富士フイルム、原材料の調達不足で一部の写真フィルムを一時受注停止 ― 2023年04月01日 00時00分00秒
なかなか更新できずすまんです。あっという間に4月になってしまった。エイプリルフールネタはこのブログではずっとしていないので真面目な話で更新したい。
さて、少し前から銀塩写真フィルムが品薄だったが、ついに富士フイルムが写真フィルムの一時受注停止だそうだ。
富士フイルム、一部の写真フィルムを一時受注停止。原材料の調達不足で(デジカメWatch 2023年3月29日 13:43)
「カラーネガフィルム135サイズ」と「リバーサルフィルム135サイズ・120サイズ」の国内供給に関するお知らせとお詫び(富士フイルムイメージングシステムズ株式会社 2023年3月29日)
お客さま 各位
平素は富士フイルム製品をご愛顧賜り厚く御礼申し上げます。
「カラーネガフィルム135サイズ」と「リバーサルフィルム135サイズ・120サイズ」につきまして、原材料の調達不⾜により⼗分な製品供給を⾏うことが困難な状況であるため、本日より国内におけるご注文の受付を一時停止させていただきます。お客さまには、ご迷惑をおかけしますことを深くお詫び申し上げます。
なお、ご注文の受付再開時期につきましては、改めて弊社ウェブサイトにてご案内いたします。一日も早い製品の安定供給に向けて対策を継続してまいります。何卒ご理解を賜りますようお願い申し上げます。
対象製品
種類 サイズ 製品名 カラーネガフィルム 135 フジカラー FUJICOLOR 100 フジカラー SUPERIA PREMIUM 400 フジカラー SUPERIA X-TRA 400 リバーサルフィルム 135 フジクローム Velvia 50 フジクローム Velvia 100 フジクローム PROVIA 100F 120 フジクローム Velvia 50 フジクローム Velvia 100 フジクローム PROVIA 100F
こういうとき、マスメディアはただ企業の広報をそのまま伝えるのではなく、「『原材料の調達不足』の原材料ってなんですか?」とかきいてほしい。そうすればその原材料の供給の見通しが我々消費者にも判断できる可能性がでてくるというものだ。こう言ってます、ハイそうですか、じゃ世の中良くなっていかない。
ということで、せっかく延命した写真フィルムがこれでトドメ刺されたりしないように祈るしかないなぁ。といいつつ、銀塩写真フィルムで写真撮る機会がなかなかないんだが(泣)。
写真は記事とは関係ない。
浦舟水道橋(横浜市南区):Nikon Z6、NIKKOR Z 28mm f/2.8(Special Edition)、絞り優先AE(F2.8開放)、1/250秒、ISO-AUTO(ISO 100)、ピクチャーコントロール:AUTO、AWB(5260K)、マルチパターン測光、 ワイドエリアAF(S)、手ぶれ補正ON、自動ゆがみ補正ON(強制ON)、高感度ノイズ低減:標準、手持ち撮影、Nikon NCフィルター、Nikon HN-35フード(Ai Nikkor 45mm F2.8P専用フジツボ形フード)、Jpegからリサイズのみ
絞って撮るとごちゃごちゃするので絞りを開けてみた。こういうときF2.8の単焦点レンズはよいですなぁ。NIKKOR Z 28mm f/2.8(Special Edition)は絞っても解像力が向上しないので不満が多いけど、逆にいうと絞り開放は悪くはない。絞り開けて撮るレンズなのかなぁ。
【浦舟水道橋について追記】
橋のたもとにある説明板。いつ設置されたのかという重要な点が抜けているちょっと間抜けな説明板。
浦舟水道橋の歴史(うらふねすいどうばしのれきし)
このトラス橋は、 部材同士の結合のしかたにたいへん特徴があります。 ピン結合といい、 部材と部材は一本のボルトで結合されています。 この結合方式のトラスは、明治中後期にしか見られないもので、わが国 に残されている最古のピン結合トラス式の道路橋として、たいへん貴重な存在です。
今から約100年前の明治26年、 神奈川県の土木技師・野口嘉茂の設計により、 中村川下流の「西の橋」 がトラス鉄橋に改築されました。 下の写真はそのころ写したものです。 この 「西の橋」は、関東大震災(大正12年) 後 に少し上流に移されて「翁橋」となり、さらに今回の高速道路建設のため、 この場所に移されて「浦舟水道橋」となりました。 鉄材の建設当時そのままのイギリス・シェルトン社製のものを多く使っています。
横浜市の 浦舟水道橋のページによると以下のようだ。
浦舟水道橋
最終更新日 2020年7月3日
概要
名称 浦舟水道橋 所在地 南区浦舟町2-33~中村町3-191地先 構造・規模 単径間下路式道路橋 ピン結合プラットトラス鉄橋 建築年代 明治26(1893)年 旧西の橋として架橋 昭和2(1927)年 旧翁橋に移設設置 平成元(1989)年 浦舟水道橋として再移設設置 設計・施工 (旧西の橋設計)神奈川県技師:野口嘉茂 (浦舟水道橋設計)日本鋼管工事(株) (施工)日本鋼管工事(株)
【浦舟水道橋の関連追記】
オールドレンズの雰囲気重視、レイクォール国産マウントアダプター(Impress Watch) ― 2021年05月06日(Ricoh GRの作例)
赤城耕一氏のデジカメWatchのBiogon作例が非常に参考になる ― 2022年06月07日(Nikon Z6 + CONTAX G用Carl Zeiss Biogon T* 28mm F2.8 + K&F Concept KF-CGZ(コンタックスGマウントレンズ → ニコンZマウント変換)、シグマ光機球面平凸レンズ / SLB-50-1500PM(可視光域マルチコーティング)の作例)
↑下の方のBiogon T* 28mm F2.8の方は今回の作例とほぼ同じ場所からほぼ同じ構図で撮っているので比較するとレンズの写り方の違いがよく分かる。
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