ADSLから光回線に移行した ― 2021年08月24日 00時00分00秒
ASAHIネットで利用している超割ADSLコースが2021年9月で終了なのは既に何度か書いた。それで何かの回線に移行することをずっと検討していた。一番重視していたのは月額の支払いがいまよりもあまり高くならないことだ。なぜなら、これから先10年20年ずっとその回線の可能性があり、月額が2000円上がると年間2万4千円、10年で24万円も余分に支出することになるからだ。
これまでASAHIネットには超割ADSL VoIP対応Mプランで1,877円(税抜)、ADSLタイプ1(E)NTT東日本 86円(税抜)で1,963(税抜)×1.1=2,159円(税込)払っていた。
これがASAHIネット光だと5,698円(税込)になる。実に3539円も値上げになる。これがずっと光回線に移行するのが嫌だと思っていた理由だ。
ところが、ADSLの元となるNTT東日本の固定回線には1,700円に屋内回線使用料60円ユニバーサルサービス料3円で合計1,763円(税抜)で1,939円(税込)掛かっている。これを光電話にすると550円(税込み)となる(03…とか06…などの電話番号はそのまま移行)。双方ともナンバーディスプレイが440円(税込)が掛かるが同額だしオプションなので比較から除いている。
ADSLを光回線にするだけでなく、ADSL+(銅線)固定回線を光回線+光電話にすると、月額支払い額の上昇を抑えられる。
具体的には、
ADSL2,159円+固定電話1,939円=4,098円(税込)が、
ASAHIネット光5,698円+光電話550円=6,248円になる。
月額2,150円の上昇だ。
それで、ASAHIネット光は2021年7月末までの申し込みで24ヶ月間580円割引、工事費相当19,800円キャッシュバックなので、7月末までにASAHIネット光に申し込んだ。
比較対象のau光だと一戸建ての場合月額6,160円(税込)でASAHIネットよりも高いし、もうauの契約はしていないので割引も期待できない。なお、au光は解約すると撤去費用31,680円(税込)が請求されるので、これも評判が悪い理由のひとつだ。
ということで、ASAHIネット光にしたのだが、このASAHIネット光+光電話の申し込みでひとつ注意点がある。申し込みを進めていくと、光電話を選択するとルーターがWi-Fiありしか選択できないようになっている。Wi-Fiなしはルーターのレンタル料は0円だが、Wi-Fiありは月額300円掛かる。せっかく光電話にして月額の金額を圧縮したのにこんなところで300円も上がってしまうのは無念だ。ネット上からASAHIネット光の申し込みをしたら翌日ぐらいにASAHIネットから申し込み確認の電話があったので確認してみたら、光電話選択でもWi-Fiなしルーターの選択は可能なので、Wi-Fiなしに変更してもらった。
ASAHIネットからの確認電話の際に工事日も決めるのだが、何月何日以降から選べるというのではなく、飛び飛びに○月○日、○月×日となっていて、自分の仕事の都合と微妙に被る。結局最短日よりも1週間先の昨日の工事となった。工事は午前午後と選べるので午前にしてもらった。
前日には午前のうち何時に来るかの電話が掛かってきて9時前後に伺いますとのことだった。
ところが、当日8時27分に呼び鈴が鳴って、モニターを見ると高所作業車をバックに作業員が立っている。えー、もう来たの?作業員と交通整理員の2人で来て、作業は作業員一人で行っていた。
作業自体は1時間半ぐらいで終わった。自宅の電話機のところからPF管に通線ワイヤーを通していく。それが外壁の導入部から出てきたところで一旦おいておく。次に高所作業車で従来の銅の電話線を撤去する。電柱の既設の光ファイバーに新しい光ファイバーを接続して引っ張ってきて、銅の電話線時代のステーなどを利用しながら光ファイバーを外壁の導入部まで持って来て、さきほどの通線ワイヤーにつなぐ。ここで、高所作業車上の作業員が、「お客さん、すみませんが中のワイヤーを引っ張ってくれませんか?」というので中に入って光ファイバーが出てくるまで引っ張った。するすると抵抗もなく引っ張れる。光ファイバーがPF管から出てきて3~5mぐらい余分に引っ張ったところで重たくなったので引っ張るのをやめて表の高所作業車上の作業員にその旨を伝える。導入部の固定作業をしてから、作業員が中に入ってきて、電話コンセントを光ファイバー用のコンセントに交換して端の処理などをする。あとはONU兼ルーター(RX-600MI)を接続して、接続試験などをしていた。その後電話機をONU兼ルーター(RX-600MI)に接続して、持っていた携帯から電話を掛けてテストしていた(ナンバーディスプレイも引き続きオプションを付けているのでそれも確認)。以上で作業は終わり。設定作業等は自分でやることになっているが、作業員の方は私がルーターの設定は分かるというと「192.168.1.1にアクセスしてID:userでパスワード設定してください。」と言って、帰っていった。
その後RX-600Miルーターの設定画面に入って、事前にASAHIネットから郵送されていたASAHIネットのIDとパスワードを入力したら、ネットが外側に出られるようになった。なお、光回線用のIDとパスワードはIPv4だと入力が必要で、IPv6だと入力は不要とのことで、入力は不要だった。実際にはIPv4 over IPv6のようだ。
【追記:2021年10月1日】ASAHIネット光、IPv6 PPPoEからIPv6 IPoE DS-Lite (IPv4 over IPv6)にする ― 2021年09月19日参照【追記ここまで】
最初にスピードテストしたところ、下りで70Mbpsでたいしたことないなと思っていたが、しばらくすると調子いいときは200Mbpsぐらいでて、平均で150Mbpsぐらいになった。十分に早い。まだ1日しか見ていないが、夜でも速度変化はあまりないようだ。
【追記:2021年8月25日】測定は、BNRスピードテストというところでした結果だ。ブロードバンドスピードテストというところで測定すると、下り346.85 Mb/s、上り281.91 Mb/sとでる。ほんまかいな。【追記ここまで】
【追記:2021年9月5日】AsahiNet 光(ファミリーコース)は下り600Mbps越え ― 2021年09月05日【追記ここまで】
なお、無線LANで接続するとIEEE 802.11acでもなぜか70Mbpsぐらいしか出ない。この近辺では5GHzの周波数被りが酷いせいだろう。もう1台無線LANルーターを増設して、混信源の方向に近いところにIEEE 802.11acで電波を出す予定。相手はチャンネル自動設定で、こちらがチャンネルを変えても変えても気づいたら同じ周波数にしてくるので、もうそこのアクセスポイントに向けて電波出して「使ってるよ」と「教える」しかない。なお、8月に入ってからASAHIネット光は7月末までのキャンペーン内容にプラスして、WG-1200HS4(NE)のプレゼントがあるようだ。ちょっと損した。
【関連追記】
RS-500MIという極悪Wi-Fiルーター ― 2021年09月14日
【追記】固定電話の電話番号はそのまま移行したが、加入権を放棄させられた。加入権を放棄しないと休止料と称して22,000円も取られるからだ。いまは新規の固定電話を引くのに加入権は必要ないので、加入権は無価値になってしまっている。従って22,000円払って加入権を維持するメリットはない(持っていても売れない)。国民から1回線につき8万円ぐらいの加入権を奪っていまのNTTの繁栄があることはきちんと後世に語り継がないといけない。民営化の闇である。【追記ここまで】
写真は記事とは関係ない。
宮下銀座商店街通り(茨城県水戸市):Ricoh GR、13.7mm(35mm版20mm相当)、ワイドコンバージョンレンズGW-3、F2.8開放、1/50秒、プログラムAE、ISO-AUTO(ISO 160)、AWB、画像設定:スタンダード、スポットAF中央1点
水戸東照宮の下にあるから宮下というらしい。3階建ての共通したデザインの古い鉄筋コンクリート作りの建物が道の両側にあってその上にアーケードが被せてある。建物は1960年代に建てたような感じに見える。当日は雨が降っていたのだが、アーケードがあるのになぜか雨が落ちてくる。もとからこういう仕様なのか、上部の明かり取りの部分のガラスかアクリル板を外してこうなっているのかよく分からん。ワイコンのGW-3のゴム製フードを付けていなかったので、ワイコン表面に雨粒が付いてちょっとゴーストが出ている。すまん。
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