povo2.0の長期間トッピング未購入による利用停止予告が来た ― 2025年01月10日 00時00分00秒
以前、楽天モバイルが無料で上限なしだったときに、家族の大量ダウンロード用途やADSLの代わりの家庭回線に使えないかと色々試してみたが、当時の楽天モバイルのハンドオーバーが悪くて電車移動中にはほとんどダウンロードできないとか、家で常時接続していたら24時間ごとに必ず接続切り替えが生じて使いにくいということで、使い道がないなぁと思っていたところで無料措置が終わって解約した話はした(文が長い)。
楽天モバイル Rakuten WiFi Pocket 契約してみた ― 2021年03月05日
楽天モバイル、自宅では楽天回線44011がバリ5 ― 2021年03月06日
楽天モバイルSIMをMR04LNとクレードルで自宅固定回線にしてみた ― 2021年03月16日
MR04LNで楽天モバイルSIMを使っていたら「パートナー回線エリア(国内)のデータ残量のお知らせ」が ― 2021年03月17日
楽天モバイルを3ヶ月ほど使ったインプレ ― 2021年06月10日
短時間に切断と再接続を繰り返す楽天モバイル ― 2021年07月12日
EGBOK P803に楽天モバイルのSIMを入れてみた ― 2022年06月22日
楽天モバイル「0円廃止」で我が家も解約 ― 2022年05月20日
楽天モバイルからpovo2.0にした途端、au通信障害 ― 2022年07月02日
それで、その楽天モバイルで割り当てられた070の電話回線をpovo2.0にMNPして現在に至っている。povo2.0は月額利用料が掛らず、その都度トッピングと称するデータ通信や通話などとなにかのパッケージを購入する方式になっている。ただし、最後の購入から180日経つと利用停止になるという仕組みだ。
これまでは180日ごとに1GB1週間みたいなのを買って利用停止を免れていた。そして、継続していた理由は、「ギガ活」というローソンとかかっぱ寿司とかでauPayで支払うともらえる300MB3日間とかいった制度があったからでもある。データ量はメインの携帯回線のIIJmioでも十分足りていて使い切れないぐらいあるのだが、どうせコンビニで買うならローソンでauPay使うかみたいなことでギガ活していた。これ以前はローソンよりもファミリーマートの方をよく使っていた。auPayもこのギガ活のために導入したのだった。
そのギガ活が終わり、もうpovo2.0を維持する理由もないので、今回はこのままこの070の電話番号の回線を手放そうと思う。povo2.0は、基本料が0円でも128kbpsのデータ通信や、通話の着信やSMSは使えるので、メインの電話番号以外にもう一つほしい人には便利なのだが、結局それらは使わなかった。メインの電話番号教えたくない人にはpovo2.0の番号教えるとか、何かのサービスの2段階認証にこの番号を使うとかも考えられたのだが、いずれ解約するときがきたときに面倒なのでそういうことは一切していなかった。結果的によかったと思う。
IIJmioのメイン回線の方は、auのMVNOにしているので、auのサブブランドであるpovo2.0を維持しても、回線障害時の回避策にはならないので、意味がないこともずっと気になっていた。povo2.0を維持する前提で、IIJmioの方をドコモのMVNOにすれば、普段はドコモ回線、いざとなったらpovo2.0のau回線という理想の体制になるのだが、そうしようと思った矢先にドコモの回線品質が悪いということがあちこちでニュースになったので、メイン回線をドコモのMVNOにする気にはなれなかった。
また、IIJmioにメイン回線をMNPする以前は、auのガラケーとIIJmioのデータ通信(ドコモのMVNO)にしていたので、どこでauがつながりやすくてどこでドコモがつながりやすい(またその逆)は、よく体感していた。混雑でつながりが悪いというのではなく、エリア的な違いとメインの周波数の違いでビルの地下とか高い階の真ん中の部屋とかでauとドコモの電波の届き具合の違いがよくわかった。エリア的には林道などではドコモの方がエリアになっていることが多いが、ビルの地下室や高い階の真ん中の部屋などは、800MHz(プラチナバンド)を中心にエリア展開しているauの方が圧倒的に圏外になりにくかった。ドコモは800MHzを僻地用だと思っているので、都心では800MHzを出していないことが多く、奥の方まで届かないのだ。そういうことでメイン回線をドコモにするのは自分の使い方では向いていなかった。povo2.0みたいな低額で維持できるドコモ回線があれば契約したいのだが、調べても基本無料のドコモ系はないようだった。
ということで、メインがauのMVNOでサブがauのサブブランドでは回線障害時の回避策にもならないので(なるとすればauの障害ではなくIIJの障害のときぐらい)、ギガ活がなくなったときにもうこれで次は更新しないと心に誓った。
ドコモがpovo2.0みたいなのをやってくれないかなぁ。
あと、auPayもメリットないから解約しようかなぁ。なお、ローソンでは再びあまり買い物しなくなり、ファミリーマートを使うことが多くなった。
【関連追記:2025年2月5日】
さようならpovo2.0、いままでありがとう ― 2025年02月05日
【関連追記ここまで】
写真は記事とは関係ない。
町田駅前(東京都町田市):Nikon Z6、NIKKOR Z 28mm f/2.8 (SE)、絞り優先AE(F8、1/320秒)、ISO-AUTO(ISO 100)、AWB(5250K)、マルチパターン測光、オートエリアAF、手ぶれ補正ON、自動ゆがみ補正ON、高感度ノイズ低減:標準、手持ち撮影、Nikon NCフィルター、Nikon HN-35フード(Ai Nikkor 45mm F2.8P専用フジツボ形フード)、Jpegからリサイズのみ
この撮影場所は東京都なのだが、町田市ってよく「神奈川県町田市」などと間違われたり揶揄されたりする。
ところが、この東京都町田市の警視庁町田警察署管内の町田駅前ペデストリアンデッキで神奈川県警が受験期における痴漢・盗撮撲滅キャンペーンを開催するらしい。やはり神奈川県町田市なのか(違)。
神奈川県警察本部犯罪抑止対策室@KPP_yokushi
1月14日(火)午後2時30分、JR町田駅ペデストリアンデッキ周辺において、受験期における痴漢・盗撮撲滅キャンペーンを開催します。 当日は、#彩ショル さんによる「痴漢撲滅ソング」の披露やシーガル隊による痴漢・盗撮撲滅宣言、啓発品の配布等を行いますので、是非お越しください。
https://x.com/KPP_yokushi/status/1877275329833636159
司会のアホマイルド坂本さんってよく知らないのだが、アホの坂田師匠へのリスペクトが入っているのだろうか?
ちなみに、ヨドバシカメラマルチメディア町田店は、店舗の大半が神奈川県相模原市南区にあるのに、一部が東京都町田市に掛っているので所在地を東京都町田市としている。ややこしや、ややこしや。
カメラマンリターンズ#13が広告一切無しで発行 ― 2025年01月09日 00時00分00秒
モーターマガジン社から発行されている「カメラマンリターンズ#13」(2024年12月23日発行)が、なんと一切の広告を掲載しないで発行されているようだ。
今月に入ってから「カメラマンリターンズ#13」を買って、寝る前などに少しずつ読んでいるのだが、BlueskyやTwitter(X)で写真家の方々が、「カメラマンリターンズ#13には広告がない」と書かれていたので確かめてみたら、たしかにどこにも広告がないのだ。
広告がない雑誌といえば「暮しの手帖」が有名だが、カメラマンリターンズもその仲間入りということか。
心配なのは、あのアサヒカメラが急に休刊という名の廃刊になった際は、ニコンなどの広告打ち切りがきっかけだった(最終号にはニコンの広告がなかった)(※)。カメラマンリターンズは大丈夫なのか。なんとか買い支えなければ。
【追記:15:55】※『アサヒカメラ』休刊のお知らせに「コロナ禍による広告費の激減により、誠に残念ではありますが、これ以上維持していくことが困難となりました。」とある。【追記ここまで】
ということで、「カメラマンリターンズ#13」のみどころとしては、24~27ページあたりでの「久々にニコン機が絶賛されている!」のニコンZ50IIのところとか、「激論Special Stage 01 もう一眼レフなんて要らないと思うんだけどどーなのよ」(66~69ページ)とか挙げられる。
あと、ニコンZ30に関するところなんかは……
編集部:Z30。9万7900円。
豊田:動画性能が低すぎ。
山田:それはわかる。
豊田:音こだわったっていうわりにはすぐ音割れするし。同じ値段でR50買えるんで。
山田:でもEVF要らない人、いっぱいいるから。
阿部:だけど背面液晶が明るいとちっとも見えない。どうしたらいいんだよっていう…。
山田:買った後しかわかんないんだけど。
阿部:俺のiPhone8よりも見えないから。
山田:本当に見えないね。
阿部:見えない。そうしたら明るくして使えとか言うんだけど、めんどくさいじゃん。背面液晶の見え具合そのものはいいのに残念。モフモフの可愛さが一番の評価ポイント(笑)。
(カメラマンリターンズ#13 32ページ)
といった具合だ。こりゃニコンは広告出さないだろ(笑)。
まあ、全ページこんな感じなので、みんなで買い支えるのだ。
【関連追記:8:40】
『カメラマン リターンズ#13 間違いだらけのカメラ選び!! & デジカメBOOK 2024-2025』は2024年12月23日発売(モーターマガジン社)
カメラマンリターンズ#13 間違いだらけのカメラ選び!!&デジカメBOOK 2024-2025 試し読み
カメラマンリターンズ#13 間違いだらけのカメラ選び!!&デジカメBOOK 2024-2025 電子書籍販売一覧
ご購入のご案内『カメラマンリターンズ#13 間違いだらけのカメラ選び!!&デジカメBOOK 2024-2025』
【追記:20:40】
「カメラマンリターンズ」を最近は買っているとコメントなどでも書いていたが、買った雑誌の番号が飛んでいるなぁと思っていた。買っているのは「カメラマン リターンズ♯○○ 間違いだらけのカメラ選び!!&デジカメBOOK 20○○-20○○」と「カメラマン リターンズ#○○ 間違いだらけのレンズ選び!! & レンズBOOK 20○○」のパターンのものだけだった。あいだに「カメラマン リターンズ#○○ NUDE(× PORTRAIT)」といったものがあり、それは買っていない、というか発行されているのも気づいてなかった。カメラマンリターンズはNUDEで持っているのかもしれないなぁ。でもカメラの与太話(失礼)とNUDEで採算取れるほど需要あるんだ(笑)。
【追記ここまで】
ボディキャップの代わりにもなるパンケーキレンズViltrox AF 28mm F4.5(デジカメWatch) ― 2024年12月27日 00時00分00秒
デジカメWatchに私はこれを買いました!ボディキャップの代わりにもなるパンケーキレンズViltrox AF 28mm F4.5(武石修) という記事が出ている。こういう薄型の広角レンズでよく写れば最高だよね。
今年印象に残ったモノといえば、交換レンズ「Viltrox AF 28mm F4.5」だ。フルサイズ対応のAFレンズながら1万円台前半というプライスで登場し、パンケーキサイズというルックスもあって結構話題になった。
えっ、そんなに安いの?
レンズはEDレンズと非球面レンズを含む6枚構成としっかりしたもので、価格を考えると解像力は高く、周辺まで割ときっちりと写っていて驚いた。周辺減光が大きめで逆光にも弱いのだが個人的には嫌いではなく、雰囲気を高める要素としてプラスに捉えている。
ほう、EDレンズや非球面レンズまで使っているのか。逆光に弱いというのはコーティングでコストダウンしているんだろうな。ただ、28mmの画角なのでハレ切りでなんとかなりそう(←既に購入のつもりになっている)。
「今のところソニーEマウント用のみのラインナップになっている」とのことだが、Megadap ETZ21 Pro (ソニーEマウントレンズ → ニコンZマウント変換) 電子マウントアダプターとか使えば、ニコンZマウントで使えるんじゃないかと妄想が膨らんでくる。しかし、1万円台前半のレンズのために3万5100円のマウントアダプターってどうなのよという気がするが、いや今後Eマウントレンズがばんばん使えるようになる先行投資なのだと謎の脳内議論が(泣)。
ただ、
焦点距離は28mmなのでスナップなど普段使いに好適な画角と言える。絞りはF4.5固定で、正面から見ると八角形の絞り板が見えている。点光源を撮ると、この絞りによって8本の光条が現れる特徴も備えている。
とあって、「八角形の絞り板」という表現が気になって調べてみたら、どうやら固定絞りらしい。うーん、F4.5固定かぁ。これ、どうせだったらニコンおもしろレンズ工房みたいに自分で絞り板を作って入れられるようにすれば面白いのに。そんなことできるほど筐体に厚みがないか。自分だったらF6.3ぐらいの円形の絞り板を入れたいな。光芒は要らん。
ひょっとして、Viltroxのサイトに行ったらニコンZマウント用がラインナップしているんじゃないかと思って見てみたが、Viltrox AF 28mm F4.5はソニーEマウント用だけのようだ。
Viltrox Official Store – Viltrox Store
Viltrox AF 28mm F4.5 Full-Frame Lens for Sony E-Mount
スペック表が載っていたので転載しておく。
Specification
Lens Mount:E-mount
Lens Elements:6/6
Focal Length:28mm
Viewing Angle:73.42°
Aperture:F4.5 constant aperture
Shooting Distance:0.32m-∞
Focus Mechanism:Full - lens focusing system
Focus Motor:VCM
Focus Mode :AF
Max.magnification :0.11x
Lens Size:Φ60.3x15.3mm
Weight :≈60g(bare lens)
Viltroxには、ニコンZマウントのレンズもラインナップしているようだ。
Viltrox ニコンZマウントレンズ
Viltrox AF 16mm F1.8 Full-Frame Lens for Nikon Z-Mountとかなかなか面白そうなレンズですな。Viltrox MF 20mm F1.8 Full-Frame Lens for Nikon Z-Mountも良さそうだが、なんでこんな出目金なんだ。あとMF専用だし。定価 $399.00 USD でSale price $339.15 USDになっているが、1ドル=158円で換算すると定価63,042円、セール価格53,585.7円になってしまうので、 AF-S NIKKOR 20mm f/1.8G EDの中古を買った方が幸せになれそう。円安が憎い(泣)。
【追記】
Viltrox AF 16mm F1.8 Full-Frame Lens for Nikon Z-Mountは、Viltrox AF 16mm F1.8 Zで検索すると、目茶苦茶評判がよいレンズみたいですな。 $580.00 USD Sale price $493.00 USD なので、1ドル=158円では、定価91,640円、セール価格77,894円なので、1本買ってみるかと思える値段ですな(←アブナイw)。
ということで、話は戻って今後ニコンZマウント用のViltrox AF 28mm F4.5が出れば面白いのになぁ。
写真は記事とは関係ない。
【写真1】JR東日本久留里線上総亀山駅駅舎(千葉県君津市):Nikon Z6、NIKKOR Z 24-70mm f/4 S、24mm、絞り優先AE(F8、1/80秒)、ISO-AUTO(ISO 100)、AWB(6130K)、マルチパターン測光、オートエリアAF、手ぶれ補正ON、自動ゆがみ補正ON、高感度ノイズ低減:標準、手持ち撮影、Nikon NCフィルター、バヨネットフード HB-85、NX Studio 1.7.0でRAWからピクチャーコントロール:Fuji Provia 100F、アクティブDライティング:標準で現像したものをリサイズ
【写真2】JR東日本久留里線上総亀山駅駅舎(千葉県君津市):Nikon Z6、NIKKOR Z 24-70mm f/4 S、24mm、絞り優先AE(F8、1/80秒)、ISO-AUTO(ISO 100)、ピクチャーコントロール:Auto、AWB(6130K)、マルチパターン測光、オートエリアAF、手ぶれ補正ON、自動ゆがみ補正ON、高感度ノイズ低減:標準、手持ち撮影、Nikon NCフィルター、バヨネットフード HB-85、Jpeg撮って出しをリサイズ
Jpeg撮って出しの写真が↑【写真2】なのだが、後ろの空に引っ張られてかなり暗いのでアクティブDライティングを適用したのが【写真1】。それでピクチャーコントロールの「Fuji Provia 100F」がよい感じなので適用してみた(【写真1】)。Fuji Provia 100Fのピクチャーコントロールは、Nikon Picture Control Editorからダウンロードできる。まあ、当日、寒くてちょっと曇っててこんな感じ(【写真2】)だったんだけれども。
上総亀山駅の駅舎の駅名標が見えにくくて残念なんだよねぇ。わざわざ木の板に墨書きしてあるようなので、経年変化で読みづらくなっている。
ライター仕事の頼れる相棒。その使い方をご紹介 DJI Osmo Action 5 Pro(デジカメWatch) ― 2024年12月25日 00時00分00秒
デジカメWatchに私はこれを買いました!ライター仕事の頼れる相棒。その使い方をご紹介 DJI Osmo Action 5 Pro(鈴木誠) という記事が挙がっていて、うわっ、これほしいっと思ってしまった。
あと便利に使っているのは、工場見学などで歩き回るシーンの取材です。この場合はライカQ3のアクセサリーシューにOsmo Action 5 Proを載せ、映像の水平維持をオンにしておきます。アクセサリーシューへの取り付けにはUlanziの「CA22 コールドシューマウントアダプター」を使っており、角度調整もスムーズなため、テーブルに置けばデジタルカメラをアクションカムのスタンドとして使えます。
こうすると首に掛けるのがカメラのストラップ1つで済みますし、動画のことを気にせず写真撮影ができるのも快適です。胸の前にあるカメラは相手にもよく見えるため、もし動画撮影がマズい場面では「撮らないで」と言ってもらいやすいかなと思っています。
DJI OSMO ACTION 5 PRO スタンダードコンボがヨドバシドットコムで55,000円(税込)、Ulanzi CA22 コールドシューマウントアダプターが3,380円(税込)だが、DJI OSMO Action 4/3用の何かとセットだと9,598円のようだ。
記事で紹介しているのはOSMO Action 4/3ではなくて、OSMO ACTION 5 PRO なので、Ulanzi CA22 コールドシューマウントアダプターというのが、カメラのアクセサリーシューにOSMO ACTION 5 PROを取り付けるときにほかに何も要らないのかちょっと記事の写真では分からないのがもどかしい。
DJI Osmo Action 5 Proの紹介記事は、新チップ採用でダイナミックレンジが向上、960fps FHD動画も…DJI「Osmo Action 5 Pro」にある。
なんかよさげですな。
写真は記事とは関係ない。
【写真】久留里線輸送力を促進する会のベンチ(JR東日本 久留里線 上総亀山駅):Nikon Z6、NIKKOR Z 24-70mm f/4 S、28.5mm、絞り優先AE(F8、1/30秒)、ISO-AUTO(ISO 140)、ピクチャーコントロール:AUTO、AWB(7630K)、マルチパターン測光、ワイドアエリアAF(L)、手ぶれ補正ON、自動ゆがみ補正ON、高感度ノイズ低減:標準、手持ち撮影、Nikon NCフィルター、バヨネットフード HB-85、リサイズのみ
「久留里線輸送力を促進する会」ってなんか怪しい団体じゃないのかと検索してみたら、君津市のサイトで
※「久留里線輸送力を促進する会」は、小櫃、上総地区の自治会長で組織された団体で、久留里線の輸送力を促進するため、地域のみなさんと連携し、地域に根付いた活動を行っています。
「久留里線PRフォトコンテスト」の作品を募集します!(2024年12月2日更新)
と紹介されているので、きちんとした団体のようでよかった。
輸送力の「力」が少し上にずれていたり、輸送力って促進するもんじゃなくて増強するもんじゃないのかとか、増強するのはJR東日本だから、住民は「増強を要求する」んじゃないのか、そうするとなんか怖い感じがするので、「促進する」って表現なのかとかいろいろ考えてしまったじゃないか。促進ってなんか即身仏っぽくてアレだし。
ということで、 久留里線輸送力を促進する会が募集する、久留里線やその沿線の魅力を発信するためのPRになる写真のコンテスト「久留里線PRフォトコンテスト」に応募してみてくだされ。募集期間は、2024年12月2日(月曜日)から2025年1月15日(水曜日)までだそうだ。詳細は上記リンク先で。
SAMYANG Remaster Slim 実写レビュー × こばやしかをる(フジヤカメラブログ) ― 2024年12月21日 00時00分00秒
SAMYANG、光学ユニットを交換できるAFレンズ「Remaster Slim」(デジカメWatch ) ― 2024年10月22日で紹介したレンズの実写レビューがフジヤカメラ Blogで公開されている。
SAMYANG Remaster Slim 実写レビュー × こばやしかをる
Remaster Slim+RS21mm F3.5、Remaster Slim+RS28mm F3.5、Remaster Slim+RS32mm F2.8なのだが、なんか思っていたよりもシャープに写っている。
こういうレンズがAFで使えるSONYαは羨ましいなぁ。Nikon Zマウント用もあればいいなとは思いつつも、税込62,820円はちょっと高いなぁと思う。レンズ単体、Remaster Slim AFモジュールのみとかRemaster Slim AFモジュール + レンズ1本みたいな売り方があれば買う人が増えるかもしれないね。あとは標準~中望遠ぐらいのバリエーションもあればいいね。45mm F2、90mm F2.8、135mm F3.5とか。
写真は記事とは関係ない。新宿西口:Nikon Z6、Carl Zeiss Biogon T* 21mm F2.8(CONTAX G用)、F5.6 絞り優先AE、1/640秒、ISO-AUTO(ISO 100)、ピクチャーコントロール:AUTO、AWB(5050K)、マルチパターン測光、 手ぶれ補正ON、高感度ノイズ低減:標準、手持ち撮影、KIPON CONTAX G-NIK Z マウントアダプター(コンタックスGマウントレンズ → ニコンZマウント変換)、シグマ光機球面平凸レンズ / SLB-50-1500PM(可視光域マルチコーティング)、フードなし、Jpegをリサイズのみ
小田急百貨店新宿店本館が解体されて、小田急ハルクの前から代々木のNTTドコモ代々木ビル(通称ドコモタワー)が見えるようになっている(写真真ん中のエンパイヤステートビルみたいなビル)。
小田急百貨店新宿店本館はいつ完成するのか調べたら、2029年に竣工予定なのだそうだ。営業終了は2022年10月2日だったから、解体するのに2年掛って、ここからさらに5年も掛ってできるのか。
この写真もBiogon T* 21mm F2.8をニコンZ6で使っても四隅のブルーグレーの色被りが気にならない構図なので、CornerFixは使わず、Jpeg撮って出しのリサイズのみにした。
JR久留里線上総亀山リベンジ ― 2024年12月18日 00時00分00秒
今年の6月にバイクでJR久留里線の上総亀山駅に撮影に行ったが、そのときはニコンZ6にAF-S VR Zoom-Nikkor 70-300mm f/4.5-5.6G IF-EDで撮影したのだが、久留里線の終端から久留里駅に入ってくる気動車を撮るときれいに写らない。遠景が油絵のように写る。
またJR久留里線上総亀山駅に行ってきた ― 2024年06月21日
それで悩んでいたら、よそ様のブログで、AF-S VR Zoom-Nikkor 70-300mm f/4.5-5.6G IF-EDの遠景描写がアレだということを知った。 AF-S VR Zoom-Nikkor 70-300mm f/4.5-5.6G IF-EDは遠景が弱い ― 2024年08月06日
その後、羽田空港でZ6と以前から持っているAI AF Zoom-Nikkor ED 70-300mm F4-5.6Dとで撮ってみたが、AF-S VR Zoom-Nikkor 70-300mm f/4.5-5.6G IF-EDは、AI AF Zoom-Nikkor ED 70-300mm F4-5.6Dに比べて撮影距離が離れると急速に描写が悪化することが分かった(※)。そんな望遠レンズある?
【追記:2024年12月19日】ニコンが旧MF一眼レフカメラ・レンズのメンテナンスを期間限定で実施\(^o^)/ ― 2024年08月21日参照。【追記ここまで】
そうこうしているうちに、JR久留里線の久留里駅から先、終点の上総亀山までの区間が廃線になるというニュースが……(泣)。
赤字続く久留里線 JR東日本が久留里~上総亀山 運行取りやめへ(NHKニュース2024年11月27日 19時11分)
そして今回やっともう一度上総亀山駅に行けた。
今回は、AI AF Zoom-Nikkor 80-200mm f/2.8D ED <NEW>(旧称AI AF Zoom-Nikkor 80-200mm F2.8D ED <NEW>)を持って行った。70-300mm F4~5.6クラスのズームレンズよりもF2.8クラスの方がプロ用途なので重いけどきちんとした描写だからだ。
ニコンZ6でAI AF Zoom-Nikkor 80-200mm f/2.8D ED <NEW>(旧称AI AF Zoom-Nikkor 80-200mm F2.8D ED <NEW>)を使わないのは、FTZ経由ではオートフォーカスにならないし、AI AF Zoom-Nikkor 80-200mm f/2.8D ED <NEW>(旧称AI AF Zoom-Nikkor 80-200mm F2.8D ED <NEW>)のマニュアルフォーカスは操作しづらいからだ。フォーカスリングがあまり滑らかではなくかつ少し遊びがあるので微妙なピント合わせがしづらい。被写体が動いているときにMFでピントを合わせられる気がしない。それで、AI AF Zoom-Nikkor 80-200mm f/2.8D ED <NEW>(旧称AI AF Zoom-Nikkor 80-200mm F2.8D ED <NEW>はMFでは使わないようにしているのだった(F5.6よりもピントが薄いし)。
今回はニコンD300SとAI AF Zoom-Nikkor 80-200mm f/2.8D ED <NEW>(旧称AI AF Zoom-Nikkor 80-200mm F2.8D ED <NEW>)の組み合わせと、ニコンZ6とNIKKOR Z 24-70mm f/4 Sとの組み合わせで持って行った。
【写真1】上総亀山駅に進入する933D列車:Nikon D300S、、AI AF Zoom-Nikkor 80-200mm f/2.8D ED <NEW>(旧称AI AF Zoom-Nikkor 80-200mm F2.8D ED <NEW>)、200mm(35mm判換算300mm相当)、F4、1/400秒、ISO-AUTO(250)、Fotodiox 花型フードAi AF Zoom-Nikkor 80-200mm f/2.8D ED <NEW>用(HB-7互換)改、AWB、マルチパターン測光、AF-C(ダイナミックAF9点) 、高感度ノイズ低減:標準、手持ち撮影、NX-StudioでRAW(NEF)ファイルから現像(ピクチャーコントロール:最新のスタンダード)、トリミング
RAWから現像したのは、ピクチャーコントロールがなぜか「Fuji Provia 100F」になっていたからだ(笑)。Nikon Picture Control Editorというサイトからダウンロードしたカスタムピクチャーコントロールをそのままにしていたらしい。ピクチャーコントロールの「Fuji Provia 100F」は、最新のスタンダードよりは少し明るい感じ。
ということで、油絵のようにはならずに久留里線を撮れた。廃線になる前に久留里-上総亀山間の走行写真も撮りたい。
【写真2】上総亀山駅に到着した933D列車:Nikon D300S、、AI AF Zoom-Nikkor 80-200mm f/2.8D ED <NEW>(旧称AI AF Zoom-Nikkor 80-200mm F2.8D ED <NEW>)、200mm(35mm判換算300mm相当)、F4、1/400秒、ISO-AUTO(280)、Fotodiox 花型フードAi AF Zoom-Nikkor 80-200mm f/2.8D ED <NEW>用(HB-7互換)改、ピクチャーコントロール:Fuji Provia 100F、AWB、マルチパターン測光、AF-C(ダイナミックAF9点) 、高感度ノイズ低減:標準、手持ち撮影
こちらはJPEGをリサイズだけしたもの。ピクチャーコントロールが「Fuji Provia 100F」になっている。少し明るめになる。写真に写っている人はずっとここにいて退いてくれないので、私の隣で撮っていた人も困っていた。
もう少し写真を載せたいが、時間がなくここまで。余談だが、廃線の提案がJR東日本から出るということは、久留里線に配属されていた千葉動労の組合員はもういなくなったということなんだろうな。千葉動労のサイトを見たら、いすみ鉄道(国鉄・JR東日本の旧木原線)に出向になっている組合員がいるらしい。
さて、ニコンは、ZシリーズボディでFマウントのカップリングAFのAF NIKKORレンズでAFできるマウントアダプターを出して欲しい。NIKKOR Zの方が描写がいいのに決まっているので、そんなマウントアダプター出してもNIKKOR Zレンズが売れなくなることはないと思うよ。Zボディ買う人が増えるとNIKKOR Zも売れるという順番だと思うので。だってNIKKOR ZレンズはZボディ以外では使えないから。
【関連追記】
バイクツーリングのお供のカメラ ― 2016年12月20日
コダックのリバーサルフィルム「エクタクローム(Ektachrome)」が復活! ― 2017年01月06日
タイヤの皮むきを兼ねて千葉の鉄道終点探索 ― 2020年03月06日
タイヤの皮むきを兼ねて千葉の鉄道終点探索(その2) ― 2020年03月09日
タイヤの皮むきを兼ねて千葉の鉄道終点探索(その3) ― 2020年03月10日
【GRist】Vol.33 赤城耕一さん ― 2020年05月22日
重量380gの望遠単焦点ミラーレンズTTArtisan 250mm f/5.6 Reflex ― 2024年06月06日
またJR久留里線上総亀山駅に行ってきた ― 2024年06月21日
AF-S VR Zoom-Nikkor 70-300mm f/4.5-5.6G IF-EDは遠景が弱い ― 2024年08月06日
【追記:2024年12月19日】
ニコンが旧MF一眼レフカメラ・レンズのメンテナンスを期間限定で実施\(^o^)/ ― 2024年08月21日
新宿 Biogon T* 21mm F2.8 ― 2024年12月17日 00時00分00秒
トーハクのはにわ展とか書きたい内容はたくさんあるのですが、貧乏暇なしでなかなか更新できずすまんです。
とりあえずといっては何だが、最近AF-S NIKKOR 20mm f/1.8G EDの写真ばかりなので、CornerFixでかなり実用的になったCarl Zeiss Biogon T* 21mm F2.8の作例をば。
新宿:Nikon Z6、Carl Zeiss Biogon T* 21mm F2.8(CONTAX G用)、F5.6 絞り優先AE、1/640秒、ISO-AUTO(ISO 100)、ピクチャーコントロール:AUTO、AWB(5330K)、マルチパターン測光、 手ぶれ補正ON、高感度ノイズ低減:標準、手持ち撮影、KIPON CONTAX G-NIK Z マウントアダプター(コンタックスGマウントレンズ → ニコンZマウント変換)、シグマ光機球面平凸レンズ / SLB-50-1500PM(可視光域マルチコーティング)、フードなし、Jpegをリサイズのみ
こういうシーンでは、Biogon T* 21mm F2.8をNikon Z6で使ったときの四隅のブルーグレー被りは気にならないので、CornerFixの修正は行わず、Jpeg撮って出しをリサイズのみにしている。
乾燥してて、この青空がいいですなぁ。そしてBiogonの周辺光量の落ち込み。最高だ。
【関連】CornerFixでBiogon T* 21mm F2.8とニコンZ6での周辺色被りを解決 ― 2024年10月07日
「ハニワと土偶の近代」(国立近代美術館) ― 2024年12月10日 00時00分00秒
東京国立博物館(東京・上野)の特別展「はにわ」が2024年12月8日(日)で終わりそうなのにまだ行っていなかったところ、国立近代美術館(東京・竹橋)でも「ハニワと土偶の近代」をやっていてこれも2024年12月22日(日)までだというので、2件ハシゴしてきた。
トーハクが20時まで開館している日だったので、まずは竹橋の国立近代美術館へ。
【写真1】劇団カッパ座 はに丸・ひんべえ(1983年):Nikon Z6、NIKKOR Z 24-70mm f/4 S、25mm、絞り優先AE(F8、1/50秒電子シャッター)、ISO-AUTO(ISO 800)、ピクチャーコントロール:AUTO、AWB(3280K)、マルチパターン測光、オートエリアAF、手ぶれ補正ON、自動ゆがみ補正ON、高感度ノイズ低減:標準、手持ち撮影、Nikon NCフィルター、バヨネットフード HB-85、NX StudioでRAWから+に露出補正
こちらは美術館なので、ハニワそのものではなく、ハニワをモチーフにした美術が歴史の中でどう扱われてきたのかを展示していた。王政復古とハニワとか「紀元2600年」とハニワとかハニワの戦争協力など。一緒に行った家族はこの戦争遂行にハニワを利用したという展示が気に入らなくてものすごいスピードで通り抜けていった。唯一よかったのが「大魔神」だと。
【写真2】高山良策 大魔神(1960年代)・『大魔神』(1966年)大映:Nikon Z6、NIKKOR Z 24-70mm f/4 S、24mm、絞り優先AE(F8、1/50秒電子シャッター)、ISO-AUTO(ISO 1800)、ピクチャーコントロール:AUTO、AWB(3480K)、マルチパターン測光、オートエリアAF、手ぶれ補正ON、自動ゆがみ補正ON、高感度ノイズ低減:標準、手持ち撮影、Nikon NCフィルター、バヨネットフード HB-85、リサイズのみ
私もハニワを利用した国威高揚の展示は写真を撮らなかった。モダニズムとハニワのあたりはよかった。
【写真3】長谷川三郎 無題-石器時代土偶による(1948年):Nikon Z6、NIKKOR Z 24-70mm f/4 S、24mm、絞り優先AE(F5.6、1/50秒電子シャッター)、ISO-AUTO(ISO 4000)、ピクチャーコントロール:AUTO、AWB(3270K)、マルチパターン測光、オートエリアAF、手ぶれ補正ON、自動ゆがみ補正ON、高感度ノイズ低減:標準、手持ち撮影、Nikon NCフィルター、バヨネットフード HB-85、リサイズのみ
「芸術は爆発だ!」と言いたくなる作品だが、岡本太郎の太陽の塔よりもはるかに前の1948年の作品だ。
【写真4】「眺めのよい部屋」(国立近代美術館4階):Nikon Z6、NIKKOR Z 24-70mm f/4 S、24mm、絞り優先AE(F8、1/50秒電子シャッター)、ISO-AUTO(ISO 200)、ピクチャーコントロール:AUTO、AWB(4680K)、マルチパターン測光、オートエリアAF、手ぶれ補正ON、自動ゆがみ補正ON、高感度ノイズ低減:標準、手持ち撮影、Nikon NCフィルター、バヨネットフード HB-85、リサイズのみ
国立近代美術館4階には「眺めのよい部屋」という休憩室がある。たしかに眺めはよい。
あと、記録映画「月の輪古墳」はよかった。岡山県勝田郡飯岡村(
現久米郡美咲町飯岡)にある月の輪古墳を住民総動員で発掘して勉強会をしている記録映画だ。住民の意識や知識は相当高まったのだろうなぁ。羨ましい。
【追記】「地域考古学の原点・月の輪古墳」という本があるようだ(新泉社2007年 近藤 義郎/著 中村 常定/著)。
地域考古学の原点・月の輪古墳(新泉社)
【追記ここまで】
【写真5】「ハニワと土偶の近代公式図録」(左、税込3,000 円 )と サコッシュ (右:税込1,650 円)
図録・グッズ | ハニワと土偶の近代 公式ウェブサイト
美術館や博物館の特別展の図録は必ず買うようにしている。サコッシュは、バイク用のナビゲーションZumo396のケースにしようかなと買った。ツーリング先でバイクから一時離れるときにナビを外して入れようかなと思った。これにガーミンのZumo396を入れている人を見つけて「貴様っHaniwaだなっ」と羽交い締めにするのはやめてください(泣)。
さあ、国立近代美術館をあとにして、東京国立博物館の特別展「はにわ」(注:2024年12月8日に終了済み)に行くぞ。(つづく)
AF-S NIKKOR 20mm f/1.8G ED 定点作例 ― 2024年12月03日 00時00分00秒
Z50IIにレンズ名が記入できるというところから深みにはまりつつあるExifに記入されたレンズ名などの情報はもう少し調べる必要があるのでお待ちください。
ニコンZ50IIのレンズ情報手動設定にレンズ名入力欄 ― 2024年11月25日
ニコンZ6 + FTZ + CPUレンズでのExifレンズ名(追記・訂正あり) ― 2024年11月27日
今日は、これまで既にしれっと作例は挙がっていたのだが、AF-S NIKKOR 20mm f/1.8G ED の定点撮影の作例をば。
【写真1 自動ゆがみ補正なし】神田川(和泉橋から神田ふれあい橋方向を望む):Nikon Z6、AF-S NIKKOR 20mm f/1.8G ED 、F5.6 絞り優先AE、1/250秒、ISO-AUTO(ISO 100)、AWB(5220K)、マルチパターン測光、 シングルポイントAF、手ぶれ補正ON(ノーマル)、高感度ノイズ低減:標準、自動ゆがみ補正、手持ち撮影、マウントアダプターFTZ、バヨネットフード HB-72、ニコンNCフィルター、RAW(NEF)ファイルをNX Studio 1.7.0で現像(自動ゆがみ補正:なし)したものをJPEGで書き出してリサイズ
【写真2 自動ゆがみ補正あり】神田川(和泉橋から神田ふれあい橋方向を望む):Nikon Z6、AF-S NIKKOR 20mm f/1.8G ED 、F5.6 絞り優先AE、1/250秒、ISO-AUTO(ISO 100)、AWB(5220K)、マルチパターン測光、 シングルポイントAF、手ぶれ補正ON(ノーマル)、高感度ノイズ低減:標準、自動ゆがみ補正、手持ち撮影、マウントアダプターFTZ、バヨネットフード HB-72、ニコンNCフィルター、RAW(NEF)ファイルをNX Studio 1.7.0で現像(自動ゆがみ補正:あり)したものをJPEGで書き出してリサイズ
なお、両者ともシングルポイントAFのAFターゲットはいつも通りに中央の向こう側の橋(神田ふれあい橋)にしてある。
AF-S NIKKOR 20mm f/1.8G EDはGタイプのレンズなので自動ゆがみ補正が当てられるのだが、普段ニコンZ6は自動ゆがみ補正はONのままに撮っている。したがってJPEG画像はゆがみ補正ありで撮影されているのでそちらを出せばよいのだが、他のパラメーターが違っているといけないので、RAW(NEF)ファイルで自動ゆがみ補正ありとなしの両方をJPEGで書きだして比較することにした。
AF-S NIKKOR 20mm f/1.8G EDは、アサヒカメラ2015年4月号のニューフェース診断室[684]ニコンD750+AF-S NIKKOR 20mm f/1.8G ED (田沼武能 川向秀和 志村努 西一樹/編集部)によれば、歪曲収差は、-2.3%の樽型だそうで、「単焦点にしてはやや大きいが、焦点距離からすれば健闘している」(同254ページ)とのことだ。
自分は、AF-S NIKKOR 20mm f/1.8G EDは自動ゆがみ補正を当てない状態でも歪曲収差は気にならない。超広角レンズの歪曲収差にうるさいと自認する自分から見ても気にならないというのは、おそらく自然な感じの樽型だからだろう。
Ai Nikkor 20mm F2.8Sは、非球面レンズを使わずに歪曲収差を小さくしようとして陣笠型の歪曲になっているので、撮影距離や被写体によってはなんか歪曲が気になることがあった。Ai Nikkor 20mm F2.8Sは、フィルム時代のレンズなので、撮影時に歪曲収差を補正するなんて考えも寄らない時代だからこの設計思想そのものを責めるわけにはいかない。
まあそういう場合は、Ai Nikkor 20mm F2.8Sと同じ光学系とされるAi AF Nikkor 20mm F2.8Dを使ってRAW(NEF)ファイルにNX Stuidioで自動ゆがみ補正を当てればいいのだろう。ニコン純正レンズにおける自動ゆがみ補正って、複雑な歪曲収差のある場合に非常に有効だよなぁ。CPU付きレンズでもSタイプは自動ゆがみ補正が当てられないのは、おそらく撮影距離によって歪曲収差が変化するので、距離情報のないSタイプだとうまくいかないのだろう(DタイプやGタイプは撮影距離の情報もEXIFに書き込まれる)。
こうしてAF-S NIKKOR 20mm f/1.8G EDをみてみると、光学性能はNIKKOR Z 20mm f/1.8 Sの方がよいのだろうけれども、リーズナブルな価格で手に入ってこの性能なので、結構いいのではないだろうか。絞り環がないのがちょっとアレだが(NIKKOR Z 20mm f/1.8 Sだとピントリングを絞りリングに割り当てられるが、リングが一つしかないのでそれはそれで使いにくいような気がする)。
AF-S NIKKOR 20mm f/1.8G EDを見てみると、やっぱりCarl Zeiss Biogon T* 21mm F2.8(CONTAX G用)ってすごいレンズなのだなと思う。【追記】ZEISS Biogon T* 2.8/21 (Datasheet PDF)のDistortionのグラフとか見てみて欲しい。【追記ここまで】AF-S NIKKOR 20mm f/1.8G EDとCarl Zeiss Biogon T* 21mm F2.8(CONTAX G用)の比較記事は近いうちにやりたい。
【関連追記】
Nikon Z6作例4(CONTAX G Biogon T* 21mm F2.8) ― 2021年11月24日
Nikon Z6作例7(AI Nikkor 20mm f/2.8S) ― 2022年01月19日
しまった、CONTAX G Biogon T* 21mm F2.8もAi Nikkor 20mm F2.8Sも縦位置で撮ってたんだ。こりゃ比較しにくいな。しかし、和泉橋って人通りが多いのでここでレンズとっかえひっかえとかしたくないんだよなぁ。レンズとかキャップとか水面に落としそうだし。
【関連追記ここまで】
【さらに追記】
超広角レンズの秋葉原・和泉橋定点撮影としては、
ニコンZ専用設計の「SUPER WIDE-HELIAR 15mm F4.5 Aspherical」2月発売(デジカメWatch) ― 2023年01月19日のAF-S DX NIKKOR 10-24mm f/3.5-4.5G EDの作例と
おもしろレンズ工房ぎょぎょっと20 + Nikon Z6 + FTZ作例2 ― 2022年12月07日もご覧くだされ。
【さらに追記ここまで】
ニコンZ6 + FTZ + CPUレンズでのExifレンズ名(追記・訂正あり) ― 2024年11月27日 00時00分00秒
ニコンZ50IIのレンズ情報手動設定にレンズ名入力欄 ― 2024年11月25日で、自分の持っているCPUありNikkorレンズのExif情報がどうなっているのか調べて表にしてみた。
レンズ正式名(発売時) | 発売年 | Exifのレンズ名※(厳密にはNX Studio 1.7.0での表示) |
---|---|---|
AI AF Zoom Nikkor 35-70mm F3.3-4.5S | 1986 | 35-70mm f/3.3-4.5 |
TC-16AS | 1986 | なし(レンズ情報で入力した焦点距離のみ反映) |
AI AF Nikkor 50mm F1.4D | 1995 | 50mm f/1.4D |
Ai AF Zoom Nikkor ED 80-200mm F2.8D <NEW> | 1997 | 80-200mm f/2.8D |
Ai AF Zoom Nikkor 28-105mm F3.5-4.5D(IF) | 1998 | 28-105mm f/3.5-4.5D |
AI AF Zoom-Nikkor ED 70-300mm F4-5.6D | 1998 | 70-300mm f/4-5.6D |
AI Nikkor 45mm F2.8P | 2001 | 45mm f/2.8 |
AF-S VR Zoom-Nikkor 70-300mm f/4.5-5.6G IF-ED | 2006 | VR 70-300mm f/4.5-5.6G |
AF-S DX NIKKOR 18-55mm f/3.5-5.6G VR | 2007 | VR 18-55mm f/3.5-5.6G |
AF-S DX NIKKOR 10-24mm f/3.5-4.5G ED | 2009 | 10-24mm f/3.5-4.5G |
AF-S NIKKOR 20mm f/1.8G ED | 2014 | 20mm f/1.8G |
NIKKOR Z 24-70mm f/4 S | 2018 | NIKKOR Z 24-70mm f/4 S |
NIKKOR Z 28mm f/2.8(Special Edition) | 2021 | NIKKOR Z 28mm f/2.8 |
※【追記:2024年12月1日】Exifのレンズ名としていたが、厳密にはNX Studio 1.7.0でのレンズ表示であった。JpegAnalyzer Plusで見ると、Exifにはメーカー独自記入項目に複数項目のレンズの情報が入っていたり入っていなかったりして、それらを総合してアプリケーション側が「70-300mm f/4-5.6D」などと表示しているようだった。これについては別記事で書きたい。これは結構面倒なことに気がついてしまったようだ(泣笑)。
kazu様、情報ありがとうございました。
kazu様のブログMacOS Mojace (10.14.6)のプレビューにおけるインスペクタ表示上のExifレンズ名(kazuのBLOG 2024年11月29日)も併せてご覧ください。
【追記ここまで】
Ai AF Zoom Nikkor ED 80-200mm F2.8D <NEW>は、現在ではAI AF Zoom-Nikkor 80-200mm f/2.8D ED <NEW>という表記になっている。半角の<>が全角の<>になったのは喜ばしい。というのも半角の<>はHTMLのタグに使うので<NEW>とか不用意に書くと、そんなタグはないぞとなってしまうからだ(ここではタグと認識されないような書式で書いているので問題ない)。
AI AF Nikkor 50mm F1.4Dも、現在ではAI AF Nikkor 50mm f/1.4Dと表記されている。
AF Nikkor レンズのうち、DタイプではないSタイプは「S」が省略されている。これは鏡筒のレンズ名表示などでも「S」は書かれていなかったのでそれに対応しているというかAi AF NikkorレンズだとSタイプであることは当然だからなのか。「AI」が省略されているのも同様。ただ、この後、「AI」ではないAFレンズが発売されるようになるのでどうなんだろう。
レンズ名に<NEW>を含む場合には、Exifには<NEW>が書き込まれない(<NEW>ありとなしとが区別されない)ようだ。Ai AF Zoom Nikkor ED 80-200mm F2.8D <NEW>は1997年発売で、1992年発売の1リング方式(ズームリングとピントリングが兼用)のAi AF Zoom Nikkor ED 80-200mm F2.8D を、2リング方式(ピントリングとズームリングが別)にしたものがAi AF Zoom Nikkor ED 80-200mm F2.8D <NEW>なのだが、Exifには「80-200mm f/2.8D」としか書かれていない。
ただし、全部の<NEW>ありレンズを調べたわけではないので<NEW>ありなしのExif上の区別がすべてしていないのかは分からない。たとえば、AI AF Zoom Nikkor 35-70mm F3.3-4.5Sは、1986年発売だが、1989年にピントリングなどが改良されたAI AF Zoom Nikkor 35-70mm F3.3-4.5S <NEW>が発売されている。このAI AF Zoom Nikkor 35-70mm F3.3-4.5S <NEW>は持っていないので区別されているのかはわからない。調べるためにAI AF Zoom Nikkor 35-70mm F3.3-4.5S <NEW>を買えとかいうのはやめてください(泣)。
あと、DX(APS-Cフォーマット用)レンズは、Exifに「DX」は入らないようだ。【追記】AF-P NIKKOR 70-300mm f/4.5-5.6E ED VRとAF-P DX NIKKOR 70-300mm f/4.5-6.3G ED VRとはどう区別するんだ?と思ったら、DXの方はF値が4.5-6.3だったし、末尾がEとGの違いもある。
ほかの70-300mmも、Dのありなし、EDのありなし、VRのありなし、GかEかなどで区別できそうだ。なんかうまくできてるな。
【追記ここまで】
Pタイプレンズ(MFレンズでCPUを持つレンズ、ただしDタイプではないがSタイプの機能はもっている)のExifのレンズ名には「P」が入らないようだ。AI Nikkor 45mm F2.8Pは「45mm f/2.8」になっている。GN Auto NIKKOR 45mmF2.8は非CPUレンズで、これまではExifにはレンズ名は記録されなかったからこれでよいが、ニコンZ50IIになってレンズ名を入力できるようになったら、GN Auto NIKKOR 45mmF2.8をレンズ情報で「45mm f/2.8」と入力したらAI Nikkor 45mm F2.8Pと区別できなくなる。ただ、AI Nikkor 45mm F2.8Pの方はCPUレンズなのでExifに撮影時の絞り値も記録されるが、非CPUレンズのGN Auto NIKKOR 45mmF2.8の方は、撮影絞り値も開放絞り値のまま記録されるのでよくみると区別できるかもしれない。でもAI Nikkor 45mm F2.8Pと同じ「45mm f/2.8」を入力するのはやめておいた方がよい。ニコンZ50IIはレンズ名に36文字まで入れられるので、「GN Auto NIKKOR 45mmF2.8」と入力すればいいのだろう。
2018年のNIKKOR Zからはレンズ名がフルネームで入るようだ。末尾の「S」もちゃんと入っている(この場合の「S」はFマウントの「Sタイプ」とは異なり、「S-Line」の「S」だ)。
ただし、NIKKOR Zでも、(Special Edition)はExifには記録されていないようだ。NIKKOR Z 28mm f/2.8(Special Edition)もNIKKOR Z 28mm f/2.8も区別が付かないということだ。おそらく(Special Edition)もそうでない方もCPU部品が同じなのだろう。光学系などは同じなのでCPUを作り分ける意味がない。そう考えると、<NEW>のありなしがExif上区別されていないということも、両者にCPUに書き込むような光学系の違いがないということか。
ということで、全部のCPUありNikkorレンズのExif上のレンズ名一覧が知りたくなってきたぞ。全部買って調べろとかやめてね(泣)。
写真は記事とは関係ない。
JRゲートタワー入口(名古屋市中村区):Nikon Z6、AF-S NIKKOR 20mm f/1.8G ED、F8 絞り優先AE、1/40秒、ISO-AUTO(ISO 800)、AWB(6920K)、マルチパターン測光、 オートエリアAF、手ぶれ補正ON(ノーマル)、高感度ノイズ低減:標準、自動ゆがみ補正、ピクチャーコントロール「オート」、手持ち撮影、マウントアダプターFTZ、バヨネットフード HB-72、ニコンNCフィルター、JPEGからリサイズのみ
JRゲートタワーなんだかJRセントラルタワーズなんだかよく分からなかったが、調べたらJRゲートタワーのようだ。
なんかあんまり寒くないのでクリスマスという感じがしない。ただし、名古屋は関東地方南部よりは朝の最低気温が低く、新幹線で行って降りると寒い。盆地でもないのに夏は関東地方よりも最高気温が高くて冬は関東地方よりも最低気温が低いのはなぜなんだ。というか関東地方南部が温暖すぎるのか。
最近のコメント