AI Micro-Nikkor 55mm f/2.8Sが届いた、シリアルNo.は… ― 2021年06月01日 00時00分00秒
皆様、もうAI Micro-Nikkor 55mm f/2.8Sが届いた!\(^o^)/\(^o^)/\(^o^)/
そして、なんとシリアルナンバーは814488(※)だ。
※【追記:2021年6月17日】おそらくニコンダイレクトで販売した最後のAI Micro-Nikkor 55mm f/2.8Sだろうからシリアルナンバー解禁した。モザイク掛けた写真もモザイク無しと入れ替えた。【追記ここまで】
Nikon Lens Versions and Serial Nos:55-60mm Microによると、確認されているAI Micro-Nikkor 55mm f/2.8Sの最終シリアルナンバーは、813702だ。買ったAI Micro-Nikkor 55mm f/2.8Sはそれよりも700番以上後ろだ。現在確認されている最終ナンバーかもしれない(下2桁隠しててすまん)。
あと、付いていたキャップは最新のLC-52で、底キャップも最新のLF-4だった。商品販売ページには付属品に「裏ぶた LF-1」とあったので、ちょっと心配だったのだ。
あと、目を惹くのはピントリングに「オレンジマーク」と呼ばれるマークが印字されていることだ。他の距離指標などは刻印に塗料が流し込んであるが、この「オレンジマーク」だけはプリントだ。最近の金属製フードや純正フィルターなどと同じで、「オレンジマーク」だけ塗料の厚みで盛り上がっている。AI Micro-Nikkor 55mm f/2.8Sの「オレンジマーク」は10の数字が入っている。
この「オレンジマーク」は、中国の環境汚染に関する「電器電子製品有害物質使用制限管理弁法」という法律に基づくものだそうだ。
「中国版RoHS」と呼ばれるオレンジマーク、数字が示す特別な意味(日経 xTECH)
オレンジマークは、特定の有害物質が基準値以上の製品に付けられるマークである。中国の環境汚染に関する「電器電子製品有害物質使用制限管理弁法」という法律に基づく。
丸形の中に書かれた数字は、使用期限を年数で表している。使用期限とは、有害物質が含まれているが、その年数以内であれば有害物質が漏れ出したり、変化したりして人体などに害を及ぼさないことを指す。製品のジャンルごとに使用期限が決まっている。例えば、ネットワーク機器は50年、プリンターは15年、デジタルカメラは10年である。
指定された化学物質は、(1)鉛またはその化合物、(2)水銀またはその化合物、(3)カドミウムまたはその化合物、(4)六価クロム化合物、(5)ポリブロモビフェニル(PBB)、(6)ポリブロモジフェニルエーテル(PBDE)の6種類。基準はカドミウムが重量比で0.01%以下、そのほかの物質は0.1%以下となっている。この基準は日本のJ-Mossグリーンマークと同じである。
なお、オレンジマークが付いた製品は国内でも多数販売されている。中国版RoHS指令とも呼ばれる前述の法律に基づくマークだが、EUのRoHS指令では基準値を超えた製品を販売できない。使用期限さえ示せば、基準値を超えても販売できる点が大きく異なる。
あと、MFニッコールなので当然Made in Japanである(ピントリングの下の鏡筒で銀リングの近くに刻印してある)。
では、作例等はじっくりと…。現場からは以上です。
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