ニコンイメージング会員の製品登録で「登録コード」が不要になっていた2021年06月02日 00時00分00秒

【写真1】神奈川県警中村町分庁舎(自動車警ら隊・機動捜査隊):Ricoh GR、18.3mm(35mm版28mm相当)、F5.6、1/160秒、プログラムAE、ISO-AUTO(ISO 100)、AWB、画像設定:スタンダード、スポットAF中央1点

ニコンダイレクトで買った新品のAI Micro-Nikkor 55mm f/2.8Sには「ニコンイメージング会員『製品登録』のご案内」という紙が入っていた。

以前は、発売時期が新しいカメラやレンズには「登録コード」を記した紙が入っていて「製品登録」できたが、他方でいくら新品でできたてほやほやの製品でも最初の発売時期が古い製品(MFニッコールとかAi AFニッコール)などは「登録コード」がなくて「製品登録」できなかった。

私はなるべく絞り環のある製品を買っていたので、発売開始時期の古い製品が多く、新品で買っていても1本のレンズも登録できなかった。

それが発売開始時期が1980年のAI Micro-Nikkor 55mm f/2.8Sに「登録のご案内」の紙が入っていたので、ニコンイメージング会員にログインして登録してみようと思った。

ログインして、「製品登録」のところを見ると、

製品登録

新規製品登録および追加登録はこちらからお手続きになれます。
お手続きに必要な情報
1)登録される製品名称
2)製品番号/プロダクトキー
   カメラボディーやレンズなど:製品番号
   ソフトウェア:プロダクトキー
3)ご購入年月日

※登録コード、製品カラー情報は不要です
 「登録コード」がなくても製品登録ができるようになりました。またカラー入力も併せて廃止されました。

すごい進歩じゃないか。これまで新品でも登録できない製品ばかりを買ってきたから、ずっとニコンに嫌がらせされているような気がしていた(笑)。「登録コード」の入っている製品こそがニコンが買って欲しい製品で、そうでない製品は所有していることすら否定されているような気がしていたのだ。

私が製品登録していたものは、SUPER COOLSCAN 5000 EDとニコンクリーニングキットプロとNikon Capture 4とCOOLPIX 2500とスピードライト SB-30だけだった(笑)。あとは新品で買ったのに「登録コード」がないものや、中古で買って「登録コード」が分からないものばかりだった。これらに加えてD300sが登録されていて、これは中古で買ったのだが、付属品一式に「登録コード」の書かれた紙が入っていたので入力したら通ったのだった。だから、「登録コード」がなくても登録できるようになったのは私が中古でD300sを買ったときよりも後なんだろうな。

これで新品や中古で買ったのかに関係なく、ニコン製品を登録できますな。遅すぎないかこういうの。だって「誰がどういう製品を愛用しているのかって、現行品でも発売の古い製品の場合は知りたくないんだ、ニコンは」とずっと思わせていたのだから。

いくら値段の高い製品を新品で買っても発売開始時期が古かったりしてニコンが「登録コード」を添付していない製品は登録できず、他方で「ニコンクリーニングキットプロ」なんてカメラでもレンズでもない製品が登録できるっておかしいだろ。よく20年近くもこんなことやってたよなぁ。

まあやっと改めたのだからそこは評価しよう。今度手の空いたときに所有のカメラや(絞り環のある)レンズを登録してみるか。そして修理に出したときに「貴様、Haniwaだなっ(以下略)」(違)。


写真は記事に関係ない。
【写真1】神奈川県警中村町分庁舎(自動車警ら隊・機動捜査隊):Ricoh GR、18.3mm(35mm版28mm相当)、F5.6、1/160秒、プログラムAE、ISO-AUTO(ISO 100)、AWB、画像設定:スタンダード、スポットAF中央1点

オールドレンズの雰囲気重視、レイクォール国産マウントアダプター(Impress Watch) ― 2021年05月06日の作例のすぐ近くで、富士・カラーネガフィルム「PRO400H」120の出荷終了時期を“予想以上の注文のため”前倒し ― 2021年05月19日の作例の旧神奈川県中央衛生試験所の隣の敷地が神奈川県警察中村町分庁舎になっている。以前は神奈川県警察学校だったところだそうで、こちらもかなり古い建物となっている。

【写真2】神奈川県警中村町分庁舎(自動車警ら隊・機動捜査隊):Ricoh GR、18.3mm(35mm版28mm相当)、F5.6、1/160秒、プログラムAE、ISO-AUTO(ISO 100)、AWB、画像設定:スタンダード、スポットAF中央1点、等倍で切り取り

自動車警ら隊と機動捜査隊の入口の写真を撮ったときには気づかなかったが、帰宅してPCで等倍で鑑賞すると、ちゃんと中から2名の人がこちらを伺っている(【写真2】参照)。さすが警察ですな。頼もしい。

コメント

_ ノラ猫軍将軍山本ミケ六 ― 2021年06月03日 16時00分39秒

>「ニコンクリーニングキットプロ」なんてカメラでもレンズでもない製品が登録できるっておかしいだろ。よく20年近くもこんなことやってたよなぁ。
>今度手の空いたときに所有のカメラや(絞り環のある)レンズを登録してみるか。

どれぐらい前のでもOKなんでしょうね、
しかし20年近くというとレンズ政策がアレだった時代と重なるなぁ。

>そして修理に出したときに「貴様、Haniwaだなっ(以下略)」(違)。

それは安心していいです、
とっくの昔に写真入りの手配書が…。

>帰宅してPCで等倍で鑑賞すると、ちゃんと中から2名の人がこちらを伺っている

ぜんぜん別の所からも常時Haniwa氏は監視されていますので安心してください……おはようから次の日のおはようも常に見てます……

_ とうほく人 ― 2021年06月03日 23時14分30秒

とは言いましてもラインナップはZレンズばかり。
F6や1マウントとFマウントも同じく過去帳に入れられてしまうのでしょうか。現在D850かZわ買うならいっそソニーか、と長年のNikon信仰がぐらついているところです。
信じ甲斐もないですし。
因みに現在、Nikonの株価が上がってることをご存知でしょうか。
これだから株はお金で遊んでる、と言われてしまうのかと考えてしまいます。

_ みっち ― 2021年06月05日 12時33分00秒

関係ない話題ですみません。
赤城さんが、ライツミノルタCLを特集しています。
ttps://dc.watch.impress.co.jp/docs/column/akagi/1329452.html

>最近になってこれらを購入した人が続出しているのです。同業者をはじめカメラ好きの
>編集者、さらにはライターさんと複数人に及んでいます。みんなで示し合わせたわけ
>でもないのに同時期に偶然こういうことが起こるのはとても不思議なことです...

いやぁ、なんと、この不肖みっちも、昨年春に購入しておりますからねぇ。(笑)やっぱり巷では期せずして流行っているのでしょうか。値段も手頃だし。
はい、ライカCL(みっちのはライツミノルタCLのライカ版)はいいですよ。当時の日本製コンパクトカメラと似たようなサイズですが、ちゃーあんとMマウントレンズが使えます。コシナのコンパクトなレンズを付けると死ぬほど似合います。(笑)そして軍艦部には燦然と輝く「Leitz WETZLAR」の文字、あーっもう写真なんて全然撮らなくてもオーケーなのであります...(爆)

_ Haniwa ― 2021年06月10日 08時30分21秒

■ ノラ猫軍将軍山本ミケ六閣下
お返事が遅れてすみません。

>どれぐらい前のでもOKなんでしょうね、
>しかし20年近くというとレンズ政策がアレだった時代と重なるなぁ。

「登録コード」はなくなりましたが、プルダウンメニューにないカメラ・レンズは登録できないので、今度調べてみます。

ニコンはFM3A切った頃からアクセサリーもすぐになくなるし、なんか昔のイメージだけで食ってる会社になってますよねぇ。新しいレンズの性能はいいのかもしれませんが、そのレンズだけじゃ撮れませんからトータルで見ないといけませんし。

>>そして修理に出したときに「貴様、Haniwaだなっ(以下略)」(違)。

>それは安心していいです、
>とっくの昔に写真入りの手配書が…。

えっ?マスクしてスヴェンソンでもバレてます?

>>帰宅してPCで等倍で鑑賞すると、ちゃんと中から2名の人がこちらを伺っている

>ぜんぜん別の所からも常時Haniwa氏は監視されていますので安心してください……おはようから次の日のおはようも常に見てます……

ああ、せっかくスマホの電源もOFFにして金属製の缶に入れて遠回りして移動したのに(違)。これでワクチン打ったら5Gに接続されてますます…(違)。

_ Haniwa ― 2021年06月10日 08時40分59秒

■ とうほく人様
>とは言いましてもラインナップはZレンズばかり。
>F6や1マウントとFマウントも同じく過去帳に入れられてしまうのでしょうか。現在D850かZわ買うならいっそソニーか、と長年のNikon信仰がぐらついているところです。

私も35mmフルサイズのデジカメはほしいと思いつつ、ずっと様子見です。

ニコンもFTZをもっとたくさん作ってくれればいいんですが、品薄ですしセット販売もやめましたし、新品のFTZの在庫が少ないので中古のFTZも安くないです。何も悩まずにニコンZにいける状況ではないんですよね。従来のニコンユーザーが移行を躊躇するような状況を自ら作ってどうすんでしょうね。
FTZたくさんあるとZレンズ売れないみたいな短絡的な発想しかできないんですかねぇ。まあレンズ底蓋のLF-4が品薄になったりするような会社ですからね。

>信じ甲斐もないですし。

簡単に切り捨てられますよね。

>因みに現在、Nikonの株価が上がってることをご存知でしょうか。
>これだから株はお金で遊んでる、と言われてしまうのかと考えてしまいます。

繰り返し流れる国内生産撤退とかのニュースも、投資家からするとそれがコストダウンになるならば株価が上がる要素ですよね。海外生産がリスキーだとは判断されないんでしょうね。

投資家といいますか投機家は、その企業が持続的に繁栄することなんか考えていませんからね。いまこの瞬間に株価が上がればいいという判断です。大黒柱の部門を売り飛ばしても株価が上がるなら大歓迎の世界です。

_ Haniwa ― 2021年06月10日 08時50分46秒

■ みっち様
>関係ない話題ですみません。
>赤城さんが、ライツミノルタCLを特集しています。
>ttps://dc.watch.impress.co.jp/docs/column/akagi/1329452.html

いえいえありがとうございます。

>いやぁ、なんと、この不肖みっちも、昨年春に購入しておりますからねぇ。(笑)やっぱり巷では期せずして流行っているのでしょうか。値段も手頃だし。

おめでとうございます!\(^o^)/\(^o^)/」\(^o^)/
まだM6が手頃な値段だったときは、CLは距離計の基線長が短いだの、マウント開口部から露出センサーがモロ出しで下品だのいわれていましたが(笑)、実用的にはなんの問題もないですし、デジタルと併用する際には重たくて嵩張るフィルムカメラは面倒くさいです。値段が手頃になってコンパクトさが光るようになったんでしょうね。レンズもアダプターでミラーレス機と併用もできますし。α7cと両方持って行っても苦にならない感じですよねぇ。いいなぁほしいですよねぇ。

>はい、ライカCL(みっちのはライツミノルタCLのライカ版)はいいですよ。当時の日本製コンパクトカメラと似たようなサイズですが、ちゃーあんとMマウントレンズが使えます。コシナのコンパクトなレンズを付けると死ぬほど似合います。(笑)そして軍艦部には燦然と輝く「Leitz WETZLAR」の文字、あーっもう写真なんて全然撮らなくてもオーケーなのであります...(爆)

40mmだとちょっと画角が狭いなあというときにコシナの28mmのコンパクトなのを付けたりするともうたまりませんね。

Leitz WETZLAR、(;´Д`)ハァハァ

ライツミノルタCLの価格が上がりませんように。ほしいなぁ。どこかの路地に「Haniwaさんへ」と書いて落ちてませんかねぇ(笑)。拾うと上から網が落ちてきて捕まりそうな気がしますが(笑)。

_ みっち ― 2021年06月10日 11時53分48秒

みっちも、昔はライツミノルタCLなんて、「ケッ」とか思っていたのですが(笑)、今の時点で考えると、なかなか良いのです。すでに半世紀経ってますけど、純機械式のカメラですから、まだまだ使えそうです。

ここにミノルタで実際にライツミノルタCLの設計に携わったエンジニアの方のサイトがあります。
なかなか興味深いです。ライツとミノルタの提携は1971年で、CLは1973年の発売なのですが、すでに1969年からライツのエンジニアが来日して、ミノルタ側と作業をしていたことが分かります。
ttp://tabikaseki.jp/leitzminolta.html
そして、このカメラは完全にドイツの設計で、ミノルタでは(製作図面は引き直しているが)製造のみの担当であったことが分かります。

このため、ライツミノルタCLはいい意味でも悪い意味でも日本のカメラっぽくなく、「舶来」の感じがぷんぷんするのです。後のミノルタCLE(これは典型的な日本製品)とはかなり違いを感じます。

_ Haniwa ― 2021年06月10日 13時40分10秒

みっち様
>みっちも、昔はライツミノルタCLなんて、「ケッ」とか思っていたのですが(笑)、今の時点で考えると、なかなか良いのです。すでに半世紀経ってますけど、純機械式のカメラですから、まだまだ使えそうです。

半世紀経っても生き残っているのはやはり名機ですよね。

>ここにミノルタで実際にライツミノルタCLの設計に携わったエンジニアの方のサイトがあります。
>なかなか興味深いです。ライツとミノルタの提携は1971年で、CLは1973年の発売なのですが、すでに1969年からライツのエンジニアが来日して、ミノルタ側と作業をしていたことが分かります。
>ttp://tabikaseki.jp/leitzminolta.html
>そして、このカメラは完全にドイツの設計で、ミノルタでは(製作図面は引き直しているが)製造のみの担当であったことが分かります。

あう、そんなサイトを見たらCLがほしくなってしまうじゃないですかぁああ。

そこのサイトで一番気になったのは、「ライツ技術者(クルツベルク夫妻)と」というキャプションの付いた写真で、男性が日本の旅館のものらしきおそろいの浴衣をきているのに、私服のままでかつ腕組みをしてカメラを睨んでいる白人の女性(クルベルクさんの奥さん?)の方ですね。これ、あとで奥さんに何らかの理由で責められるパターンですわ(泣)。いや注目点は本来そこじゃないはずなですが(笑)。

>このため、ライツミノルタCLはいい意味でも悪い意味でも日本のカメラっぽくなく、「舶来」の感じがぷんぷんするのです。後のミノルタCLE(これは典型的な日本製品)とはかなり違いを感じます。

いい出 合 い (←多分NGワード)があればライツミノルタCLを迎えたいですねぇ。ああほしいなぁ。

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