楽天モバイル、自宅では楽天回線44011がバリ5 ― 2021年03月06日 00時00分00秒
楽天モバイル Rakuten WiFi Pocket 契約してみた ― 2021年03月05日のつづき。Rakuten WiFi Pocketと楽天SIMが届いたのでさっそく使ってみた。いまこのブログを書くのにも楽天回線を使ってみている。
Rakuten WiFi Pocket は、使い始めにバッテリーを充電しなければいけないのだが、附属の充電器とUSBケーブルをつなぐとバッテリーマークが最小値から満タン値までシーケンシャルにピロピロと伸び縮みするだけで、今現在いくらの電池があるのかわからない。機種によっては、半分電池があるところから充電始めると、半分の値のところからシーケンシャルに電池残量がピロピロと伸び縮みして、半分から充電していることが分かるものがある。しかし、Rakuten WiFi Pocket は電池残量にかかわらずずっと最小から最大までピロピロと電池マークが伸び縮みしていて、あとどれぐらいで満充電なのかも分からない。なんだかなぁ。 Aterm MR04LNなんか何%って数字で出てたのに比べたら、4本の線で電池マークを表しているRakuten WiFi Pocket は二重に駄目駄目ですな。
さて、充電が終わって、SIM装着のまま電源を入れる。一瞬圏外マークが点いた後に、アンテナマークが5本立って4Gと表示されている。問題はこの電波が楽天モバイルの基地局の電波なのか、パートナー回線のauの電波なのかだ(楽天回線なら無制限だが、パートナー回線の場合制約があるため)。
接続回線の確認方法としては、楽天回線とパートナー回線のどちらに接続しているかを確認したい(楽天モバイル)に書いてあるとおり、Rakuten WiFi Pocket では確認できない。またmy楽天アプリをandroid端末に入れると確認できるとあるが、それはそのandroid端末に楽天のSIMが入っている場合のことであって、Rakuten WiFi Pocket にSIMを入れてそこにandroid端末をつないでも、今どこの回線につながっているのかは表示されない。
そこで、楽天回線に固定でつなげる方法として紹介されている方法の一部で、現在地でそのRakuten WiFi Pocket が掴める基地局一覧を表示させると、だいたいの基地局がわかるらしいので、それで確かめてみた。全部の結果は鉄製の雨戸を閉めた状態。
このRakuten WiFi Pocket を使う予定の家人の部屋(木造一戸建て2階)でそれを表示させると【写真1枚目】のようになる。
なんと、楽天モバイルの電波しか入ってきていない。それでいてバリ5(アンテナマークがバリバリで5本立っている)。パートナー回線のauすら入ってこない。これだとこの部屋で使う分には、パートナー回線につながることを気にせずガンガン使える。
何かの不具合で楽天回線しか表示されない可能性もあるので、部屋を移動してみる。同じく2階のHaniwa部屋だと【写真2枚目】のようになる。非常にたくさんの回線が入って来ているのが分かる。
1階のリビングでは【写真3枚目】のようになる。Haniwa部屋よりも少し少ない。
おそらく、うちから数百m離れたところのマンションの屋上に楽天の基地局があるのだと思う。最近のこのマンションの屋上の携帯基地局がかなり変更されて、マストが長くなったり、いままでなかったアンテナが増えたりしていたからだ。検索すると楽天モバイルの基地局は、Band3(1700~1800MHz帯)専用なので周波数が高くて波長が短いので短いアンテナでかつアンテナの裏に送信機部分がセットされているコンパクトなタイプのようだ。家からよく見るとそのマンションの屋上に以前はなかった楽天タイプに似たアンテナが立っている(短いアンテナの裏側に箱が付いている)。以前からあるほかのアンテナはもっと長い(おそらく800MHz帯用)。
以上のようにHaniwa家ではどこに行っても楽天モバイルの電波が強く入ってきているようなので、Haniwa家で使う分には楽天モバイルはデータ量を気にせずに常時接続的に使えるようだ。これで家族が皆家に居ても回線を分散させて使える。
なお、自宅での楽天モバイル回線の回線速度は下りが50~10Mbpsだ。昨晩は50Mbpsたたき出したが、いま土曜日の昼前は下り30~10Mbpsだ。まあうちのADSLよりは十分にはやい。上りの方はいつ測っても30Mbps前後だ。
あと、今回のRakuten UN-LIMIT Vの契約は、開通翌月末日までに
・「Rakuten Link」を用いた発信で10秒以上の通話
・「Rakuten Link」を用いたメッセージ送信の1回以上の利用
の2条件を満たすと、楽天ポイントを5000ポイントもらえるらしい。
Rakuten UN-LIMIT Vお申し込みキャンペーン 最大25,000円相当分をポイント還元
それをするためには、手持ちのスマホに楽天SIMを入れて「Rakuten Link」をインストールする必要がある。自分の持っているHUAWEI P20 liteでは一部機能しか使えないようなのだが、検索するとP20 liteで「Rakuten Link」を使えている人がいるようなので、ポイントゲットのためだけにやってみようと思う。
問題は、Rakuten WiFi Pocket は標準SIMなので、 P20 liteにSIMを入れるためにはnanoSIMにしないといけないところだが、楽天のSIMはマルチSIMで切り取り線が入っているのでnanoSIMにするのは問題ない。またnanoSIMにしたあとにRakuten WiFi Pocketで使うためにアダプターを使用しなければいけなくなるが、Rakuten WiFi PocketはスライドしてSIMを差し込むタイプ(クリックなどがなく抜くときも押して飛び出るのではなく単に抜くだけ)なので、アダプター使用でSIMが引っかかったりすることはなさそう。
そこで問題なのは、Aterm MR04LNでの使用だ。MR04LNはmicroSIMで、かつアダプターを使用すると引っかかって内部の接点が捲れて壊れてしまうという厄介な製品だ。私もnanoSIMをアダプターで使っていたときには壊さなかったのだが(段差にテープを貼っていた)、P20 liteにSIMを移した後に、MR04LNにアダプターだけを入れておいたら抜くときに引っかかって壊した。
だから、標準SIMをmicroSIMにカットした状態にしてそれ以上に小さいnanoSIMにはしないでおこうと思っていたのだ。5000ポイントゲットのためにnanoSIMにカットしてしまうか、5000ポイントを諦めてMR04LNで安全に使えるmicroSIMにすべきか迷うところだ。
楽天SIMをMR04LNで使うメリットはそんなになさそうなので(WiFiルーターとしての性能は明らかにRakuten WiFi PocketよりもMR04LNの方が上だが)、nanoSIMにカットして5000ポイントもらった方がよさそう。
以上のようにMR04LNはmicroSIMであるだけでなく、SIMに段差があると引っかかって接点を壊す・SIMが出てこないという重大な欠陥があるので、今から買うならばnanoSIMのMR05LNの方が絶対によい。MR04LNの方が少し安かったり、海外での対応バンドが少し多いが、それに目が眩んではいけない。nanoSIMのMR05LNでもSIMが引っかかる可能性のあるSIM格納方法は変わらないが、いまのところnanoSIMよりも小さいSIMはなく、MR05LNでSIMアダプターを使う可能性はないからだ。
Haniwa家でRakuten WiFi Pocketを使う分には楽天の電波がよく入るから問題はないものの、もしMR04LNの方が感度が高いなどの性能差があった場合には、出先で楽天の電波が弱いとすぐにパートナー回線の方につながってしまう可能性はある。しかし、HUAWEI P20 liteとAterm MR04LNとでドコモ回線のつながり具合を比較した場合、明らかにHUAWEI P20 liteの方が感度が高いので(公共ではない地下室などで体感)、MR04LNの感度は他に比べて特に高いということはないのではないかと思っている。
5000ポイントゲット問題がなければRakuten WiFi PocketとMR04LNの比較もしてみようかと思っていたが、やめておく。MR04LNは封印だな。もたいなかったな。MR04LNはmicroSIMであることは別にいいけど、プッシュしたら飛び出して抜くタイプのSIM差し込み方法でなければ問題なかったのに。
【追記:2021年4月1日】
追記が遅れたが、MR04LNは家族の別名義で契約した楽天モバイルSIMで運用中。楽天モバイルSIMをMR04LNとクレードルで自宅固定回線にしてみた ― 2021年03月16日参照。
【追記:2021年6月10日】
楽天モバイル Rakuten WiFi Pocket 契約してみた ― 2021年03月05日
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【関連追記:2021年7月12日】
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