オフロードマシン総合誌「Go Ride」復活 ― 2023年09月07日 00時00分00秒
2022年12月発売の通巻21号を最後に休刊していた、オフロードマシン総合誌「Go Ride」が、実業之日本社傘下になった造形社の「ダートスポーツ」誌の増刊号の形で復刊した(Go Ride 2023年10月号通巻22号)。
オフロードマシン総合誌『Go RIDE』全国の書店で絶賛発売中!(モト・ナレッジ)
最新号は8月28日に全国書店やWEBショップにて発売となります。 2023.08.26(オフロードマシン総合誌Go RIDE)
もともと「Go Ride」誌は、「GARRRR(ガルル)」誌が2019年に休刊した際に編集部の一部の人が独立して発刊したものだ。その「GARRRR(ガルル)」誌は実業之日本社から1986年に発刊したものが後にバイクブロスに移管され2019年に休刊したという経緯があり、元の実業之日本社に戻った形になる。こんなに何度も休刊しては復活する雑誌って珍しいのではないだろうか。
私は「GARRRR(ガルル)」誌は創刊準備号からバイクを一旦乗らなくなるまでずっと買っていた。2014年にCRF250L(MD38)を買ってからはずっと「GARRRR(ガルル)」と「Outrider(アウトライダー)」誌は買っていたが、いずれも休刊になってしまった(Outriderはバイクに再び乗るようになってからバックナンバーをかなり購入した)。その「GARRRR(ガルル)」誌後継の「Go Ride」誌が休刊の困難を乗越えて再び発行になったのは本当に嬉しい。
復活Go Ride 2023年10月号(通巻22号)の記事中にも三橋淳氏が
本当はとうの昔に完成していたのだが、なにせしばらく休刊して、お蔵入りになるはずだったこの原稿が、再び日の目を見るとは思わなんだ。だって休刊して復活した雑誌なんて今まで知らないからね。でも復活してよかった!(49ページ)
と書かれている。
さて、このGo Ride(ゴーライド)2023年10月号の見所は、
・鉄人・賀曽利隆 林道日本一周(32~35ページ)
・小林直樹が教える 足裏マシンコントロール術(20~29ページ)
・御荷鉾スーパー林道でトランザルプを実走評価(70~75ページ)
Go Ride Pit キジマイエローフォグランプ(CRF250L) フォーク整備等(XR250)(60~63ページ)
・アライツアークロスV新発売(87ページ)
・リコーダートツーリング 北海道遊び尽しツーリング(102~104ページ)
あたりだろうか。
「小林直樹が教える 足裏マシンコントロール術」は、ステップの足の乗せ方と、ブレーキやギヤシフト操作の迷いが解消してよかった。ペダルには、足の親指の付け根と土踏まずの境目を置くのが基本で、ギヤチェンジやブレーキは踏み換えで対処するということが書かれていた。これ、ずっと悩んでいたんだよね。以前履いていたオフロードブーツはモトクロス用の底に突起のないパターンだったから、ブレーキング時に足底をスライドさせてブレーキペダルに移動できたのだが、今履いているオフロードブーツはブロックパターンなので、それをやるとペダルに底が引っかかって即座にペダルに移動できないことがあった。これは危ない。それで踏み換えていたのだが、これでいいのだろうかとずっと思っていたのだ。
【追記】足裏マシンコントロール術」の26ページの写真のキャプションが間違っていたと訂正告知があるようだ(上記ステップの論点には訂正なし)。
訂正です 2023.08.30(Go Ride)
【追記ここまで】
フォグランプは夜走るときに欲しいなぁと思っていたのだが、よくよく考えると自分が欲しいのはフォグランプではなく、補助灯なのであった。路面がよく見えるような手前側を左右広く照らしてくれるような補助灯が欲しい。PIAAのLP530が各種の配光とケルビンがあるので、DrivingでイオンイエローのDK536Gが欲しいなと思っていたのだ。まあその前に単体のバイク用ナビゲーションシステムがほしいところだが。
あと、復活したGo Ride(ゴーライド)誌のいいところは、製本がホチキス留めの中綴じからのり付けの無線綴じになったことだ。無線綴じになったことで背表紙が出来て、本屋さんで棚に並べたときに探しやすくなった(【写真2】参照)。
ということで、次号は2023年冬頃ということなので、皆さんGo Ride 2023年10月号通巻22号を買って次号を待とう。少し涼しくなってきたし。
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