Lomo LC-A Minitar-1 Art Lens + Leica M - Nikon Z クローズアップマウントアダプター2023年12月26日 00時00分00秒

【写真1】Lomo LC-A Minitar-1 Art Lens + Leica M - Nikon Z クローズアップマウントアダプター + Nikon Z6

長期放置ですまんです。サタンのおぢさんが猫糞をクルシミマスプレゼントしてくれたようだが、それはロモのレンズだった(違)。Lomo LC-A Minitar-1 Art Lens + Leica M - Nikon Z クローズアップマウントアダプターのセットが、Lomo LC-A Minitar-1 Art Lens単体の値段でロモグラフィー公式サイトで売っていたのでポチってしまったのだ(12月中旬)。

NIKKOR Z 28mm f/2.8(Special Edition)の解像力がイマイチで納得できないとか書いてるのに、なんでLomo LC-Aのレンズなんだよっと総ツッコミを受けそうだが、要するにニコンZボディで使えるライカMマウントのコンパクトなレンズとマウントアダプターがほしかったのだ。ライカMマウントのレンズ買ってもマウントアダプターがないと使えないし、マウントアダプター買ってもレンズがないと寂しい。そこでレンズ単体の値段でいまならクローズアップ機能付きのマウントアダプターが1個付いてきますよ、奥さんっ、といわれたらポチッといくでしょ。いかないか。

最初は、Atoll Ultra-Wide 2.8/17 Mマウントとマウントアダプターのセットが気になったのだが、このセットのマウントアダプターがマウント面がめり込んだみたいな形で「Atoll Ultra-Wide 2.8/17専用アダプター」と書いてあったのでやめて、Lomo LC-A Minitar-1 Art Lens + Leica M - Nikon Z クローズアップマウントアダプターのセットの方にした。

ただ、Lomo LC-A Minitar-1 Art LensとセットのLeica M - Nikon Z クローズアップマウントアダプターの方も、マウント面が面一ではなく、周囲が盛り上がって若干すり鉢状になっている。Lomo LC-A Minitar-1 Art Lensを付ける分には全く問題は無いが、ほかのライカMマウントレンズが付くのかはわからない。ただ、ライカMマウントのレンズ取り外しボタンがレンズマウントすぐ横に出っ張って付いているようなので、ライカMマウントのレンズは根元の方はマウント座金よりも太いレンズはなさそうで、それならばこのロモグラフィー製Leica M - Nikon Z クローズアップマウントアダプターに他のライカMマウントレンズも付きそうだ。

【写真2】https://photobase.ru/tehobzori/lomocameri/obzor-lomo-lc-a-svyatoj-graal-lomografov.htmlからMinitar-1のレンズ構成図

【写真2】https://photobase.ru/tehobzori/lomocameri/obzor-lomo-lc-a-svyatoj-graal-lomografov.htmlからMinitar-1のレンズ構成図
Minitar-1のレンズ構成図は公式サイトにもないので貴重。4群5枚で絞りはカメラに近い一番後ろにある。裏側から触れてしまう。

【写真3】新宿駅:Nikon Z6、Lomo LC-A Minitar-1 Art Lens +、ロモグラフィーLeica M - Nikon Z クローズアップマウントアダプター、32mm、絞り優先AE(F8、1/400秒)、ISO-AUTO(ISO 100)、ピクチャーコントロール:AUTO、AWB(6860K)、マルチパターン測光、マニュアルフォーカス、手ぶれ補正ON(35mm F2.8で設定)、高感度ノイズ低減:標準、手持ち撮影

【写真3】新宿駅:Nikon Z6、Lomo LC-A Minitar-1 Art Lens +、ロモグラフィーLeica M - Nikon Z クローズアップマウントアダプター、32mm、絞り優先AE(F8、1/400秒)、ISO-AUTO(ISO 100)、ピクチャーコントロール:AUTO、AWB(6860K)、マルチパターン測光、マニュアルフォーカス、手ぶれ補正ON(35mm F2.8で設定)、高感度ノイズ低減:標準、手持ち撮影

なんかいかにもロモって感じ。色は赤がよく出てこってり。周辺光量はかなり落ちるし、絞らないと周辺は流れる。

【写真4】新宿:Nikon Z6、Lomo LC-A Minitar-1 Art Lens +、ロモグラフィーLeica M - Nikon Z クローズアップマウントアダプター、32mm、絞り優先AE(F8、1/80秒)、ISO-AUTO(ISO 100)、ピクチャーコントロール:AUTO、AWB(7380K)、マルチパターン測光、マニュアルフォーカス、手ぶれ補正ON(35mm F2.8で設定)、高感度ノイズ低減:標準、手持ち撮影

【写真4】新宿:Nikon Z6、Lomo LC-A Minitar-1 Art Lens +、ロモグラフィーLeica M - Nikon Z クローズアップマウントアダプター、32mm、絞り優先AE(F8、1/80秒)、ISO-AUTO(ISO 100)、ピクチャーコントロール:AUTO、AWB(7380K)、マルチパターン測光、マニュアルフォーカス、手ぶれ補正ON(35mm F2.8で設定)、高感度ノイズ低減:標準、手持ち撮影

歪曲収差は強い糸巻きなのだが、これぐらい離れるとあんまり気にならない。レンズ構成が対称型ではないので糸巻きの歪曲が強く出るのだろう。右側の赤い被りみたいなのはゴースト。これもフィルムの被りっぽくてゴーストもわざと赤くしているのかもしれない。そこまであんまり考えていないのかもしれない。テキトー。

【写真5】新宿:Nikon Z6、Lomo LC-A Minitar-1 Art Lens +、ロモグラフィーLeica M - Nikon Z クローズアップマウントアダプター、32mm、絞り優先AE(F8、1/60秒)、ISO-AUTO(ISO 100)、ピクチャーコントロール:AUTO、AWB(8100K)、マルチパターン測光、マニュアルフォーカス、手ぶれ補正ON(35mm F2.8で設定)、高感度ノイズ低減:標準、手持ち撮影

【写真5】新宿:Nikon Z6、Lomo LC-A Minitar-1 Art Lens +、ロモグラフィーLeica M - Nikon Z クローズアップマウントアダプター、32mm、絞り優先AE(F8、1/60秒)、ISO-AUTO(ISO 100)、ピクチャーコントロール:AUTO、AWB(8100K)、マルチパターン測光、マニュアルフォーカス、手ぶれ補正ON(35mm F2.8で設定)、高感度ノイズ低減:標準、手持ち撮影

ニコンプラザ東京(の入っている新宿エルタワー)の入口。まあF8まで絞れば普通っぽく撮れる。ピントノブは無限遠の隣に3mのクリックストップがあるが、3mでF8だと無限遠はボケるので注意。F8だともう少し無限遠寄りにピントノブを置く必要がある。

【追記】なお、ウクライナ侵略の絡みでロシア製レンズはちょっと…と言う方がおられるかもしれないが、このレンズは中国製だ(Minitar-1には"Handcrafted in Central China"、マウントアダプターには"HANDCRAFTED IN CENTRAL CHINA"と刻印が入っている)。2006年~2007年のあいだにLomo LC-AとMinitar-1の生産は中国に移転したようだ(LC-AはLC-A+にモデルチェンジ)。
LC-A+ ヒストリー(ロモグラフィー)参照

【関連追記:2024年5月24日】
Lomo LC-A Minitar-1 Art Lens +Nikon Z6 定点撮影 ― 2024年05月24日

Google
WWW を検索 haniwa.asablo.jp を検索
asahi-net.or.jp/~sp5j-hys/ を検索
※ブラウザで「保護されていない接続」「安全ではありません」などの表示が出る場合はSSL対応のhttps://haniwa.asablo.jp/blog/の方にアクセスしてください。お気に入り・ブックマークもSSL対応の方に変更をお願いします。(2021/02/23)