横浜・野毛山公園の桜(AF-S NIKKOR 20mm f/1.8G ED) ― 2025年04月10日 00時00分00秒
オイル交換や冷却水交換などバイクの整備が完了したのでどこかにバイクで行ってこようと思ったのだが、関東地方南部の天気が雨が多くて、降っていなくても不安定な日が多い。自分が休める日と天気とがうまく噛み合わなくてバイクで出掛けられないでいる(泣)。雨男なので天気が不安定な日に出掛けると高確率で雷雨に遭う(泣)。
ということで所用で出掛けた横浜・野毛山公園の桜がまだ咲いていたのでアップする。この日はにわか雨もなく天気が良くてバイク日和だったのだが(泣)。
【写真1】野毛山公園の桜(横浜市西区):Nikon Z6、AF-S NIKKOR 20mm f/1.8G ED、F6.3 絞り優先AE、1/320秒、ISO-AUTO(ISO 100)、AWB(5000K)、マルチパターン測光、 オートエリアAF、手ぶれ補正ON(ノーマル)、高感度ノイズ低減:標準、自動ゆがみ補正、ピクチャーコントロール「オート」、手持ち撮影、マウントアダプターFTZ、バヨネットフード HB-72、ニコンNCフィルター、JPEGからリサイズのみ
AF-S NIKKOR 20mm f/1.8G EDは、ヌケがよくて周辺光量も豊富で歪曲収差も小さいので(作例は自動ゆがみ補正をONにしているがOFFにしてもほとんど変わらない)、一眼レフ用の20mmレンズとしてはほぼ完成形なのではないだろうか。値段もそんなに高くないので、絞り環がないことぐらいしか欠点がない。絞りもGタイプでまだ機械駆動なので、絞り環がなくても絞り設定をなんとかする手段はある。
【写真2】野毛山公園の桜(横浜市西区):Nikon Z6、AF-S NIKKOR 20mm f/1.8G ED、F6.3 絞り優先AE、1/500秒、ISO-AUTO(ISO 100)、AWB(5010K)、マルチパターン測光、 オートエリアAF、手ぶれ補正ON(ノーマル)、高感度ノイズ低減:標準、自動ゆがみ補正、ピクチャーコントロール「オート」、手持ち撮影、マウントアダプターFTZ、バヨネットフード HB-72、ニコンNCフィルター、JPEGからリサイズのみ
AF-S NIKKOR 20mm f/1.8G EDは、ナノクリスタルコート採用でヌケが非常によいので、このような逆光で透けた桜の花がきれいな状況をよく写し取れる。素晴らしい。
【写真3】野毛山公園の桜と横浜市中央図書館(横浜市西区):Nikon Z6、AF-S NIKKOR 20mm f/1.8G ED、F6.3 絞り優先AE、1/400秒、ISO-AUTO(ISO 100)、AWB(5160K)、マルチパターン測光、 オートエリアAF、手ぶれ補正ON(ノーマル)、高感度ノイズ低減:標準、自動ゆがみ補正、ピクチャーコントロール「オート」、手持ち撮影、マウントアダプターFTZ、バヨネットフード HB-72、ニコンNCフィルター、JPEGからリサイズのみ
これも逆光で透過光がきれいだ。ややフレアがでていて右下にゴーストも出ているが、あまり目立たず素晴らしい。AF-S NIKKOR 20mm f/1.8G EDは、ばんばん逆光で撮ってしまう。
横浜市中央図書館は、設計・監理が前川建築設計事務所となっている。「横浜市中央図書館は、前川國男が86年に亡くなった以後の建築だが、そこには『前川建築』としてのデザインポリシーがしっかりと受け継がれている。」とのこと(【記念シリーズ・横浜市公共建築】第25回 横浜市中央図書館 前川建築設計事務所・橋本功所長に聞く(建設通信新聞 2022-08-10))
【写真4】野毛山公園の桜(横浜市西区):Nikon Z6、AF-S NIKKOR 20mm f/1.8G ED、F6.3 絞り優先AE、1/320秒、ISO-AUTO(ISO 100)、AWB(5040K)、マルチパターン測光、 オートエリアAF、手ぶれ補正ON(ノーマル)、高感度ノイズ低減:標準、自動ゆがみ補正、ピクチャーコントロール「オート」、手持ち撮影、マウントアダプターFTZ、バヨネットフード HB-72、ニコンNCフィルター、JPEGからリサイズのみ
野毛山公園は、茂木惣兵衛や原富太郎(三渓)の別荘地だった場所のようだ。
現在の動物園区域はその名も高い明治の商人、茂木惣兵衛の別荘地であり、また、樹林区域は同時期の豪商だった原富太郎がやはり別荘を所有していた場所だった。それが1923年(大正12年)の関東大震災によって壊滅的打撃を受け、後年の震災復興とともに公園建設が行われたのだ。そして戦争後は米軍に接収され、それが解除される1946年(昭和21年)までは公園の空白期間となった。しかし、1949年(昭和24年)に日本貿易博覧会の会場となり、その後動物園と遊園地が設置され、1951年(昭和26年)より市立野毛山遊園地として人々に親しまれるようになったのである。
タイムスリップよこはま 野毛山公園
【写真5】野毛山公園の「GREEN×EXPO 2027(2027年国際園芸博覧会)(横浜花博)」の謎のキャラクター(横浜市西区):Nikon Z6、AF-S NIKKOR 20mm f/1.8G ED、F6.3 絞り優先AE、1/320秒、ISO-AUTO(ISO 100)、AWB(4760K)、マルチパターン測光、 オートエリアAF、手ぶれ補正ON(ノーマル)、高感度ノイズ低減:標準、自動ゆがみ補正、ピクチャーコントロール「オート」、手持ち撮影、マウントアダプターFTZ、バヨネットフード HB-72、ニコンNCフィルター、JPEGからリサイズのみ
この「GREEN×EXPO 2027(2027年国際園芸博覧会)(横浜花博)」のチーバくんやピーポくんに似たキャラクターは桜木町駅前にも設置されているが(SG-image 18mm F6.3 + ニコンZ6 作例その6 ― 2025年02月16日の写真2参照)、検索しても名前が出てこない。「GREEN×EXPO 2027(2027年国際園芸博覧会)」(横浜花博)の公式キャラクターは「トゥンクトゥンク」という別のものだ。どうして「トゥンクトゥンク」ではなく、謎のキャラクターがあちこちにあるのか謎だ。
ちなみに野毛山公園の展望台のあるあたりからは、横浜市の旧市街地の低地をはさんで南側の丘陵上に旧根岸競馬場の一等馬見所(つ、ついにCarl Zeiss Distagon T* 2/28 ZF、ZKが! ― 2007年09月13日の写真参照)が見える。【写真5】でも地平線の左寄りに小さな樹木と重なって3つの塔が見える(20mmなので小さいが)。そういやDistagon T* 2/28 ZFもあんまり使っていないなぁ。使わなきゃ。Distagon T* 2/28 ZFは、絞り開放だと非点収差があって点光源が鳥の羽を広げたようになるが、F4まで絞ると点光源が点に写る。ニコンZ6だとボディ内手ぶれ補正が効くので、冬の夜空をDistagon T* 2/28 ZFの手持ち撮影で撮れたりする。
ということで、AF-S NIKKOR 20mm f/1.8G EDもなかなかよいですよ。ニコンZで使うとFTZやFTZIIで望遠レンズみたいに長くなってしまうが。しかし、逆に、画角が広いのに望遠で撮っているみたいに見えるので、画角内に入っている通行人等が自然に写るというメリットもある。AF-S NIKKOR 20mm f/1.8G EDは、Fマウントレンズだが、執筆時現在現行品だ。
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