ニコン、部品供給のめどが立たないためスピードライトSB-500を生産終了に ― 2023年01月29日 00時00分00秒
ニコンが、部品供給のめどが立たないためスピードライトSB-500を生産終了にするそうだ。
一部製品の生産終了と一時受注停止に関するお知らせ(
2023年01月26日 ニコンイメージング)
「スピードライトSB-500」生産終了のお知らせ
2022年8月4日に受注一時停止のご案内をしました「スピードライトSB-500」は、今後の部品供給の見通しが立たないため、生産を終了とさせていただきますことをお知らせいたします。
製品をお待ちいただいているお客さまには、多大なるご迷惑をお掛けいたしますこと、深くお詫び申し上げます。 何卒ご理解を賜りますようお願い致します。生産終了製品 スピードライトSB-500
「スピードライトSB-5000」一時受注停止に関するお知らせ
このたび「スピードライトSB-5000」におきまして、部品供給の遅延により、お客さまへ製品をお届けするまでに今しばらくの時間を要するため、2023年1月27日(金)以降、注文の受付を一時停止することにいたしました。
お客さまには、多大なるご迷惑をお掛けいたしますこと、深くお詫び申し上げます。お届け時期の目途、並びに受注の再開時期に関しては、状況を見ながら検討し、確定次第改めてお知らせさせていただきます。
一日でも早くお届けできるよう、最大限の努力をしてまいりますので、何卒ご理解を賜りますようお願い申し上げます。受注停止製品 スピードライトSB-5000
去年、久々の飲み会で記念写真のスピードライト(ストロボ)撮影で失敗したので、結局SB-910の程度のいい中古をみつけて購入した話を書いた。
ニコンスピードライトSB-910購入 ― 2022年09月27日
その時点ではヨドバシではSB-5000は2023年3月納品予定、ビックカメラではわずかに在庫ありだったのだが、たまたま安くて程度のいいSB-910があったのでなんとかなった。当時から最新機能に対応した中古のニコンスピードライトは中古品もかなり高騰していてかつモノがなかった。
いったい何の部品が足りないとスピードライトの供給ができなくなるのか分からないが、結局リーズナブルなSB-500が生産終了になり、高機能だが値段がかなり高いSB-5000が受注停止ながらも生き残った。
手元のSB-910は古いながらも快調で特に問題も無いようだが、ニコンでの修理は終了しているので、高い金を出して買うなら現行品の方が安心だろう。その現行品のラインアップが少ないのはなかなか困る。
スピードライトなんて使わないだろうと思う人が多いかもしれないが、記念写真には必須で、顔がちゃんと写るためには正面ないし正面上方から光を弱く当てたいし、どこで記念写真を撮ったのか分かるように背景と露出レベルを合わせて背景も顔もばっちり写したい。だからあんまり高機能なスピードライトでなくてもいいのだが、貧乏性なので外部オート調光もあった方がいいなと思うとどうしてもスピードライトフラッグシップを買うはめになる。
ニコンD300やD300SやリコーGRみたいに小さなスピードライトを内蔵してくれればそれでも十分なんだがなぁ。最近のデジカメはなんでスピードライトを省略するかなぁ。スマホにはLEDの照明付いてるのに。
せっかく買ったSB-910だが、持ち歩いていないといざというときに使えないので荷物が増える。ちょっと記念写真用途なら内蔵フラッシュがベストだ。本格的な記念写真ならSB-900やSB-910やSB-5000クラスはあった方がよいと思うが。
ということで、外光オートがなくてもいいニコンユーザーにリーズナブルなスピードライト(ストロボ・エレクトロニックフラッシュ)の選択肢がまた減ってしまった。残念。
カメラボディにフラッシュ内蔵しないのなら、記念写真用途に使えるようなSB-30のi-TTL対応版みたいなのも発売して欲しい。
【関連追記:2023年1月29日】
Nikon スピードライト SB-30 ― 2005年10月28日
【関連追記ここまで】
【追記:2023年1月30日】
Nikon Z6にSB-910を装着しても、ボディの緑のAF補助光しか点灯せず、スピードライトSB-910側の赤のAF補助光は一切点灯しない仕様のようだ(『ニコンZ6活用ガイド』参照)。これはSB-5000でも同様らしい。こういうところ、なんかニコンは駄目だなぁ。ちなみに手元のSB-910をD300やD300SやF100やF-501(←※)に付けた場合にはスピードライト側のAF補助光が光るので私のSB-910の故障ではない。
スピードライトについて教えてもらえませんか?2018/11/29 06:18
【追記:2023年2月2日】ニコンF100やF-501に付けてもSB-910のAF補助光(アクティブ補助光)は光らなかった。F100やF-501とSB-28の組み合わせではAF補助光(アクティブ補助光)は光る。F100の使用説明書によるとSB-800までは一定の条件でAF補助光(アクティブ補助光)が光るとあるので、おそらくSB-900以降でニコンクリエイティブライティングシステム(CLS)に対応していないカメラではAF補助光(アクティブ補助光)が光らない仕様となったようだ。なんという互換性。となると、フィルムAFカメラ(Fシリーズ)とデジタル一眼レフ(Dシリーズ)とで別々のスピードライトを使わないといけなく、ミラーレスデジタルカメラ(Zシリーズ)でAF補助光が光るスピードライトは未発売という、かつてのニコンでは考えられないような互換性になっていたようだ。ちょっと呆れた。
【追記ここまで】
【関連追記:2023年2月1日】
特別企画 さすが純正の使い易さ…プロも納得の使用感!キヤノンの新スピードライト「EL-5」レビュー(デジカメWatch 2023年1月31日)
他方キヤノンは2023年3月に新しいスピードライトを発売するらしい。この違いはなんだろう。EL-5はAF補助光はないみたいだが。
【関連追記ここまで】
写真は記事とは関係ない。
新宿大ガード西から小田急百貨店方向を望む:OPPO Reno7 A(CPH2353)、焦点距離4.71mm(35mm判26mm相当、但し2倍ズームで52mm相当)、プログラムAE(F1.7開放、1/1250秒、ISO 101)、AWB、標準のカメラアプリ(バージョン 3.472.1_8e46098_221021)、JPEGからりサイズのみ
ニコンのカメラの作例でなくてすまん。OPPO Reno7 A(CPH2353:SIMフリー版)の標準カメラで撮ったものだ。普段あまり使っていない2倍ズームで撮ってみた。OPPO Reno7 A(CPH2353)の標準搭載カメラは、android12にアップデートしてからイラストのような派手さはなくなったと思う。
OPPO Reno7 AのAIシーン強化とGoogle Camera 8.4でRAW撮影 ― 2022年08月20日参照。
2倍ズームといっても光学ズームではなく、一種のトリミングだと思うのだが、2倍ぐらいならほとんど破綻していない。0.1倍ステップでのズーミングが可能で6倍の156mm相当までズーミング可能だ。
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