SoftEther VPN Clientから「d Wi-Fi」利用に発展 ― 2021年08月25日 00時00分00秒
今まで公衆無線LANはセキュリティが危険でアブナイので使わないようにしていたが、常磐特急ひたち・ときわの車内無料Wi-FiとSoftEther VPN Client ― 2021年08月21日で、暗号化なしの「JR-EAST FREE Wi-Fi」をSoftEther VPN Client使うようになって、もっと公衆無線LANを利用しようと思った。
というのも、今月に入って2回もスマホを家に忘れてきたのだ(泣)。まあスマホなくても困らないんだけど、スマホがないと私物のPCなどがネットに繋がらないので困るなぁとは思っていた。そこでSoftEther VPN Client入れて、駅などのの公衆無線LAN使えばいいじゃないかと思った次第。えっ、そもそもスマホ忘れていくなよって?
そこで、ケータイWatchで紹介されていた「d Wi-Fi」を利用することにしてみた。去年からはdocomo利用者でなくてもdポイントクラブ会員であれば無料で使用できるらしい。しかも認証方式はIEEE802.1X、暗号はWPA2だ。無料なのにIEEE802.1Xの認証を使っているのはかなり珍しい。これは安心だ。VPN不要の安心だと思う。
そこで、まず「dポイントクラブ会員」になろうとしたら、まずは「dアカウント発行」をしなければならない。次に「dポイントクラブ入会」でそこからこんどは「dポイントカード利用登録」をしてやっと「d Wi-Fi」が使える。これ、結構ややこしかった。簡単には使わせないぞというdocomoの意思を感じる。
それで、IEEE802.1X認証だが、これはandroidでは「dアカウント設定」というアプリをGooglePlayからインストールしてアカウント情報を入力すると簡単にできる(※)。「dアカウント設定」アプリで「d Wi-Fi接続設定」を「設定する」にすると、androidスマホのWi-Fi設定に"0001docomo"のアクセスポイントが登録されて、自動認証・自動接続されるようになる。
※もちろん、先に「dアカウント発行」「dポイントクラブ入会」「dポイントカード利用登録」をしておく必要がある。
「dアカウント設定」アプリで「d Wi-Fi接続設定」を「設定する」のままコンビニに入ったら、いつのまにか"0001docomo"に繋がっていて、paypayなどの支払いも「d Wi-Fi」回線経由で行われていた。
駅などでも"0001docomo"のアクセスポイントの電波が強いときはそちらに繋がるが、自分が行き来する範囲では駅の"0001docomo"の電波はあまり強くなく、検出はするけれども接続せずにモバイル回線のままのことも多い(android端末の設定による)。"0001docomo"よりも、IEEE802.1X認証のない"0000docomo"の方がよく見つかるが、そちらの設定はしていない。
駅では人が多いせいか、アクセスポイントが離れているせいか、繋がらないことも多い"0001docomo"だが、コンビニだと確実に"0001docomo"に繋がっている。
私物のWindows PCの方にも「d Wi-Fi」のIEEE802.1X認証を設定しておく。こちらは便利なアプリはなく、Windowsの設定に入力していく。詳細はWindows® 10 d Wi-Fi自動ログイン機能設定(NTTドコモ、PDF)に書いてある。
これで私物PCのみでもネットに繋がるぞ。スマホを忘れても大丈夫(忘れんなよ)。なお、1アカウントで同時に5台までは接続可能だそうだ。
NTTドコモにアクセス先などを知られたくない人は、VPNを使えばよい(通信内容はSSLならばVPN使わなくてもドコモには知られない)。
「d Wi-Fi」はドコモ利用者以外が使えるようになるまでは設定等が面倒くさいが、IEEE802.1X認証のある安全な無料Wi-Fiなので、利用価値はあると思う。
写真は記事とは関係ない。
総合美容室ヴォーグ(茨城県水戸市):Ricoh GR、13.7mm(35mm版20mm相当)、ワイドコンバージョンレンズGW-3、F4.5、1/90秒、プログラムAE、ISO-AUTO(ISO 100)、AWB、画像設定:スタンダード、スポットAF中央1点
宮下銀座商店街通りの南西側の入口に立つ美容室。これもなかなかデザインに優れた建築物である。これも前玉に雨粒が付いてゴーストが出ている。すまん。
今回、新型コロナウィルス感染拡大中に仕事で水戸に行ったが、特急電車で行って混んだところに寄らなければ、都内で通勤電車に乗って仕事に行くよりはよほど安全だと思った。特急ひたちの車内は空いていたし、誰も喋ってないし。【追記】現地に行かないで済むのならそれに越したことはないが。【追記ここまで】
今回はリニューアルされたえきねっとで切符を取ったが、色々と改悪されていて非常に使にくくなっていた。一番駄目なのは、切符を取るのにまず経路検索を強要される点だ。しかも、経路によっては私鉄のみの結果が返ってきたりする。今回の水戸行きでも、自分は品川から乗りたいのだが、品川・東京間を横須賀線に乗って東京から特急ひたちに乗れとかの経路が出たりする。あのなぁ東京駅の横須賀線ホームって地下4階にあって、特急ひたちの通る東海道線ホームは地上2階なんだぞ。ほかにも上野まで行って上野から特急ひたちで行けとか。特急料金は品川からでも上野からでも同じだし、もちろん運賃も同じなので、始発の品川から乗らせてくれよ。アホやろ。
えきねっとのリニューアルで唯一よかった点は、事前申し込みでも座席の割り当てが発券前に分かって、座席の変更ができることだ。「お先にトクだ値」を使って座席を「車両端以外」に指定すると、予約が早い場合には必ず3番になる。要するに両端とは1番2番など端から2列までということなんだろう。両端は小さなお子さんを連れている人が使うことが多く、たいていは埋まっている。
座席の変更でシートマップが見られるが、見ると1番2番の座席が埋まっているのに自分の座席が3番で密集している。真ん中辺りはずいぶんと空きがあるのになんでこんなに端っこなんだよ。真ん中辺の周囲にも空きがあるところに座席を変更した。これが発券前にできるのがよくなったところだ。発券後だと変更は窓口でないとできないのに、発券前には座席が分からなかった以前のはよくなかった。
ちなみに発券しないのは、帰りの時間がやや不確定だからだ。発券すると窓口に行かないと列車の変更ができないが、発券前だとえきねっと上から変更できる。だから行きの切符は何日か前に発券しておくが、帰りの切符は現地で帰る前に発券するようにしている。注意点は帰りの駅がJR東日本のきっぷが発券できる駅に限るということだ。たとえば大阪に行くのにえきねっとで切符を取ったら帰りの分は新大阪では受け取れないので、事前にJR東日本管内で発券しておく必要がある。
きっぷのお受取りができるエリア・駅(えきねっと)
あともう一つ注意点は、「チケットレス」である。常磐特急ひたち・ときわだとチケットレスが使えるが、スマホがモバイルSuicaに対応していない人は特急券のみをチケットレスにしないといけない。今回「お先にトクだ値」で取った帰りの切符をもっと早い時間の特急に変更してチケットレスにしたが、その際に特に詳しい注意書きもなく特急券のみか乗車券も買うかと聞かれて一旦乗車券も買いそうになった。しかし、チケットレスで買うと、モバイルSuicaではない場合、駅の改札口を通れるのかが分からない。スマホの購入画面(QRコードなどはない)で有人改札を通してくれるのか分からないので慌ててキャンセルして前の画面に戻って※もう一回特急券のみ買って、Suicaで入場した。特急に乗ったらちゃんと自分の席のランプは予約済みの緑色になっていた。
※キャンセル(払戻・取消)するとキャンセル料(払戻手数料)が掛かるので購入確定後は「変更」を使わないと損をする。
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