海辺で撮影をしてみませんか?(富士フイルム)2012年07月03日 00時00分00秒

鉄道博物館(さいたま市大宮区):Nikon D300、Ai Nikkor 20mm F2.8S、F8絞り優先AE(1/500秒)、-0.3EV、ピクチャーコントロール:ポートレート、AWB、L37c

昨日は更新できずすまんかった。ちょっとテンパってます(泣)。さて、富士フイルムが海辺で撮影をしてみませんか?(富士フイルム)というページを公開している。

C-PLフィルターを勧めているとかちょっと想定外の記述もあるが、「海辺で使用した後のお手入れ」が大事。特に防水カメラを海辺で使った後の手入れが悪いと次に水辺で使った際に浸水したりするので、このページとご自分の防水カメラのお手入れ方法をよく確認された方がいい。

海辺で使用した後のお手入れ

防水カメラ FinePix XPシリーズ (XP150/XP50/XP30/XP10等)

・海中で使用した際は、バッテリーカバー等をしっかりと閉めた状態で水道水を少し流しながら水洗いするか、たらいなどの容器に真水をためて2~3分つけ置き洗いをして塩分を除去してください。

・細かい砂やホコリの多い環境で使用した際は、防水パッキンやパッキンのあたる部分を確認、清掃してください。
付いたまま放置するとパッキンなどに傷が付いてしまい、防水効果を損なうことがあります。

通常のカメラ(防水カメラ以外)

・水が付いた際は、すぐに乾いた柔らかい布でふき取ってください。

・ビーチなど砂やホコリが多い環境で使用した際は、ブロアーなどで細かい砂やホコリを良く吹き飛ばしたあとに、柔らかい布でふき取ってください。
※砂などが付着したままふき取ると傷が付いてしまう事があります。なお、液晶モニタ部やレンズ表面などは特にご注意ください。

しかし、最近のカメラは修理できずに「本体交換の刑」に処せられることもあるので(Nikon COOLPIX S30とAi AF Zoom Nikkor 28-105mm F3.5-4.5D(IF)の修理完了(その1) ― 2012年06月14日参照)、なんだか不安だなぁ。


写真は記事とは関係ない。
鉄道博物館(さいたま市大宮区):Nikon D300、Ai Nikkor 20mm F2.8S、F8絞り優先AE(1/500秒)、-0.3EV、ピクチャーコントロール:ポートレート、AWB、L37c

ガラス越しの撮影なので、やや写り込みがあってシャープさに欠けるかもしれない。この鉄道博物館の屋上のガラスは屋外にある(屋根がない)のに、両面ともあまり汚れておらず、なにか特殊な防汚加工を施していると思われる。

Tokina AT-X 124 PRO DX II 12-24mm F4購入2012年07月05日 00時00分00秒

Tokina AT-X 124 PRO DX II 12-24mm F4 + Nikon F100

【先ほど一時的にこの記事が「非公開」になってました。すみません。ブラウザがおかしい(泣)】
昨日は更新できずすまんかった。気分を直してもう一度書き直し(一番下の初出部分参照)。

某アマチュアスポーツ用にD300買ってAi AF Zoom-Nikkor 80-200mm f/2.8D ED <NEW>専用で使っていた。

うちで一番高感度に強いのがD300なので博物館などでD300使いたいが、MFレンズだと使いにくい。

DXフォーマットで広角になるAFレンズが欲しい。

Tokina AT-X 124 PRO DX II 12-24mm F4購入。決め手は35mmフィルムカメラやFXフォーマットでも18-24mmのあいだはケラレずに使えるらしいこと。
【伊達淳一のデジタルでいこう!】D700で使えるDXレンズを検証(デジカメWatch)参照。

初トキナー、初絞り環無しレンズ、初モーター内蔵レンズ、初広角ズームなど、いままで買ったことのない種類のレンズだ。ただ、DX用のレンズはこれで終わりにしたい。これは18mmでフィルムで使えるらしいから買う気になった。FX(35mmフィルム)とDXとでどちらも広角端18mm相当の画角というのが揃っていて良い。なお、「なんで絞り環ないレンズ買うんじゃー」という罵倒は大歓迎(私も絞り環ないのに不満だから)だが、お手柔らかにお願いします(笑)。

AT-X 124 初代でも良かったが、あとで家族用にAPS-Cの廉価機を買うかもしれないし、APS-C機は現行機ではD7000しかボディ内AFモーター内蔵機がないからレンズ内モーターのII型の方がよいかもという感じ。故障等を考えたら、ボディ内モーターの初代の方が長く使えるかも。

amazonが40800円で安かったがamazonは日本の税を払っていないとかの噂。フジヤカメラかマップカメラが次に安い。ヨドバシは店頭価格が46800円でかなり高い。しかし、ヨドバシドットコムが44800円に値下がりしたので、店頭で価格を確認したがやはり46800円の表示。6000円差は大きい。店員に44800円にならないか聞いたら快諾。店員さんが端末で価格を調べたら店頭価格の方が44400円まで下がっているとのこと。それで44400円で買うことにした。ちなみに今現在amazon直販の40800円のものはなくなってしまった。amazonが値上がってヨドバシが下がって価格差がほとんどなくなっている。

レンズの外装など質感はかなりよい。プラスチックだが梨地でよい。劣化しそうなウレタンやゴムの皮膜がほとんど使われていないのがよい(ただし、ピントリングとズームリングはゴム巻き)。マウント基部に防水用のゴムのスカートがついている。しかしレンズが防水かは知らない。フードは花型で内側が植毛。このフードの取り付け取り外しは分かりにくい。脱着に関係のない印が付いているから。AF時はピントリングはフリーに回る(回ってもピントには影響しない)。MF時はSWMのようなぐりぐりとした感触。このレンズはレンズモーター内蔵タイプだがSWMではない。しかしMFは使わないので問題ない。D300ではAFは遅くはないがあんまり速くない。ボディ内モーターのAi AF Zoom-Nikkor 80-200mm f/2.8D ED <NEW>の方が速い。

24mmのテレ端でやや露出オーバーの傾向。1/2~2/3段ぐらいオーバーか。不具合かと思ったが、検索するとそういう仕様らしい。本来なら微妙にF4通しでないものをF4通しだと言い張って安く売っているのだろう。昔だったらズーミングで絞りを開閉してちゃんとF4に揃えるところだ。これが4万円台だから許せるが定価の9万円近い売価のレンズでこの仕様だったら怒るね。【追記:2012年7月8日】※買ったヨドバシカメラで不具合と認めてもらって、別の新品と交換してもらった。しかし、その交換後の製品も別の不具合があった。Tokina AT-X 124 PRO DX II 12-24mm F4交換してもらったが… ― 2012年07月07日参照。【追記ここまで】

歪曲収差は非常に良く補正されている。建物や屋内で撮っても気にならないと思われる。

大きさは重くて嵩張るので気軽なスナップというわけにはいかないが、ズームレンズだから仕方ない。重くて嵩張るのが嫌ならAi AF Nikkor 20mm F2.8Dにするしかない。

以上、最初のインプレ。最初に書いたものが失われたので箇条書きみたいですまん。

【関連追記:2012年7月9日】
Tokina AT-X 124 PRO DX II 12-24mm F4交換してもらったが… ― 2012年07月07日
Tokina AT-X 124 PRO DX II 12-24mm F4 返品して返金ですっきり! ― 2012年07月09日


【以下初出部分】 さて、Tokina AT-X 124 PRO DX II 12-24mm F4を購入してレポートをOpera 12.0で長々と書いていたら、(別タブでGoogle検索したら)Opera12がフリーズして書いた内容がすべて失われたのでもう少し待って欲しい。Operaの新バージョンなんか使うもんじゃないね。Opera 11.64に戻したらニュースフィード(というかメールクライアントが無効になって云々)が使えなくなってしまったので、新規に11.64をインストールしたら、様々な認証をブラウザに覚えさせていたのが全部一からやり直さないといけなくなった。プロフィールのホルダはリネームして残してあるのだが、そこから何を拾ってこなければいけないのかを調べないといけない。こうやって書いているあいだもOperaのお節介なスペルチェック機能が働いて赤い波線とかでて鬱陶しい。前回Opera10からOpera11になったときも同じ目に遭っている。Fireafoxがもっとよいブラウザだったらもっと軽いブラウザだったらメインにするのに文句いいながらOperaを使い続けているのが悲しくなった。言い忘れた、こんなアルファ版みたいなのを正式リリースするOpera社○ね!

富士フイルム、映画フィルムを2012年9月3日出荷分より値上げ2012年07月06日 00時00分01秒

写真フィルムとは直接関係ないが、富士フイルムが映画フィルムを2012年9月3日出荷分から値上げするようだ。
映画フィルム 価格改定について

映画フィルム 価格改定について

2012年7月5日

富士フイルム株式会社

富士フイルム株式会社(社長:中嶋 成博)は、映画フィルムの価格改定を平成24年9月以降、ワールドワイドで実施いたします。

富士フイルムは、映画フィルムの安定的な供給を図るために、近年の銀を中心とする原材料価格の高止まりや円高の影響に対し、生産効率向上や経費節減、一部製品の値上げ対応によりコスト吸収に努めてきました。しかしながら、昨年からの映画製作現場や映画館におけるデジタル化の急加速により、映画フィルムの需要は急激に減少しており、企業努力のみではこれ以上のコスト吸収が困難な状況にあります。

このため、やむを得ず、下記内容で価格改定を実施いたします。


1. 対象製品 :
映画上映用カラーポジティブフィルム「ETERNA-CP」シリーズ
映画撮影用カラーネガティブフィルム「ETERNA」シリーズおよびF64D
デュープ用フィルム「ETERNA-CI」シリーズ
デジタルインターメディエイト専用レコーディングフィルム「ETERNA-RDI」
サウンドレコーディングフィルム「ETERNA-RSN」
字幕・エンドロール用ハイコントラストパンクロマチックフィルム
映画上映用白黒ポジティブフィルム
映画撮影用白黒ネガティブフィルム

2. 価格改定の内容 :
5%~35%の値上げ

3. 実施時期 :
平成24年9月3日出荷分より

Tokina AT-X 124 PRO DX II 12-24mm F4交換してもらったが…2012年07月07日 22時41分46秒

Tokina AT-X 124 PRO DX II 12-24mm F4、最初のレンズが露出不良だったので交換してもらった後のレンズで3km先のビルに合焦させたときの距離指標の状態

Tokina AT-X 124 PRO DX II 12-24mm F4がズーミングで露出が違ってテレ端の24mmで露出オーバーになるので、購入したヨドバシカメラ某店に持って行って見てもらった。そしてショーウインドウ内の展示品と比べてみたら、なんと展示品も12mmから24mmにズーミングすると露出値が変わる。結局キヤノン用の展示品は露出値が変わらないのでこれは不具合と認定されて交換してくれることになった。

交換用のものを開梱してちゃんと露出値の変動がないか店員さんと確認して持って帰ってきた。

しかし、家の中でオートフォーカスしてみると、こんどは3~4mの距離なのに無限遠を通り越したところで合焦している。交換前の個体はちゃんと無限遠マークの少し手前で合焦していた。今度のは3~4mで無限遠を通り越しているので、本当の無限遠だとヘリコイドの回転端まで行って合わせきれないと思う。いまは夜なので明日の朝遠くの景色に合わせてみてみるが、明らかに不良品。

他の部分は前の個体よりも良かったのに、これも駄目ですな。トキナー、しっかりしてくれ。もうお金返してもらいたくなってきたよ。

詳細報告はまた追って書きたい。もう寝ます(泣)。

戴いたコメントのお返事はお待ちください。m(_ _)m

【追記:2012年7月8日10:07】やっと雨が上がったのでベランダでテストしてみた。天気が悪くて遠くのものが見えないので、3kmぐらい先のビルでテストしてみた。ぎりぎりピントは合う。ただし、回転端まであと1mmもない感じ。このレンズがなんのために無限遠を通り越せるようにしてあるのかは分からないが、気温や焦点距離によっては無限遠が出ない可能性もある。距離指標の目盛りがずれているだけでなく、ヘリコイド自体が1条ずれている感じだ。近接は最短30cmのはずなのに15cmまで寄れる。やっぱりおかしい。交換してもらおう。ただ、この交換後の個体は明らかに交換前のレンズよりもシャープに写る。たぶんこっちの方が設計値に近いのだろう。全然違うレンズの写りだ。また交換してもらったとしてもちゃんとしたレンズなのか非常に不安だ。コメントのお返事はもう少しお待ちください。トキナーは品質管理をきちんとやれ!

【追記:2012年7月8日13:10】
写真を追加した。交換後のレンズで3km先のビルに合焦させたときの距離指標の状態。左側にはあとわずかしか回転しない。右側が最短撮影距離の方向。「7」と見えるのは7ft、「2」と見えるのは2mの指標。埃が写っていてすまん。あと交換後の個体は、MF時にピントリングの感触があんまりぐりぐりしない(滑らかに回ってほんの少しぐりぐりした感触がある程度)。こんなにも個体差が大きくてどうするんだという感じ。コメントのお返事が出来てなくてすみません。

【追記:2012年7月8日14:30】
なお、交換前、交換後のTokina AT-X 124 PRO DX II 12-24mm F4のシリアルナンバーを書いておく。
交換前:83480**
交換後:83475**

【関連追記:2012年7月9日】
Tokina AT-X 124 PRO DX II 12-24mm F4購入 ― 2012年07月05日
Tokina AT-X 124 PRO DX II 12-24mm F4 返品して返金ですっきり! ― 2012年07月09日

Tokina AT-X 124 PRO DX II 12-24mm F4 返品して返金ですっきり!2012年07月09日 00時00分00秒

先週の水曜日に買って露出の不具合で土曜日に交換してもらったTokina AT-X 124 PRO DX II 12-24mm F4だが、交換後の個体は距離指標が大幅にずれて無限遠も怪しい個体だった。それでさきほどヨドバシカメラに寄って返品して返金してもらった。これですっきり(なわけないだろ、トキナーめ)。

ヨドバシカメラでは「お客様の場合2度目ですから、お客様のご要望通りの取扱いを致します」と言ってくれたので思わず「ヨドバシとトキナーの取引をやめてください」と言おうかと思ったが(笑)、ヨドバシカメラには何の非もないのでそれはかわいそう。ちゃんと検品した個体を取り寄せてもらうか返品で返金かで、一番手っ取り早い返品で返金にしてもらった。ヨドバシカメラの方々、丁寧に扱ってくれてありがとう。

もうトキナーレンズを買うことはないだろう。少なくともTokina AT-X 124 PRO DX II 12-24mm F4に関してはコリメーター使ったり壁の指標でピント合わせたりといった工程はなく、適当に組み上げてそのまま梱包して出荷していると思われる。等倍で鑑賞云々といったレベルではなく、もっとアナログな基本的な不具合2連発であったからだ。

買ってすぐに分かるような不具合であったから自分のものなのに交換してもらうの前提で扱わなければならず、水曜日から今日までほとんど持ち出せずにいて自宅でのテスト撮影以外の撮影もできなかった。時間も食ったし、今日なんか梅雨の晴れ間で天気いいのにD300とTokina AT-X 124 PRO DX II 12-24mm F4を持ち歩いているのに写真も撮れずにヨドバシに行かなければいけないこの精神的損害、絶対に許せない。トキナーレンズ使っている人を見かけたら捕まえてトキナーの悪口を小一時間言うおじさんになってやる(嘘)。

トキナーレンズなんか買うのやめときなー

【関連】
Tokina AT-X 124 PRO DX II 12-24mm F4購入 ― 2012年07月05日
Tokina AT-X 124 PRO DX II 12-24mm F4交換してもらったが… ― 2012年07月07日

さて、D300の広角側をどうするか2012年07月10日 00時00分00秒

EH500金太郎(JR大宮駅):Nikon D300、Ai Nikkor 20mm F2.8S、F5.6AE(1/320秒)、-0.3EV、ピクチャーコントロール:ポートレート、L37c

Nikon D300はDXフォーマットで、35mmフィルムやFXフォーマットよりもフォーマットが小さいから同じ焦点距離のレンズを装着しても画角が狭い。それでD300で某アマチュアスポーツを80-200mm F2.8のレンズで撮るときは、120-300mm F2.8相当になって、望遠側は使いやすかった。

しかし、うちにあるカメラで一番高感度に強いのがD300なので、博物館等でD300を使いたい。ところが、所有レンズはMFのAi Nikkor 20mm F2.8Sが最広角で、それよりも焦点距離の短いレンズはもっていない。換算30mm相当でも不満はないのだが、いかんせんD300のファインダーで超広角レンズをマニュアルフォーカスするのは難しい。しかもD300のフォーカスエイドは●の点灯のみなので、●が点いたと思ってシャッターを切ると実は●が点滅し始めたところであって思いっきりピンぼけとか結構ある。点灯か点滅かしばらく待たないとわからない。ファインダーでピントを合わせようにも、D300のファインダーでは超広角レンズでは像があまりぼけないので相当ピントリングを回してもよりアウトフォーカス側に回しているのか、ピントが合う方向に回しているのかが分からない。誰だよこんなファインダーにこんなフォーカスエイドにしたのは。以前の●の両脇の三角マーク無くすなよ。

そんなこんなで(超)広角AFレンズが欲しいと思って、Tokina AT-X 124 PRO DX II 12-24mm F4を新品で買ったが不良品2連発で返品してお金を返してもらった。振り出しに戻る。Tokina AT-X 124 PRO DX II 12-24mm F4購入 ― 2012年07月05日Tokina AT-X 124 PRO DX II 12-24mm F4交換してもらったが… ― 2012年07月07日Tokina AT-X 124 PRO DX II 12-24mm F4 返品して返金ですっきり! ― 2012年07月09日参照。

皆さんお勧めのTokina AT-X 124 PRO DX 12-24mm F4(初代)の方を中古で買うというのは出費が少なくていいのだが、トキナーレンズを使うのは抵抗がある。もう触りたくない。この5日間テスト撮影したりはやくヨドバシに持って行って交換してもらわないとなどとかなりストレスだった。トキナーという字も見たくない感じだ。よくネットの掲示板で特定のメーカーの悪口を書いていて荒らし扱いされる人がいるが、以前は「おかしな人たちだよなぁ、こんなことしてなんの得になるのか」と思っていたが、今はなんとなく気持ちは分かる(笑)。私は自分のブログがあるからここで書けばすっきりだが、そうでない人は掲示板で思いっきり貶めたくなるよなぁ、これは。いままでキ○○イだと思っていてごめんなさいという感じだ(笑)。でも荒らすなよ(笑)。【追記】よそで荒らしている人がいてもオレじゃないからな(笑)。【追記ここまで】

さてトキナーを貶めていても写真は撮れないので、今後どうするかだ。そうなるとニコン純正のAF-S DX Zoom-Nikkor 12-24mm f/4G IF-EDが候補に挙がってくる。これ、希望小売価格が¥170,100もするレンズなので中古で買うことになる。しかし、ネットで評判を見るとトキナーの方が評判いいよねぇ。トキナーに描写負けてるとか書かれているもんなぁ。中古価格は定価が¥170,100と思えない価格だから手が届きそうだが、それだけ評価が低いということでもある。欲しいと思う人が少ないから定価が高いのに安いわけだ。なんだかなぁ。

対象外に思っていたAF-S DX NIKKOR 10-24mm f/3.5-4.5G EDも中古なら手が届きそうだ。しかし、そうやっているうちにだんだんとD700の中古価格に近づいていく。D300のボディ代とAF-S DX NIKKOR 10-24mm f/3.5-4.5G EDの中古価格を足すとD700の中古が買えてしまう。何やってるんだということになりかねん。やっぱりTokina AT-X 124 PRO DX II 12-24mm F4っていい落としどころだったんだよなぁ。

もう少し我慢してD700を中古で買うか。博物館は暗いわけで、暗いところではD300よりもD700の方が向いているし、今持っているフィルム用のレンズがそのままの画角で使える。こうなったらこの線かねぇ。一番出費が高いが一番すっきりしそうだ。そうしたらDistagon T* 2/28 ZFが画角的にも博物館で使えるわけだし。MB-D10の本物も買いたいのだがしばらく我慢。


EH500金太郎(JR大宮駅):Nikon D300、Ai Nikkor 20mm F2.8S、F5.6AE(1/320秒)、-0.3EV、ピクチャーコントロール:ポートレート、L37c

青太郎(MFS50)は保線車両だが、金太郎(EH500)と桃太郎(EF210)は機関車だ。

ニッコール千夜一夜物語第四十八夜 Nikkor-Q Auto 200mm F42012年07月11日 00時00分00秒

ヨコハマ・ビオゴン・モノクロ計画その33(神奈川区反町):CONTAX G1、Carl Zeiss Biogon T* 21mm F2.8、某社 L37 Super PRO、F5.6AE、Kodak 400TX(TRI-X)、Nikon SUPER COOLSCAN 5000 ED(ICEなしGEMなし)

一週間以上前に更新されていたニッコール千夜一夜物語を取り上げたい。トキナー不良品問題でばたばたしていて取り上げるのが今日になってしまった。
ニッコール千夜一夜物語~一眼レフの申し子~第四十八夜 Nikkor-Q Auto 200mm F4

実はNikkor 200mm F4って全然詳しくなくて、中古屋さんでも大きいのと小さいのがあるなぁぐらいしか区別がついていなかった。記事によるとこの大きい方にも初期型と改良型があるらしい。

3. 設計改良

こうして発売されたNikkor-Q Auto 200mm F4は、発売から数年後マイナーチェンジをされることになった。それはこの頃普及をはじめたカラーフィルムへの対応のためである。初期の200mmは、図らずも青の透過率の高いガラスばかりを使っていたため、他レンズと比較すると色調が青く、ユーザーから指摘を受けていたことによる。色調の改善にはガラスの材料変更が必須であったため、これを機会にレンズの基本タイプを変えない範囲で設計改良が行われることになった。設計は一色さんから清水義之さんにバトンタッチされ、球面収差の改善によってシャープネスの向上が図られ、性能面で一層ブラッシュアップされた。また機構的にも至近距離を3mから2mに短縮したほか、絞りを6枚羽根から7枚羽根に変更し、同時に最小絞りをF22からF32にするなど機能面の向上が図られている。

初期型と改良型の見分け方は、至近距離、最小絞りと銘板である。焦点距離等を刻印した銘板が初期型はシルバーなのに対して、改良型は黒の塗装仕上げとなっている。

初期型の方はあまり見たことがないかも。外観は初期型の方が格好良さそうだが、写りの面では改良型の方がいいなぁ。コレクターなら両方買うところだろうが、私なら改良型の方だけを買うかなぁ。中古でよく見かけるレンズだが、状態のいいのはあまりないような印象だ。安ければお迎えしたいところだが、そんなこんなで少しずつお金がなくなっていきそうなのでしばらくは我慢だ(泣)。


写真は記事とは関係ない。
ヨコハマ・ビオゴン・モノクロ計画その33(神奈川区反町):CONTAX G1、Carl Zeiss Biogon T* 21mm F2.8、某社 L37 Super PRO、F5.6AE、Kodak 400TX(TRI-X)、Nikon SUPER COOLSCAN 5000 ED(ICEなしGEMなし)

ヨコハマ・ビオゴン・モノクロ計画その25 ― 2012年01月23日のビルは皮膚科医院だった。この写真のように建物を縦位置で撮ろうとするとCONTAX G1は高確率でシャッターが切れない。AFが横位置で縦線でないと検知できない仕様なので、縦位置で縦に長いもの(横位置の横線に相当)を撮ると測距不能になる。外部ファインダーを使っているとAFターゲットをカメラが測距しやすい部分に合わせるのも至難の業なので、シャッターチャンスを逃しやすい。絞って何mかに合わせておくのがよいのだが、それでもほかの会社のレンズと違って何mに合わせておいてもレンズは毎回無限遠よりも引っ込んだ位置に戻るので、あっと思ってシャッターボタンを押しても切れるのは「んがっ」と言ってレンズ繰り出してからになる。写真って一体何なんだということを根源から考えさせられる哲学的カメラだCONTAX G1は。

原鉄道模型博物館(横浜)2012年07月12日 00時00分00秒

原鉄道模型博物館前(横浜三井ビルディング):Nikon D300、Ai Nikkor 20mm F2.8S、F8AE、マルチパターン測光、L37c、ピクチャーコントロール:ポートレート

この7月10日に横浜駅近くに原鉄道模型博物館というものができたというので、近くに行ったついでに夕方に寄ってみた。

しかし、この原鉄道模型博物館は、入っている横浜三井ビルディングの中自体が撮影禁止で(カメラ提げて建物に入ると建物内撮影禁止だと注意される)、しかも博物館の中も一切撮影禁止だった。それでこの博物館の評価はかなり辛口になる(笑)。ジオラマのところぐらいは撮影可にしてもいいと思うんだけどねぇ。

ともかくも大人入場料1000円で高い。まあ民間の博物館だから、これでも結構財政苦しいのかもしれない。内容は1時間もあれば全部見られる程度だ。やっぱり割高感が。

そもそも原鉄道模型博物館の「原」って何よ?と思った。原信太郎(はらのぶたろう)という兵庫県芦屋市在住の方の鉄道模型コレクション(大半がOゲージか1番ゲージの大型のもの)が展示されているものだ。そしてそのほとんどが原信太郎氏が自分で作ったものだという(【追記】後述の「ほぼ日刊イトイ新聞」の原丈人氏のインタビューを読むと外国の職人さんに作らせていたようだ。そういう記述は博物館にはなかったように思う。原信太郎氏の工房の再現と写真があったのでほとんど自作のように思える構成になっている。まあこれ、全部自分で作ったら仕事できないし、仕事が全部模型製作だとしても時間的に無理だよなぁ。【追記ここまで】)。その作ったという内容が拘りで、ただ形が似ているだけでなく、ちゃんと本物と同じように機能して同じように動くという拘りなのだそうだ。ものすごく拘っているのは分かる。しかし、「だからそれがどうした」というのが率直な感想だ。

拘った芸術品というのはある。それは独創性がある。模型はもとの実物にオリジナリティがあるから、いくら精巧に作っても工芸品にしかならないと思う。しかもこれは売りものではなくて全部自分のために作った模型だ。岡本太郎氏は作った作品はほとんど売らなかったそうだが、それは独創性のある芸術品だ。自分のために拘って作った模型は素晴らしい出来だが、だから何?という感じなのだ。例えばバイクや車を特別に改造してここに拘ったというのがあるが、それがレースとかに出るのであれば社会に繋がっていてその技術がいずれ一般発売品にフィードバックされる日が来るかもしれない。しかし自分用の模型はそういう社会との繋がりがない。やっぱり「それで?」という感じなのだ。原信太郎氏は鉄道模型会社を経営していたわけではなさそうなので(コクヨ社員だったようだ)、そういう社会の繋がりがないコレクションなのだ(コクヨの製品になにか反映されていたのかもしれないが)。

また原鉄道模型博物館の展示の半分以上は外国の鉄道車両だし日本の車両も戦前のものがほとんどなので、お子さんはあんまり楽しくないかもしれない(オッサンの私でも馴染みのない車両が多かった)。お子さん連れがかなりいたが、たのしかっただろうか。

自慢の1番ゲージジオラマは確かに圧巻だが、これも外国の街並みと外国の車両で、馴染みのない人には「ふーん」という感じだろう。アナウンスの男の人の声ももごもごと何言ってるのか分からないし(低音効かせすぎ)。ほかにHOゲージで桜木町駅界隈(と初代横浜駅)を再現したものもあった。こどもはこっちの方にたかっていた。でもこっちのHOゲージのジオラマはしょぼいんだよね。

私が行ったときは原信太郎氏のご子息の原丈人(はらじょうじ)氏が知り合いに解説していた(回りの入館者はだれも原信太郎氏のご子息だと気づいていない感じだった)ので、このインプレッションはきつくて申し訳ないという感じだが、はっきり言って5年持つかなぁと思った。
原丈人氏についてはほぼ日刊イトイ新聞 - とんでもない鉄道模型とすごいテレビ電話の話。参照。

館内で写真が撮れればもう少しここがすごかったと写真入りで紹介したくもなったのだが、一切撮影禁止なので正直に書くと以上のような感想だ(写真が撮れるかどうかでインプレが変わるのもどうかと思うが)。

横浜駅近辺で1時間ぐらい時間が余って千円余裕があるなら一度寄ってみたらという感じだ。ちなみにミュージアムショップと書かれているお店は実際には「天賞堂みなとみらい店」で普通の高級鉄道模型店だった。大半がHOゲージの模型で6両セットで33万円とかそんな模型を売っている。

なお、あと原信太郎氏は「1番切符」のコレクターとしても有名らしく、何枚かの「1番切符」が展示してあった(東海道新幹線開業日のひかり1号の0001番の切符など)が、それだったらもっと展示すればいいのに。見せたくないのだろうか。まあそんな感じの「博物館」だ。家に帰って家族に「だからどうした博物館」だったと報告したら「ブログのネタになっていいじゃない」と言われた(笑)。この博物館がストライクゾーンの人はそうは多くはないと思う。あああれか、横浜だから観光客が多くて一見さんが次々と来れば持つという判断か。駅から近いし。

【追記:2013年12月25日】
原鉄道模型博物館は館内撮影自由になったのか? ― 2013年12月25日
【追記ここまで】


原鉄道模型博物館前(横浜三井ビルディング):Nikon D300、Ai Nikkor 20mm F2.8S、F8AE、-0.3EV、マルチパターン測光、L37c、ピクチャーコントロール:ポートレート

ニコン、800mm F5.6の超望遠レンズを開発発表(デジカメWatch)2012年07月13日 00時00分00秒

帷子川(横浜市西区):Nikon D300、、Ai Nikkor 20mm F2.8S、F8AE、-0.3EV、ISO200、マルチパターン測光、L37c、ピクチャーコントロール:ポートレート

ニコン、800mm F5.6の超望遠レンズを開発発表(デジカメWatch)なのだそうだ。

 現行のニッコールレンズで最も焦点距離が長いのは、「AF-S NIKKOR 600mm F4 G ED VR」(149万1,000円)。

へー、じゃ甲子園球場のセンターバックスクリーン横の撮影席からはどうやって撮影しているのだろう(知られざるニコンの歴史「AI Zoom-Nikkor 1200-1700mm f/5.6-8P IF-ED」 ― 2012年06月04日参照)。いまだにマニュアルフォーカスでAI Zoom-Nikkor 1200-1700mm f/5.6-8P IF-EDを使っているのだろうか。それともキヤノンEF1200mm F5.6L USMとかEF800mm F5.6L IS USMを使っているのだろうか。どうりでスポーツ撮影でプロ写真家は白レンズが多いはずだよねぇ。ニコンは昔からレンズラインナップがなかなか揃わないですなぁ。

NIKKOR 800mm F5.6とNikon D4の組合わせだと1.4倍テレコン使ってもまだAF撮影が可能ですなぁ。D4と一緒に発売すれば乗り換えるプロもたくさんでそうなものなのに。まあ私が買えるような値段のレンズじゃないからまあいいか。


帷子川(横浜市西区):Nikon D300、、Ai Nikkor 20mm F2.8S、F8AE、-0.3EV、ISO200、マルチパターン測光、L37c、ピクチャーコントロール:ポートレート

右側の手前のビルが原鉄道模型博物館の入っている横浜三井ビルディング。チューブのように見える橋は、横浜スカイビルと日産本社ビルをつなぐもの。ちなみに帷子川(かたびらがわ)は、一時期アゴヒゲアザラシの「タマちゃん」がいた川である。

富士フイルム黒白製品 一部製品販売終了および黒白写真処理薬品値上げ2012年07月13日 00時00分01秒

一部でリークされていた富士フイルムのモノクロフィルム製品の販売終了は本当だった。やっぱりFILM&IMAGEの最新号で一切モノクロ写真の扱いがなかったのはこのせいだったのか(FILM&IMAGE VOL.28(2012 Summer)が届いた ― 2012年06月21日参照)。
黒白製品 一部製品販売終了 および 黒白写真処理薬品 価格改定のご案内

黒白製品 一部製品販売終了 および 黒白写真処理薬品 価格改定のご案内

2012年7月13日

富士フイルムイメージングシステムズ株式会社

日頃より富士フイルム製品をご愛用賜り、誠にありがとうございます。 富士フイルムイメージングシステムズ株式会社(社長:小島 正彦)は、黒白製品における一部製品を、当社の在庫がなくなり次第販売終了とさせていただきます。また、黒白写真処理薬品の価格改定を実施いたします。
詳細は下記をご参照ください。

銀塩フィルムの市場が縮小を続ける状況下、今後も製品ラインアップの見直しや生産効率化を行いながら、 継続して写真フィルムをご利用いただける体制づくりを進めてまいります。
販売終了品のお買い求めにあたりましてはお近くの販売店さまにお問い合わせください。

皆さまにはご不便をお掛けいたしますが、何とぞご理解のほどよろしくお願い申し上げます。

1.販売終了製品名称 製品名称
黒白印画紙 フジブロマイド
レンブラントV G2 レンブラントV G2 110.5cm×20M(ロール品)
レンブラントV G2 六切 20枚入
レンブラントV G2 四切 10枚入
レンブラントV G2 半切 10枚入
レンブラントV G2 大四切 10枚入
レンブラントV G2 全紙 10枚入
レンブラントV G2 大全紙 10枚入

※バライタ紙としての代替品はございません。
フジブロバリグレードWP(多階調印画紙)は継続販売いたしますので、代替品としてご使用ください。

製品名称 今後のご使用推奨品
黒白フィルム 135(35mmサイズ) ネオパンSS 24枚撮 単品 ネオパン100 ACROS 36枚撮 単品

製品名称
黒白写真処理薬品 ダークレス ダークレス 現像器キット ダークレス 現像薬品キット

※ダークレスはネオパンSSを現像するための専用製品であり、ネオパンSSの終了に伴い販売終了いたします。
ダークレスの代替はございませんので、ネオパンSSの現像を希望される方は、今後は写真店などにお持ち下さい。

その他の販売を継続する現行製品については下記リンクをご参照下さい。
黒白印画紙
黒白フィルム
黒白写真処理薬品

2. 当社出荷終了時期の見込み 製品名称 出荷終了時期
黒白印画紙 フジブロマイド レンブラントV G2 シリーズ 平成24年9月予定
黒白フィルム 135(35mmサイズ) ネオパンSS 24枚撮 単品 平成24年12月予定
黒白写真処理薬品 ダークレス 現像器/現像薬品キット 平成25年3月予定

※終了見込時期は現時点における見込みのため、販売状況により前後することがあります。

3. 価格改定 対象製品と改定内容 対象製品 価格改定内容
黒白写真処理薬品 黒白写真処理薬品 全品種
*ただし、ダークレス 現像器/現像薬品キットは除く 黒白写真処理薬品 全品種
30%程度の値上げ

4. 価格改定 実施時期

平成24年9月より

【追記】
富士フイルムでまだ残っているモノクロフィルムは、
・ネオパン 100 ACROS(135-36,135-36 3本パック,120 5本パック)
・ネオパン 400 PRESTO(135-24,135-36,135-36 3本パック)
・ネオパン 100 ACROS(シート)(4×5 20枚入り,8×10 20枚入り)
となる。
なおネオパン 100 ACROS(シート)のQL 4X5 20枚入りも既に製造販売終了が決定済み(2012年11月出荷終了予定)(カットフィルム クイックロードタイプおよびクイックロードホルダー 販売終了のご案内2012年5月10日

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