「ハニワと土偶の近代」(国立近代美術館)2024年12月10日 00時00分00秒

写真1】劇団カッパ座 はに丸・ひんべえ(1983年):Nikon Z6、NIKKOR Z 24-70mm f/4 S、25mm、絞り優先AE(F8、1/50秒電子シャッター)、ISO-AUTO(ISO 800)、ピクチャーコントロール:AUTO、AWB(3280K)、マルチパターン測光、オートエリアAF、手ぶれ補正ON、自動ゆがみ補正ON、高感度ノイズ低減:標準、手持ち撮影、Nikon NCフィルター、バヨネットフード HB-85、NX StudioでRAWから+に露出補正

東京国立博物館(東京・上野)の特別展「はにわ」が2024年12月8日(日)で終わりそうなのにまだ行っていなかったところ、国立近代美術館(東京・竹橋)でも「ハニワと土偶の近代」をやっていてこれも2024年12月22日(日)までだというので、2件ハシゴしてきた。

トーハクが20時まで開館している日だったので、まずは竹橋の国立近代美術館へ。

【写真1】劇団カッパ座 はに丸・ひんべえ(1983年):Nikon Z6、NIKKOR Z 24-70mm f/4 S、25mm、絞り優先AE(F8、1/50秒電子シャッター)、ISO-AUTO(ISO 800)、ピクチャーコントロール:AUTO、AWB(3280K)、マルチパターン測光、オートエリアAF、手ぶれ補正ON、自動ゆがみ補正ON、高感度ノイズ低減:標準、手持ち撮影、Nikon NCフィルター、バヨネットフード HB-85、NX StudioでRAWから+に露出補正

こちらは美術館なので、ハニワそのものではなく、ハニワをモチーフにした美術が歴史の中でどう扱われてきたのかを展示していた。王政復古とハニワとか「紀元2600年」とハニワとかハニワの戦争協力など。一緒に行った家族はこの戦争遂行にハニワを利用したという展示が気に入らなくてものすごいスピードで通り抜けていった。唯一よかったのが「大魔神」だと。

【写真2】高山良策 大魔神(1960年代)・『大魔神』(1966年)大映:Nikon Z6、NIKKOR Z 24-70mm f/4 S、24mm、絞り優先AE(F8、1/50秒電子シャッター)、ISO-AUTO(ISO 1800)、ピクチャーコントロール:AUTO、AWB(3480K)、マルチパターン測光、オートエリアAF、手ぶれ補正ON、自動ゆがみ補正ON、高感度ノイズ低減:標準、手持ち撮影、Nikon NCフィルター、バヨネットフード HB-85、リサイズのみ
【写真2】高山良策 大魔神(1960年代)・『大魔神』(1966年)大映:Nikon Z6、NIKKOR Z 24-70mm f/4 S、24mm、絞り優先AE(F8、1/50秒電子シャッター)、ISO-AUTO(ISO 1800)、ピクチャーコントロール:AUTO、AWB(3480K)、マルチパターン測光、オートエリアAF、手ぶれ補正ON、自動ゆがみ補正ON、高感度ノイズ低減:標準、手持ち撮影、Nikon NCフィルター、バヨネットフード HB-85、リサイズのみ

私もハニワを利用した国威高揚の展示は写真を撮らなかった。モダニズムとハニワのあたりはよかった。

【写真3】長谷川三郎 無題-石器時代土偶による(1948年):Nikon Z6、NIKKOR Z 24-70mm f/4 S、24mm、絞り優先AE(F5.6、1/50秒電子シャッター)、ISO-AUTO(ISO 4000)、ピクチャーコントロール:AUTO、AWB(3270K)、マルチパターン測光、オートエリアAF、手ぶれ補正ON、自動ゆがみ補正ON、高感度ノイズ低減:標準、手持ち撮影、Nikon NCフィルター、バヨネットフード HB-85、リサイズのみ
【写真3】長谷川三郎 無題-石器時代土偶による(1948年):Nikon Z6、NIKKOR Z 24-70mm f/4 S、24mm、絞り優先AE(F5.6、1/50秒電子シャッター)、ISO-AUTO(ISO 4000)、ピクチャーコントロール:AUTO、AWB(3270K)、マルチパターン測光、オートエリアAF、手ぶれ補正ON、自動ゆがみ補正ON、高感度ノイズ低減:標準、手持ち撮影、Nikon NCフィルター、バヨネットフード HB-85、リサイズのみ

「芸術は爆発だ!」と言いたくなる作品だが、岡本太郎の太陽の塔よりもはるかに前の1948年の作品だ。

【写真4】「眺めのよい部屋」(国立近代美術館4階):Nikon Z6、NIKKOR Z 24-70mm f/4 S、24mm、絞り優先AE(F8、1/50秒電子シャッター)、ISO-AUTO(ISO 200)、ピクチャーコントロール:AUTO、AWB(4680K)、マルチパターン測光、オートエリアAF、手ぶれ補正ON、自動ゆがみ補正ON、高感度ノイズ低減:標準、手持ち撮影、Nikon NCフィルター、バヨネットフード HB-85、リサイズのみ
【写真4】「眺めのよい部屋」(国立近代美術館4階):Nikon Z6、NIKKOR Z 24-70mm f/4 S、24mm、絞り優先AE(F8、1/50秒電子シャッター)、ISO-AUTO(ISO 200)、ピクチャーコントロール:AUTO、AWB(4680K)、マルチパターン測光、オートエリアAF、手ぶれ補正ON、自動ゆがみ補正ON、高感度ノイズ低減:標準、手持ち撮影、Nikon NCフィルター、バヨネットフード HB-85、リサイズのみ

国立近代美術館4階には「眺めのよい部屋」という休憩室がある。たしかに眺めはよい。

あと、記録映画「月の輪古墳」はよかった。岡山県勝田郡飯岡村( 現久米郡美咲町飯岡)にある月の輪古墳を住民総動員で発掘して勉強会をしている記録映画だ。住民の意識や知識は相当高まったのだろうなぁ。羨ましい。
【追記】「地域考古学の原点・月の輪古墳」という本があるようだ(新泉社2007年 近藤 義郎/著 中村 常定/著)。
地域考古学の原点・月の輪古墳(新泉社)
【追記ここまで】

【写真5】「ハニワと土偶の近代公式図録」(左、税込3,000 円 )と サコッシュ (右:税込1,650 円)
【写真5】「ハニワと土偶の近代公式図録」(左、税込3,000 円 )と サコッシュ (右:税込1,650 円)
図録・グッズ | ハニワと土偶の近代 公式ウェブサイト

美術館や博物館の特別展の図録は必ず買うようにしている。サコッシュは、バイク用のナビゲーションZumo396のケースにしようかなと買った。ツーリング先でバイクから一時離れるときにナビを外して入れようかなと思った。これにガーミンのZumo396を入れている人を見つけて「貴様っHaniwaだなっ」と羽交い締めにするのはやめてください(泣)。

さあ、国立近代美術館をあとにして、東京国立博物館の特別展「はにわ」(注:2024年12月8日に終了済み)に行くぞ。(つづく)

コメント

_ タロウカジャ ― 2024年12月10日 12時42分21秒

撮影が可能なんですね。
東博で撮影不可があり係の人に止められたことがあります。
埴輪のオリジナルを観ていると人の造形能力はさほど進歩していないんだなあと感じます。
上野の山は色々あって良いですね。比較的近くなのがうらやましいです。
掲出されている写真を撮影する時は強力なボディ内手振れ補正があるのは良いですね。

_ Haniwa ― 2024年12月11日 08時38分48秒

タロウカジャ様
>撮影が可能なんですね。
>東博で撮影不可があり係の人に止められたことがあります。

東京国立博物館も国立近代美術館も基本的に撮影可能です。
フラッシュの付いたコンパクトカメラが減ったせいとSNSの拡散力に期待してのことだと思います。
ただ、個人蔵などの陳列物は撮影禁止になっていることが多いです。あと動画の陳列物はどこも撮影禁止ですね。撮影禁止の陳列物は撮影禁止マークが付いています。

スマホの補助光をはにわに当てて怒られているお爺さんがいました。「だって設定が分からないんだもの」と言い訳している横でまた別の若い人のスマホのAF補助光が当たってました。AF補助光当てたらその場で設定変更できない人以外は全部スマホを預かって出口で返却とかにした方がよいかもしれません。

あと、トーハクの方ですが、図録に載っているような写真を撮ろうとして真ん前でスマホでずっと構図をいろいろ試している人がたくさんいました。私はそういう人も含めて記録してしまいますが、皆さん必死にきれいにハニワだけを撮ろうとしていましたね。図録買いなさいよ(怒)。

>埴輪のオリジナルを観ていると人の造形能力はさほど進歩していないんだなあと感じます。

おそらくはにわのシンプルなデフォルメが人の心を掴むんでしょうね。兵馬俑のような写実的なのもすごいですが、ハニワのようなシンプルさもなにか暖かさを感じるような気がします。

>上野の山は色々あって良いですね。比較的近くなのがうらやましいです。

ありがたいです。遠くから見に来られている方も多いようです。そのせいか、午前中が空いているとトーハクの案内にありました。

>掲出されている写真を撮影する時は強力なボディ内手振れ補正があるのは良いですね。

ミラーレスデジタルカメラの有利な点だと思っています。
おもしろレンズ工房どどっと400(400mm F8)みたいなシンプルなレンズを夜間も手持ち撮影できるのはすごいと思います。<New>Reflex-Nikkor 500mm F8もほしいなぁと思うのですが、最近よい出物がありませんね。

_ photosinger ― 2024年12月12日 20時07分50秒

お久しぶりです。
最近 SNSを控えめにして写真ブログを再開した者です。
ご家族との会合楽しめたようで良かったですね
面白そうだけど東京は遠いです。
またたまに遊びに来ます。よろしくお願い致します。

_ こんどう ― 2024年12月14日 23時22分04秒

FTZ IIIの噂がありますね。HANIWA様の念が、ようやく通じましたね!

_ Haniwa ― 2024年12月15日 21時56分12秒

■ photosinger様
こちらこそご無沙汰しております。
お返事が遅れてすみません。
つづきのはにわ展の記事がまだアップできていません(泣)。

再開された”今更camera”
ttps://photosinger.blog.fc2.com/
のSONY A350 と SIGMA 70-300 APO macro F4-5.6の組み合わせの作例がよいですね。
透明感があるのに、こってりとした発色。ちょっとメキシコの壁画っぽいイメージです。

こちらこそ今後ともよろしくお願いいたします。

_ Haniwa ― 2024年12月15日 22時09分17秒

■ こんどう様

>FTZ IIIの噂がありますね。HANIWA様の念が、ようやく通じましたね!

ど、どうなんでしょう?
Rumors from China: Nikon to launch a new AF/AF-D to Z-mount lens adapter in 2025
By [NR] admin | Published: December 14, 2024
ttps://nikonrumors.com/2024/12/14/rumors-from-china-nikon-to-launch-a-new-af-af-d-to-z-mount-lens-adapter-in-2025.aspx/
ですよね。

なんかそれらしくできた画像ですねーと思ったら、Monster Adapter LA-FE2 Nikon F Lens to Sony E- Mount Camera Lens Adapterの写真ですね。

ソニーEマウントで、カップリングAFが可能なんだから(それもサードパーティでニコンFマウントAFレンズがソニーボディでAF可能)、ニコン純正カメラでできなくてどうするとは思います。

赤城耕一氏もソニー純正LA-EA5マウントアダプターの件で「そうです。あのメーカーに見習っていただきたい仕様のアダプターなのであります。ホント。」と仰ってましたし。
ttps://dc.watch.impress.co.jp/docs/column/akagi/1558843.html

出すのが遅すぎとは思いますが、”FTZIII”出すのならはやく出してほしいです。
TECHART TZM-02 マウントアダプター セットを買いそうになって思いとどまっているのです。しびれを切らしてTECHART TZM-02を買うとほどなくFTZIIが出るという気がしないでもないです(笑)。首を長くしてFTZIIを待ちます。

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