ニコンNX Studio Ver. 1.9.0でニコンIDとネット接続が必須に ― 2025年04月27日 00時00分00秒
ニコンの画像閲覧・編集・RAW現像ソフトであるNX Studioが2025年4月22日付けでVer. 1.9.0になっている。
NX Studio Ver.1.9.0ダウンロード
Ver.1.8.0 から Ver.1.9.0 への変更内容
• Z5II に対応しました。
• Nikon ID によるログインが必要になりました。
Nikon ID を所有していない場合、Nikon ID の登録が必要となります。
• 本バージョン以降、Nikon Message Center 2 は同時にインストールされません。 既にインストール済みでアップデート版を入手したい場合は、ダウンロードセンターよりインストールを行ってください。
• 以下の不具合を修正しました。
- [ノイズリダクション]を有効後、別の画像を選択し元の画像を再選択すると、ノイズリダクションが正常に適用されない場合がある。
- DX レンズを使用して撮影した画像に対して[ヴィネットコントロール]をオンにすると、リング状の階調段差が発生する場合がある。
- カメラの設定で[美肌効果]を有効かつ[ヴィネットコントロール]を有効にした状態で DX レンズを使用して撮影した画像を表示すると、肌にまだら状のノイズが発生する場合がある。
- Nikon Transfer 2 で画像転送中にエラーが出て転送ができない場合がある。
不具合の修正はよいのだが、Nikon ID によるログインが必要になり、注意事項として、「すべての機能を使うためには、インターネット接続が必須となります。 (Nikon ID によるログイン、オンラインヘルプ利用、Web サービス機能利用、動画関連機能の利用、アップデート情報取得のため)」とある。
ネット環境のないところでNX Studioによる編集やRAW現像ができないとなると、ネイチャー写真の人などは困るんじゃないだろうか。私もキャンプに行ったりして夜にノートPCでBlog用に画像を編集する際にネット接続が要求されると困るなぁと思う。
インストールするときだけニコンIDよるログインが必要なのならまだいいけど、NX Studioを立ち上げるたびにネット接続が要求されるのだとすればこれはかなりの改悪じゃないかな。私自身はニコンIDは持っているけれども、前記のキャンプ中とかを想定すると、この仕様はいかがなものかと思う。北海道ツーリングとかに行く人がNX Studio使えなくて困るんじゃないかな。【追記:2025年4月28日】Ver. 1.9.0をインストールして、ネット接続しないと何が使えて何が使えないのかリポートするという手もあろうが、そんな面倒くさいことはしない。「すべての機能を使うためには、インターネット接続が必須となります」で済まさずに、何ができて何ができないのかニコンがちゃんと公表すべき重大な変更だと思う。【追記ここまで】
ということで、私はVer. 1.8.0のままでしばらく様子見だ。デジカメWatchもまだNX Studio Ver. 1.9.0を記事にしていないようだし。
写真は記事とは関係ない。
千葉工業大学通用門(旧鉄道第二連隊表門)(千葉県習志野市津田沼):Nikon Z6、SG-image 18mm F6.3 ウルトラシンレンズ、18mm(35mm版換算27mm相当)、絞り優先AE(F6.3固定、1/200秒)、ISO-AUTO(ISO 100)、AWB(5530K)、APS-C(DX)フォーマット、マルチパターン測光、マニュアルフォーカス(MF)距離●2m、ピクチャーコントロール:オート、手ぶれ補正ON、高感度ノイズ低減:標準、手持ち撮影、フィルターなし、フード(37mm→30mmと30mm→37mmリング2段重ね)、Jpegをリサイズのみ
以前もP20 liteのパノラマ撮影(HUAWEI P20 lite(ANE-LX2J)その3) ― 2019年07月26日で作例とした旧鉄道第二連隊表門だ。
国登録有形文化財(建造物)になっている。
千葉工業大学通用門(旧鉄道第二連隊表門)(千葉県教育委員会 習志野市の県指定および国登録文化財)
SG-image 18mm F6.3は、なかなかシャープでよいですな。四隅の暗黒さえもう少し改善すればいいのだが。
コメント
_ みっち ― 2025年05月01日 09時16分21秒
_ Haniwa ― 2025年05月01日 11時18分08秒
キヤノンPowershot V1の発売日入手おめでとうございます!\(^o^)/\(^o^)/\(^o^)/
>最大の特徴は超広角ズーム、35mm版で16-50mm相当のレンズです。こんな超広角ズームの付いたコンパクトカメラって、初めてですよね。
これは超広角好きの私としても興味があります。
>思い出すのはニコン「DL18-50 f/1.8-2.8」、2016年だったか発表されて、ワクワク待ってたのに、寂しくボシャってしまいました。
私も発売されたら買うつもりでいました(泣)。1 NIKKOR 18-50mmが出たらそれもいいなぁと思っていました(泣)。
流石キヤノンですねぇ。
しかもキヤノンは、「EF75-300mm f/4-5.6 III」の光学設計を“RFマウント化” した3万円台で買える望遠ズームレンズ「RF75-300mm F4-5.6」を発売したらしいですね。手ぶれ補正がないという話ですが、ボディに手ぶれ補正があれば問題なしです。EF75-300mm f/4-5.6 IIIの写りがどうなのか知りませんが、そこそこ写るのであれば天晴れです。
ttps://dc.watch.impress.co.jp/docs/news/2010992.html
>実はソニーのVLOGCAM ZV-1M2、静止画に使っても面白そうなので、どーかなぁと思っていたのです。しかし、あれはなにせVLOG用なので、静止画では手ブレ防止機能がない、電子シャッターしかない、マニュアルでの操作性が良くない、ステップズーム機能はない、とか色々熱意を削ぐところがありました。
SONYのVLOGCAM ZV-1M2との比較もありがとうございます。仰るように静止画の割合が高い人はキヤノンのPowershot V1の方がよさそうですね。
>そこへ、V1ですからね、これもVLOG用には違いないが、静止画も手を抜かずに、仕様はちゃんとしています。ただ、いざ手にしてみると、やけに分厚い(汗)、まぁ長時間のビデオ収録用に換気ファンがついてますしねぇ、まぁ丈夫そうなボディだ、とは云えます。コンデジではソニーのRX100M3も持ってますけど、あれはとても華奢な感じで、Haniwa氏の太い指でグイッとやられると潰れてしまいそうです。(笑)
>V1は、猊下のハッシにも耐えられるかもしれません。(爆)
ソニーのRX100M3はちょっと気になっていたのですが、天王寺動物園のゴリラの血を引く(違)私にはちょっと華奢なんですか。
長時間のビデオ収録用に換気ファンというのは大事だと思います。収録中に熱で落ちてしまってどこまで撮れていたのか怪しいとか最悪の事態ですからね。その辺もキヤノンは卒がないですねぇ。
猊下のハッシに耐えられるというのは今後のカメラ性能の重要指標になるかもしれませんね(違)。
>近所をちょいと撮ってみた感想、やっぱ1.4型センサーは1型センサーより描写に余裕を感じます。かなり素性の良い感じがします。何と云っても、スマホのシャープネス全開のギトギト画像とは違って、柔らかい画像にホッとしますねぇ。
1型よりもさらに余裕のある感じの1.4型なのですね。
ttps://dc.watch.impress.co.jp/docs/news/1664610.html
によりますと、「キヤノンでは初となる1.4型サイズのセンサーを搭載した。このサイズの採用理由について、高級スマホで使われる1型センサーのちょうど2倍の面積にすることで、スマホよりも画質を追求できるためとしている。 」とのことです。
スマホとも画質で差を付けられるのも重要ですね。スマホの人が単体カメラが欲しい理由は一番には望遠ですから、16-50mmですと画質の違いが重要になります。望遠欲しい人はCOOLPIX P950とかありますからね。
1.4型と1/1.4型を勘違いしてしまいそうですが、対角線がルート2倍になっているわけですね。
>あと細かな点として、鏡胴周りのコントローラーリングにステップズーム機能を割り当てることができ、16、20、24、28、35、50、と切り替えられます。とかくコンデジのパワーズームって、望遠端と広角端しか使わない(笑)とかなっちゃうので、この機能は割と気に入ってます。
これも流石キヤノンですねぇ。私もズームは両端ばかり使う傾向があります。こういう鏡胴周りにコントロールリングをどういう用途でどういう配置にすべきかはもっとニコンはキヤノンに学ぶべきだと思います。最近のニコンはリングを減らすことばかり考えていると思います。周回遅れです。
ここでキヤノンがツァイスユーザーに配慮してファームアップで、20mmの代わりに21mm、24mmの代わりに25mmとかセットできるようになったりすれば面白いと思います。
御手洗氏の目が黒いうちは…といっていた私ですが欲しくなってきました。
ttps://www.yodobashi.com/product/100000001008955658/
ヨドバシですと、¥148,500(税込)ですが、なんと納期に約6ヶ月とあります。人気ですねぇ。発売日に手にされたみっち様がうらやましいです。
旅行や出張にはPowerShot V1だけで済みそうですねぇ。これはほしい……。
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最大の特徴は超広角ズーム、35mm版で16-50mm相当のレンズです。こんな超広角ズームの付いたコンパクトカメラって、初めてですよね。
思い出すのはニコン「DL18-50 f/1.8-2.8」、2016年だったか発表されて、ワクワク待ってたのに、寂しくボシャってしまいました。
実はソニーのVLOGCAM ZV-1M2、静止画に使っても面白そうなので、どーかなぁと思っていたのです。しかし、あれはなにせVLOG用なので、静止画では手ブレ防止機能がない、電子シャッターしかない、マニュアルでの操作性が良くない、ステップズーム機能はない、とか色々熱意を削ぐところがありました。
そこへ、V1ですからね、これもVLOG用には違いないが、静止画も手を抜かずに、仕様はちゃんとしています。ただ、いざ手にしてみると、やけに分厚い(汗)、まぁ長時間のビデオ収録用に換気ファンがついてますしねぇ、まぁ丈夫そうなボディだ、とは云えます。コンデジではソニーのRX100M3も持ってますけど、あれはとても華奢な感じで、Haniwa氏の太い指でグイッとやられると潰れてしまいそうです。(笑)
V1は、猊下のハッシにも耐えられるかもしれません。(爆)
近所をちょいと撮ってみた感想、やっぱ1.4型センサーは1型センサーより描写に余裕を感じます。かなり素性の良い感じがします。何と云っても、スマホのシャープネス全開のギトギト画像とは違って、柔らかい画像にホッとしますねぇ。
あと細かな点として、鏡胴周りのコントローラーリングにステップズーム機能を割り当てることができ、16、20、24、28、35、50、と切り替えられます。とかくコンデジのパワーズームって、望遠端と広角端しか使わない(笑)とかなっちゃうので、この機能は割と気に入ってます。