Nikon AS-N1000アダプター発見 ― 2024年10月02日 00時00分00秒
以前Nikon1のマルチアクセサリーポートに普通のアクセサリーシュー対応のアクセサリー(なんかややこしい)をつけるアダプターAS-N1000を持っていたはずなのに探しても見つからないから、AliexpressでパチモンAS-N1000を買った話はした。
Nikon 1用AS-N1000モドキ ― 2024年06月25日
それで、リコーの外部ファインダーGV-1(コシナ製)の接眼部にゴムがないので眼鏡レンズに傷が付くため、何かゴムを当てようと、アクセサリーのストックをごそごそ探していたら見つけました本物のNikon AS-N1000を。
しかし、問題はこのリコーのGV-1の接眼部にうまく合うゴムがないんだよねぇ。一番いいのは丸い接眼部のゴムを貼り付けることなんだが、○の接眼部のゴムで余ったものがない。
だいたいさあ、改めてこのGV-1の接眼部見たけど、この形状何なんだよ。四隅のところの幅が薄くなっているから、薄いゴム板をくりぬいて作ろうとしたけど、なんかうまくいかない。なんでアイピース付けられるようにしなかったんだ。こういうところがコシナなんだよなぁ。あの京セラCONTAXでさえちゃんとしたファインダー接眼部作ってるのに(光学系が傾いてるけど(泣))。
21mm用外部ファインダーCONTAX GF-21mmとRicoh GV-1 ― 2011年07月13日
GF-21mm、京セラクオリティ ― 2011年07月14日参照
せっかくAS-N1000見つかったけど、なんか使い道がない(泣)。
GV-1の接眼ガラスが汚くてすまんが、これでも掃除した後だ。GV-1の外装は突起のあるざらざらした塗装なので、クリーニングペーパーやクリーニングクロスが引っかかって、隅の方が掃除しにくい。こういうところも何も考えていないのがよくわかる。ざらざらで触ってて指から滑り落ちたりしないのはよいのだけれども、ガラスのすぐ横までざらざらである必要はない。
【関連追記:2024年10月12日】
Nikon AS-N1000アダプター発見 ― 2024年10月02日のkazu様のコメントで教えていただいた、銘匠光学 TTArtisan 光学ビューファインダー TT-VF28の姉妹品TT-VF21AをAliexpressで見つけてポチッといきました。kazu様情報ありがとうございます。
Aliexpressで TTArtisan TT-VF21Aを注文したがなかなか発送されない ― 2024年10月12日
【関連追記:2024年10月30日】
Aliexpressで購入の TTArtisan TT-VF21Aがやっと発送された ― 2024年10月16日
Aliexpressで購入の TTArtisan TT-VF21Aが発送キャンセルに(泣) ― 2024年10月25日
Aliexpressで出荷キャンセルの注文、一瞬で返金処理完了 ― 2024年10月30日
ニコンが旧MF一眼レフカメラ・レンズのメンテナンスを期間限定で実施\(^o^)/ ― 2024年08月21日 00時00分00秒
ニコンが旧MF一眼レフカメラ・レンズのメンテナンスを期間限定で実施するのだそうだ。
【期間限定】MF旧製品メンテナンスサービス
株式会社ニコンイメージングジャパンは、「MF旧製品メンテナンスサービス」を9月2日(月)〜10月31日(木)の期間限定で実施する。有料サービスで、料金は製品によって異なる。
同社旧製品のうち、一部の一眼レフカメラおよび交換レンズを対象としたサービス。基本的に部品交換を不要とする作業としており、各部点検掃除や機能チェック、外観モルトプレーン確認、交換、レンズのヘリコイド油交換などを行う。
対象製品は、ニコンFシリーズ、F2シリーズ、F3シリーズ、FMシリーズ、FE/FE2などで、交換レンズは一部単焦点レンズのみとしている。
申し込み方法は、ニコン修理センターへの直送もしくは電話で依頼する。預かり期間は約3カ月としている。
同サービスは今回で4回目となり、前回は2021年に期間限定で実施された。旧製品を長年使用しているユーザーからの要望に応える形で実施されるという。
待ってました!前回2021年のときは、読者の方から戴いたAi Nikkor ED 180mm F2.8Sをメンテナンスしてもらったのだった。通常毎年か2年に1回ぐらいの間隔で実施されていたので、次の機会を待っていたのだが、なかなかやってこなかった。今回3年経ってやっと実施された。嬉しい。
Ai Nikkor ED 180mm F2.8Sを戴いた ― 2021年04月20日
Ai Nikkor ED 180mm F2.8SのMF旧製品メンテナンスサービス見積りが来た ― 2021年04月23日
Ai Nikkor ED 180mm F2.8SのMF旧製品メンテナンスサービス完了通知が来た ― 2021年07月19
Ai Nikkor ED 180mm F2.8Sは光学系がきれいになって戻ってきた ― 2021年07月21日
個人的にはAi Nikkor 50mm F1.2(非S)をメンテナンスに出したい。ヘリコイドグリスがスカスカしてきているし、レンズになにかゴミがあるので。
写真は記事とは関係ない。
羽田空港第3ターミナル展望デッキ(東京都大田区):Nikon Z6、AI AF Zoom-Nikkor ED 70-300mm F4-5.6D、300mm、絞り優先AE(F8、1/320秒)、ISO-AUTO(ISO 140)、AWB(5280K)、マルチパターン測光、マニュアルフォーカス(MF)、手ぶれ補正ON、自動ゆがみ補正ON、高感度ノイズ低減:標準、手持ち撮影、Nikon NCフィルター、バヨネットフード HB-15、FTZマウントアダプター、RAWファイルをNX Studioでピクチャーコントロール:最新のピクチャーコントロール スタンダードで現像、リサイズ
【期間限定】MF旧製品メンテナンスサービスとは関係ないのだが、AF-S VR Zoom-Nikkor 70-300mm f/4.5-5.6G IF-EDは遠景が弱い ― 2024年08月06日の続きで、これだったら遠景はAI AF Zoom-Nikkor ED 70-300mm F4-5.6Dの方がよかったんじゃないかと持って行って撮影したもの。
羽田空港の第3ターミナルは国際便のターミナルで、2020年3月14日に第2ターミナルでも国際線運用開始したことに伴い、「国際線ターミナル」の名称が「第3ターミナル」に変更となったものだ。第3ターミナルになってから行ってないので、今回見送りに行ってついでに展望デッキからレンズを試してみたわけだ。
やはり、AF-S VR Zoom-Nikkor 70-300mm f/4.5-5.6G IF-EDの遠景よりも、AI AF Zoom-Nikkor ED 70-300mm F4-5.6Dの遠景の方がきちんと解像していた。ニコンZボディでは、AI AF Zoom-Nikkor ED 70-300mm F4-5.6Dはマニュアルフォーカス(MF)になってしまうのが残念。こんなんだったらD610買おうかなという気になってくる。Biogonが使えると思ってZ6にしたのだが、Biogonだと像面湾曲は凹レンズで補正できても、周辺の色被りは残ってしまうので。
【関連】
Ai AF Zoom-Nikkor ED 70-300mm F4-5.6Dはカリッとしたニコンらしい描写 ― 2014年05月11日
Nikon 1用AS-N1000モドキ ― 2024年06月25日 00時00分00秒
リコーGRのピントが合わなくなってから、小型デジカメ難民なのだが、代わりにまたNikon 1 V1を使ってみたりしている。
ニコン、高倍率14.3倍のズームレンズ「NIKKOR Z 28-400mm f/4-8 VR」を発表 ― 2024年03月27日の作例参照
ただ、Nikon 1 V1は非常に使いにくいところがあり、それの一つが背面液晶とEVFの切り替えの遅さだ。ストップウォッチで計ってみたが、背面液晶の状態からEVFに顔を近づけてからEVFに画像が映し出されるまで、平均で0.74秒ぐらいある。1秒切ってるからそんなに長くないように思うかもしれないが、これは体感では結構長い。そのあいだずっと真っ暗なんだから。
だったら最初からEVFのセンサーのところにパーマセルでも貼って、EVF専用にすればいいと思うかもしれないが、その場合でもスイッチを入れてからEVFに像が映し出されるまでやはり1秒弱掛かる。最初からEVFのみにする設定はない。こういうところがNikon 1の駄目なところだ。あれが駄目ならこうすればいいじゃん→それも駄目みたいな何重にも駄目なのだ。最初から起動時EVFオンの設定があれば、すぐにファインダーで撮影できるのに、そんな設定はないし、ファームアップで改良すらしない。
それで、そうだ、それならアクセサリーシューに外部ファインダー付けてスナップ撮影すればいいじゃん。しかし、Nikon 1 V1のアクセサリーシューは専用のタイプで、普通のアクセサリーシューに対応した外部ファインダーは付けられない。
そんなこともあろうかと、マルチアクセサリーポートアダプター AS-N1000を買っておいたぜ…と思ったのだが、探しても見つからない。中古でみると、新品時の実売価格よりも高騰している。うーん。
【追記:2024年10月2日】
アクセサリーのストック箱をごそごそしていたら、本物のニコンAS-N1000を発見した。
Nikon AS-N1000アダプター発見 ― 2024年10月02日
【追記ここまで】
しかし、そんなときに助かるのがAliexpress。探したらありましたよ、マルチアクセサリーポートアダプター AS-N1000のパチモンが。
Jcカメラ用シューズアダプター,nuon1,マルチポート,ユニバーサル,標準,LEDライト,フラッシュ,靴のマウントアクセサリーの交換,AS-N1000
シューが和訳されたときに靴になっているのが笑えるが、「nuon1」はわざとだろうな。Nikon1と書いたら、ニコンに怒られるからだ。
執筆時のいまは1462円(送料込み)になっているが、自分が買ったときはセールで1282円(送料込み)だった。注文してから1週間で中国から日本に届いた。
現物の外形はほぼAS-N1000と同じ。正面にNikonのロゴが入っていない。ただ、自分に届いたモノは、アクセサリーシューの入口の金属がきちんと嵌まっていないままに組み立てられていて、外部ファインダーなどの足が入らない。返品しようかとも思ったが、ねじがあるので分解してみた。
裏側の1つしかないねじを外すと、着脱ボタンとバネがあって、それと4つのねじが見える。4つとも外すと、上下に分離するので、嵌まっていない金属を反対側と同じように挟んだ。しかし、ちょっと曲がっていたのかそのままだとまた組み立てたときに外れてしまうので、ラジオペンチでうまく嵌まるようにコの字型を整形して嵌めた。もとどおりに組み立てたら、外部ファインダーもきちんと挿入できるようになった。よいこは自分で直さずにちゃんと不具合報告して交換してもらった方がよいでしょう。
このAS-N1000モドキをNikon 1 V1に装着すると、ちょっと最後の方がきついのだが、なんども出し入れしているうちになじんできた。一応ロック機構も効いているみたいなので、付けっぱなしでも落とすことはなさそうだ。
さて、GR Digital(初代)のときに買った外部ファインダー GV-1をAS-N1000モドキに装着してみた。
うーん、Nikon 1 V1のEVFが邪魔で、GV-1を覗きにくい。どうしても目がGV-1から離れるので、21mmの枠は見えるのだが、28mmの枠の外で21mmの枠の中がギラギラしていてその部分の被写体は見えない。このGV-1は安いだけあって、目をGV-1に密着させても21mm枠の内側で28mmの外側は、目の位置でギラギラして見えない部分がある。非常にクリティカルなのだ。28mm枠で使う分には問題ない。
これだったら、ノーファインダーで撮影した方がいいなぁ。Nikon 1 V1のAFは爆速でしかも外さないので。
ちなみにEVFが真っ暗なときでもシャッターボタンを押せば撮影は可能なので、まあ、1 NIKKOR 10mm f/2.8 + Ricoh ワイドコンバージョンレンズGW-1の21mm相当でノーファインダー撮影または背面液晶撮影するか。
せっかく買ったAS-N1000モドキだが、スピードライト(ストロボ)の連動もないコールドシューなので、ほかに使い道がない。ただ、このAS-N1000モドキだけがコールドシューなのではなく、本物のAS-N1000でさえコールドシューなので、AS-N1000モドキが悪いわけではない。独自仕様のホットシューにした上で、従来のニコン仕様のホットシュー変換やただのホットシュー変換機能のあるアダプターさえ出さなかったニコンが悪いのだ。Nikon 1シリーズがもっと長く続いていればきっと中国から単純なホットシュー変換のアダプターは発売されただろうなぁ(それだと外部自動調光やマニュアル発光で従来のストロボが使える)。
あと、外部ファインダーGV-1は、接眼部にゴムなどが貼られていないので、メガネの人は一工夫した方がよい。眼鏡のレンズが傷だらけになるかもしれない。私も弱い老眼鏡を常時掛けるようになったので(細かい作業時にはもっと度のきついものに掛け替える「2本使い」)、GV-1にはなにかゴムを貼りたいと思う。GV-1はCONTAX G1を使うときに必要なのだ(Biogon T* 21mm F2.8付属のファインダーの水平が怪しいので)。
Biogon T* 21mm F2.8は、Nikon Z6では十分に性能が発揮されないので、またCONTAX G1でフィルム撮影してみたい。富士フイルムが中国でネガフィルム製造委託を始めたらしいし。しかし、CONTAX G1とNikon 1 V1を持って出掛けたら、ストレスで憤死しそうだな(泣)。
Lomo LC-A Minitar-1 Art Lens +Nikon Z6 定点撮影 ― 2024年05月24日 00時00分00秒
このところカメラネタが少ないので、Lomo LC-A Minitar-1 Art Lens を例の秋葉原の和泉橋からの定点撮影してみた記事を書く。
Lomo LC-A Minitar-1 Art Lensは、もともとCosina CX-2を旧ソ連のLOMO PLC光学研究所がコピーして作ったLOMO LC-Aに付いていたレンズで、2005年以降は中国のフェニックスオプティカルファクトリーが製造している。LC-AやLC-A+はレンズ固定式カメラだったが、このLomo LC-A Minitar-1 Art Lensは、そのレンズをライカMマウントにしたものだ。
ヒストリー — LOMO LC-A+ - ロモグラフィーを象徴する実験的な35mmフィルムカメラ
Lomo LC-A Minitar-1 Art Lens + Leica M - Nikon Z クローズアップマウントアダプター ― 2023年12月26日
Lomo LC-A Minitar-1 Art Lensは、上記2023年12月26日に構成図を貼ったが、32mm F2.8 4群5枚のレンズだ。
作例を見てもらうと分かるが、若干の糸巻き型の歪曲収差がある。両端のビルがお腹が出ているかのように写っている。
【写真1】秋葉原・神田川(和泉橋から神田ふれあい橋方向を望む):Nikon Z6、Lomo LC-A Minitar-1 Art Lens +、ロモグラフィーLeica M - Nikon Z クローズアップマウントアダプター、32mm、絞り優先AE(F2.8開放、1/800秒)、ISO-AUTO(ISO 100)、ピクチャーコントロール:AUTO、AWB(5790K)、マルチパターン測光、マニュアルフォーカス、手ぶれ補正ON(35mm F2.8で設定)、高感度ノイズ低減:標準、手持ち撮影
【写真1】ピントは神田ふれあい橋の文字のところで合わせている。絞り開放では、四隅が夢の中のようにぼわっとなってしまっている。四隅が悪いというよりは、被写界深度が四隅のところまで至っていないのだろうが、急激にとろけてしまっている。実質的なイメージサークルはAPS-Cサイズなのだろうが、もともとフィルムカメラのLOMO LC-Aのレンズであり、ネガフィルムでプリントする場合にはこの四隅はプリントされないか、主要被写体は来ないのでなんとかなっていたと思われる。
【写真2】写真1の中心部をトリミング:秋葉原・神田川(和泉橋から神田ふれあい橋方向を望む):Nikon Z6、Lomo LC-A Minitar-1 Art Lens +、ロモグラフィーLeica M - Nikon Z クローズアップマウントアダプター、32mm、絞り優先AE(F2.8開放、1/800秒)、ISO-AUTO(ISO 100)、ピクチャーコントロール:AUTO、AWB(5790K)、マルチパターン測光、マニュアルフォーカス、手ぶれ補正ON(35mm F2.8で設定)、高感度ノイズ低減:標準、手持ち撮影
【写真2】中心部でも絞り開放だとこんな感じ。Nikon Z6のピーキング表示では、ピークを検出できないぐらいの鮮鋭度だ。でも等倍で見なければなんとなく味のある感じかもしれないし、ちゃんとピントを合わせていれば、フィルムでゾーンフォーカスで撮っていたときよりもよく写っているのではないだろうか。
【写真3】秋葉原・神田川(和泉橋から神田ふれあい橋方向を望む):Nikon Z6、Lomo LC-A Minitar-1 Art Lens +、ロモグラフィーLeica M - Nikon Z クローズアップマウントアダプター、32mm、絞り優先AE(F5.6、1/250秒)、ISO-AUTO(ISO 100)、ピクチャーコントロール:AUTO、AWB(7240K)、マルチパターン測光、マニュアルフォーカス、手ぶれ補正ON(35mm F2.8で設定)、高感度ノイズ低減:標準、手持ち撮影
【写真3】これもピントは神田ふれあい橋の文字のところに合わせている。F5.6まで絞ると、ほんの四隅以外は被写界深度内に入ってくる。F5.6まで絞ると、かろうじてNikon Z6のピーキング表示が反応する。F2.8開放のときと1分も経っていないはずなのだが、オートのホワイトバランスが随分違うのはご容赦くだされ。
【写真4】写真3の中心部をトリミング:秋葉原・神田川(和泉橋から神田ふれあい橋方向を望む):Nikon Z6、Lomo LC-A Minitar-1 Art Lens +、ロモグラフィーLeica M - Nikon Z クローズアップマウントアダプター、32mm、絞り優先AE(F5.6、1/250秒)、ISO-AUTO(ISO 100)、ピクチャーコントロール:AUTO、AWB(7240K)、マルチパターン測光、マニュアルフォーカス、手ぶれ補正ON(35mm F2.8で設定)、高感度ノイズ低減:標準、手持ち撮影
【写真4】F5.6まで絞った中心部でもまだこんな感じで、これはこのレンズの味として受け入れるべきなんだろう。もっとシャープにカリカリ写るレンズはいくらでもあるので。Lomo LC-A Minitar-1 Art Lensは、厚みが薄いレンズなので、F8に絞ってピントを3mとか2.5mぐらいにしてバシバシ撮るレンズなのだろう。絞りはクリックのないレバー操作なので、そういう速写スナップ派の人はパーマセルでも貼っておいた方がいいかもしれない。
もうすこし広角の28mmとか21mmあたりのこういうレンズがあればいいなぁ。20mm F5.6 のRUSSAR (ルサール)かねぇ。でもRUSSAR (ルサール)だとBiogon(ビオゴン)と同じで対称型なので周辺部が色被りするんだろうなぁ。周辺部が色被りしないでコンパクトな超広角レンズがほしいなぁ。 NIKKOR Z 20mm f/2.8 SとかNIKKOR Z 20mm f/3.5 Sとか出して欲しいなぁ。
Ai Nikkor 20mm F2.8SとBiogon T* 21mm F2.8の歪曲収差 ― 2024年05月14日 00時00分00秒
なかなか更新できずすまんです。今日は最近あまり使っていなかったAi Nikkor 20mm F2.8S(AI Nikkor 20mm f/2.8S)とCONTAX G用Carl Zeiss Biogon T* 21mm F2.8の歪曲収差の比較だ。ただし、CONTAX G用Carl Zeiss Biogon T* 21mm F2.8は、補正のためにシグマ光機球面平凸レンズ / SLB-50-1500PM(可視光域マルチコーティング)をレンズ前に装着しているので、Biogonオリジナルの歪曲収差ではない。
【写真1】ランドマークプラザ(横浜市西区、2024年4月):Nikon Z6、Ai Nikkor 20mm F2.8S(AI Nikkor 20mm f/2.8S)、F8 絞り優先AE、1/40秒、ISO-AUTO(ISO 1100)、AWB(6900K)、マルチパターン測光、 ピクチャーコントロール:オート、手ぶれ補正ON、高感度ノイズ低減:標準、手持ち撮影、マウントアダプターPTZ、L37Cフィルター、フードなし
【写真1】の柱を見るとわかるのだが、樽型ではなく陣笠型の歪曲収差があり、柱がうねうねしている。フィルムカメラでAi Nikkor 20mm F2.8S(AI Nikkor 20mm f/2.8S)を使っていたときは、これしかないので気にならなかったが、デジタルになってからDタイプ以降のCPU付きレンズだと歪曲収差が補正できるようになった。
20mmレンズを買うときに当時現行品であったAFレンズのAi AF Nikkor 20mm F2.8D(Ai AF Nikkor 20mm f/2.8D)とMFレンズのAi Nikkor 20mm F2.8S(AI Nikkor 20mm f/2.8S)とで迷ったが、当時持っていたAFレンズのAi AF Zoom Nikkor 35-70mm F3.3-4.5SとAi AF Nikkor 50mm F1.4D(Ai AF Nikkor 50mm f/1.4D)の両方とも鏡筒に遊びがあってなんかガクガクするのでそれが嫌で値段の高い方のMFのAi Nikkor 20mm F2.8S(AI Nikkor 20mm f/2.8S)を買ったのだが、それが随分経ってから歪曲収差の補正で差が出るとは思わなかった。なお、このAi Nikkor 20mm F2.8S(AI Nikkor 20mm f/2.8S)は、2000年12月に新品で買ったが、その後全光学系を黴びさせたので、光学系はその後のRoHS(ローズ)指令対応後のレンズに交換済みである(泣)。
Ai Nikkor 20mm F2.8Sレンズが曇った ― 2018年11月11日
Ai Nikkor 20mm F2.8Sはレンズ全交換\(^o^)/ ― 2018年11月29日
Ai Nikkor 20mm F2.8Sの修理が「受付中」から進まない ― 2018年12月10日
Ai Nikkor 20mm F2.8Sの修理完了メールが来た ― 2018年12月12日
Ai Nikkor 20mm F2.8Sが修理から戻ってきた ― 2018年12月15日
【写真2】ランドマークプラザ(横浜市西区、2024年5月):Nikon Z6、Carl Zeiss Biogon T* 21mm F2.8(CONTAX G用)、F8 絞り優先AE、1/20秒、ISO-AUTO(ISO 320)、AWB(5670K)、マルチパターン測光、 ピクチャーコントロール:オート、手ぶれ補正ON、高感度ノイズ低減:標準、手持ち撮影、KIPON CONTAX G-NIK Z マウントアダプター(コンタックスGマウントレンズ → ニコンZマウント変換)、シグマ光機球面平凸レンズ / SLB-50-1500PM(可視光域マルチコーティング)
CONTAX G用Carl Zeiss Biogon T* 21mm F2.8の方は、対称型のレンズで歪曲収差が小さいのだが、フィルムと違ってデジタルカメラではセンサー前のガラスが像面湾曲を起こすので、シグマ光機球面平凸レンズ / SLB-50-1500PM(可視光域マルチコーティング)をレンズ前に入れることで像面を平坦にしている。歪曲収差は、デジタルカメラのセンサー前ガラスによって悪化するらしいのだが、平凸レンズのお蔭で打ち消しているはずだ。したがって、CONTAX G用Carl Zeiss Biogon T* 21mm F2.8をフィルムカメラで使ったときとこの作例の収差が同じ訳ではないので注意して欲しい。
Nikon Z6作例1(CONTAX G Biogon T* 21mm F2.8) ― 2021年11月13日参照。
あと【作例1】と【作例2】は撮影日も時間も違うし撮影の立ち位置もまったく同じではないので注意。
【写真2】のCONTAX G用Carl Zeiss Biogon T* 21mm F2.8の方は、歪曲収差は小さくてすっきりなのだが、周辺部の青被りが気になって仕方がない。これはセンサーに入る光が斜めすぎて(センサーに近いところに後ろ玉があって急な角度でセンサーに入る)ので、何ともしがたい。白い壁を撮ってそのデータで差し引きする修正方法もあるようなのだが、面倒くさい。NX Studioに一発で変換する機能とか載せて欲しい気もするが、まあ他社レンズのためにそんなことしないよなぁ。Nikon S型用レンズのためにと称して搭載してくれたらいいんだけどなぁ。ニコン純正Nikon Sレンズ→Nikon Zボディのマウントアダプター発売とセットでどうだろうか。無理か。
ということで、【写真1】のように、Ai Nikkor 20mm F2.8S(AI Nikkor 20mm f/2.8S)をFTZマウントアダプターでときどき使うようになったのだが、今のレンズは画像処理で歪曲収差を補正してピシッとしているので、この陣笠型の歪曲収差はなんか気になる。
となると、NIKKOR Z 20mm f/1.8 Sを買うべきなんだろうが、これ、ちょっと大きすぎる。なんか望遠レンズみたいに長い。ズームなら仕方がないが、超広角単焦点レンズでこの長さ重さはないだろう。寸法:約84.5mm(最大径)×108.5mm(レンズマウント基準面からレンズ先端まで)で、質量:約505gもある。
これだけ重くて大きいのなら。F1.8が必要な人以外は、まず最初にNIKKOR Z 14-30mm f/4 Sを買った方がいいんだろうなぁ。NIKKOR Z 14-30mm f/4 Sは、寸法:約89mm(最大径)× 85mm(レンズマウント基準面からレンズ先端まで、沈胴時)、質量:約485gだ。こっちの方が軽い。自分も多分NIKKOR Z 14-30mm f/4 Sを先に買うと思う。
ただ、いまニコンZ6で超広角撮影するのに、APS-CのAF-S DX NIKKOR 10-24mm f/3.5-4.5G EDは悪くはないんだが(D300やD300sで使っていたときと同じレンズとは思えないぐらいによい)、画素数がちょっと少なくてトリミングとかし難いんだよねぇ。
そこで、考えられるのが、Ai AF Nikkor 20mm F2.8D(Ai AF Nikkor 20mm f/2.8D)を買い増すことだ。Ai Nikkor 20mm F2.8S(AI Nikkor 20mm f/2.8S)と同じ光学系でFTZ経由ではMFになるが、Dタイプなので歪曲収差の自動補正が利く。中古価格も安い。しかし、同じ光学系のレンズを2つ持つのはなぁ。しかもMFの方を買うときに見送ったレンズだし、いまZ6で使ってもAFレンズなのにMFでしか使えないし…。誰ですか、Ai Nikkor 20mm F2.8Sを黴びさせたときにAi Nikkor 20mm F2.8Dを買っておけばよかったなんていうのは(泣)。
次に考えられるのが、AF-S NIKKOR 20mm f/1.8G EDだ。これならFTZ経由でもAFが利くし、歪曲収差も自動補正だ。寸法:約82.5mm(最大径)×80.5mm(レンズマウント基準面からレンズ先端まで)、質量:約355gで明るいからそんなにコンパクトじゃないけど、FマウントだからDSLRでも使える。絞り環ないけど。
あとは、AF-S NIKKOR 16-35mm f/4G ED VRだが、寸法:約82.5mm(最大径)×125mm(バヨネットマウント基準面からレンズ先端まで)、質量:約680gで重い。これだけ重いのなら、画質的にもNIKKOR Z買う。安ければ買ってもいいような気もするがそんなに安くないっぽい。
と、いろいろ思案中だが、バイク(CRF250L)の整備やパーツ等に散財してしまったので(あとで別記事にしたい)、いますぐには買えない。しばらくはAF-S DX NIKKOR 10-24mm f/3.5-4.5G EDで我慢かなぁ。
名古屋市市政資料館(旧名古屋控訴院) ― 2024年04月22日 00時00分00秒
またまた名古屋に行く機会があり(嬉)、空き時間に名古屋市政資料館(旧名古屋控訴院)(名古屋市東区)に行ってみた。いまNHKでやっている連続テレビ小説(朝ドラ)の『虎に翼』で、当時の東京地裁としてロケ地になっているのが、この旧名古屋控訴院である名古屋市市政資料館なのだ。
市政資料館案内(名古屋市)
朝ドラ「虎に翼」のロケ地はどこ? あさイチでも話題「裁判所は…」
今回はニコンZ6にNIKKOR Z 24-70mm f/4 Sだけを持って行ったのだが、もっとワイドなレンズも持って行くべきだった。Biogon T* 21mm F2.8かAi Nikkor 20mm F2.8SかAF-S DX NIKKOR 10-24mm f/3.5-4.5G EDか。この中で一番安定した写りなのはAF-S DX NIKKOR 10-24mm f/3.5-4.5G EDなのだが、いかんせんDX(APS-C)用レンズなので、Z6だと3936×2624(L:10.3M)になってしまう。コンパクトで歪曲が小さくて端までピシッと写る超広角単焦点レンズがほしい。
なお、名古屋市市政資料館(旧名古屋控訴院)に入ると、撮影に許可が要るような内容の看板があるが、これはロケなどの場合の話で、一般の見学者が施設を勝手に撮影する分にはまったく許可は不要だということだ。事務室で確認した。
【写真1】名古屋市市政資料館(旧名古屋控訴院)エントランス:Nikon Z6、NIKKOR Z 24-70mm f/4 S、24mm、絞り優先AE(F8、1/250秒)、ISO-AUTO(ISO 100)、ピクチャーコントロール:AUTO、AWB(5170K)、マルチパターン測光、ワイドエリアAF(S)、手ぶれ補正ON(ノーマル)、自動ゆがみ補正ON(強制ON)、高感度ノイズ低減:標準、手持ち撮影、Nikon NCフィルター、バヨネットフード HB-85
【写真2】名古屋市市政資料館(旧名古屋控訴院)エントランス:Nikon Z6、NIKKOR Z 24-70mm f/4 S、24mm、絞り優先AE(F8、1/200秒)、ISO-AUTO(ISO 100)、ピクチャーコントロール:AUTO、AWB(5010K)、マルチパターン測光、ワイドエリアAF(L)、手ぶれ補正ON(ノーマル)、自動ゆがみ補正ON(強制ON)、高感度ノイズ低減:標準、手持ち撮影、Nikon NCフィルター、バヨネットフード HB-85
【写真2】でわかるように、名古屋市市政資料館(旧名古屋控訴院)の入口正面に木が植わっていて、真正面から撮れないのだ。なんでこんなところに植え込みを作るんだ。これはシフトレンズ買えということなのか(違)。でもPC-E NIKKOR 24mm f/3.5D EDとかあったら植え込み避けて真正面からの写真撮れるんだろうな、とPC NikkorかPC-E NIKKORがほしくなった。帰りにトップカメラに寄ると危険がアブナイので今回は寄らなかった。まあ先立つものがないから安心(泣)。
ニコンDfでアオリ撮影用「PC-Nikkor」新旧3本撮り比べ(デジカメWatch)Reported by 糸崎公朗(2014/1/23 08:00)の「アオリレンズの基本的使い方」参照。
【写真3】名古屋市市政資料館(旧名古屋控訴院)階段:Nikon Z6、NIKKOR Z 24-70mm f/4 S、24mm、絞り優先AE(F8、1/50秒)、ISO-AUTO(ISO 4000)、ピクチャーコントロール:AUTO、AWB(4510K)、マルチパターン測光、ワイドエリアAF(L)、手ぶれ補正ON(ノーマル)、自動ゆがみ補正ON(強制ON)、高感度ノイズ低減:標準、手持ち撮影、Nikon NCフィルター、バヨネットフード HB-85
絞り優先AEでずっとF8で撮っていたので、執務室以外の建物内ではISO4000になってしまっている。しかし、D300Sなどと違ってZ6だとISO4000でも全然高感度の劣化が感じられないのでばんばん絞って撮れますな。
【写真4】名古屋市市政資料館(旧名古屋控訴院)階段のステンドグラス:Nikon Z6、NIKKOR Z 24-70mm f/4 S、24mm、絞り優先AE(F8、1/50秒)、ISO-AUTO(ISO 1800)、ピクチャーコントロール:AUTO、AWB(4840K)、マルチパターン測光、ワイドエリアAF(L)、手ぶれ補正ON(ノーマル)、自動ゆがみ補正ON(強制ON)、高感度ノイズ低減:標準、手持ち撮影、Nikon NCフィルター、バヨネットフード HB-85
階段を上がった正面と、玄関ホールの天井にステンドグラスがはまっている。美しい。階段上がった正面のステンドグラスは、NX-StudioでRAWファイルにアクティブDライティングを使ってもステンドグラス部分は露出オーバーで細かな情報が飛んでしまっているので、諦めてJPEG撮って出しのリサイズだ(このブログでは特に断りのない限りJPEG撮って出しのリサイズ)。
【写真5】名古屋市市政資料館(旧名古屋控訴院)会議室:Nikon Z6、NIKKOR Z 24-70mm f/4 S、24mm、絞り優先AE(F8、1/50秒)、ISO-AUTO(ISO 4500)、ピクチャーコントロール:AUTO、AWB(3380K)、マルチパターン測光、ワイドエリアAF(L)、手ぶれ補正ON(ノーマル)、自動ゆがみ補正ON(強制ON)、高感度ノイズ低減:標準、手持ち撮影、Nikon NCフィルター、バヨネットフード HB-85
名古屋控訴院の会議室として使われていた部屋だ。「奉安所」が設置されている。
【写真6】名古屋市市政資料館(旧名古屋控訴院)明治憲法下の法廷(名古屋控訴院第2号法廷)の復元:Nikon Z6、NIKKOR Z 24-70mm f/4 S、24mm、絞り優先AE(F8、1/50秒)、ISO-AUTO(ISO 4500)、ピクチャーコントロール:AUTO、AWB(3380K)、マルチパターン測光、ワイドエリアAF(L)、手ぶれ補正ON(ノーマル)、自動ゆがみ補正ON(強制ON)、高感度ノイズ低減:標準、手持ち撮影、Nikon NCフィルター、バヨネットフード HB-85
【写真7】名古屋市市政資料館(旧名古屋控訴院)留置場第二号(独房):Nikon Z6、NIKKOR Z 24-70mm f/4 S、24mm、絞り優先AE(F8、1/50秒)、ISO-AUTO(ISO 7200)、ピクチャーコントロール:AUTO、AWB(3310K)、マルチパターン測光、ワイドエリアAF(L)、手ぶれ補正ON(ノーマル)、自動ゆがみ補正ON(強制ON)、高感度ノイズ低減:標準、手持ち撮影、Nikon NCフィルター、バヨネットフード HB-85
【写真8】名古屋市市政資料館(旧名古屋控訴院)留置場第二号(独房):Nikon Z6、NIKKOR Z 24-70mm f/4 S、24mm、絞り優先AE(F8、1/50秒)、ISO-AUTO(ISO 4500)、ピクチャーコントロール:AUTO、AWB(3480K)、マルチパターン測光、ワイドエリアAF(L)、手ぶれ補正ON(ノーマル)、自動ゆがみ補正ON(強制ON)、高感度ノイズ低減:標準、手持ち撮影、Nikon NCフィルター、バヨネットフード HB-85
旧名古屋控訴院の地下にある留置場。この裁判所に留置場があることの資料がないといった説明書きがあった。戦前の制度では、検察官が裁判所に同居していたので、検察官が容疑者を取り調べるために裁判所に留置場があったのではないかと書かれていた。
【写真9】名古屋市市政資料館(旧名古屋控訴院)「ネコにむやみにエサをやらないでください 名古屋市」:Nikon Z6、NIKKOR Z 24-70mm f/4 S、39mm、絞り優先AE(F8、1/100秒)、ISO-AUTO(ISO 100)、ピクチャーコントロール:AUTO、AWB(5410K)、マルチパターン測光、ワイドエリアAF(S)、手ぶれ補正ON(ノーマル)、自動ゆがみ補正ON(強制ON)、高感度ノイズ低減:標準、手持ち撮影、Nikon NCフィルター、バヨネットフード HB-85
名古屋市市政資料館(旧名古屋控訴院)の敷地内にある立て看板。「ネコにむやみにエサをやらないでください」ということは、むやみでなければエサをやってもいいんだ。ここはノラ猫軍の駐屯地の可能性があるな(笑)。
【写真10】名古屋市市政資料館(旧名古屋控訴院)前の「司法書士長屋」:Nikon Z6、NIKKOR Z 24-70mm f/4 S、39mm、絞り優先AE(F8、1/100秒)、ISO-AUTO(ISO 100)、ピクチャーコントロール:AUTO、AWB(5410K)、マルチパターン測光、ワイドエリアAF(S)、手ぶれ補正ON(ノーマル)、自動ゆがみ補正ON(強制ON)、高感度ノイズ低減:標準、手持ち撮影、Nikon NCフィルター、バヨネットフード HB-85
「司法書士長屋」は私が勝手に名付けたものだが、かなり古そうな木造2階建ての長屋に司法書士事務所がたくさん入っている。名古屋市市政資料館(旧名古屋控訴院)の門柱には、「名古屋供託局」の表示が入ったものも残っているので、供託局の目の前に司法書士さんがたくさん事務所を構えていたのかもしれない。どのくらい古い建物かわからないが、このあたりは戦争で焼けていないのかもしれない。
冒頭で言及した、連続テレビ小説(朝ドラ)の『虎に翼』だが、ほかにも鶴舞公園(名古屋市昭和区)にある名古屋市公会堂も使われているので、町並みは明治村(愛知県犬山市)で撮影しているのかと思ったら、市電が走っているシーンなどはワープステーション江戸(茨城県つくばみらい市南太田)で撮っているらしい。ワープステーション江戸は、以前はテーマパークだったが、NHKが買い取って2020年3月31日以降は一般公開はされなくなったようだ。
ということで、また名古屋に行くのであればやはり超広角レンズは持って行かないとなぁと思う今日のこの頃だ。
Garmin Smartphone LinkにGoogleマップから位置情報共有が復活(さらに追記あり) ― 2024年03月14日 11時00分00秒
バイク用ナビゲーションシステムのGarmin Zumo 396を買ったらすぐに販売終了になってしまった件は既に書いた。
Garmin バイク用ナビZumo396は広くて深い沼だった(泣)【追記あり】 ― 2023年11月22日
Garmin Zumo 396は色々できてすごいナビなのだが、世界中の地図に対応していたり色々できる反面、ナビ自体の検索機能はお粗末だった。なにせ日本地図で日本の道路の峠名がナビの検索機能でほとんど見つからない。
それを補うのが、スマホのGarmin Smartphone Linkというアプリだった。ただ、Garmin Smartphone Link自体は検索がナビ本体よりももっとできなかった(泣)。
さらにそれを補うのが、Googleマップで検索した場所をGarmin Smartphone Linkに「共有」し、Garmin Smartphone LinkはBluetoothでZumo396に飛ばせる機能なのである。
ところが2023年10月にZumo396を買った時点では、Garmin Smartphone Linkはandroid13に対応しておらず、インストールできなかった(android13のスマホでGarmin Smartphone LinkをGooglePlayで検索しても出てこない)。
それが、2023年10月29日にGarmin Smartphone Linkがアップデートしてandroisd13でもGoogle Playに出てくるようになった。
しかし、2023年の夏頃から、Googleマップの位置情報をGarmin Smartphone Linkに共有できなくなっていた。全然違う位置がGarmin Smartphone Linkに表示されたり、「バックグラウンドでGarmin Smartphone Linkが繰り返し○○しています」とか表示されたりしていた。
せっかくandroid13でもGarmin Smartphone Linkが使えるようになっても、肝心のGoogleマップの位置情報をGarmin Smartphone Linkに伝えられないのは使い勝手が悪い。結局Googleマップで検索して見つけた位置を、Garmin Smartphone Link内の地図で同じ場所を表示させて、それをZumo396にBluetoothで飛ばしていた。
ところが、Googleマップ バージョン11.118.0101更新日2024年2月28日になってから、Garmin Smartphone Link バージョン2.7.1 更新日2023年10月29日に位置情報が共有できるようになっているのだ。これでGoogleマップで検索した位置をGarmin Smartphone Link経由でZumo396に飛ばせる。従来Zumoユーザーが便利だと仰っていた機能が、Zumo396購入後5か月でやっと実現した。やっぱりGoogleマップ側の問題だったのだ。
↑Googleマップで「我楽多屋」さんを検索
↑Googleマップで検索した「我楽多屋」さんの位置情報をGarmin Smartphone Linkで共有したところ
↑Garmin Smartphone LinkからZumo396に「我楽多屋」さんの位置情報を送信して表示させたところ
これでいろいろな場所をGoogleマップで検索して、Garmin Smartphone Link経由でZumo396に飛ばして、案内させることができる。よかった。
【追記】GoogleマップとGarmin Smartphone LinkのスクリーンショットとZumo396の画面の3枚の写真を追加した。【追記ここまで】
【追記:2024年4月19日】
大変残念なことに、Googleマップ バージョン11.124.0102更新日2024年4月11日に自動アップデートしたら、またGarmin Smartphone Link バージョン2.7.1 更新日2023年10月29日に位置情報が共有できなくなった。これでGoogleマップで検索した位置をGarmin Smartphone Link経由でZumo396に飛ばすことができなくなった。2か月持たなかった。これからツーリングシーズンだというのに(泣)。
ベータ版テスターになって、Googleマップ バージョン11.125.0101更新日2024年4月17日にしてみたが、Garmin Smartphone Linkに位置を「共有」すると、”「SmartphoneLink」が繰り返し停止しています”となって、Garmin Smartphone Linkに位置が共有されない。
【追記ここまで】
【さらに追記:2024年4月30日】
推奨できない方法なのだが、uptodownというサイトにGoogleマップの過去バージョンがアップロードされているので、現在のGoogleマップ11.127.0101(ベータ)をアンインストールして、uptodownのGoogle Maps 11.118.0101をインストールしてみた。Googleマップで検索した場所をGarmin Smartphone Link バージョン2.7.1 更新日2023年10月29日に「共有」できた。また、「自動更新」はオフにした(最新版にバーションアップされるとまたGarmin Smartphone Linkに共有できなくなるから)。しかし、これはGooglePlay以外からダウンロードしたアプリをインストールすることになるので(デフォルトの設定ではGooglePlay以外からのインストールはできないようになっている)、自己責任でお願いします。
【さらに追記ここまで】
【さらにさらに追記:2024年4月30日】
Googleマップのバージョンの確認は、Googleマップを開いて「プロフィール写真」(写真がない場合はGoogleアカウントの一部文字がマークになっている)をクリック→「設定」をクリック→「概要、利用規約、プライバシー」をクリックするとバージョンが示されている。
【さらにさらに追記ここまで】
【追記その4:2024年9月5日】
大変残念なことに、Googleマップの自動更新を無効にしていても、バージョン11.125.0102にアップデートされて、ガーミンのSmartphone Link 2.7.1に位置情報を共有できなくなっていた。調べると2024年7月23日にアップデートされていた。2024年9月5日現在のGoogleマップの最新版は11.144.0105だ。それでアンインストールして11.118.0101をインストールしてみたのだが、インストールできなくなっていた(インストール許可をしても駄目)。おそらく自動更新を無効にしていても現在の最低限のバージョンが11.125.0102だということなのだろう。Googleマップ バージョン11.125.0102も11.144.0105もSmartphone Link 2.7.1に位置を共有しようとすると「Smartphone Linkが繰り返し停止しています」となって共有できない。要するにGoogleマップで調べた場所をZumo396に送ることがまたできなくなった。調べるともう10年近く、Googleマップがアップデートするたびに共有できたりできなかったりするようだ。ガーミンのSmartphone Linkの設計が根本的におかしいのではないか。Smartphone Linkの検索がうまくいけばGoogleマップの検索結果を送る必要がないのだから、共有が不安定であるならば、Smartphone LinkがGoogleマップ並みに検索できるように改良してほしい。これでは値段の高いナビが生きてこない。
対処方法としては、Googleマップで検索した場所を、Smartphone Link内の地図で同じ場所を手動で表示させる(Smartphone Link内で表示される地図もGoogleマップなのだが検索窓がない)。それをBluetooth接続しているZumo396に送信する。Smartphone Link内地図をタップすると「送信ボタン」が出るので押すだけだ。ちょっと手間だがこの使い方をするしかない。
あとは、Googleマップの旧バージョンのうち、11.125.0102よりも新しくて、Smartphone Linkと共有が可能なバージョンを探す方向がある。
古いバージョンのGoogle Maps(Uptodown)
GooglePlay以外からのインストールになるので自己責任で。
【追記その4ここまで】
トップの写真は記事とは関係ない。
スクワール麹町・フルートを奏でる女性と聞き耳を立てる猫のブロンズ像。(東京・四谷):Nikon Z6、Carl Zeiss Biogon T* 21mm F2.8(CONTAX G用)、F5.6 絞り優先AE、1/30秒、ISO-AUTO(ISO 100)、AWB(8320K)、マルチパターン測光、 ピクチャーコントロール:オート、手ぶれ補正ON、高感度ノイズ低減:標準、手持ち撮影、KIPON CONTAX G-NIK Z マウントアダプター(コンタックスGマウントレンズ → ニコンZマウント変換)、シグマ光機球面平凸レンズ / SLB-50-1500PM(可視光域マルチコーティング)、フードなし
Carl Zeiss Biogon T* 21mm F2.8(CONTAX G用)を使うときは、ピーキング表示を当てにしてはいけない。これとは別のカットで、ピーキングに頼って撮って、PCに移してから確認したら、前ピンでどこにもピントが合ってないものがあった(泣)。これじゃCONTAX G1と同じじゃないか(泣)。ちゃんと拡大機能を使ってピントを確認しないといけない。Carl Zeiss Biogon T* 21mm F2.8(CONTAX G用)には距離指標もないので。【追記】この作例もなんかピントが甘いような気がしてきた(泣)。【追記ここまで】
タミヤ モデルクリーニングブラシ(静電気防止タイプ) ― 2024年02月11日 00時00分00秒
デジカメWatchの岡嶋和幸の「あとで買う」987点目:商品撮影時のクリーニングに便利なブラシ(2024年1月12日 07:00)で紹介されていた タミヤ「モデルクリーニングブラシ」(静電気防止タイプ) を買ってみた。
KIPON CONTAX G-NIK Z マウントアダプター グリス交換 ― 2023年12月31日 のNikon Z6、Carl Zeiss Biogon T* 21mm F2.8(CONTAX G用)、KIPON CONTAX G-NIK Z マウントアダプター(コンタックスGマウントレンズ → ニコンZマウント変換)、シグマ光機球面平凸レンズ / SLB-50-1500PM(可視光域マルチコーティング)の写真でZ6のトップや特にアクセサリーシューに埃がたくさん付いてるのが自分で気になっていたので、これは買わねばと思った(面倒なので撮り直しはしない)。
この”岡嶋和幸の「あとで買う」”の記事公開直後は売り切れが続出していたが、1月下旬にはヨドバシドットコムでも買えるようになっていた。ヨドバシドットコムで1,580円(税込)だった。
普通に埃を払うブラシとして使えばよいのだが、注意点があるので転載しておく。
TAMIYA CRAFT TOOLS
MODEL CLEANING BRUSH
タミヤ・クラフトツール (ANTI-STATIC)
モデルクリーニングブラシ (静電気防止タイプ)△使用上の注意
●塗装作業には使用しないでください。 宝飾品や貴重品には使用しないでください。●ブラシについたホコリやゴミは、こまめに取り除いてください。 ホコリやゴミが付いたブラシを使用すると、傷つきの原因になることがあります。 ●塗装面や繊細なモデルに使用するときは、慎重に作業してください。 乱暴に作業すると、塗装面が傷ついたりパーツが破損する恐れがあります。 ●除電ブラシは繊維が折れ曲がりやすいので丁寧に扱ってください。△CAUTIONS※
Not suitable for painting. Do not use on jewelry or precious goods. Periodically remove dust from brush. Dirty brush may damage surfaces. Gently wipe off painted or detailed models. Otherwise, damage or scratches may be found after wiping. Use carefully, as anti-static bristles are easily deformed.ブラシのお手入れ
ブラシが汚れた時は、まずキャップをはずし、 中性洗剤と水でやさしくもみ洗いしてください。 洗浄後は布などで水分を軽く拭き取り、ブラシの形を指で整えます。 除電ブラシが下になるように吊して陰干しし、乾燥させた後にキャップをはめてください。 有機溶剤、漂白剤、石けんは使わないでください。Maintaining brush
Remove cap first then gently wash dirty brush with detergent and water. Remove moisture with cloth and arrange the shape of brush tip. Hang dry in a cool and shaded area with brush head pointing down and close cap after the head has dried. Do not use organic solvent, bleaching powder or soap.■保管方法
ご使用後はキャップをはめ、キャップ側を下にしてブラシを立てて保管してください。 長期間保管する時は、穂先カバーを除電ブラシに装着してください。Storing brush
※引用者註:当記事公開当初”ACAUTIONS”となっていたが、OCRソフトが△の中に!が入っているマークを”A”と認識したためであった。訂正します。
Tighten cap and stand brush with the cap side pointing down. Attach tip cover to anti-static brush for long storage periods.
「宝飾品や貴重品には使用しないでください」とあるため、カメラやレンズのボディ・鏡筒のみに使用し、光学系には使わないようにしている。具体的には狭義のレンズ部分・フィルター・接眼光学系などにはブラシがあたらないように気をつけている。
使った感じでは、静電気防止がよく効いて埃が落ちやすいし、払った後もしばらくは埃の再付着がしにくい感じ。ブログ等にプラモデルなどを掲載する人だけでなく、カメラやレンズそのものの写真を掲載する人にもお勧めのブラシである。
最初から付いている台形の穂先カバーや説明書きのある台紙は捨てないように気をつけたい。
【追記】
注意書きで気になるのは、「塗装作業には使用しないでください」の部分。塗装するときこそ埃を払いたいはず。ヨドバシドットコムのタミヤ TAMIYA 74078 [モデリングブラシ 静電気防止]のレビューを見ると、塗装前に使っている人がたくさんいて、特に問題も無いようなのだが、どうして「塗装作業には使用しないでください」なのか、「塗装作業」とはどういう意味なのか、大菩薩峠に1ヶ月ほど合宿して問いただしたい気持ちだ。もしかして、塗装前に埃を払うことではなくて、このブラシを塗装用のブラシとして使うこと(このブラシに直接塗料を付けて塗ること)をやめろと言っているのだろうか。もっとわかりやすく書けと大菩薩峠(以下略)。
【追記ここまで】
ボディ内AFモーター用ニッコールレンズをソニーEマウントでAFできるアダプターMonsterAdapter LA-FE2発売 ― 2024年02月03日 00時00分00秒
MonsterAdapter から、ボディ内AFモーター用ニッコールレンズをソニーEマウントでAFできるアダプターLA-FE2がついに発売とのことだ。
ついに登場!「Dタイプニッコール」でAFできるEマウントボディ用アダプター(デジカメWatch デジカメアイテム丼)
これは、ニコンのボディ内AFモーター用のAFレンズをソニーEマウントのデジタルミラーレスカメラでAF(オートフォーカス)できるというマウントアダプターだそうだ。
ニコン純正のマウントアダプターFTZやFTZ IIでは、レンズ内AFモーターのAF-SレンズやAF-IやAF-PレンズしかAFできず、ボディ内AFモーター用のたとえばAi AF NikkorレンズはAF不可能な仕様だった。それが、ソニーEマウントでAi AF NikkorレンズがAF可能になったのだ。
昨年11月の上野クラシックカメラ博に試作品が出されていて、一部の「インフルエンサー」には試作品が提供されていたらしい。
Monster Adaptarの日本代理店・焦点工房の直販サイトでは、LA-FE2は税込み62,820円となっている。
【先行予約】MonsterAdapter LA-FE2(ニコンFマウントレンズ → ソニーEマウント変換)電子マウントアダプター AE/AF撮影可能
これはうらやましい。ニコンのカメラにニコンのレンズを付けてもAFできない組み合わせが山のようにあるのに、ソニーのカメラだとAFできてしまう悲しさ。ニコンもいい加減ボディ内AFモーター用レンズでAFできる純正アダプター発売しなさいよ。古くからのユーザーをいじめてソニーへ追いやって何が楽しいんだ?
ということで、またもやソニーEマウントが羨ましくなってきたぞ(泣)。
ちなみに、ついに登場!「Dタイプニッコール」でAFできるEマウントボディ用アダプター(デジカメWatch デジカメアイテム丼)の記事タイトルが一部Twitterで炎上気味で、"「Dタイプニッコール」でAFできる"って不正確だろうと言われていた。
Dタイプニッコールレンズって、距離情報をボディに伝達できるレンズを指すので、レンズにAF用モーターを内蔵しているしていないは関係ない。だから、私が愛用しているAI AF Zoom-Nikkor 80-200mm f/2.8D ED <NEW>は、距離情報を伝えるDタイプではあるがAFモーターは内蔵していないからFTZやFTZ IIではAF不可能だが、AI AF-S Zoom Nikkor ED 80~200mm F2.8D(IF)だとレンズ内AFモーターが内蔵されているのでFTZやFTZ IIではAF可能だ。Dタイプかどうかではなく、レンズ内にAFモーターがあるかどうかが問題なのだ。
ただ、レンズ内にAFモーターがあっても、Nikon F3AF用のAI AF Nikkor 80mm F2.8SとAI AF Nikkor ED 200mm F3.5Sの2本はその後のAF-IやAF-SやAF-Pと信号ピンが違うので別扱い。TC-16(S)も同様。
あと、Gタイプだからって全部がAFモーター内蔵のAF-Sというわけでもない。私がずっと買うのを躊躇しているAF DX Fisheye-Nikkor 10.5mm f/2.8G EDは、GタイプなのにAF-Sではない。だからFTZやFTZ IIでニコンZボディに付けてもAFできない。ずっとAF-S化されないかなと待っているうちにAF-S Fisheye NIKKOR 8-15mm f/3.5-4.5E EDが発売されてしまったので、AF DX Fisheye-Nikkor 10.5mm f/2.8G EDはボディ内AFモーター用のまま終わってしまった。
ということで、ニコンはややこしいレンズ体系を作った罪滅ぼしで、過去のAFレンズのほとんどがAFできるようにボディ内AFモーター対応のZボディ用マウントアダプターをはやく出すのだ。このままだとどんどんソニーEマウントに流れて行くゾ。どうせ古いAFレンズでAFできても、結局はシャープなNIKKOR Z買う羽目になるのだ。まずはZマウントボディを買わせるようにしないと。
【関連】
ニコンZfを2023年10月に発売、「新AFマウントアダプター」に期待 ― 2023年09月21日
【関連追記】
まさに怪物級のアダプター(カメラバカにつける薬 in デジカメ Watch、飯田ともき 2024年2月2日 06:00)
【さらに関連追記:2024年2月10日】
MonsterAdapter、ニコンF→ソニーEの電子マウントアダプターを発売。カプラー方式のAFに対応(デジカメWatch 2024年2月9日 16:04)
こちらの記事は、「Dタイプ」ではなく、「カプラー方式のAF」と正しく書かれている。
【さらに関連追記ここまで】
写真は記事とは関係ない。
特急しおさい(JR東日本255系、津田沼駅):Nikon Z6、Carl Zeiss Biogon T* 21mm F2.8(CONTAX G用)、F8 絞り優先AE、1/200秒、ISO-AUTO(ISO 100)、AWB(4920K)、マルチパターン測光、 ピクチャーコントロール:オート、手ぶれ補正ON、高感度ノイズ低減:標準、手持ち撮影、KIPON CONTAX G-NIK Z マウントアダプター(コンタックスGマウントレンズ → ニコンZマウント変換)、シグマ光機球面平凸レンズ / SLB-50-1500PM(可視光域マルチコーティング)、フードなし
電車の左後ろに写っている「高山写真館」には今回も寄れなかった。そのうち寄りたい。
INAX(LIXIL)DT-B183Xシャワートイレの水漏れ ― 2024年01月20日 00時00分00秒
荒野の故障ブログへようこそ(泣)。誰ですか、キター!!!とか言ってるのは(泣)。
昨年の話なのだが、家族がトイレに入って座って用を足した後に、便器の外側が濡れていることがあるという。私が使っていても気づかなかったので、小を外に飛ばしているのではなどといろいろ原因を探ると、どうもシャワートイレ部分、要するにお尻を洗う機能を長く使うとどこからか水が外に漏れるらしいということがわかった。
それで型番の「DT-B183X 水漏れ」で検索すると多数のサイトが見つかり、要するに内部を開けて水漏れ箇所にバスコークを塗って解決するということらしかった。
忙しくてなかなか分解する機会がなかったのだが、意を決してDT-B183Xを分解してみたが、複数のブログでここを直したら水漏れが止まったという箇所とは違うようだった。正確な漏れ位置も完全にはわからなかった。仕方ないので、もう一度組み直して、修理依頼するか考えた。
このDT-B183Xは、販売時期が2005年〜2011年で、もう修理はできないようだった。では後継品は?と調べるとLIXIL INAX DWT-ZA182(手洗付) リフレッシュ シャワートイレ(タンク付) が15万円ぐらいする(2023年10月時点)。なんでそんなに高いのかというと、タンクと便座が一体型なので高いようだ。壊れているのはシャワートイレ部分なのに、シャワートイレから便座からタンクまで一体で交換するしかないようだ。
それで調べると、手洗いのないLIXIL INAX DWT-ZA152(手洗なし) リフレッシュ シャワートイレ(タンク付) の方だと8~9万円なので、それを買うことにしようということになった。問題はそれを工務店に頼むのか自分で交換するかだ。調べると、トイレの交換には資格もなく、特殊工具も必要ないので、自分でできそうだった。
それで、手洗い無しのDWT-ZA152を買って自分で交換することにした。
今回、一体型のDT-B183Xの水漏れで気づいたことだが、トイレは一体型ではなく、別体型を買うべきだということだ。一体型は上に載せるタンクとの接合部の関係で上に載せられるタンクや便座が決まってしまっていて、かつ割高だ。下の便器を別体型に変えてしまおうかと考えたが、それは床から生えている便器を交換せねばならず、ちょっと素人には無理っぽい。一体型を買うとまた10数年で水漏れして買い換えなければならない可能性があるが、これは仕方ない。よいこは騙されて一体型を買ったり、ビルトイン食洗機とかビルトインコンロとかを買わないように(泣)。
あと、手洗いの有無だが、うちはトイレのすぐ横に洗面所があるので皆そこで手を洗う。便器の上の手洗いは不要だ。ここに手洗いがあるためにタンクの蓋を開けたときにホースが外れて水がこぼれたことがなんどかある。しかも、手洗いの水が入っていく穴の下の内部に洗濯板のような水受けがあり、これの裏面が黴だらけで酷かった。トイレに入るとトイレにはパネルヒーターを入れているのに鼻水が出ることがある理由がわかった。手洗いのないタイプだとこの洗濯板がないので、黴が生えにくい。他のメーカーはどうなのか知らないが、このメーカーの一体型トイレの手洗いありは結構酷い。というか漏れても外に漏れないように設計してくれよ(泣)。
そんなこんなでLIXIL INAX DWT-ZA152(手洗なし)リフレッシュ シャワートイレ(タンク付) が届き、DT-B183Xを外して載せ替えた。説明書も詳しく書いてあるので、バイクの整備を自分でできる人ならバイクよりも全然簡単だ(自己責任でお願いします)。
リフレッシュシャワートイレ タンク付(2023年モデル)/DWT-ZA152 取扱説明書一覧
なお、古いDT-B183Xの方は自治体の有料粗大ゴミで引き取ってもらった。
LIXIL INAX DWT-ZA152、快適だ。
写真は記事とは関係ない。
110形蒸気機関車(旧横濱鉄道歴史展示(旧横ギャラリー)桜木町):Nikon Z6、Carl Zeiss Biogon T* 21mm F2.8(CONTAX G用)、F5.6 絞り優先AE、1/100秒、ISO-AUTO(ISO 100)、AWB(5250K)、マルチパターン測光、 手ぶれ補正ON、高感度ノイズ低減:標準、手持ち撮影、KIPON CONTAX G-NIK Z マウントアダプター(コンタックスGマウントレンズ → ニコンZマウント変換)、シグマ光機球面平凸レンズ / SLB-50-1500PM(可視光域マルチコーティング)、フードなし
JR桜木町駅のCIAL桜木町ANNEX1階にある110号機関車。コシナ、ニコンZ用の「MACRO APO-LANTHAR 65mm F2 Aspherical」を11月発売(デジカメWatch) ― 2022年10月15日の作例参照。
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