富士フイルムXF27mmF2.8が絞り環付きにリニューアル ― 2021年01月29日 00時00分00秒
なぜか富士フイルムのデジタルカメラにはほとんど触れない当ブログだが、リニューアルで絞り環が付いたとなると触れないわけにはいかない。APS-Cセンサーを採用するミラーレスカメラXシリーズ用の交換レンズ「フジノンレンズ XF27mmF2.8 R WR」を3月に発売するのだそうだ。
富士フイルム、41mm相当の薄型レンズ「XF27mmF2.8」をリニューアル(デジカメWatch)
製品名に「R」とあるとおり、絞りリングを搭載。2020年11月に同じくリニューアルモデルとなったXF10-24mmF4 R OIS WRと同じように、GFXシリーズレンズで採用実績のあるA(オート)ポジションのロック機構つきとなっている。また防塵・防滴・-10度の耐低温構造も採用しており、7カ所にシーリング処理が施されているという。これらの変更に伴ってか、質量は84gと前モデルより6g重くなっている。
製品名に「R」が付くと絞りリング付きなのか。すると「W」は環(わ)なのか(違)。
フジツボ形のフードもよい感じですな。
リニューアルでレンズに絞り環が付くということは、そういう需要があるということなのだろうか。富士フイルムのXシリーズはまったく見ていなかったので、この絞り環が付くことでレンズ単体で絞りが動かせるのかが気になったのだが、レンズの説明書を見ても分からなかった。
Xシリーズでは「被写界深度確認」ボタンというのがあって、それを押したときに絞り込まれるようなので、普段は絞り開放になっているようだ。個人的にはレンズ単体で絞り操作ができるという意味での絞り環に意義を見いだしているのでちょっと残念な気もするが、レンズには絞り環が必要というメーカーが増えているのはありがたい。この流れは加速すると思う。
写真は記事とは関係ない。
JR鶴見線浜川崎駅ホーム:Huawei P20 lite(ANE-LX2J)、3.81mm(35mm版26mm相当)、F2.2開放、1/373.8秒、ISO50、プログラムAE、AWB
これはプログラムオートで撮ってきれいに撮れているが、電車が入ってきてホームが暗くなったのでP20liteのPROモードで露出補正した方の写真は、露出補正のタップするところが小さく、補正量も変な目盛りをタップしないといけないのでとっさに補正量を変更できずにうまく撮れなかった。
P20liteの写真は、下手をするとNikon D300S + AF-S DX NIKKOR 18-55mm f/3.5-5.6G VR よりもきれいに写っているが、こういう咄嗟の補正などにはあまり向いていない。カメラの形をしてダイヤルやボタンがあるGRやD300Sにはそれなりの意味があるのだと思う。
そういう意味でも、レンズにリニューアルで絞り環付けた富士フイルムの英断を称えたい。富士のXシリーズちょっと調べてみようかなぁ。
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