐらいのスペックでよければ、Core i5 第10世代あたりの中古とか、ミニPCでもいいんじゃないかという気がしています。他方で、どうせ買うならそこそこのグラフィックカードを積んで、RAM32GBぐらいいるでしょ、みたいな気もします。宝の持ち腐れになるような気もします(笑)。もう少し悩みます。
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もはやネットが使えないパソコンではないという時代ですね。
爺世代のボヤキですね。