挑発関係=中平卓馬×森山大道・神奈川県立近代美術館葉山館今日まで ― 2023年09月24日 00時00分00秒
神奈川県立近代美術館葉山館で今日(2023年9月24日)まで開催の「挑発関係=中平卓馬×森山大道」に昨日行ってきた。
挑発関係=中平卓馬×森山大道(神奈川県立近代美術館葉山館)
実は招待券を戴いていたのに忙しいことを理由に先延ばししていたら会期末になってしまったという。でもギリギリに行けてよかった。
神奈川県立近代美術館葉山館に行くのは初めてで、駐車場完備とのことだが、バイクは駐められるのかホームページみてもわからなかったし、公共交通機関で行った。JR逗子駅や、京浜急行電鉄逗子・葉山駅(旧新逗子駅)からバスが出ていて、土日の日中なら12分に1本あるのでそんなに待たずに乗れた。注意点はSuicaなどの交通系ICカードの場合、真ん中のドアから乗ったらタッチ、降りるときに運転席横の料金箱でタッチの2回タッチが必要なことだ。前乗りで均一料金のバスばかり乗っているとまごつく。
【追記】
現地で駐輪場を発見したが、そこにはオートバイは車用の駐車場を使ってくれと書かれていた。だったら最大で2人しか乗れないオートバイじゃなくて、5人とか乗れる自動車で行くよなぁ。駐車料金普通車1000円かよっと思っていたが、それは7・8月の土日祝日だけだった。9月なら曜日にかかわらず400円だった。
神奈川県立近代美術館葉山館アクセス
しかもよく見たらサイトには「自動二輪車用の屋根付き駐輪場は駐車場内(無料)にあります。」と書いてある。バイクとかオートバイで検索していたので自動二輪は見つからなかったはずだ。すまん。次に1人で行くときはバイク使うかも。ただし、このあたりは渋滞が酷くて他県の車も多く歩道もろくにない道なのでバイクで行っても楽しくない可能性は高いが…。
【追記ここまで】
【さらに追記】
あと、この神奈川県立近代美術館葉山館は、サイトのトップに「アクセス」がなく、一番下までスクロールして初めて「アクセス」が出てくるのはよくない。神奈川県立近代美術館葉山館ってどこにあんのよってなる(鎌倉別館の方が有名)。どうしてトップの一番上の「展覧会」「イベント」「コレクション」「美術図書室」「学ぶ・楽しむ」「美術館について」のところに「アクセス」がないんだよ。
【さらに追記ここまで】
写真展自体はよかった。ただ、写真はもう少し大きくてもいいような気もする。また、ほとんどの作品が2023年になってからインクジェットで出力されたものだった。インクジェットでない作品(たぶん印画紙)と現場で見比べてみたが、表面の透明感がちょっと違う感じがするだけで、鑑賞距離で見た場合にはインクジェットかどうかすらわからない。ましてやあの強コントラストの作品なので問題なしなのだろう。
あと、図録をミュージアムショップで買うと森山大道氏のサイン入りだ。ゲットした。(写真上参照)
行ったときは、美術館の外で若い人たちが衣装を着たモデルとモーターワインダー付きのCONTAX RTSで撮影していた。おお、今時フィルムでモーターワインダーか。
あと、美術館の「レストラン オランジュ・ブルー」は、ちょっとお値段高めだが、眺めがよく料理も素晴らしかった。オーシャンビューですよ。家族で食事をとっていたら、外から若いカメラ女子に撮られていたのだが、私が顔をそっちに向けると撮影をやめていた(泣)。しかし、カメラ女子のかなりの人がなぜかオーバーオールを穿いていて、これはガチ撮影勢だなと思った。撮影をやめるときもそれとわかるようにカメラを顔から離して下に向けるのも若いのによく訓練されたよく練習した熟達者とみた。
ということで、会期は今日までなのでよければ是非に。
あと、階下の図書室も必見だ。いまなら中平卓馬氏と森山大道氏関連の著作がまとめてみやすくおかれている。1976年あたりのアサヒカメラをみたら、応募作品のほとんどがコントラストの強いモノクロ写真で、これは当時の流行だったんだなと思った。あと、広告が結構見所あった。コムラーとか…。
【追記】
写真家の赤城耕一氏も昨日神奈川県立近代美術館葉山館を訪れていたそうだ(https://twitter.com/summar2/status/1705473386686861734)。自分の行った時間帯ではお見かけしなかったが、お見かけしたらサインをおねだりしたかもしれない。
コメント
_ ノラ猫軍将軍山本ミケ六 ― 2023年09月24日 15時52分59秒
_ Haniwa ― 2023年09月24日 20時29分52秒
>>「自動二輪車用の屋根付き駐輪場は駐車場内(無料)にあります。」
>
>側車付自動二輪は車用駐車場なのかバイク用の駐輪場なのか…、
>法律もややこしいし訳が分からないので…。
屋根付き駐輪場に入る普通自動車以外ならなんでもいいんじゃないかという気がします。無料ということは横から二輪が入れる狭い入り口があるはずで、そこを通れれば無料、通れなければ駐車券取ってバーを上げて入場で有料なんだと思います。というか私ならそういう決まりにします(笑)。
>>写真家の赤城耕一氏も昨日神奈川県立近代美術館葉山館を訪れていたそうだ
>>自分の行った時間帯ではお見かけしなかったが、お見かけしたらサインをおねだりしたかもしれない。
>
>赤城大先生「うわっ!?怖そうな生き物がいる!、ちょっと時間をずらそう…。」
>という政治的判断でしょうか?、
>Haniwa氏を見かけたら怖くないからそっと煮干しなどをあげてみてください、
>酷い目にあいます(泣)。
って岩合さんの猫の扱い方ですか(泣)。案外飴ちゃんでおとなしくなります(笑)。ミルキーとかいつもポッケに入れとくといいです(笑)。
>>家族で食事をとっていたら、外から若いカメラ女子に撮られていたのだが、私が顔をそっちに向けると撮影をやめていた(泣)。
>
>家族で仲良く食事してるとおもったら………うわっ!!!?!、
>というトラウマになっていることでしょう。
トラウマになっているのならそれは光栄ですが(違)、忘れようとしても思い出せないぐらいにはなりたいものです(違)。
神奈川県立近代美術館葉山館はなかなかよい場所にあるので(旧有栖川宮別邸跡だそうです)、またよい写真展を企画してほしいですね。こんどはオフロードブーツにフルプロテクターで乗り込みたいです…。
_ めがねのパイロット ― 2023年09月24日 21時09分51秒
インクジェットプリンターでのモノクロプリントは、最近ようやくボチボチで始めました。
プリンターはエプソンのSC-PX1Vです。
インク高いが難点です(笑)
印画紙と比べどうか、は永遠の課題ですね(笑)
昔よりも反射光での色かぶりは減っているので、光源よっては出ますが、ほぼ気にならないくらいです。
いろいろ試しましたが、完全に反射による色かぶりをなくすには、無光沢ペーパーにするしかないです。
光沢~微光沢も、反射するので大して差はないです。
_ Haniwa ― 2023年09月28日 11時08分22秒
>インクジェットプリンターでのモノクロプリントは、最近ようやくボチボチで始めました。
>プリンターはエプソンのSC-PX1Vです。
>インク高いが難点です(笑)
EPSONのPX系はインク高目ですよね。でも顔料系は外せないですね。
>印画紙と比べどうか、は永遠の課題ですね(笑)
>昔よりも反射光での色かぶりは減っているので、光源よっては出ますが、ほぼ気にならないくらいです。
>いろいろ試しましたが、完全に反射による色かぶりをなくすには、無光沢ペーパーにするしかないです。
>光沢~微光沢も、反射するので大して差はないです。
反射によって色被りがありますか。
神奈川県立近代美術館の展示はインクジェットプリント作品にもガラスが前に付いていたので、色被りは分かりませんでした。
印画紙の表面のぬめっとした半透明の感じがインクジェットにはないとは思いましたが、それが作品の価値や意図にどのくらい影響するのかはわかりませんね。そもそも印画紙のぬめっとした感じは全部の印画紙にあるわけではないですし。我が家は一時期父親が同時プリントでエンボス絹目を選んでいたので、今見るとなんでこんな小さなプリントに凹凸あるんだよって感じです(笑)。インクジェットにも絹目の用紙があるので需要はまだまだあるようですが。
最近自宅で写真プリントする機会が減っているのですが、いまのPX-G930の次を考えないといけない時期に来ていますね。一般用途のプリントはもうPX-M730Fに移行しました。
よそ様に配布するような写真はヨドバシにCD-ROMで持ち込んで焼いてもらっています。
_ めがねのパイロット ― 2023年09月30日 21時31分13秒
>印画紙の表面のぬめっとした半透明の感じがインクジェットにはないとは思いましたが、それが作品の価値や意図にどのくらい影響するのか
この辺は完全に好みだと思います。
かたくなな人は、フイルムで印画紙に焼いたものがだけが「本物の」と言いたいでしょうけれど。
それが出来なくなった時代・世代にどや顔して行っても意味ないですし・・・
私も基本はラスター系の面種ですね。
メインで使用するペーパーは、悩みましたが、GEKKOのシルバーラベルにしました。
イルフォードのサテンフォトと悩みましたが、ベースの色がシルバーラベルの方が好みだったので、ですね。
パッケージが箱になっているイルフォードは好感持てます(笑)
_ Haniwa ― 2023年12月26日 11時29分01秒
お返事が大変遅れて申し訳ありません。m(_ _)m
>>印画紙の表面のぬめっとした半透明の感じがインクジェットにはないとは思いましたが、それが作品の価値や意図にどのくらい影響するのか
>
>この辺は完全に好みだと思います。
>かたくなな人は、フイルムで印画紙に焼いたものがだけが「本物の」と言いたいでしょうけれど。
>それが出来なくなった時代・世代にどや顔して行っても意味ないですし・・・
そうなんですよねぇ。フィルムだって同じ品種がずっと発売されてきたわけではないので、途中で違うものにならざるを得ませんでした。印画紙もそうです。ですからあるものやできるものの中で自分の好みや表現に合うものにしていくしかないですよね。
今回の展示に関しては、作品が力強いので、書かれていなけれてば気にならなかったです。インクジェットって書いてあるので、そういえば…という感じです。
>私も基本はラスター系の面種ですね。
>メインで使用するペーパーは、悩みましたが、GEKKOのシルバーラベルにしました。
>イルフォードのサテンフォトと悩みましたが、ベースの色がシルバーラベルの方が好みだったので、ですね。
>パッケージが箱になっているイルフォードは好感持てます(笑)
富士のサイトに面種の説明がありました。
ttps://fujifilmmall.jp/premium/paper/
富士は一時期カラーリバーサルのプリントにクリスタルをめちゃくちゃ推していましたが、指紋が付きやすいので、私はもう少しマットの方がいいと思いました。
モノクロだとうちの親の古いアルバムでは、いろんな面種が混じっていますね。
イルフォードはいろいろと拘っていますし、よくわかっているんでしょうね。最後まで残る会社かもしれません。
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側車付自動二輪は車用駐車場なのかバイク用の駐輪場なのか…、
法律もややこしいし訳が分からないので…。
>写真家の赤城耕一氏も昨日神奈川県立近代美術館葉山館を訪れていたそうだ
>自分の行った時間帯ではお見かけしなかったが、お見かけしたらサインをおねだりしたかもしれない。
赤城大先生「うわっ!?怖そうな生き物がいる!、ちょっと時間をずらそう…。」
という政治的判断でしょうか?、
Haniwa氏を見かけたら怖くないからそっと煮干しなどをあげてみてください、
酷い目にあいます(泣)。
>家族で食事をとっていたら、外から若いカメラ女子に撮られていたのだが、私が顔をそっちに向けると撮影をやめていた(泣)。
家族で仲良く食事してるとおもったら………うわっ!!!?!、
というトラウマになっていることでしょう。