NIKKOR Z 24-70mm f/4 Sゲット!2022年02月04日 00時00分00秒

【写真1】NIKKOR Z 24-70mm f/4 S:Ricoh GR、18.3mm(35mm版28mm相当)、F2.8開放、1/50秒、プログラムAE、ISO-AUTO(ISO 100)、AWB、画像設定:スタンダード、マクロモード

またレンズが増殖している(泣)。NIKKOR Z 24-70mm f/4 Sだ。

Nikon Z 6を買って、最初はサードパーティ製のニコンFレンズ→ニコンZボディのアダプターを買ったのだが、三脚座がほしくて純正のFTZを買った。

そうしたら、FTZNikon Z 6でオートフォーカスができるレンズが3本しか持ってなくてそのうち2本がDXレンズという使いにくい状況だった。AF-S DX NIKKOR 10-24mm f/3.5-4.5G EDと、AF-S DX NIKKOR 18-55mm f/3.5-5.6G VRと、AF-S VR Zoom-Nikkor 70-300mm f/4.5-5.6G IF-EDだ。

APS-Cサイズ用のDXレンズでもNikon Z 6では自動でクロップされて普通に撮れるので問題ないのだが、Nikon Z 6は35mmフルサイズ(FX)では2400万画素だが、クロップしてAPS-Cサイズ(DX)だと1000万画素になってしまう。なんかちょっと物足りない感じ。DXレンズをクロップして使う目的ならばNikon Z 7の4575万画素(FX)ならDXクロップでも1950万画素の方が向いていることになる。

とはいえ、AF-S DX NIKKOR 10-24mm f/3.5-4.5G EDAF-S DX NIKKOR 18-55mm f/3.5-5.6G VRは、このレンズを使いたくて買ったというよりは、DXのD300D300Sで広角側が辛くて仕方なく買ったレンズなので、これをZシリーズで使うためにNikon Z 7とかNikon Z 9を買うということは考えられない。

Nikon Z 6でなにか標準ズームがあった方がという物欲は、Z6購入時からあった。持っている標準ズームはAi AF Zoom Nikkor 28-105mm F3.5-4.5D(IF)しかなく、やはりNikon Z 6ではオートフォーカスが効かないからだ。

それで、NIKKOR Zの標準ズームを検討していたら、NIKKOR Z 24-120mm f/4 Sが発表されて選択肢に入った。NIKKOR Z 24-120mm f/4 Sは高倍率ながら開放F値がF4固定でかつ描写もNIKKOR Z 24-70mm f/4 Sに劣らないという。そそるなぁ。

しかし、NIKKOR Z 24-120mm f/4 Sは、予約開始日に予約した人以外にはなかなか届かないらしいし、いまから予約したらいつ届くか分からない状況だ。それに、NIKKOR Z 24-70mm f/4 Sの中古は新品価格との差が大きく、中古ならNIKKOR Z 24-120mm f/4 Sの新品の半額以下で買えてしまう。ということでポチりましたNIKKOR Z 24-70mm f/4 S

今週はなんか天気も悪いようなのでNIKKOR Z 24-70mm f/4 Sの作例はお待ちください。

ほかに、NIKKOR Z 24-200mm f/4-6.3 VRも検討対象だった。高倍率ズームなのに描写がいいらしい。ただ、NIKKOR Z 24-200mm f/4-6.3 VRは新品と中古との価格差が非常に小さいので買うのだったら新品でとなり、その価格ならNIKKOR Z 24-120mm f/4 S買うでしょうとなり、でもNIKKOR Z 24-120mm f/4 Sはすぐには手に入らないとなって、結局お得なNIKKOR Z 24-70mm f/4 Sの中古となる。ただ、以前Nikon 1 V1で1 NIKKOR VR 10-100mm f/4-5.6を使っていてこの手の高倍率ズームの便利さは知っているので(※)、いずれ手に入れるかもしれない。バイクでZ6とNIKKOR Z 24-200mm f/4-6.3 VRだけを持っていくとか便利そうなので。※1 NIKKOR VR 10-100mm f/4-5.6は、1 NIKKORの持病とも言われる絞りが開かなくなる故障で引退させた(泣)。

さて、NIKKOR Z 24-70mm f/4 Sは、素の状態では歪曲収差が大きいらしいのだが、Z6に装着するとメニューのゆがみ補正の欄がONのままグレーアウトして強制ゆがみ補正状態のようだ。だから室内でテスト撮影しても歪曲収差は画像補正されてピシッとしている。ただ、Biogonのような光学的に歪曲収差が小さい対称型広角レンズとはなんか写りの感じは違う。一眼レフのレンズ的な感じはする。画質低下などは等倍で見ても分からず、むしろFマウントレンズをZ6で使ったときよりも解像度は高い感じ。

歪曲収差が大きいが解像度は高いというと、自分の持っているレンズではAi AF Nikkor 35-70mm F3.3-4.5Sがそんな感じだった。Ai AF Nikkor 35-70mm F3.3-4.5Sの広角側は、樽型の歪曲収差が非常に大きいのだが、集合写真を撮っても耐えられるぐらいの解像度があった。Z6にAi AF Nikkor 35-70mm F3.3-4.5Sを付けて試し撮りしてみたが、広角側は等倍でも細部までピシッと解像していた。このように歪曲収差に目をつぶると解像度の高いレンズの設計は可能なんだろうなとは思っていた。このNIKKOR Z 24-70mm f/4 Sは、その系譜に属するのかもしれない。

【写真2】NIKKOR Z 24-70mm f/4 Sの後ろ玉:Ricoh GR、18.3mm(35mm版28mm相当)、F2.8開放、1/50秒、プログラムAE、ISO-AUTO(ISO 160)、AWB、画像設定:スタンダード、マクロモード

NIKKOR Z 24-70mm f/4 Sは、後ろ玉が大きくてそそる。自分の持っているFマウントのAi Nikkor 50mm F1.2(※)と同じぐらい大きいのではないか。※私が持っているのは非Sタイプだが、リンク先はSタイプのAI Nikkor 50mm f/1.2Sのメーカーサイト。
【追記:2022年2月6日】NIKKOR Z 24-70mm f/4 SよりもAi Nikkor 50mm F1.2の方が後ろ玉が大きかった ― 2022年02月06日【追記ここまで】


【写真1】NIKKOR Z 24-70mm f/4 S:Ricoh GR、18.3mm(35mm版28mm相当)、F2.8開放、1/50秒、プログラムAE、ISO-AUTO(ISO 100)、AWB、画像設定:スタンダード、マクロモード

【写真2】NIKKOR Z 24-70mm f/4 Sの後ろ玉:Ricoh GR、18.3mm(35mm版28mm相当)、F2.8開放、1/50秒、プログラムAE、ISO-AUTO(ISO 160)、AWB、画像設定:スタンダード、マクロモード

Google
WWW を検索 haniwa.asablo.jp を検索
asahi-net.or.jp/~sp5j-hys/ を検索
※ブラウザで「保護されていない接続」「安全ではありません」などの表示が出る場合はSSL対応のhttps://haniwa.asablo.jp/blog/の方にアクセスしてください。お気に入り・ブックマークもSSL対応の方に変更をお願いします。(2021/02/23)