ハクバスリムフィットカメラジャケットL-902022年12月18日 00時00分00秒

 【写真1】ハクバスリムフィットカメラジャケットL-90 + Nikon Z6 + NIKKOR Z 24-70mm f/4 S(フード逆付け+レンズキャップ)

今日は機材ネタだ。ハクバのルフトデザインスリムフィットカメラジャケットL-90というネオプレーン製の速写ケースみたいなのを買った。「速写ケースみたいな」というのは、かつてのフィルムカメラにあった速写ケースのように、底ケースと上ケースがあって分離するようなものでもないし、カメラ部分を覆っている部分が底ケースのように付けたまま撮影するようにはできていないからだ。

「ルフトデザインスリムフィットカメラジャケット」にはさまざまなサイズのものがあるのだが、ニコンZ6に合うのはLで始まるもののようで、その後ろの数字はレンズ長に相当するらしい。L-90だと、以下のように書かれている。

主な対応機種(本体+レンズ)
・Canon EOS Kiss X10i+EF-S18-55mm F3.5-5.6 IS STM
・Canon EOS R5/R6/R+RF24-105mm F4-7.1 IS STM
・Nikon Z7 II/Z6 II+NIKKOR Z 24-70mm f/4 S
・Panasonic LUMIX GH5/G9+LUMIX G VARIO 12-60mm/F3.5-5.6 ASPH./POWER O.I.S.

私の場合は、Nikon Z6 + NIKKOR Z 24-70mm f/4 Sだが、フードを逆付けしてレンズキャップをした状態でぴったりだった(【写真1】参照)。

【写真2】ハクバスリムフィットカメラジャケットL-90 + Nikon Z6 + FTZ + おもしろレンズ工房ぎょぎょっと20 + ぎょぎょっと20専用フードTI.HK-1 for 20mm/F8

Nikon Z6 + FTZ + おもしろレンズ工房ぎょぎょっと20 + ぎょぎょっと20専用フードTI.HK-1 for 20mm/F8だとちょっときついような感じもあるが、ネオプレーンで少し伸びるのと、背面のマジックテープに幅があるのでなんとか入る感じ(【写真2】参照)。

写真はいずれもOPPO Reno7 A(CPH2353)のandroid12標準搭載カメラで撮影した。OPPO Reno7 Aの標準搭載カメラは、少し白飛びしやすいし、センサーサイズが小さいのに近接時に被写界深度が浅い。Google Cameraを使った方がよい結果になることが多い。OPPO Reno7 AはAndroid12とGoogle Camera 8.6でお勧めできるスマホに ― 2022年11月20日参照。

スリムフィットカメラジャケットL-90を買ったのは、撮影に行く時じゃないのだがついでにカメラとレンズ1本だけを持って行くというときに、カバンに放り込んだり持ち歩くときにカメラとレンズ1本だけを保護するなにかが欲しかったからだ。昔だったらちょうどいい速写ケースがメーカーから発売されていたのだが、フィルムカメラの終わり頃から、底ケースと上ケースの分離するものではなくなって、ただの嵩張るビニル製のカメラ型をしたケースになってしまい、使わないときや撮影するときにかなり邪魔な存在になって廃れていった。

Nikon F100用セミソフトケースCF-57も持っているが、これは一応速写ケースっぽくなっているが、底ケースが退化してほとんど底だけになってしまっている。Nikon F100用セミソフトケースCF-57 ― 2008年07月24日参照。この辺が速写ケースとしての自分としてはぎりぎり許せる範囲だった。

デジタルカメラになると背面にボタンや液晶が増えてきて、底ケースが覆う部分がほとんど確保できないから最後はすっぽりカバーになってしまったのだと思うが、それだと使わないときに非常に嵩張る。

その点このハクバスリムフィットカメラジャケットL-90は使わないときはネオプレーンなので小さく押しつぶしてカバンの隅っこに入れられる。それでいてカメラレンズを入れたときのショックや傷などの危険などからも守れる。もちろん高いところから固いところに落とすと駄目なんだろうが、鞄の中でキズキズになったりするのは防げる。速写ケースっぽく上カバーがめくれるのもよく考えてある。

内側は赤い色になっていて、カメラやレンズがよく分かるし、暗いところでもめくれているのかめくれていないのかよくわかる。赤い色は妙な高級感もある。

また、蓋を閉じるマジックテープのオス側は新しい素材らしく、メス側にはよくくっつくのに、さわっても突起が感じられず、ほかのものにくっつきにくい。ゴミも付きにくいようだ。

リコーGRが壊れてしまったので、しばらくはハクバスリムフィットカメラジャケットL-90にZ6とレンズを入れて持ち歩きたい。なお、Z6にNIKKOR Z 28mm f/2.8(SE)を付けるとレンズ全長が短くてぶかぶかになるのだが、それでもキルティングケースに入れるよりは安心感があるので、ハクバスリムフィットカメラジャケットL-90で携行している。L-90よりも短いものがあればよいのだが、Lシリーズはほかにはもっと長いハクバ ルフトデザイン スリムフィット カメラジャケット L-120しかないので仕方がない。L-60とかL-45とかもあったら買うのに。

ということで、Nikon Z6 + NIKKOR Z 24-70mm f/4 Sだけで持ち歩くひとにはこのハクバスリムフィットカメラジャケットL-90おすすめ。

D300やD300Sにはどうなんだろう?あとで試してみたい。

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コメント

_ ノラ猫軍将軍山本ミケ六 ― 2022年12月18日 16時54分29秒

>ただの嵩張るビニル製のカメラ型をしたケースになってしまい、使わないときや撮影するときにかなり邪魔な存在になって廃れていった。

外側のみで中身が入ってると思い込む事象があるので…、
分離出来てたら明らかに入れてない状態でおいておけますからねぇ。

>その点このハクバスリムフィットカメラジャケットL-90は使わないときはネオプレーンなので小さく押しつぶしてカバンの隅っこに入れられる。

こういう能力は良いですよねぇ、
撮影時にちょっと邪魔かな?が無くなります。

_ Haniwa ― 2022年12月19日 13時45分29秒

ノラ猫軍将軍山本ミケ六閣下

>外側のみで中身が入ってると思い込む事象があるので…、
>分離出来てたら明らかに入れてない状態でおいておけますからねぇ。

ケースだけあって中身をどこかに忘れてもしばらく気が付かないとか悲惨ですものね。

>その点このハクバスリムフィットカメラジャケットL-90は使わないときはネオプレーンなので小さく押しつぶしてカバンの隅っこに入れられる。

>こういう能力は良いですよねぇ、
>撮影時にちょっと邪魔かな?が無くなります。

セミソフトケースの方が落としたときのショックは小さくなるのでしょうが、一体カバー型でくにゃくにゃでないものは使わないときにすごく邪魔です。それだけで体積とってますからね。上下分離の速写ケースなら上蓋をぷらぷらさせたまま撮影できます。
上皇様の皇太子時代のニコンSと速写ケース↓
ttps://www.huffingtonpost.jp/entry/young-emperor_jp_5c5d8ab8e4b0974f75b3b1f6
ttps://img.huffingtonpost.com/asset/5c63b1ea2500003e0480789e.jpeg

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