リコーフォトギャラリー「RING CUBE」8階が8月より休館2012年07月31日 00時00分00秒

大宮弁当:Ricoh GR DIGITAL、28mm相当、F2.4開放、1/36秒、ISO64、-0.3EV、AWB

今日も暑いですな。お仕事、写真撮影などくれぐれも熱中症にはお気を付けください。あと、このブログに関してメールを戴いているのですが、忙しくてお返事が出来ていません。すみません。できれば個人情報を載せないような形でブログのコメントにして戴ければお返事しやすいと思います。勝手な要望ですみません。

さて、リコーフォトギャラリー「RING CUBE」8階が8月より休館(デジカメWatch)なのだそうだ。ペンタックスがリコーに買収されたのだが、カメラ部門だけに注目すると中心がペンタックスに移って、リコーのカメラ部門がペンタックスに吸収されたような感じに見えていた。それはサイトの作りやロゴやメーカーからのメールやツイッターのアカウントなどでペンタックスが中心になっていて、旧リコーのそれらがどんどん廃止されていっているのでなんとなく伝わってきていた。

今回、東京の銀座という一等地でのリコーのギャラリーを閉鎖して、ペンタックスフォーラムは残すということで、もうリコーのカメラ部門のあり方は明白になったといえよう。要するにリコー本体はペンタックスを買ってリコーのカメラ部門は捨てたんだなと思った。

Ricoh GR DIGITALユーザーとしては非常に不愉快であり、またコニカとミノルタが合併してコニカがなかったかのような扱いを受けたことを思い出す。あれもロゴはミノルタのロゴと似たコニカミノルタのロゴになったのだった。そうしてコニカのカメラはなかったかのような扱いになり、コニカのフィルムは部門ごと消滅。最後は消費者向けカメラ部門も消滅。アフターサービスまでもがケンコーに売却という凄まじい後ろ向きの扱いだった。

話をリコーに戻して、リコーのカメラ部門と言えば、最近だけでもGR DIGITALやユニークなGXRや消防の現場で活躍するG600、G700など、本当にカメラ好きがカメラを使う上ではこうあるべきだということが伝わってくるいい製品を作り続けてきた。こういう人たちがペンタックスに合流する中で冷や飯を食わされないように願いたい。

近藤氏は、製品ラインナップ上は「両ブランドで競合はほとんど無い」とするが、リコーのデジタルカメラ事業は見直しが必要であることも明らかにした。「ペンタックスと重複する部分については、考えていかなければならない」(近藤氏)。また近藤氏は、「リコーのカメラは、凄くこだわっているカメラ好きのメンバーが作っており、好きなものしか作らない。もう少し、ビジネスにしなければならないと思っている」とも述べた。

HOYAとリコー、ペンタックスブランドの譲渡について会見(デジカメWatch 2011/7/1)

リコーの経営陣はリコーのカメラ部門について以上のような見方をしており、この記事の通りリコーのカメラ部門を、買収したペンタックスに合流して「見直し」をはかっているのだろう。「リコーのカメラは、凄くこだわっているカメラ好きのメンバーが作っており、好きなものしか作らない」ことを評価していたリコーファンは、どうすればいいんだろうね。ペンタックスのカメラ部門がどうして転売されまくる存在なのかを考えてみれば、リコーの経営陣のリコーのカメラ部門への評価とペンタックスのカメラ部門への評価が正しかったのかそうでないのか、そう遠くないうちに結果が出るような気がする。


大宮弁当:Ricoh GR DIGITAL、28mm相当、F2.4開放、1/36秒、ISO64、-0.3EV、AWB

埼玉県のJR大宮駅構内でしか買えないという「大宮弁当」。

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