Nikon Z6作例2(Carl Zeiss Distagon T* 2/28 ZF) ― 2021年11月18日 00時00分00秒
Nikon Z6作例第2弾だ。またまたCarl Zeissレンズですまんです。Carl Zeiss Distagon T* 2/28 ZFはコシナ製造のレンズだが、フィルム時代に買って愛用していたものが、デジタル一眼レフのAPS-CサイズのD300やD300sだと画角が合わないので使わなくなっていたレンズなのだ。DSLRのお供にフィルムカメラ持っていくときでも、Distagon T* 2/28 ZFは重くてちょっと嵩張るから、F3にAi Nikkor 28mm F2.8Sを付けていたりしていたのだ。
明日の神話(岡本太郎画、東京・渋谷駅):Nikon Z6、Carl Zeiss Distagon T* 2/28 ZF、F5.6絞り優先AE、1/30秒、ISO-AUTO(ISO 450)、AWB、ピクチャーコントロール:AUTO、マルチパターン測光、 手ぶれ補正ON、高感度ノイズ低減:標準、手持ち撮影、Jpegリサイズのみ、Distagon T* 2/28 ZF専用フード、DHGプロテクトフィルター、焦点工房NF-NZマウントアダプター
Distagon T* 2/28 ZFだと、特に負の球面収差像面湾曲の問題もなく絞り開放から四隅まできちんと解像している。これは一眼レフ用のレンズなので、かなり真っ直ぐに光が入ってきているからだろう。安心して使える。
ピント合わせも、ピーキングなしでもちゃんとピントの山は見えるし、安直にピーキング表示に頼ってもいいと思う。
ニコンZ6にマウントアダプター経由でFマウントレンズを使ったときに気づいたのは、「このレンズこんなに長かったっけ」だ。妙にレンズが長いように思える。
ほかのコメントでも書いたが、ニコンZ6のフィルム面相等のマークはボディの前寄りの方にある。要するにボディが後ろ側に膨らんでいるのだ。だからFマウントのレンズを使ったときは、フィルムカメラよりもカメラとレンズを合わせた全長が長い。ちょっとした差なのだが、妙に長く感じてしまう。ライカMマウントのコンパクトなレンズを買い求めたくなる。危険だ。
作例は、レンズ情報に28mm F2と入れると自然と最低シャッター速度が1/30秒になるらしく、通行人の足などだけがブレた写真が意図せずにできてしまう。Z6、なかなかだな。
【関連追記】
Distagon T* 2/28 ZFの情報もコシナのサイトで見つからなくなっている。独カールツァイスのサイトのデータシート(PDF)にリンクを張っておく。
Carl Zeiss Distagon T* 2/28 ZF Datasheet(zeiss.com PDF)
Photography Historical Products(zeiss.com)
【関連追記:2021年11月24日】
Nikon Z6,Lexar LCFX10-128CRB CFexpress TypeB,SHOTEN NF-NZ ― 2021年11月04日
Nikon Z6作例1(CONTAX G Biogon T* 21mm F2.8) ― 2021年11月13日
ほぼ皆既の部分月食 ― 2021年11月19日
Lexar CFexpress TypeB カードリーダーライターLRWCFXRB購入 ― 2021年11月21日
Nikon Z6作例3(CONTAX G Biogon T* 21mm F2.8) ― 2021年11月22日
Nikon Z6作例4(CONTAX G Biogon T* 21mm F2.8) ― 2021年11月24日
フジカラー 100 24枚撮、フジカラー SUPERIA PREMIUM 400 27枚撮 販売終了 ― 2021年11月18日 12時25分00秒
フジカラー 100 24枚撮、フジカラー SUPERIA PREMIUM 400 27枚撮 販売終了のご案内 同36枚撮の製品に一本化とのことだ。
日ごろより富士フイルム製品をご愛用賜り、誠にありがとうございます。
富士フイルムイメージングシステムズ株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:松本 考司)は、長年ご愛用いただきました撮影用カラーネガフィルム「フジカラー 100 24枚撮」、「フジカラー SUPERIA PREMIUM 400 27枚撮」につきまして、生産効率の向上や経費節減など懸命なコスト吸収につとめて生産してまいりましたが、カラーネガフィルムの継続的な安定供給の為、今回販売を終了することになりました。今後、「フジカラー 100」、「フジカラー SUPERIA PREMIUM 400」は36枚撮の製品に一本化し、販売を継続いたします。
誠に勝手ではございますが、事情をご賢察の上、ご容赦賜りますようお願い申し上げます。
今後とも、富士フイルム製品に変わらぬご愛顧を賜りますよう、お願い申し上げます。
(以下略)
【追記訂正】
初出時かつて12、24、36枚撮りが基準であったと書いていたが、135フィルムの昔は、12枚、20枚、36枚撮りが基本だった。謹んで訂正いたします。その20枚撮りを小西六(コニカ、現コニカミノルタ)が萩本欽一氏をCMに起用して24枚撮りを「どっちが得かよーく考えてみよう」とCMを打ってから他社にも波及した枚数だ。私はその頃にコニカのネガフィルムを愛用し始めた。赤や人肌がよく出る印象があった。そのきっかけとなった24枚撮りがなくなっていくのは寂しいが、36枚撮りでそのフィルムが存続するのならば仕方のないことだろう。27枚撮りは写ルンですなどのレンズ付フィルムが発売されたときに、プレワインド方式(撮影していくに従ってパトローネに巻き戻されていく方式)で、最初からフィルムが装填されているので装填する際に露光する部分がないために3枚余分に撮れることから始まった規格だと記憶する。
ちなみに私は12枚撮りはテスト撮影などで使った。センシア100III 12枚撮りなど、早く撮りきって結果が見たいときなどに使っていた(レンズ購入直後とか修理直後など)。
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