COLOR-SKOPAR 21mm F4 P 作例(実質その4)2025年06月03日 00時00分01秒

【写真】Piano Bar Lyon(ピアノバーリヨン)とRock Bar Lobby(ロックバー ロビー)(横浜市中区野毛町):Nikon Z6、Voigtlander COLOR-SKOPAR 21mm F4 P、F8、絞り優先AE、1/125秒、ISO-AUTO(ISO 100)、AWB(5550K)、マルチパターン測光、 マニュアルフォーカス(MF)、手ぶれ補正ON(ノーマル)、高感度ノイズ低減:標準、ピクチャーコントロール「オート」、手持ち撮影、Lomography Leica M - Nikon Z クローズアップマウントアダプター、Kenko PRO1D plus プロテクター(W)、専用フード、JPEGをリサイズ

COLOR-SKOPAR 21mm F4 Pの作例を貼っておきます。ちょっと忙しくて、いまは焦点工房のLM-NZ II マウントアダプターを装着しているのだが、そのまえのLomography Leica M - Nikon Z クローズアップマウントアダプターのときの作例ですまん。

【写真】Piano Bar Lyon(ピアノバーリヨン)とRock Bar Lobby(ロックバー ロビー)(横浜市中区野毛町):Nikon Z6、Voigtlander COLOR-SKOPAR 21mm F4 P、F8、絞り優先AE、1/125秒、ISO-AUTO(ISO 100)、AWB(5550K)、マルチパターン測光、 マニュアルフォーカス(MF)、手ぶれ補正ON(ノーマル)、高感度ノイズ低減:標準、ピクチャーコントロール「オート」、手持ち撮影、Lomography Leica M - Nikon Z クローズアップマウントアダプター、Kenko PRO1D plus プロテクター(W)、専用フード、JPEGをリサイズ

以前Carl Zeiss Biogon T* 21mm F2.8 + KIPON CONTAX G-NIK Z マウントアダプター作例その2 ― 2024年01月16日CornerFixでBiogon T* 21mm F2.8とニコンZ6での周辺色被りを解決 ― 2024年10月07日で同じ被写体を撮っているので比較すると分かりやすいかも。Biogon T* 21mm F2.8は、球面平凸レンズで像面湾曲を補正してこんな感じだが、COLOR-SKOPAR 21mm F4 Pはそうした補正無しでZ6に装着した状態で、こんなミラーレス機のセンサー前ガラスによる像面湾曲の影響状態だ。色被りもこんな感じなのでCornerFix使わなくても我慢できるかも。

隣の「ジャズ喫茶ちぐさ」の工事が全然進展していない感じだ。

【関連】
COSINA USERs にレンズの購入年月日等登録した ― 2025年05月24日
COLOR-SKOPAR 21mm F4 Pを新品で購入したが… ― 2025年05月25日 11時05分
COLOR-SKOPAR 21mm F4 P 交換品無事に届く ― 2025年05月25日 19時06分
富士フイルム、フィルム現像をスマホで完結できるアプリ「写ルンです+」を公開 ― 2025年05月29日
↑COLOR-SKOPAR 21mm F4 Pの作例1枚目
焦点工房のLM-NZ II マウントアダプター購入 ― 2025年05月29日
↑COLOR-SKOPAR 21mm F4 Pの作例2枚目
COLOR-SKOPAR 21mm F4 P 作例(3枚目) ― 2025年05月30日

【追記:2025年6月25日】
Ai Nikkor 20mm F2.8Sで2m・F8にしたときもテストしてみました。
フィルムとデジタル撮影での被写界深度の違い(Ai Nikkor 20mm F2.8SとCOLOR-SKOPAR 21mm F4 P) ― 2025年06月25日
【追記ここまで】

カテゴリ名を「Carl Zeiss」から「Carl Zeiss_Voigtlander」にしました2025年06月03日 00時00分00秒

これまでコシナの話題もすべて「Carl Zeiss」表記のカテゴリに入れていましたが、今日から表記を「Carl Zeiss_Voigtlander」にしました。URLの一部はzeissのままです。過去の「Carl Zeiss」カテゴリ記事はすべて「Carl Zeiss_Voigtlander」カテゴリに表示が変更になります。

COLOR-SKOPAR 21mm F4 P 作例(3枚目)2025年05月30日 00時00分00秒

【写真】桜木町駅前(横浜市中区):Nikon Z6、Voigtlander COLOR-SKOPAR 21mm F4 P、F8、絞り優先AE、1/800秒、ISO-AUTO(ISO 100)、AWB(5670K)、マルチパターン測光、 オートエリアAF、手ぶれ補正ON(ノーマル)、高感度ノイズ低減:標準、ピクチャーコントロール「オート」、手持ち撮影、Lomography Leica M - Nikon Z クローズアップマウントアダプター、Kenko PRO1D plus プロテクター(W)、専用フード、JPEGをリサイズ

いろいろ騒動があったが、COLOR-SKOPAR 21mm F4 Pの作例を貼っておく。まだ、焦点工房のLM-NZ II マウントアダプターを購入する前の作例だ。
COSINA USERs にレンズの購入年月日等登録した ― 2025年05月24日
COLOR-SKOPAR 21mm F4 Pを新品で購入したが… ― 2025年05月25日 11時05分
COLOR-SKOPAR 21mm F4 P 交換品無事に届く ― 2025年05月25日 19時06分
富士フイルム、フィルム現像をスマホで完結できるアプリ「写ルンです+」を公開 ― 2025年05月29日
↑COLOR-SKOPAR 21mm F4 Pの作例1枚目
焦点工房のLM-NZ II マウントアダプター購入 ― 2025年05月29日
↑COLOR-SKOPAR 21mm F4 Pの作例2枚目

【関連追記:2025年6月3日】
COLOR-SKOPAR 21mm F4 P 作例(実質その4) ― 2025年06月03日

【写真】桜木町駅前(横浜市中区):Nikon Z6、Voigtlander COLOR-SKOPAR 21mm F4 P、F8、絞り優先AE、1/800秒、ISO-AUTO(ISO 100)、AWB(5670K)、マルチパターン測光、 オートエリアAFマニュアルフォーカス(MF)、手ぶれ補正ON(ノーマル)、高感度ノイズ低減:標準、ピクチャーコントロール「オート」、手持ち撮影、Lomography Leica M - Nikon Z クローズアップマウントアダプター、Kenko PRO1D plus プロテクター(W)、専用フード、JPEGをリサイズ

焦点工房のLM-NZ II マウントアダプターを使った作例はもう少しお待ちください。絞って撮る分にはLomography Leica M - Nikon Z クローズアップマウントアダプターと違いはないと思うが。

【追記:2025年6月25日】
Ai Nikkor 20mm F2.8Sで2m・F8にしたときもテストしてみました。
フィルムとデジタル撮影での被写界深度の違い(Ai Nikkor 20mm F2.8SとCOLOR-SKOPAR 21mm F4 P) ― 2025年06月25日
【追記ここまで】

富士フイルム、フィルム現像をスマホで完結できるアプリ「写ルンです+」を公開2025年05月29日 00時00分00秒

【写真】紅葉坂(横浜市西区):Nikon Z6、Voigtlander COLOR-SKOPAR 21mm F4 P、F8、絞り優先AE、1/320秒、ISO-AUTO(ISO 100)、AWB(5700K)、マルチパターン測光、 オートエリアAF、手ぶれ補正ON(ノーマル)、高感度ノイズ低減:標準、ピクチャーコントロール「オート」、手持ち撮影、Lomography Leica M - Nikon Z クローズアップマウントアダプター、Kenko PRO1D plus プロテクター(W)、専用フード、JPEGをリサイズ

富士フイルムが、レンズ付きフィルム「写ルンです」の現像注文から画像データ受け取りまでをスマートフォンで完結できる専用アプリ「写ルンです+(プラス)」を公開したそうだ。iOSとAndroid版を用意とのこと。
富士フイルム、フィルム現像をスマホで完結できるアプリ「写ルンです+」 カラーネガフィルムにも対応 画像データ管理や動画作成機能も (デジカメWatch)

スマートフォンから現像の注文を行うと、コンビニエンスストアで使える2次元コードやバーコードが発行される。利用者はコンビニから「写ルンです」を発送することで、約1週間後にアプリ上で現像済み写真データを受け取れる。

現像対象は「写ルンです」のほか、カラーネガフィルム「FUJIFILM 400」「FUJICOLOR 100」「フジカラーSUPERIA X-TRA 400」「フジカラー SUPERIA PREMIUM 400」にも対応。現像料は2,420円(27枚撮り、36枚撮り同価格)。

これ、疑問点が2つあって、ひとつはこれだけ写真フィルムが高騰してかつ手に入らなくなっている(特に「写ルンです」は品薄)のなかで、頑張って現像インフラを維持しているDPE屋さんの仕事を奪うんじゃないかということだ。最後まで残っているDPE屋さんにトドメを刺しているような気がする。

もう一つは、コンビニから出した「写ルンです」に入っているフィルムは、現像後に返却するのかどうか分からないことだ。データが得られればOKなのか。ネガ返してくれよぅ。そこをはっきりさせてほしい。

富士フイルム、何かがおかしい。

【関連追記】
スマートフォン専用アプリ「写ルンです+(プラス)」提供開始(2025年5月28日 富士フイルム)


写真は記事とは関係ない。
【写真】紅葉坂(横浜市西区):Nikon Z6、Voigtlander COLOR-SKOPAR 21mm F4 P、F8、絞り優先AE、1/320秒、ISO-AUTO(ISO 100)、AWB(5700K)、マルチパターン測光、 オートエリアAFマニュアルフォーカス(MF)、手ぶれ補正ON(ノーマル)、高感度ノイズ低減:標準、ピクチャーコントロール「オート」、手持ち撮影、Lomography Leica M - Nikon Z クローズアップマウントアダプター、Kenko PRO1D plus プロテクター(W)、専用フード、JPEGをリサイズ

COLOR-SKOPAR 21mm F4 P の初作例だが、このようにミラーレスカメラのカバーガラスによる像面湾曲悪化の影響はCONTAX G のBiogonよりも小さい。ブルーグレーの色被りはあるが、これもCONTAX G のBiogonよりも小さい。球面平凸レンズを使わずにこのままで使って行こうと思う。

ところで、また1つ問題が。どうもこのレンズ、「寄れる」のだ。最短撮影距離が0.5mのはずなのに、0.3mぐらいまで寄れる。無限遠が出ていないのかと思っていろいろ試しているが超広角レンズゆえよく分からない。夜はずっと星が出ていないし。ともかく距離環に書かれている数値と撮影距離が合っていない(泣)。

荒野の故障ブログへようこそ(泣)

マウントアダプターの精度の問題の可能性があるのだが、このLomography Leica M - Nikon Z クローズアップマウントアダプターは、少なくともLomo LC-A Minitar-1 Art Lens 32mm F2.8との関係では無限遠は出ているし、距離指標と実際の撮影距離は合っている。しかし、どちらもLomography製でセットで買ったものだから、Lomography Leica M - Nikon Z クローズアップマウントアダプターがライカMマウントのフランジバックに合っているのかは分からない。【追記】もちろんマウントアダプターのクローズアップ機構の無限遠ロック状態での話である。【追記ここまで】
どうするか検討中(この項つづく)。

【関連追記】
COLOR-SKOPAR 21mm F4 P 交換品無事に届く ― 2025年05月25日 19時06分
COLOR-SKOPAR 21mm F4 Pを新品で購入したが… ― 2025年05月25日 11時05分

【更に追記】
焦点工房のLM-NZ II とCOLOR-SKOPAR 21mm F4 P の組み合わせだとレンズの距離指標と実際の撮影距離が合致しているのでしばらくこれで使ってみる。
焦点工房のLM-NZ II マウントアダプター購入 ― 2025年05月29日

【関連追記:2025年5月30日】
COLOR-SKOPAR 21mm F4 P 作例(3枚目) ― 2025年05月30日

【関連追記:2025年6月3日】
COLOR-SKOPAR 21mm F4 P 作例(実質その4) ― 2025年06月03日

【追記:2025年6月25日】
Ai Nikkor 20mm F2.8Sで2m・F8にしたときもテストしてみました。
フィルムとデジタル撮影での被写界深度の違い(Ai Nikkor 20mm F2.8SとCOLOR-SKOPAR 21mm F4 P) ― 2025年06月25日
【追記ここまで】

COLOR-SKOPAR 21mm F4 P 交換品無事に届く2025年05月25日 19時06分00秒

COLOR-SKOPAR 21mm F4 P 交換品

昨日届いたVoigtlander COLOR-SKOPAR 21mm F4 P の前玉裏側に傷が入っていた件で、ヨドバシカメラから交換品が届いた。
COLOR-SKOPAR 21mm F4 Pを新品で購入したが… ― 2025年05月25日 11時05分参照

配達員さんがいる前で梱包を解いて、交換品のCOLOR-SKOPAR 21mm F4 Pの箱を取り出して、空いた部分に昨日届いた初期不良のCOLOR-SKOPAR 21mm F4 Pの箱(もちろん中身一式入り)を入れて、封をして、配達員さんが持ってきた伝票を貼って、そのバーコードを配達員さんが読み取って発送完了。発送伝票を受け取った。

さて、届いた交換品は大丈夫だろうか?

開封して、取り出したが、COLOR-SKOPAR 21mm F4 Pのシリアルナンバーは、返品したCOLOR-SKOPAR 21mm F4 Pと1番違い。連番やんけ。同じ人が同じときに組み立てて、同じ人が検品した可能性が高い。だ、大丈夫なのか。

目視したところ、特にゴミや傷はなさそうだ。

現場からは以上です。

【追記:2025年5月26日13時】
返品の方は、まだ返送先のヨドバシカメラアッセンブリーセンター川崎に届いていないようだ。配達希望日に「最短日」なんて書くからじゃないのか(最初から書いてあったので多分ヨドバシ側が記入)とか思ってしまう。昨日の18時台に渡したのに、まだその時間の「引受」のままだ(途中の中継局も配達局にも到達していない状況)。不良だった品がヨドバシに届くまではなんかすっきりしないゾ。一応「配達完了通知サービス」には申し込んである。
【追記ここまで】

【追記:2025年5月27日8:45】
まだ配達完了通知メールが届かないので郵便局の追跡サイトで確認したら、
2025/05/25 18:16 引受
2025/05/26 22:44 中継 (中継局)
2025/05/27 05:28 到着 (川崎港郵便局) 配達予定日:5月27日
となっている。
やっぱり配達希望日に「最短日」なんて書いたらものすごく時間が掛かってしまう。取り消し線で消して5月26日って書けばよかったなぁ。
【追記ここまで】

【追記:2025年5月27日9:32】
いま配達完了通知メールが届いて「2025/05/27 09:04 お届け先にお届け済み 」とのこと。これで、不良品の交換は完了した。すっきり。
今回の教訓:配達希望日に「最短日」などと書いても、具体的にその荷物が遅れているのか順調なのか分からないから、最短の具体的な日付を書かないと遅れて届く可能性が高い(おそらく配達日付指定のない荷物扱い)。
【追記ここまで】

【追記:2025年5月29日】
交換品の距離指標が実際の撮影距離と合っておらず、最短撮影距離が0.5mなのに0.3mまで寄れてしまう。交換前のCOLOR-SKOPARは、傷をすぐに発見したのでほとんど数枚しか撮っていないのだが、「0.5mって寄れないよなぁ」という印象だったので、交換品は無限遠がでていない可能性がある。マウントアダプターの精度の問題の可能性があるので、どうするか検討中。
富士フイルム、フィルム現像をスマホで完結できるアプリ「写ルンです+」を公開 ― 2025年05月29日参照。
【追記ここまで】

【更に追記:2025年5月29日】
焦点工房のLM-NZ II とCOLOR-SKOPAR 21mm F4 P の組み合わせだとレンズの距離指標と実際の撮影距離が合致しているのでしばらくこれで使ってみる。
焦点工房のLM-NZ II マウントアダプター購入 ― 2025年05月29日

【関連追記:2025年5月30日】
COLOR-SKOPAR 21mm F4 P 作例(3枚目) ― 2025年05月30日

【関連追記:2025年6月3日】
COLOR-SKOPAR 21mm F4 P 作例(実質その4) ― 2025年06月03日

【追記:2025年6月25日】
Ai Nikkor 20mm F2.8Sで2m・F8にしたときもテストしてみました。
フィルムとデジタル撮影での被写界深度の違い(Ai Nikkor 20mm F2.8SとCOLOR-SKOPAR 21mm F4 P) ― 2025年06月25日
【追記ここまで】

COLOR-SKOPAR 21mm F4 Pを新品で購入したが…2025年05月25日 11時05分00秒

【写真1】届いたばかりのVoigtlander COLOR-SKOPAR 21mm F4 P:Nikon Z6、Ai Micro-Nikkor 55mm f/2.8S(Ai Micro-Nikkor 55mm F2.8S)、絞り優先AE(F8、1/40秒オート)、ISO-AUTO(ISO 500)、AWB(4850K)、ピクチャーコントロール:AUTO、マルチパターン測光、マニュアルフォーカス、手ぶれ補正ON、高感度ノイズ低減:標準、手持ち撮影、、Kenko ステップアップリング52mm→55mm、ステップダウンリング55mm→52mmをフード代わりに、Nikon FTZマウントアダプター

荒野の故障ブログへようこそ(泣)。

昨日のCOSINA USERs にレンズの購入年月日等登録した ― 2025年05月24日の続きだ。

Carl Zeiss Biogon T* 21mm F2.8(CONTAX G用)が気に入っていて、なんとかニコンZ6で使えるように四苦八苦してきたが、ピントリングのないレンズなので、どうやっても使いにくい。特に距離指標もないので、被写界深度を利用してたとえば2.5mでF8にしてスナップ撮影とかしづらいのだ。距離を測って鏡筒に目盛りを入れようにも、21mmという焦点距離なので繰出し量も小さくて目盛りを入れることもできない。

それでふとコシナのVoigtlander COLOR-SKOPAR 21mm F4 Pの新品価格を見たら、フジヤカメラでなんと¥43,700(税込)なのだ。いままでどこを見ていたのだろう。新品で買えるうちに買わなければと思った(COLOR-SKOPAR 21mm F4 Pは、2007年4月25日 発売)。

ポイントがたまっているのでヨドバシカメラで買おうとも思ったが、ヨドバシだと¥48,530(税込)だし「お取り寄せ」なので、フジヤカメラで買おうと思っていたら、前日までは在庫ありだったのに、買おうと思った日にはフジヤカメラも「お取り寄せ」になっていた。それでもう一度ヨドバシドットコムを見たら「在庫あり」になっており、かつヨドバシカメラ マルチメディアAkibaのみ在庫がある状態だった。それでヨドバシドットコムで購入したのだ。

それが昨日のお昼前に届いた。

開封してレンズを見ると、なにやら白いゴミが見える(【写真1】の21mmの刻印の2と1の近く)。ブロアーで吹き飛ばしてもなくならない。

ルーペで見ようとしたが、フードが邪魔でルーペのピントが合わない。フードは反時計回りに回しても外れない。取扱説明書は入っておらず、検索すると、フードを反時計回りに回すとある。いや回しても動かないのだが。ゴム板を押し当てて回したらフードは外れた。なお、同梱品は、コシナの保証書(シリアルナンバー入り)と「COSINA USERs製品登録のお願い」と「VMマウントインフォメーション」の3文書とレンズ本体、フード、レンズキャップ、レンズ底キャップだ。
COLOR-SKOPAR 21mm F4 P VM説明書

【写真2】Voigtlander COLOR-SKOPAR 21mm F4 Pの初期不良(部分拡大):Nikon Z6、Voigtlander MACRO APO-LANTHAR 125mm F2.5 SL、125mm、絞り優先AE(F8、1/320秒オート)、ISO-AUTO(ISO 25600)、AWB(4710K)、ピクチャーコントロール:AUTO、マルチパターン測光、マニュアルフォーカス、手ぶれ補正ON、高感度ノイズ低減:標準、手持ち撮影、Kenko L37 SuperPROフィルター、専用角形バヨネットフード、Nikon FTZマウントアダプター、等倍撮影のJPEG画像を部分拡大

ルーペで見たら、なんとゴミではなく、傷だった(【写真2】参照)。しかも前玉の内側と思われる。こんなの交換してもらわないと。マクロアポランターで撮影したら、周囲にも細かい傷が複数あることがわかる(泣)。

ヨドバシドットコムの納品書兼保証書の裏面にある「返品・交換のご案内」に書いてある電話番号に掛けた。2~3分ほど待たされたが、担当者が出て、交換手続きをしてくれた。「はやくても明日の18~20時のお届けになるので、届きましたら今手元にある商品を配達員に渡してください」というので、その時間帯で了承した。

10分しないうちに「商品交換のご依頼を承りました」というメールが来た。しかし、なかなか交換品の出荷メールが来ない。ヨドバシドットコムのCOLOR-SKOPAR 21mm F4 Pの販売ページでは「お取り寄せ」になっているし、アキバ店の在庫もなくなっている。いろいろ検索すると、ヨドバシではないが、初期不良で交換品を数ヶ月待たされたという記事も出てくる。ちゃんと明日夕方には届くのか。

そうこうしていたら、今朝6時過ぎに「交換商品出荷のご連絡」のメールが届き、7時半頃には郵便の追跡に載った。

ということで18~20時に交換品が届くのを待つ。

それにしても、最初は埃かと思って、埃で交換を申し出るのも面倒だなぁと思ってちょっと試し撮りとかしていたのだが、使用説明書でフードの外し方を確認してルーペでよくみてよかった。何日もしてからでは交換が難しくなりそうだからだ(特に外側の傷だったりしたら自分で付けた傷なのではないかと疑われる)。今回は受け取ってから30分以内に交換の電話をしている。

検索して、交換品が届くのに数ヶ月かかった人は、鏡筒の汚れで交換を申し出て送ってきた交換品に大きな埃が入っていたそうだ。
NOKTON 50mm F1.5 II VMを手に入れるまで

もしかして、コシナは自社ブランド品は埃は見過ごすことにしていて、今回のCOLOR-SKOPAR 21mm F4 Pも埃だと思って見過ごしたら傷だったというんじゃないだろうなぁ。

そういえば、2002年に買ったMACRO APO-LANTHAR 125mm F2.5 SLも、ボディに装着したときに絞り羽根が少し残るので(一眼レフ用のレンズなのでボディに装着すると絞り羽根は開放にならなければならない)、ニコンでF3のボディをチェックしてもらってからヨドバシ店舗に持って行って交換してもらったのだった。ニコンでチェックしてもらうときには、「サードパーティのレンズを装着したら絞り羽根が少し残るので、絞り連動レバー等が規定内か調べて欲しい」といってチェックしてもらったのだった。ちなみにF-501に装着しても同じだけ絞り羽根が残っていた。

ということで、自分の買ったフォクトレンダー(Voigtlander)製品は10割の打率で初期不良だった(泣)。ZeissのDistagon T* 2/28 ZFは問題なかった。それを入れても6割6分7厘の打率でコシナ製品初期不良やん(泣)。

さて、交換品はどうなのか。


【写真1】届いたばかりのVoigtlander COLOR-SKOPAR 21mm F4 P:Nikon Z6、Ai Micro-Nikkor 55mm f/2.8S(Ai Micro-Nikkor 55mm F2.8S)、絞り優先AE(F8、1/40秒オート)、ISO-AUTO(ISO 500)、AWB(4850K)、ピクチャーコントロール:AUTO、マルチパターン測光、マニュアルフォーカス、手ぶれ補正ON、高感度ノイズ低減:標準、手持ち撮影、Nikon NCフィルター、Kenko ステップアップリング52mm→55mm、ステップダウンリング55mm→52mmをフード代わりに、Nikon FTZマウントアダプター、【追記】Ai Micro-Nikkor 55mm f/2.8SはNikon NCフィルターを付けずに使っている。訂正します。【追記ここまで】

【写真2】Voigtlander COLOR-SKOPAR 21mm F4 Pの初期不良(部分拡大):Nikon Z6、Voigtlander MACRO APO-LANTHAR 125mm F2.5 SL、125mm、絞り優先AE(F8、1/320秒オート)、ISO-AUTO(ISO 25600)、AWB(4710K)、ピクチャーコントロール:AUTO、マルチパターン測光、マニュアルフォーカス、手ぶれ補正ON、高感度ノイズ低減:標準、手持ち撮影、Kenko L37 SuperPROフィルター、専用角形バヨネットフード、Nikon FTZマウントアダプター、等倍撮影のJPEG画像を部分拡大


【追記:2025年5月29日】
COLOR-SKOPAR 21mm F4 P 交換品無事に届く ― 2025年05月25日 19時06分

しかし、交換してもらった方のレンズの距離指標が実際の撮影距離と合っておらず、最短撮影距離が0.5mなのに0.3mまで寄れてしまう。交換前のCOLOR-SKOPARは、傷をすぐに発見したのでほとんど数枚しか撮っていないのだが、「0.5mって寄れないよなぁ」という印象だったので、交換品は無限遠がでていない可能性がある。マウントアダプターの精度の問題の可能性があるので、どうするか検討中。
富士フイルム、フィルム現像をスマホで完結できるアプリ「写ルンです+」を公開 ― 2025年05月29日参照。
【追記ここまで】

【更に追記】
焦点工房のLM-NZ II とCOLOR-SKOPAR 21mm F4 P の組み合わせだとレンズの距離指標と実際の撮影距離が合致しているのでしばらくこれで使ってみる。
焦点工房のLM-NZ II マウントアダプター購入 ― 2025年05月29日

【関連追記:2025年5月30日】
COLOR-SKOPAR 21mm F4 P 作例(3枚目) ― 2025年05月30日

【関連追記:2025年6月3日】
COLOR-SKOPAR 21mm F4 P 作例(実質その4) ― 2025年06月03日

【追記:2025年6月25日】
Ai Nikkor 20mm F2.8Sで2m・F8にしたときもテストしてみました。
フィルムとデジタル撮影での被写界深度の違い(Ai Nikkor 20mm F2.8SとCOLOR-SKOPAR 21mm F4 P) ― 2025年06月25日
【追記ここまで】

COSINA USERs にレンズの購入年月日等登録した2025年05月24日 00時00分00秒

【写真】「結束なき勝利はない」ベイスターズ(京急横浜駅 横浜市西区):Nikon Z6、Carl Zeiss Biogon T* 21mm F2.8(CONTAX G用)、F5.6、絞り優先AE、1/40秒、ISO-AUTO(ISO 2200)、AWB(4970K)、マルチパターン測光、 オートエリアAF、手ぶれ補正ON(ノーマル)、高感度ノイズ低減:標準、ピクチャーコントロール「オート」、手持ち撮影、KIPON CONTAX G-NIK Z マウントアダプター(コンタックスGマウントレンズ → ニコンZマウント変換)、シグマ光機球面平凸レンズ / SLB-50-1500PM(可視光域マルチコーティング)、フードなし、JPEGをリサイズのみ

コシナユーザーズ(COSINA USERs)に住所や氏名は登録したのだが、Macro Apo-Lanthar 125mm F2.5 SLとDistagon T* 2/28 ZFの購入年月日がわからないので、所有製品は登録しないままになっていた。それを購入時の箱を探し出して、保証書等から購入年月日を調べて登録した。

Macro Apo-Lanthar 125mm F2.5 SLにはヨドバシカメラのレシートが入っていて2002年05月15日だと判明した。しかし、Distagon T* 2/28 ZFはフジヤカメラで新品購入したはずなのだが、保証書には記載がなく、レシート等は入ってなかった。いつ買ったんだっけ。

そうしたらこのブログを検索したらありました(嬉)。
Carl Zeiss Distagon T* 2/28 ZF、連絡キター! ― 2007年10月30日

それで、Carl Zeiss Distagon T* 2/28 ZFも登録できた。

そして、皆さんに悲しいお知らせがあります。もう1本コシナユーザーに登録すべく新品購入したレンズが初期不良ですた(泣)。

荒野の故障ブログにようこそ(泣)。

現在交換品を送付してもらっているところなので、詳細はまた(泣)。誰ですか、キター!!!とか言っているのは(泣)。

【関連追記:2025年5月25日】
COLOR-SKOPAR 21mm F4 Pを新品で購入したが… ― 2025年05月25日 11時05分

【関連追記:2025年5月25日19時12分】
COLOR-SKOPAR 21mm F4 P 交換品無事に届く ― 2025年05月25日 19時06分

【関連追記:2025年5月29日】
交換品の距離指標が実際の撮影距離と合っておらず、最短撮影距離が0.5mなのに0.3mまで寄れてしまう。交換前のCOLOR-SKOPARは、傷をすぐに発見したのでほとんど数枚しか撮っていないのだが、「0.5mって寄れないよなぁ」という印象だったので、交換品は無限遠がでていない可能性がある。マウントアダプターの精度の問題の可能性があるので、どうするか検討中。
富士フイルム、フィルム現像をスマホで完結できるアプリ「写ルンです+」を公開 ― 2025年05月29日参照。
【関連追記ここまで】

【更に追記】
焦点工房のLM-NZ II とCOLOR-SKOPAR 21mm F4 P の組み合わせだとレンズの距離指標と実際の撮影距離が合致しているのでしばらくこれで使ってみる。
焦点工房のLM-NZ II マウントアダプター購入 ― 2025年05月29日

【追記:2025年6月25日】
Ai Nikkor 20mm F2.8Sで2m・F8にしたときもテストしてみました。
フィルムとデジタル撮影での被写界深度の違い(Ai Nikkor 20mm F2.8SとCOLOR-SKOPAR 21mm F4 P) ― 2025年06月25日
【追記ここまで】

【関連追記:2025年6月3日】
COLOR-SKOPAR 21mm F4 P 作例(3枚目) ― 2025年05月30日
COLOR-SKOPAR 21mm F4 P 作例(実質その4) ― 2025年06月03日

【関連】
コシナが「COSINA USERs」をサービス開始 ― 2025年02月20日
コシナVoigtländer Product Catalog 2025が届いた ― 2025年04月24日


【写真を追記】
写真は記事とは関係ない。なんか写真がないと寂しいので追加。
【写真】「結束なき勝利はない」ベイスターズ(京急横浜駅 横浜市西区):Nikon Z6、Carl Zeiss Biogon T* 21mm F2.8(CONTAX G用)、F5.6、絞り優先AE、1/40秒、ISO-AUTO(ISO 2200)、AWB(4970K)、マルチパターン測光、 オートエリアAF、手ぶれ補正ON(ノーマル)、高感度ノイズ低減:標準、ピクチャーコントロール「オート」、手持ち撮影、KIPON CONTAX G-NIK Z マウントアダプター(コンタックスGマウントレンズ → ニコンZマウント変換)、シグマ光機球面平凸レンズ / SLB-50-1500PM(可視光域マルチコーティング)、フードなし、JPEGをリサイズのみ

もう少し左側から撮ればよかった。21mmだと両端が切れてしまうが、20mmだと入るのかこんどまた試してみたい。

コシナVoigtländer Product Catalog 2025が届いた2025年04月24日 00時00分00秒

コシナVoigtländer Product Catalog 2025と付録の本革キーホルダー

しばらく更新できずすまんです。ばたばたしておりました。数日前だが、コシナからVoigtländer Product Catalog 2025が封書で届いた。以前にCOSINA USERsに登録したからだ。
コシナが「COSINA USERs」をサービス開始 ― 2025年02月20日

コシナ製品は、Voigtländer Macro-Apolanthar 125mm F2.5 SLとCarl Zeiss Distagon 28mm F2 ZFの2本を新品で買って使っているが、これまで「愛用者カード」を送っていなかった。今回初めてコシナにユーザーと認識された形だ。ただ、COSINA USERsに登録するときに、レンズ名とともに購入年月と購入場所を入力しなければならなかったので、何の製品を持っているかはコシナには伝わっていない。買ったときのレシートや保証書は、レンズの入っていた箱とともにしまってあってすぐに出せないというか出してくるのが面倒だったからだ。

それでも今回Voigtländer Product Catalog 2025を送ってもらって「ありがた山の寒がらす」でござい。

そして、いまどき紙のカタログを送ってくれるだけでも希有な存在なのに、「付録」として、本革製のキーホルダーまで付いているのだ(写真参照)。なんという太っ腹。それでなくとも性能や造りの割にリーズナブルなコシナ製品なのに。

そして、紙のカタログをペラペラとめくっていて気づいたが、やはり一覧性は紙に勝るものはない。ホームページだと階層があって、あるレンズのページを見て次に他のレンズを見ようとすると、また上の階層に戻らないといけない。紙だとパラパラとめくってどこになにがあるのか簡単に確認しながら目的のページにいけるし、途中のページに「おっ」と思って止まったりできる。

ホームページでも、紙のようにパラパラとめくれる方式があったりするが、これはこれでうざい。紙のようにぱらぱらしているところを真似ているので動作がやや重いし、不必要な紙がまくれる感じを表現しているのもうざい。本物の紙のカタログの軽快さには及ばないのだ。あんなカタログもどきのサイトなら、まだPDFを普通に閲覧する方がマシ。

ということで、最近はヨドバシに行ってもあんまり紙のカタログをもらってこなくなったし、もらって来てもかつてほどのページ数もなくしょぼい感じのメーカーが多いなか、このコシナのVoigtländer Product Catalog 2025が、「恐怖新聞」(つのだじろう作)のようにガッと強制的に送られてくるのはよいぞ(笑)。「恐怖新聞」は、1日読むごとに100日ずつ寿命が縮まるものだったが、コシナのカタログは1日読むごとに10万円ずつ財布が軽くなるかもしれない(笑)。同時に「またそんなもの買って…」と家族に問い詰められて1日読むごとに100日ずつ寿命が縮まるかもしれない(泣)。

ちなみにこのキーホルダーをみた家族は「こういうのは届いてすぐにメルカリに出すと高く売れる」とか言っていた。なんという罰当たりな(泣)。

【関連追記:2025年5月24日】
コシナが「COSINA USERs」をサービス開始 ― 2025年02月20日
COSINA USERs にレンズの購入年月日等登録した ― 2025年05月24日

【関連追記:2025年5月25日19時12分】
COLOR-SKOPAR 21mm F4 Pを新品で購入したが… ― 2025年05月25日 11時05分
COLOR-SKOPAR 21mm F4 P 交換品無事に届く ― 2025年05月25日 19時06分

富士フイルムがカラーネガフィルムなど最大52%の値上げ(デジカメWatch)2025年04月03日 00時00分00秒

「フジカラー写ルンです 27枚撮り」 https://www.fujifilm.com/ffis/ja/news/177 から

富士フイルムがカラーネガフィルムなど最大52%の値上げ(デジカメWatch)なのだそうだ。
「写ルンです」包装仕様変更および写真フィルム一部製品の国内価格改定のお知らせ(富士フイルム 2025年4月1日)

富士フイルムイメージングシステムズ株式会社は4月1日(火)、写真フィルムの一部製品について、国内価格を改定すると発表した。また、レンズ付きフィルム「写ルンです」の包装仕様を変更する。

価格改定については、カラーネガフィルム(135サイズ)が約21~22%、レンズ付きフィルム(135サイズ)が約44%、リバーサルフィルム(135/120サイズ)が約31~52%の値上げとなる。理由を「部材・原材料価格および輸送コスト高騰への対応が困難になったため」としている。具体的な銘柄は明らかになっていない。

なにがどれだけ上がっていくらなのかわからないので、久々にナショナルフォートの価格表を参照した。
https://www.nationalphoto.co.jp/material_supplies/filim_color/

品名 NP特価
FUJIFILMリバーサル
RDP100F 120(5) ¥21,395
RDP100F 135-36 ¥4,950
RDP100F 4×5(20) ¥22,770
RDP100F 8×10(20) ¥86,460
RVP50 120(5) ¥22,880
RVP50 135-36 ¥4,950
RVP100 120(5) ¥21,395
RVP100 135-36 ¥5,445
RVP100 4×5(20) ¥22,495
RVP100 8×10(20) ¥86,240
FUJIFILMカラーネガフィルム
S-100 135-36 ¥1,628
FUJIFILM400 135-36※ ¥2,112
FUJIFILMインスタントフィルム
instaxWIDE ¥1,650
instaxWIDE(2) ¥2,992
instaxWIDE(5) ¥6,930
instaxMINI ¥737
instaxMINI(2) ¥1,419
instaxMINI(限定フレーム)* ¥814
instaxSQUARE ¥1,089
instaxSQUARE(2) ¥1,958
レンズ付きフィルム
カラー FUJIFILM 写ルンです 27枚撮り ¥1,837

※上記ナショナルフォートのサイトでは「PRE400 135-36」と表記されているが、「PRE400 135-36」なるフィルムは聞いたことがなく、また最新フィルム価格表(PDF)(ナショナルフォート2025.4.1)には「FUJIFILM400 135-36」とあるので引用者が修正した。

また、「写ルンです」の包装が現行の「ガゼット(袋)」タイプから「紙箱」タイプへ変更されるそうだ。

「写ルンです」はいくつかストックがあるのだが、以前久々に使ったら無限遠風景で周辺部にピントが来ていなかったので全体にピントが甘いので、中身のフィルムを撮りだして使おうかなとも思っている。記念写真で近くに人物を置いて日の丸構図でかつネガからのプリントはかなりトリミングされることを想定した仕様なのだと思うが、ちょっと使いづらい。せっかくのフィルムなのでよいレンズで使いたい気分になっている。フィルムを取りだして(「写ルンです」はプレワインドなので取り出す前に暗黒下でシャッターを切って撮りきる(=パトローネにフィルムを巻き戻す)必要がある)、CONTAX G1にBiogonを付けて撮ろうかなという気になっている。

話が逸れるが、CONTAX G1は電池を入れっぱなしにしていると電池が消耗していざ使おうとすると36枚撮り1本持つか持たないかぐらいになっていることがある。CONTAX G1の電池はCR2リチウム電池を2本なので値段も高いし、最近はCR2リチウム電池を売っているところが減っている。BESTONという会社から、CR2互換の充電可能なリン酸鉄リチウムイオン電池と専用充電器が発売されているらしい。
スマートロックの電池にCR123A互換の充電器セットを買って、大幅コストカットになる!?(家電Watch 河原塚 英信 2024年3月22日)←この記事の電池はCR2ではなくCR123A互換電池だ。
たまにしか使わないCONTAX G1用にはこの充電可能なCR2互換電池がいいかもしれない。ただ、BESTONのサイトではCR2互換電池が見あたらないのがちょっと気になる。
検索するとプラタという会社がBESTONのCR2互換電池を輸入販売しているようだ。
CR2充電池 2個付き! CR2 USB充電器セット←充電器はCR2とCR123Aとが共用できるようだ。買うときはセット売りの電池がBESTONのものなのかチェックする必要がありそうだ。

『レンズ設計工学』『レンズのしくみ』中川治平著2025年04月01日 00時00分00秒

中川治平著『レンズ設計工学』(右)、中川治平著『レンズのしくみ』(左)

今日は4月1日なのだが、このブログではエイプリルフールはずっとやっていないので、嘘偽り無しの記事でいこう。実は「トランプ大統領が米国内で発売の交換レンズに絞り輪を義務づける大統領令に署名、従わないと100%の関税」とか考えたけど面白くないので却下だったりする。

さて、タイトルの『レンズ設計工学』『レンズのしくみ』中川治平著なのだが、以下の書籍だ。

レンズ設計工学
中川 治平(著)
東海大学出版部(東海大学出版会)
発行年月日:1986/08/31
ISBN-10:4486009436
ISBN-13:9784486009436
判型:A5
ページ数:213ページ
価格 ¥3,850(本体¥3,500)

版元の東海大学出版部に該当のページが見つからないのだが、まだ新本で手に入る本だ。なぜかヨドバシドットコムにいつも在庫複数があるようなので、ヨドバシドットコムで買った。送料無料で素早く到着。

どうして中川治平著の『レンズ設計工学』を買う気になったかというと、最近SG-imageなどの安価な新しいレンズのレンズ構成がシンプルなので、レンズ構成図を挙げることが多いのだが、よくわかっていないことがひとつ。

もうひとつは、最新のニッコール千夜一夜物語ニッコール千夜一夜物語 第九十三夜 Ai AF Zoom Nikkor 24-50mm F3.3-4.5Sでの佐藤治夫氏がいつにもまして詳しく書かれており、

それでは第1群、第2群それぞれの構成を少し見ておきましょう。第1群は凹凸凹凸4枚構成で、25-50mmと同様の構成にしました。広角超広角ズームレンズの1群の基本タイプは大きく分けて凸先行の凸凹凹凸構成と凹先行の凹凸凹凸構成の2タイプあります。この2タイプにはそれぞれ一長一短の特徴があります。私はフィルターサイズを極力抑えてダウンサイジングさせたかったので、中村さんが得意とした凹先行タイプを選択しました。もっと詳しく知りたい方は、是非ニッコール千夜一夜物語第五十五夜の「5,前玉の秘密」を読み返してください。さらに詳しく説明してあります。

とあり、ニッコール千夜一夜物語第五十五夜の「5,前玉の秘密」を見ると、

広角レンズの前玉(前群)には一般に2つのタイプが存在します。図2をご覧ください。1つは凸レンズ(正レンズ成分)から光学系が始まる「凸先行タイプ」です。そして、もう1つは凹レンズ(負レンズ成分)から始まる「凹先行タイプ」です。レンズに詳しい読者の皆さんは見覚えがあると思います。世界中の広角レンズから広角・標準ズームに至るまで、この2つのタイプに大別することができるのです。

読者の皆さんにはこの2つのタイプの広角レンズがランダムに混在するように感じるでしょう。しかし面白いことに、画角2ω=100°を越える辺りから前玉(前群)の様子が一変します。どのメーカーの超広角レンズも凹先行タイプとなり、凸先行タイプのレンズがほとんど無くなります。それはなぜなのでしょうか?その秘密は東海大学出版会から出版されている「レンズ設計工学/中川治平著」のP119に詳しく述べられています。その秘密は図2に示した2つのタイプにおける光線の屈折の振る舞いを観察することで理解ができます。

その秘密は東海大学出版会から出版されている「レンズ設計工学/中川治平著」のP119に詳しく述べられています」なんて書いてあって、検索したらヨドバシドットコムに「在庫あり」なんてあったら、反射的にクリックしてるでしょう、これは。もう避けられない(笑)。
レンズ設計工学 [単行本](yodobashi.com)

ちなみに、東海大学出版会は1962年に設立され、2014年4月 に「東海大学出版会」を「東海大学出版部」へ名称を変更している。そのため、「レンズ設計工学/中川治平著」は、1986年の第1版第1刷は、「東海大学出版会」だが、私が買った2014年8月20日第1版第5刷では、「東海大学出版部」になっている。大学から独立した出版会から大学の一部門になったのだろう。大学出版部協会も2020年に脱退しているようだ。

ついでに書くが、東海大学創立者の松前重義著の『二等兵記』を読みたいのだが、古本しかないようで、東海大学出版部は『二等兵記 付記 召集事件の背景』(東海大学出版会、1977年)をちゃんと復刊というか重版してほしい。松前重義氏は、東北帝国大学出身の逓信省官僚で勅任官であるのに、日米開戦後に日本の生産力はアメリカ合衆国に遠く及ばない現実を各方面へ報告したことから、二等兵として召集されて1944年(昭和19年)に南方戦線へ送られたという経歴の持ち主なのだ。それが書かれているのが『二等兵記』なのだ。ほかにも『死地に追いやられた二等兵の手記』(旺文社、1957年)、『その後の二等兵』(東海大学出版会、1971年)などがある。松前重義氏は、1932年(昭和7年)に「無装荷ケーブル通信方式」を完成させた人でもある。

話はそれたが、もうひとつの本は、中川治平著『レンズのしくみ』だ。

『レンズのしくみ』
中川 治平(著)
ナツメ社
発行年月日:2010/08/10
ISBN-10:4816349383
ISBN-13:9784816349386
判型:B6
ページ数:227ページ
価格 本体¥1,380 + 税

こちらは新本で手に入らなかったので古本で手に入れた。『レンズ設計工学』よりも新しいレンズについての説明があるとのことなので、買った。

ということで、ニッコール千夜一夜物語 第九十三夜 Ai AF Zoom Nikkor 24-50mm F3.3-4.5Sも、中川治平著『レンズ設計工学』『レンズのしくみ』も項を改めて書きたい。今宵はここまでに致しとうござりまする(古)。

写真は、中川治平著『レンズ設計工学』(右)、中川治平著『レンズのしくみ』(左)だ。

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