KANIの、他社製フィルターを“マグネット対応”にするホルダー/アダプターの単品発売2024年11月07日 00時00分00秒

今日の月:Nikon Z6、Nikon おもしろレンズ工房 どどっと400(400mm F8)、テレコンバーター ニコンTC-301S、F8開放(合成F値16、合成焦点距離800mm)、絞り優先AE(-3.3段)、1/800秒、ISO 16000、WB晴天、ピクチャーコントロール:AUTO、マルチパターン測光、 手ぶれ補正ON、高感度ノイズ低減:標準、手持ち撮影、トリミングしてリサイズ、Nikon L37Cフィルター、ニコンFTZマウントアダプター 、どどっと400専用フードTI.HN-1

KANI、他社製フィルターを“マグネット対応”にするホルダー/アダプターの単品発売(デジカメWatch )とのこと。

保護フィルターは付けっぱなしだし、PLフィルターなどは使わないので、この手のマグネットで簡単にフィルターが交換できる仕組みにはあまり興味がなかった。

しかし、Carl Zeiss CONTAX G用のBiogon T* 21mm F2.8とBiogon T* 28mm F2.8には、Nikon Z6作例1(CONTAX G Biogon T* 21mm F2.8) ― 2021年11月13日で紹介したようにシグマ光機球面平凸レンズ / SLB-50-1500PM(可視光域マルチコーティング)をフィルター枠で挟んで装着している。

これは、フィルム用に設計された対称型の超広角レンズは、デジタルカメラのセンサー前のカバーガラスによって像面湾曲が生じてしまうので、それを打ち消すために球面平凸レンズ付けているのだ。

Biogon T* 21mm F2.8やBiogon T* 28mm F2,8をずっとニコンZ6で使っている分にはよいが、CONTAX G1でのフィルム撮影ととっかえひっかえしようとすれば、この球面平凸を付けたり外したりしないといけない。そういうときにこのマグネット式にできるKANIのマグネットアダプターおよびマグネットホルダーはいいなと思った。

ただ、67/72/77/82mm径しかないのが残念。Biogon T* 21mm F2.8はフィルター径が55mmだし、Biogon T* 28mm F2.8はフィルター径46mmなのだ。最小でも67mmというのはちょっと大きすぎる。もっとも、小径のフィルターって比較的安価で、大径になると急に値段が高くなるから、大径の方にこそマグネット式で使い回す需要があるので、この大径用しかないのはわかる。しかし、球面平凸レンズみたいな特殊レンズやフィルターを外したり付けたりすることもあるので、是非46、49、52、55mmあたりもラインナップしてほしい。


写真は記事とは関係ない。今日の月:Nikon Z6、Nikon おもしろレンズ工房 どどっと400(400mm F8)、テレコンバーター ニコンTC-301S、F8開放(合成F値16、合成焦点距離800mm)、絞り優先AE(-3.3段)、1/800秒、ISO 16000、WB晴天、ピクチャーコントロール:AUTO、マルチパターン測光、 手ぶれ補正ON、高感度ノイズ低減:標準、手持ち撮影、トリミングしてリサイズ、Nikon L37Cフィルター、ニコンFTZマウントアダプター 、どどっと400専用フードTI.HN-1

さきほどの月。月齢は5.6らしい。いつも満月の時に撮ることが多いのだが、満月よりももっと月齢の小さいときの方が月面の凹凸とかがよくわかるのを思い出して今日撮ってみた。

今日はニコンから、Z50IIが発表になったようだが(クリエイティブ志向を強めたニコンDXミラーレス「Z50II」(デジカメWatch))、ニコンはやはりAPS-Cサイズのミラーレス機には、ボディ内手ぶれ補正は搭載しないようだ。

新型カメラ発表に水を差すようで悪いが、このボディ内手ぶれ補正はすごい。なにせ800mmの望遠レンズを手持ちで撮ってこの写真なのだ。ファインダーでピント合わせしていてもぷるぷるしていてなかなかピントの山がわからない。「諦めて三脚使えよ、せめて一脚使えよ」という脳内の声が聞こえるが面倒くさいので手持ち撮影している。それでこの写りなのだ。三脚使った方がもう少しピントを追い込めてもっと写りがよいのかもしれないが、ともかく800mm F16なんていうレンズでブレずに撮れるのだ。しかも「おもしろレンズ工房」という格安レンズがZ6では全部手ぶれ補正ありになるのだ。あんなMFレンズやあんなVRなしAFレンズも手ぶれ補正ありになるのだ。ボディ内手ぶれ補正はすごい。【追記】なんて書いておいて、大きな画像で見るとなんか甘いなぁ。感度がISO 16000になってるのもあるんだろうなぁ。満月の時はISO 1250だったから10倍以上高感度になってる。次はISOも含めてマニュアル露出でちゃんとやってみよう。 Nikon テレコンバーターTC-301S + おもしろレンズ工房どどっと400 ― 2022年11月09日ピンクムーン(おもしろレンズ工房どどっと400 + ニコンZ6) ― 2022年04月17日参照
【追記ここまで】

【追記:2024年11月8日】
ISO16000はさすがにないなと思って、翌日ISO2000にして再撮影してみた。どどっと400 + TC-301S どうだろうか。なかなか使えると思う。ピント合わせを正確にするためにこんどは三脚を使った。すまん。三脚使ってもボディ内手ぶれ補正はONのままにした。あまりいい三脚ではないのと、ゴム足なので、手持ちほどではないにしても像が揺れてしまうので。
おもしろレンズ工房どどっと400 + TC-301S + ニコンZ6 リベンジ ― 2024年11月08日
【追記ここまで】

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