AVENON 28mm F3.5、AVENON Super Wide 21mm F2.8(アカギカメラ) ― 2026年03月23日 00時00分00秒
デジカメWatchのアカギカメラ第137回は、AVENON 28mm F3.5、AVENON Super Wide 21mm F2.8だ。
第137回:廉価なオールドレンズに感じられるアベノン開発者の存在感(赤城耕一の「アカギカメラ」)
AVENON 28mm F3.5は、以下のように解説されている。
構成は4群6枚です。1992年にマルチコート化されました。1997年には絞り枚数が6枚から10枚に増やされて円形になり、最短撮影距離を0.8mにするなど、時代ごとにバリエーションがあります。
筆者のところにある個体はシルバーで、最短撮影距離も1mですから初期のものかもしれません。スクリューマウントのライカは、最短の距離計連動範囲が1mでしたから、これに合わせたということもあるのかと思います。
鏡筒の材質はアルミです。軽いですが、表面の質感はいまひとつですね。フォーカス用のノブはありますが、インフィニティキャッチャーはありませんから、フォーカス操作時以外、装脱着時にはインフ側か最短側に回して指がかりに使うしかありません。
ここでよく分からなかったのが「インフィニティキャッチャー」だ。語感からすると、無限遠になったときに何か(フォーカスノブ?)を受け止めるもののようなのだが、検索すると、レンズに関するのは赤城耕一氏のこの記事とフジヤカメラのLEICA SUMMILUX M f1.4/35mm レビュー× 赤城耕一で、あとは「ミズノのグローバルエリートシリーズで使用される『インフィニティ』レザーを用いた限定モデルのキャッチャーミット」ばかりだ(泣)。無限遠になったときにロックされる機構(「無限遠ストッパー」?)のことなのだろうか。気になって夜しか眠れない(違)。
AVENON 28mm F3.5は、4群6枚の対称型広角レンズでありながらも、デジタルカメラで使っても像面湾曲とか色づきが少ないようでよいですな。あるいはカメラがLeica M11-Pだからかもしれないが。
AVENON Super Wide 21mm F2.8も、Leica M11-Pとの組み合わせで像面湾曲や周辺の色づきが少ないようだ。よいですな。レトロフォーカスタイプらしいので、その辺は対称型の広角レンズよりもリスクは小さいのだろうけれども。
描写性能をみてみます。筆者はライカM11-Pに本レンズを装着して使用するのが初めてでしたから、興味津々でしたが、結論としては実用上は問題ないという判断をしました。
(略)
レトロフォーカスのためか、周辺光量低下は小さく、問題はなさそうです。歪曲収差はわずかにタル型ですが、非球面レンズを採用していないのに、よく補正されています。またとくに気になるフリンジが出るということもなさそうです。
ただ、仔細に画像をみてみると、本レンズもアベノン28mm F3.5と同様に、画面中心と周辺の画質の差を感じます。
絞り込んでもこの傾向が残っていますが、特にごく四隅では、被写体によっては箒で細かい砂を掃いたかのような流れが確認できます。フィルムでの印象も同様の傾向を感じた記憶がありますが、デジタル画像ほどではない印象です。
これは、あくまでも推測ですが、マウントアダプターで本レンズをミラーレス機で使う場合、センサー前のカバーガラスに厚みのある機種ですと、周辺画質がさらに低下するのではないかと予想されます。
とあるので、カメラがLeica M11-Pであるために、像面湾曲とか周辺の色づきとかが軽微で済んでいる可能性が高いようだ。センサー前のカバーガラスがLeicaの次に薄いNikon Zだとどんな感じなのだろう。
写真は記事とは関係ない。
【写真】中山地下書街上の公園: Nikon Z6、NIKKOR Z 24-70mm f/4 S、24mm、F4開放 絞り優先AE、1/50秒、ISO-AUTO(ISO 1000)、ピクチャーコントロール:ポートレート、マルチパターン測光、 オートエリアAF、手ぶれ補正ON(ノーマル)、高感度ノイズ低減:標準、自動ゆがみ補正、手持ち撮影、バヨネットフードHB-85、ニコンNCフィルター、Jpegをリサイズのみ
『餘生皆為贖罪』(PRIMO LEVI 繁体中国語版) ― 2026年03月11日で紹介した「中山地下書街」の地上部分がずっと細長い公園になっている。そこが電飾できれいになっていた。若いカップルだけじゃなくて、年配のカップルも腕を組んで散歩していたりする。よいですな。
この細長い公園はなんという公園なのか、どうして細長く公園になっているのか気になった。なにか地上を走っていた鉄道を地下化したあとの地上部分が公園になっているような感じだ。「中山地下書街」のさらに下には台北MRT(地下鉄)のRED LINE(淡水信義線)が走っている。
調べてみると、このMRT淡水信義線のうち、淡水線は「台北市北部の慢性的な交通渋滞・排気ガスによる環境汚染を改善するために台湾鉄路管理局の淡水線を置換する形で設置された路線」なのだそうだ。台湾鉄路管理局淡水線は「北淡線」とも呼ばれていたみたいだ。
1988年7月15日23:20に台北発淡水行の最終列車が台北駅6番ホームを出発して通常営業を終了、翌日の廃線イベントで特別列車が運行されたのを最後に廃止された[2](p326)。その後、軌道及び駅舎は撤去され、1997年の台北捷運淡水線開業により、台鉄淡水線を継承する形態での運行が行われている。
淡水線 (台湾鉄路管理局)(Wikipedia)
台鉄「台北駅6番ホーム」って、台湾(その4)国家鉄道博物館 ― 2026年03月15日の【写真3】に載せた『戀戀風塵』の辛樹芬(シン・シューフェン)さんの写真に写っているホームじゃないか。ちなみに展示されていた『戀戀風塵』の「台北駅6番ホーム」の写真は、映画のシーンにはこれと同じ構図のものはなく、劉振祥氏が撮影したスチル写真のようだ(『風塵前後:一部電影、一個攝影者、一個時代的風塵 Before and After the Wind and Dust』2025年1月所収)。
台鉄台北駅も完全に地下化されていて、地上には線路も見えないので風情がないなぁ。
ちなみに、侯孝賢(ホウ・シャオシェン)監督の『恋恋風塵』(1987年)のBlu-rayはヨドバシドットコムでまだ新品が売られていたので日本語字幕付きのを購入した。侯孝賢(ホウ・シャオシェン)監督の『悲情城市』にも辛樹芬(シン・シューフェン)さんが梁朝偉(トニー・レオン)と結婚する役として出演していて、『悲情城市』は2003年と2014年にDVDが発売されているが、中古品は高騰していて2万円ぐらいする。2023年に4kデジタル修復版が台湾で上映されたそうだが、DVDやBlu-rayは発売されていないようだ。監督が劇場上映に拘っているためとも伝わる。『悲情城市』(1989年)は、台湾で戒厳令が解除されて2年後に、台湾内で二・二八事件を扱った映画としても注目されているようだ。九份が観光地となったのは『悲情城市』のヒットのお蔭らしい。『悲情城市』は今検索した限りでは配信でも見られないようだ。4k版でなくていいから、DVDをもう一度発売してくれないかなぁ。
話の逸れついでに、PCでのBlu-rayの視聴だが、ドライブがBlu-rayに対応していても、再生ソフトがないとBlu-rayはPCでは見られない。古いVostro430はBlu-rayドライブを入れているのだが、ドライブに付属していたPowerDVD10やPowerDVD12は、ある時期からAACSライセンスアップデートのループになって、Blu-rayが再生できない(最新版 PowerDVD 24 Ultraを買えといわれる)。Blu-rayは、AACS(Advanced Access Content System)という暗号化システムを常にアップデートし続けているらしく、AACSをアップデートできなくなると再生できなくなるようだ。レッツノートCF-SR3に入れていたPowerDVD14だとまだBlu-rayは再生できた。
それで、対策だが、フリーのLeawo Blu-ray Playerというのを入れている。必ずLeawoの公式からダウンロードすること。ビデオデッキで3倍速とか5倍速で録画したBlu-rayがPowerDVD14で再生できないことがあるので、レッツノートCF-SR3にもLeawo Blu-ray Playerはインストールしている(再生時にPowerDVDと選択するようにしている)。こんなだからBlu-rayはDVDよりも先に廃れるんだろうな。
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コメント
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Haniwa氏が検証すればよいのです!。
>こんなだからBlu-rayはDVDよりも先に廃れるんだろうな。
ほんとにそんな感じでしょうね、
良いものを使いにくくして過疎らせる手腕は表彰をしたいぐらいです。
>台湾内で二・二八事件を扱った映画としても注目されているようだ。
八・二八事変をこれから起こして注目されるHaniwa氏は事件の記録に何を選ぶのか!、
まさかのD-VHS……